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*仲間を探して ◆6CPRxrNuR. 「あはは……困った事になっちゃったなぁ……」 薄暗い部屋の中で力ない言葉が呟かれる。 おそらくは集会所か何かなのだろう、広い畳敷きの部屋。 その片隅で倉沢ほのか(女子十三番)は膝を抱えて座り込んでいた。 ほのかは普通の少女である。 確かに人より感受性と想像力が強く趣味で小説を書いたりもしている。 だが、ただそれだけだ。 こんな常軌を逸した状況に置かれた経験はないし、目の前で無残に人が殺されるのを見た経験もありはしない。 現状、彼女が取り乱してないのは、ただ単に『取り乱し遅れた』だけである。 人というものは不思議なもので周囲のパニックが感染してしまう事もあれば、 その逆に周囲の喧騒から取り残されて、不意に落ち着いてしまうという事もある。 倉沢ほのかもまた、周囲に取り残されてしまった人間の一人だった。 もちろん、クラスメイトの死というショックから、精神を守ろうという心の機能もあるのかもしれないが。 (そういうのって、確か防衛機制って言うんだっけ……?) 目前の暗闇を見つめながら、ほのかは心理学関係の本で仕入れた知識をぼんやりと思い出す。 この状況に現実味を感じられないのは、一種の逃避なのだろうか。 (でも仕方ないよね。こんな馬鹿げた事、ありえないよ) 一つのクラスを拉致した挙句に殺し合えなんてプロット、売れないラノベのレーベルでもやらないだろう。 だいたい、こんな殺し合いなんて成立するわけがないのだ。 人はそう簡単に人を殺さない。 好き、嫌いの感情があっても、それを殺意に昇華し、 さらに実行へと持っていくには嫌になるくらいの時間と労力が必要なのだ。 ただ他人に殺せと言われたからといって、従う人間はそうそう居ない。 法治国家の人間ならばなおさらだ。 それに…… 「みんなが殺し合うはずないよ……」 そう、1年にも満たない期間とはいえ、ほのか達は机を並べた仲なのだ。 そんなみんなが互いを傷つけ合い、殺し合う事なんてある筈がない。 ほのかはそう考えながら、部屋の反対側の置かれた物体へと目を向ける。 集会所の隅に無造作に放置されていた『それ』は、埃を被った外見とは裏腹にまだ使用できそうだった。 少しの逡巡の後、ほのかは意を決して立ち上り―― (誰も居ないわね) 抜き身の短刀――俗に言うドスである――を片手に長谷川沙羅(女子二十四番)は夜の街を歩いていた。 周囲を無表情にうかがい鋭い目つきを巡らせ、時折、手にした短刀を持ち帰る。 その様はまさに獲物を捜す猛禽類のようだった。 もちろん彼女の目的はまったくの逆だったが。 (ラト、くん。あなたの勇気に誓って、これ以上の犠牲は出させない。  あなたの仇は必ず取るから……だから、力を貸して) 自分に話しかけてくれた時のラトの顔を思い返しながら、沙羅は決意を強くする。 そのためにも、まずはクラスのみんなとなんとかして連絡を……と、不意に沙羅の耳に大きな音が届く。 夜の静寂を切り裂き、響いたそれは――クラスメイトの、少女の声だった。 『みんな聞いてぇー! わたし、ほのかよぉーっ!  いま、集会所にいるのぉーっ! みんな集まってぇー!』 ひんやりとした風の吹く集会所の屋上。 その縁の近くで、ほのかは声を張り上げ叫んでいた。 手にするのは集会所に放置されていた拡声器。 それの音量を最大まであげて、ほのかは周囲の空気を震わせる。 『警察もきっとすぐ来てくれるからーっ!  だから、それまでみんなで一緒に待ってようよーっ!』 倉沢ほのかは普通の少女である。 確かに人より感受性と想像力が強く趣味で小説を書いたりもしている。 だが、ただそれだけだ。 こんな常軌を逸した状況に置かれた経験はないし、目の前で無残に人が殺されるのを見た経験もありはしない。 だから、知り合いが知り合いを殺すという非現実から目を逸らす。 