「クズ二号(2)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

クズ二号(2) - (2011/02/26 (土) 20:58:06) のソース

-[[クズ二号(1)]]の続きです

&bold(){836 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 04:14:17.58 ID:PEjzdKB+O [2/15]}

 私の寮は四畳半、ロフト付きアパート。
 女の子は8畳一間のマンションへ入りました。
聞くと家出してて家族はキャバで働く事を知らないと言う事です。ちなみに19歳。
「飲みに連れてってくださいよ~」
軽い感じの会話から、仕事の後にアフターと言う事にして、2人で居酒屋へ、そして彼女のマンションへお邪魔する事となります。
シャワーを浴びた後、2人で布団へ入り、最初は嫌がる素振りを見せるものの、長くキスをしている間に受け入れる様に結ばれました。 
急ですし、ゴムなんてありません、その場に流されやすい私は
「何かあったら責任取るから・・」
と完全中出しです。初めて一緒に飲みに行った子ですが、妄想しやすい私は、この子を幸せにする為にこの店に来たのかな?なんて事を考えてました。
彼女は家出してる身ですから、ちゃんと荷物を持って引っ越しなんてしていません。
まずカーテンがありません、テーブルも無いんです。エッチしながらも、完全に外の景色が丸見えなんです。そこで私は・・・


&bold(){838 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 04:44:21.22 ID:PEjzdKB+O [3/15]}

「カーテン無いとやばいよね、俺の持ってくるよ、テーブルも持ってきて一緒にすんじゃう?」
「そんな事して大丈夫なの?店にバレたらクビになっちゃうよ?」
「バレたらバレたで何とかなるよ」
…実際にバレたら何ともならないんです。完全にクビ確定です。借り上げアパートで一般住民も住んでいたのですが、同じアパートに同じ職場の先輩が2人
住んでたんです。
ある日、先輩が
「仕事終わったら、お前の部屋で飲もうぜ」
「いや~何も無い殺風景な部屋ですから、外で飲みましょうよ」
「飲んで帰るのかったるいから、今日は部屋にしよう」
やばいんです、引っ越ししてすぐその先輩は私の部屋に来てるんです。そして、カーテンもテーブルもハッキリと見られてるんです。その後、テレビも彼女の
部屋へ持っていきました。それが今は彼女の部屋へ移動してる訳ですから、私の部屋はどう見ても不自然なんです。しかし、断りきれず、先輩はたまにしか帰
らない私の部屋へ来る事となります。
「でも部屋行くの久しぶりだよなぁ」
「そうですね~」
もう、入ったら何言われるか…バレたらクビ確定ですからドキドキです。
そして、コンビニで買ったビール、つまみを持って不自然な私の部屋へ入る事となります・・・


&bold(){840 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 05:23:34.97 ID:PEjzdKB+O [4/15]}

扉を開き、私に続いて入ってくる筈の先輩が立ち止まりました
「お前、なんだこの部屋?テーブルどうした?」
まだカーテンにもテレビにも気付いていません。ただ、先輩も普通の人ですからすぐに気付きます。
「おい、テレビもカーテンもないぞ、何があったんだよ」
店の子の部屋へ持ってっちゃいました、なんて事を言ったら大変です。
「いや~、友達が引っ越しするって言うんですけど、金が無くてカーテンもテーブルも買えないって…自分は夜中帰ってきて、昼間は寝てるだけですから、
いらないかなって…ハハハ」
私は無理やり笑って誤魔化したつもりでしたが、先輩の目は笑っていません。
「本当か?そこまでやるか普通?」
普通はやりません、そこに住んでいたらの話ですが…しかし、私がそう言い切ってるわけですから、そこで話は終わり、飲み始め、やがて先輩は同じアパ
ートの部屋へ帰っていきました。
私は自分の荷物を移動した、彼女の部屋へ戻っていきました。
「先輩大丈夫だったの?」
「いや、かなり疑ってたよ、荷物が何もないんじゃ当然だけどね~」
酔わない様に控えて飲んでいたんですが、酒が入ってますし、やりたくてしょうがないんです。そして毎日の様にエッチしてました。当然中出しで、彼女も嫌
がらず受け入れてくれていました。真剣に先の事を考えず、何とかなるさ…と競馬を忘れ楽しい日々を過ごしていました。
競馬で散々作った借金を悪徳弁護士に払い続けている事も忘れて・・・