クラスメイトに襲われる可能性もあるという、現実から目を逸らす。 『わたしはいま、集会所にいるわーっ!  港の近くのクリーム色の建物よぉーっ!』 ここまで叫んで、ほのかは乱れた息を整える。 (こんな事なら何か運動とかしておけばよかった……) そんな風に考えながら、再び声を張り上げる。 『裕也くーん! はやく来てーっ! わたし寂し……』 不意に、屋上に続く扉が凄い勢いで開かれ、ほのかはその方向に目をやった。 そこに居たのは能面のような表情で……しかし、妙に目をぎらつかせた少女。 まるで何かに興奮しているかのように息を荒くし、肩を震わせている。 ちなみに右手には鈍く輝くドスが握られていた。 しばしの沈黙の後。 『いやぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!』 夜のしじまを少女の悲鳴が切り裂く。 そして、それを最後に集会所の周辺は静寂を取り戻した。 「うう、脅かさないでよ長谷川さん」 「……ごめんなさい」 涼しい風の吹く屋上に二人の少女の声がある。 涙目で抗議するほのかに、沙羅はただ固い表情で謝罪の言葉を繰り返していた。 「拡声器も落としちゃったし」 ほのかは愚痴をこぼしながら屋上の縁に視線をやる。 ここからでは見えなかったが、地面に叩きつけられた拡声器はおそらく無残な姿を晒しているだろう。 「でも、倉沢さんが落ちなくてよかった」 「ほんとにね」 その言葉に沙羅は申し訳無さそうにペコペコと頭を下げる。 ほのかはその様子に思わず笑みを浮かべながら……沙羅の右手に握られていた物へと視線を移した。 「それ、沙羅さんの武器?」 「ええ、驚かせてしまってごめんなさい。  それで、倉沢さんの武器は? まさか、拡声器だったの?」 再度の謝罪に気にしてないという風に首を振りながら、ほのかは自分に支給されたものを鞄から取り出す。 「これ。確か、ベレッタっていう名前の拳銃だったと思う。今の米軍が正式採用してるやつ」 「詳しいのね……ちょっと借りていい?」 「うん、まあちょっとね……でも、撃ち方なんてよく知らないし……」 そう言いながら、ほのかは銃を手渡す。 銃を渡された沙羅はしばらくそれをいじった後、ふいに顔を上げて言った。 「……これなら何とかなるかも。ねえ、これとこれ交換しない?」 「え? うんいいけど」 「……ありがとう」 沙羅はそう言いながらほのかにドスを手渡すと、そのまま落ち着いた手つきで銃をいじり始めた。 (何だろう、何かおかしい……) 妙に胸がざわつく感じがして、ほのかは首を傾げる。 そう、何かが頭の隅に引っかかるのだ。 魚の小骨がかかったような、妙な違和感。 「そろそろ、下におりましょうか」 銃をいじり終えたらしい沙羅がそう言い、こちらへと背を向ける。 その背中を見つめながら歩き出し……不意に、ほのかは違和感の正体に気がついた。 目の前の少女、長谷川沙羅は銃の扱いに妙に手馴れてないだろうか? 手先が器用だとかそういう事ではない。 拳銃という非日常に、目の前の少女はすでに適応しているように見えるのだ。 まるでそれを扱うのが当然だという雰囲気と言えばいいのだろうか? そんな空気にほのかは違和感を感じ取っていたのだ。 階段を降りながらほのかは考える。 自分は彼女の事を良く知らない。 長谷川沙羅がどういう人間なのか、ほのかはまったく知らないのだ。 彼女が転入してきて3ヶ月にも満たないのだから、当然といえば当然なのかも知れないが。 いや、そもそも……彼女の転入はタイミングが良すぎないだろうか? 彼女が転入してきて数ヶ月でこの状況だ。 何か関係があるのではないだろうか? そこまで考えてふと脳裏にさっきまで考えていた事が浮かぶ。 ……確かに知り合い同士で殺し合いなんて起きるはずもない。 じゃあ、知り合って数ヶ月にも満たないような人物もいたら? クラスメイト同士に不信感をばら撒くために暗躍したり、殺したりするような人物がいたら? そんな人物を若狭先生が事前に潜り込ませていたとしたら? (まさか……そんな事あるわけないよ……) ほのかは脳裏に浮かんだ考えを否定する。 