&bold(){841 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 05:48:19.08 ID:PEjzdKB+O [5/15]}

そんな楽しい日々を過ごしていたある日、
「毎月10万払ってるけど、まだ全部和解してないんだよな・・」
「おいおい、よく考えたら俺は弁護士にいくら払ってんだ?おかしいだろ・・」私は弁護士へ電話をする事にしました。 
「あの~、結構払ったと思うんですけど、いつまで払うんですか?減ってるんですか?」
「決まった会社は月々ちゃんて減っていってますよ、まだ和解してない会社もあるので、引き続きお願いします」
「いや、和解してる会社の合計って月々三万位ですよね?残り7万はどうなってるんですか?かなり長く払ってるんですが?」
「いや~手数料ですよ・・」そこで私は普通じゃない手数料を払っている事に気付きました・・・


&bold(){849 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 08:27:17.09 ID:PEjzdKB+O [6/15]}

「手数料って、どれだけ払えばいいんですか?かなり払ってますよね?」
私が食い下がると
「若い人はなんでも疑って掛かるから困るんですよね!どうします?辞めます?直接あなたに請求きますよ!もちろん利息も請求されますよ!」
態度が急変しました。
「こんなんじゃ、やってられないですよ!辞めますよ!」
ケンカ越しで電話を切りました。どうなってるのか良く分からず、消費者センター?だったか、電話して経緯を話すと
「神田の〇〇弁護士事務所ですよね、もう支払わない様にしてください」と・
和解してないところもあるし、してる所もどうやって払えばいいんだ?
とりあえず、直接何かしらの連絡あるだろう、待つしかないな・・・
なんか、もやもやした気持ちが残りましたが、今は秘密の彼女との生活もありますし、次第に忘れていきます。
私は住民票を移して無かったのです。ある時、実家から店に連絡が入りました。「裁判所から書類が来てるけど何これ?あとサラリ金会社からも手紙が来てるし、変な電話も掛かってきてるし、あんた何かやったんじゃないでしょうね?」
何もやってないのに裁判所から書類なんてくる訳ないんです。借りてもいないのにサラ金から電話なんてくる訳ないんです。ただ、思いもしない電話だったの
で・・・・


&bold(){851 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 08:51:03.66 ID:PEjzdKB+O [7/15]}

「何それ?何かの間違いなんじゃないかなぁ、とりあえず時間作って、一回戻るよ」
やばい・・ばれた・・裁判所って和解してない会社確定だよな・・詐欺みたいな事して100万位買い物しちゃってるよ・・・・トータルいくらだ?300万位いっちゃってるか・・・
動揺しまくりです、規則の厳しい店だし、どんな理由つけて実家に帰るか?
とにかく理由を考えないと・・・
「今日さぁ、実家から連絡あって、おやじが具合悪くて入院したみたいなんだ、結構悪いみたいで、近い内に店休んで見舞いにいっ
てくるよ」
敵をあざむく為には、見方から・・そんな気持ちで彼女に話しました。
彼女の返事も私の中では、確定してました。
『心配だね、早く行ってあげたほうがいいよ』
と言って来る筈だったんです、そして
『すぐ店にも事情を話して行ってくるよ』
と私の返事も用意してました。ところが帰ってきた返事が・・・


&bold(){853 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 09:38:01.24 ID:PEjzdKB+O [8/15]}

「私も行こうかなぁ?」
な・ん・で?なんなんだ、その返事は?
おやじは入院なんてしてないし・・知られなくない借金の事でいくんだよ、俺は・・・
「まだわかんないけど、来ないんだ~、一度会っておきたいって思ってたし」
想像もしてない発言をしながら、笑ってるんです。
来ない??女の子が来ないって言ったら・・一度会っておきたいって・・・
初めて部屋に行った時に、確かに『何かあったら責任は取るよ』なんて言っちゃってますし、ゴムなんて付けた事がないですから、
ありえない事ではないんですが、
『何?このありえないタイミングで何を言いだすんだよ・・』
無理だよ・・借金あるし・・この状態で結婚なんて想像も出来ない・・
だいたい店に
「実は付き合ってたんですよ~、今度結婚しま~す」なんて事を言ったらクビ確定、無職の父親一直線です。私に考えられる解決方法は、借金を返せるだけの
金を作り、尚且つ違う職場を探すまでの繋ぎの金も手にする・・・封印していた競馬で。


&bold(){856 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 10:09:06.98 ID:PEjzdKB+O [9/15]}

「出来たかもしれないんだ?店に言ったらやばいから内緒にしとこう」
「そうだね、でも母親になっちゃうのかなぁ・・」
ならなくていい~、頼むから、ただ遅れてただけって言う結末で神様お願いします!!
「会っとくのはいいけど、具合が良くなってからにしようよ、病院っていうのも何か変だし」
「・・・わかった、良くなったら絶対だよ」
良くも何も借金の事で、おやじを病人にしただけだから・・・頼むから頭を整理させてくれ、と言う思いで一杯でした。
この状況を脱するには、
とにかく金が必要・・・・やるしかない、本当にやるしかない、もし駄目だったら・・・
競馬の祭典
第63回 日本ダービーが間近に迫っている頃でした・・・
『川崎競馬、日ノ出町WINS、サラ金やら買取屋、そして弁護士・・・』
いろいろあったけど、楽しい日々が続いちゃうのかな~なんて呑気に考えていたのがいけなかったのか・・・・
運命のダービーの日がやってきます・・・


&bold(){857 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 10:50:50.56 ID:PEjzdKB+O [10/15]}

ここで、日本ダービーを迎える前に、私が自分で描いたストーリーを書きます。今後こうなっていくんだなと信じ切っていました。
ここからは妄想ですので・『店にはおやじがやばい状態って言っちゃったけど、やるしかなかったんだよなぁ。彼女も喜んじゃっ
てたし、責任取るなんて言ったけど、本当にそうなっちゃうとは、彼女と結婚するのは運命だったんだな、借金も無くなったし、次の仕事を探すまでの繋ぎの
金も出来たし、昼のちゃんとした仕事を探して頑張るしかないかなぁ・・・
でも日本ダービー外してたらと思うと寒気がする。今まで負けてたから、勝たせてくれたんだな。もうあんなドキドキは味わいたくないよなぁ・・』
こういう展開になる筈だったんです・・私の中では間違いなく・・・
第63回 日本ダービー
1人気ダンスインザダーク2人気ロイヤルタッチ 
3人気イシノサンデー
こんな並びでした。
1人気は武豊・・・そして私の買った馬券は・・・


&bold(){860 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 12:22:03.46 ID:PEjzdKB+O [11/15]}

わたしの予想はまず、武豊ダンスは必ず勝つ!
武豊ダービー初制覇!
そしてやったな、俺!
1番人気ですから、単勝なんて勝ってる場合じゃありません。問題は相手探しです、1点買いは危険だから2点に絞る事にします。
ただどう考えても
ロイヤルタッチ、イシノサンデーにたどり着いてしまいます。2、3番人気です。
『当たったとしても配当がなぁ・・』
『手を広げて、これで決まったら後悔するしな』
『・・自分を信じよう』
ダンス‐ロイヤル 30万
ダンス‐イシノ  15万
実はこの時
「これから、帰っておやじの様子見にいくんだけど、無駄使いしない様に定期にしちゃってすぐ下ろせないんだよね」
「そうなんだ・・・」
「何があるかわからないから、ちょっと多めに貸しといてくれない?」
出来るだけ多く金を集めないと、復活できない・・・彼女から15万を借り、私の30万と足して45万です。
『何してんだ俺は・・?』と言う思いと、
『外れたりしたら・・・
誰も知らない所にいこう』運命のスタートです・・