しかし、どんなに取り繕っても、それは頭から離れそうにはなかった。 倉沢ほのかは普通の少女である。 確かに人より感受性と想像力が強く趣味で小説を書いたりもしている。 だが、ただそれだけだ。 こんな常軌を逸した状況に置かれた経験はないし、目の前で無残に人が殺されるのを見た経験もありはしない。 だからこそ、心に揺らぎが起きやすい。脆い心は容易に疑心に囚われる。 【F-8 住宅街/一日目・深夜】 【女子十三番:倉沢ほのか】 【1:わたし(達) 2:あなた(達) 3:○○さん、○○くん(達)】 [状態]:良好、軽い不信 [装備]:ドス [道具]:支給品一式 [思考・状況]  基本思考:みんなで集まって救助を待つ  0:長谷川さんって……  1:裕也くんに会いたい [備考欄] ※沙羅が主催側の人間ではないかと少し不信感を抱いています 【女子二十四番:長谷川沙羅】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○さん、○○くん(達)】 [状態]:良好 [装備]:ベレッタM92(15+1/15) [道具]:支給品一式、予備マガジン×3 [思考・状況]  基本思考:みんなを助ける、ラトの仇をとる ※拡声器が集会所の前に落ちています。まだ壊れていない可能性もあります。 ※ほのかの放送がF-8一帯に響きました。隣のエリアくらいにまでは聞こえているかもしれません。 *時系列順で読む Back:[[Two Face]] Next:[[キューブ]] *投下順で読む Back:[[Two Face]] Next:[[キューブ]] |&color(cyan){GAME START}|倉沢ほのか|| |[[試合開始]]|長谷川沙羅||
*仲間を探して ◆6CPRxrNuR. 「あはは……困った事になっちゃったなぁ……」 薄暗い部屋の中で力ない言葉が呟かれる。 おそらくは集会所か何かなのだろう、広い畳敷きの部屋。 その片隅で倉沢ほのか(女子十三番)は膝を抱えて座り込んでいた。 ほのかは普通の少女である。 確かに人より感受性と想像力が強く趣味で小説を書いたりもしている。 だが、ただそれだけだ。 こんな常軌を逸した状況に置かれた経験はないし、目の前で無残に人が殺されるのを見た経験もありはしない。 現状、彼女が取り乱してないのは、ただ単に『取り乱し遅れた』だけである。 人というものは不思議なもので周囲のパニックが感染してしまう事もあれば、 その逆に周囲の喧騒から取り残されて、不意に落ち着いてしまうという事もある。 倉沢ほのかもまた、周囲に取り残されてしまった人間の一人だった。 もちろん、クラスメイトの死というショックから、精神を守ろうという心の機能もあるのかもしれないが。 (そういうのって、確か防衛機制って言うんだっけ……?) 目前の暗闇を見つめながら、ほのかは心理学関係の本で仕入れた知識をぼんやりと思い出す。 この状況に現実味を感じられないのは、一種の逃避なのだろうか。 (でも仕方ないよね。こんな馬鹿げた事、ありえないよ) 一つのクラスを拉致した挙句に殺し合えなんてプロット、売れないラノベのレーベルでもやらないだろう。 だいたい、こんな殺し合いなんて成立するわけがないのだ。 人はそう簡単に人を殺さない。 好き、嫌いの感情があっても、それを殺意に昇華し、 さらに実行へと持っていくには嫌になるくらいの時間と労力が必要なのだ。 ただ他人に殺せと言われたからといって、従う人間はそうそう居ない。 法治国家の人間ならばなおさらだ。 それに…… 「みんなが殺し合うはずないよ……」 そう、1年にも満たない期間とはいえ、ほのか達は机を並べた仲なのだ。 そんなみんなが互いを傷つけ合い、殺し合う事なんてある筈がない。 