&bold(){862 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 12:51:00.74 ID:PEjzdKB+O [12/15]}

スタートして私の軸のダンスは3、4番手のいい位置に付けています。ロイヤル、イシノは中段・・・
さぁ直線です、逃げるサクラを直線半ば、武が交わします・・
ここで武の勝利は確信しました。後はロイヤル来い!イシノでもいい来い!と心の中で有りったけ叫んでました。
おい!ロイヤル!イシノ!と念じて念じて念じてる
そばから、武に並び掛けて来る馬が1頭・・・おいおいおい・・・完全に格下だと思っていた、ダービーがデビュー3戦目の
フサイチコンコルドが勝ってしまいました。
藤田伸二がガッツポーズしています。
『なんで、お前がガッツポーズなんだよ・・・武と俺の祝いの日だろうが・・』忘れもしません、膝から崩れ落ちる感覚を初めて味わいました、涙を堪えるの
に必死です。
『燃え尽きたよ、もういい、こんな馬鹿は灰になって消え去った方がいいんだ・・・』
「気を付けてね」って見送ってくれた彼女の顔が思い浮かびます。
…気を付けて、良く考えて買ったけど外れちゃった、エヘへ。
下ろせない定期預金はJRAでした、エヘヘ。
もう完全に私は壊れてしました。
しかし、ずっと座り続けている訳にもいきません・・


&bold(){875 / クズ二号 sage 2011/02/25(金) 14:25:10.36 ID:PEjzdKB+O [14/15]}

でも完全にやられちゃってる私は動く気力がありません。店には
「だいぶ、悪いところが見つかったみたいで・・・
2、3日は目が話せないって言われたみたいなので、3日程休ませてください」と言ってあるので、仕事へは行かなくて済みます。
問題は彼女です。
『こんな馬鹿じゃ不幸にするだけだ、いなくなろう』彼女は私の実家の連絡先を知りませんし、その当時、携帯電話を持っていませんでした。
店に事情を話して、私の履歴書を見られたら分かってしまうのですが・・・
もうこの時は
『おやじが死んでしまって、お袋ひとりなんで私が面倒みないといけなくなってしまいました』
店を辞める理由は確定です。おやじは普通に生きてますが・・・
2日後、まずは店にその旨を告げました
「大変だと思うけど、頑張れよ!荷物とかあるだろうし一回こっちには戻ってくるんだろ?」
「しばらく、ごたごたすると思いますので戻る時に連絡します」
…『大金競馬で無くして大変です。荷物は秘密の彼女の部屋へ大移動しました~、おやじは家でタバコ吸ってま~す』なんて本当の事を言ったらキチガイだ
と思われた筈です。
しかし、現実にその行為をしてしまったんです。
彼女の方へは・・・・


&bold(){71 / クズ二号 sage 2011/02/26(土) 17:50:23.16 ID:HA0GNhIUO [2/10]}

~~私は何度かの転職を経て、キャバクラのマネージャーとなりました。
ただ、その間に競馬で莫大な借金を作り、人に騙され、立ち直れる切っ掛けを掴んだ矢先に出会った彼女・・・・
おやじを重病人に仕立てあげ、見舞いに行くと嘘を付き
「気を付けてね」・・と見送られ、ドクターの居ないWINSへ・・・
読んでくれていた方はご存じだと思いますが、45万を無くしました。
放心状態の私は、おやじを故人に仕立て上げ、店をやめました・・・・
『まだ、来ないんだ~』
『母親になっちゃうのかぁ』
『一度、会っておきたかったし』
…店でおやじは死んだと聞かされた事でしょう・・・
ごめんね、普通に生きてるから。
そんな彼女を私は裏切ってしまうのです。
『彼女の部屋には、電話ないし、俺から連絡しなければ・・・俺なんか忘れた方が幸せになれるから・・』一番気掛かりなのは
『出来たのか?』
『遅れてだけだった~』の最高の結末なのか?
勝負に敗れ2週間が過ぎました・・・


&bold(){73 / クズ二号 sage 2011/02/26(土) 18:22:00.12 ID:HA0GNhIUO [3/10]}

「大分落ち着いたので、明日あいさつにお伺いします、給料って半端だと思いますが出るんですか?」
「出るよ、明日渡せるから・・・それよりお前、寮に荷物が殆んど無かったけど、どうやって生活してたんだ?」
やばい・・辞めたから俺はいいけど、彼女はまだ働いてるだろうから本当の事は言えない。
「あ、いや、もともと荷物少なかったんで・・人から見たら変ですよね、ハハ・」「・・・・・まぁ、いいや、じゃあ明日な」
寮住まいで着替えすら無い部屋はかなり異様だったと思います。
そして、私は池袋北口から店への道を恐る恐る歩いて行きました。
『まだ、キャストが出勤してくる時間じゃないから、彼女には会わない筈だよな・・・でも近くの寮だから会ったらなんて言えばいいんだよ・・」
……そして、無事に店へ着きました・・


&bold(){80 / クズ二号 sage 2011/02/26(土) 19:15:29.06 ID:HA0GNhIUO [6/10]}

店に行ってまず元同僚を見つけました。 
「頑張ってる?」
「おう、大変だろうけど気を落さず頑張れよ」
「おう、頑張るよ・・『イキテルケド』、キャプテンは?キャストはまだ出勤してないよなぁ?」
「まだ来ないだろ~、キャプテンは奥にいるよ」
「そういえば、〇〇ちゃんって頑張ってんの?」
「なんで?辞めたぞ、なんかあるのか?」
…やめた?やばい、やばい、何があったんだ・・え?・・想像すらしてない返事に戸惑いました。
「いや、別にないけど、アフターした事あったし、なんとなくさ、最近?」
「来なくなったのは、二週間前位かなぁ、電話来てそのまま辞めちゃったよ」
…『俺に連絡しようとしたのか・・もう連絡手段が何もないし・・子供は出来たのか?訳がわからない』
…キャプテンに挨拶をして、給料を受け取り店を出ました・・・


&bold(){82 / クズ二号 sage 2011/02/26(土) 19:44:24.22 ID:HA0GNhIUO [8/10]}

『辞めたってどういう事だ?子供はどうなっなんだよ?連絡手段なんて何もないし・・・すぐ連絡しようとしなかった俺への嫌がらせ?』
よく考えて頭を整理しないと・・・
私は気持ちを落ち着かせる為に近くのパチンコ屋に入りました。
こんな状況でも、打ちながら考えようとしちゃうんです、私。
バニーガールと言うパチスロ台に座りました
『あ、ズレた、入ったかな?ビックで良かった・』
…その後、追い金して呑まれ二万ちょい負けました。
私はこの時まだ無職、さっき手にした給料だって、
締め途中の為85000円。
何よりも競馬で作った借金があり、裁判も控えていたんです。
それに消えた彼女は何処へ行っちゃった?
負のオーラ満載で山手線に乗り帰っていきました・・


&bold(){90 / クズ二号 sage 2011/02/26(土) 20:27:02.09 ID:HA0GNhIUO [10/10]}

彼女が私の履歴書を見た形跡も無かったですし、これでお互い連絡手段は断たれました・・・
私はその後、借金和解の為、裁判所に三回行き、クレカ会社に呼び出され、ブランド財布、ゴルフボールを大量に買った訳を問いただされたりしつつも、借金を返すプランは出来上がりました。
そうして、月日が達ち、
私は高速道路のPA SA等に食品を納める会社に就職し、そこの事務員と付き合っていました。この間に私は念願のJRAのIPATに当選しました!競馬は毎週、パチンコ、パチスロとかなりやってました。
「明日の休みどこ行こっか?」
「ドライブしようよ、海がみたいなぁ~」
「平日だから、道空いてていいかもね・・・」
…『大井に行きたい、大井だったら海も見れるよな・・・』
「あのさぁ、海を見つつ、競馬場行ってみない?」
「ん~別に良いけど・・」まったく懲りてない私は彼女と大井競馬場へ向かいました・・・