ほのかはそう考えながら、部屋の反対側の置かれた物体へと目を向ける。 集会所の隅に無造作に放置されていた『それ』は、埃を被った外見とは裏腹にまだ使用できそうだった。 少しの逡巡の後、ほのかは意を決して立ち上り―― (誰も居ないわね) 抜き身の短刀――俗に言うドスである――を片手に長谷川沙羅(女子二十四番)は夜の街を歩いていた。 周囲を無表情にうかがい鋭い目つきを巡らせ、時折、手にした短刀を持ち帰る。 その様はまさに獲物を捜す猛禽類のようだった。 もちろん彼女の目的はまったくの逆だったが。 (ラト、くん。あなたの勇気に誓って、これ以上の犠牲は出させない。  あなたの仇は必ず取るから……だから、力を貸して) 自分に話しかけてくれた時のラトの顔を思い返しながら、沙羅は決意を強くする。 そのためにも、まずはクラスのみんなとなんとかして連絡を……と、不意に沙羅の耳に大きな音が届く。 夜の静寂を切り裂き、響いたそれは――クラスメイトの、少女の声だった。 『みんな聞いてぇー! わたし、ほのかよぉーっ!  いま、集会所にいるのぉーっ! みんな集まってぇー!』 ひんやりとした風の吹く集会所の屋上。 その縁の近くで、ほのかは声を張り上げ叫んでいた。 手にするのは集会所に放置されていた拡声器。 それの音量を最大まであげて、ほのかは周囲の空気を震わせる。 『警察もきっとすぐ来てくれるからーっ!  だから、それまでみんなで一緒に待ってようよーっ!』 倉沢ほのかは普通の少女である。 確かに人より感受性と想像力が強く趣味で小説を書いたりもしている。 だが、ただそれだけだ。 こんな常軌を逸した状況に置かれた経験はないし、目の前で無残に人が殺されるのを見た経験もありはしない。 だから、知り合いが知り合いを殺すという非現実から目を逸らす。 クラスメイトに襲われる可能性もあるという、現実から目を逸らす。 『わたしはいま、集会所にいるわーっ!  港の近くのクリーム色の建物よぉーっ!』 ここまで叫んで、ほのかは乱れた息を整える。 (こんな事なら何か運動とかしておけばよかった……) そんな風に考えながら、再び声を張り上げる。 『裕也くーん! はやく来てーっ! わたし寂し……』 不意に、屋上に続く扉が凄い勢いで開かれ、ほのかはその方向に目をやった。 そこに居たのは能面のような表情で……しかし、妙に目をぎらつかせた少女。 まるで何かに興奮しているかのように息を荒くし、肩を震わせている。 ちなみに右手には鈍く輝くドスが握られていた。 しばしの沈黙の後。 『いやぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!』 夜のしじまを少女の悲鳴が切り裂く。 そして、それを最後に集会所の周辺は静寂を取り戻した。 「うう、脅かさないでよ長谷川さん」 「……ごめんなさい」 涼しい風の吹く屋上に二人の少女の声がある。 涙目で抗議するほのかに、沙羅はただ固い表情で謝罪の言葉を繰り返していた。 「拡声器も落としちゃったし」 ほのかは愚痴をこぼしながら屋上の縁に視線をやる。 ここからでは見えなかったが、地面に叩きつけられた拡声器はおそらく無残な姿を晒しているだろう。 「でも、倉沢さんが落ちなくてよかった」 「ほんとにね」 その言葉に沙羅は申し訳無さそうにペコペコと頭を下げる。 ほのかはその様子に思わず笑みを浮かべながら……沙羅の右手に握られていた物へと視線を移した。 「それ、沙羅さんの武器?」 「ええ、驚かせてしまってごめんなさい。  それで、倉沢さんの武器は? まさか、拡声器だったの?」 再度の謝罪に気にしてないという風に首を振りながら、ほのかは自分に支給されたものを鞄から取り出す。 「これ。確か、ベレッタっていう名前の拳銃だったと思う。今の米軍が正式採用してるやつ」 「詳しいのね……ちょっと借りていい?」 「うん、まあちょっとね……でも、撃ち方なんてよく知らないし……」 そう言いながら、ほのかは銃を手渡す。 銃を渡された沙羅はしばらくそれをいじった後、ふいに顔を上げて言った。 「……これなら何とかなるかも。ねえ、これとこれ交換しない?」 「え? うんいいけど」 「……ありがとう」 沙羅はそう言いながらほのかにドスを手渡すと、そのまま落ち着いた手つきで銃をいじり始めた。 (何だろう、何かおかしい……) 妙に胸がざわつく感じがして、ほのかは首を傾げる。 そう、何かが頭の隅に引っかかるのだ。 魚の小骨がかかったような、妙な違和感。 「そろそろ、下におりましょうか」 銃をいじり終えたらしい沙羅がそう言い、こちらへと背を向ける。 その背中を見つめながら歩き出し……不意に、ほのかは違和感の正体に気がついた。 目の前の少女、長谷川沙羅は銃の扱いに妙に手馴れてないだろうか? 手先が器用だとかそういう事ではない。 拳銃という非日常に、目の前の少女はすでに適応しているように見えるのだ。 まるでそれを扱うのが当然だという雰囲気と言えばいいのだろうか? そんな空気にほのかは違和感を感じ取っていたのだ。 階段を降りながらほのかは考える。 自分は彼女の事を良く知らない。 長谷川沙羅がどういう人間なのか、ほのかはまったく知らないのだ。 彼女が転入してきて3ヶ月にも満たないのだから、当然といえば当然なのかも知れないが。 いや、そもそも……彼女の転入はタイミングが良すぎないだろうか? 彼女が転入してきて数ヶ月でこの状況だ。 何か関係があるのではないだろうか? そこまで考えてふと脳裏にさっきまで考えていた事が浮かぶ。 ……確かに知り合い同士で殺し合いなんて起きるはずもない。 じゃあ、知り合って数ヶ月にも満たないような人物もいたら? クラスメイト同士に不信感をばら撒くために暗躍したり、殺したりするような人物がいたら? そんな人物を若狭先生が事前に潜り込ませていたとしたら? (まさか……そんな事あるわけないよ……) ほのかは脳裏に浮かんだ考えを否定する。 しかし、どんなに取り繕っても、それは頭から離れそうにはなかった。 倉沢ほのかは普通の少女である。 確かに人より感受性と想像力が強く趣味で小説を書いたりもしている。 だが、ただそれだけだ。 こんな常軌を逸した状況に置かれた経験はないし、目の前で無残に人が殺されるのを見た経験もありはしない。 だからこそ、心に揺らぎが起きやすい。脆い心は容易に疑心に囚われる。 【F-8 住宅街/一日目・深夜】 【女子十三番:倉沢ほのか】 【1:わたし(達) 2:あなた(達) 3:○○さん、○○くん(達)】 [状態]:良好、軽い不信 [装備]:ドス [道具]:支給品一式 [思考・状況]  基本思考:みんなで集まって救助を待つ  0:長谷川さんって……  1:裕也くんに会いたい [備考欄] ※沙羅が主催側の人間ではないかと少し不信感を抱いています 【女子二十四番:長谷川沙羅】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○さん、○○くん(達)】 [状態]:良好 [装備]:ベレッタM92(15+1/15) [道具]:支給品一式、予備マガジン×3 [思考・状況]  基本思考:みんなを助ける、ラトの仇をとる ※拡声器が集会所の前に落ちています。まだ壊れていない可能性もあります。 ※ほのかの放送がF-8一帯に響きました。隣のエリアくらいにまでは聞こえているかもしれません。 *時系列順で読む Back:[[Two Face]] Next:[[キューブ]] *投下順で読む Back:[[Two Face]] Next:[[キューブ]] |&color(cyan){GAME START}|倉沢ほのか|[[Towering Inferno]]| |[[試合開始]]|長谷川沙羅|[[Towering Inferno]]|

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