自作キャラでバトロワまとめwiki内検索 / 「愛にすべてを(後編)」で検索した結果

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  • 愛にすべてを(後編)
    愛にすべてを ◆EGv2prCtI.  何度か、非常に危険な銃声が聞こえて、しばらくは身を隠さざるを得なかった。  朱広竜(男子二十番)は、映画館から東の集落の家に隠れ、休息を取っていた。  あからさまに楽しんで殺したとしか思えない死に様の尻田堀夫が玄関のすぐ傍に転がっていたが、気にも止めなかった。  死体なんて見慣れたものだからだ。  失われた中指の痛みは相変わらずだったが、それでも他の部位や頭を落ち着かせることは出来た。  軽い睡眠もとった後、四時頃になって、広竜は動き始めた。  すると家を出る時、奇妙な違和感を覚えた。  堀夫の死体から完全に血が消え失せていたのだ。  元より顔面は青白くなっていたが、固まっていた血溜まりも、口から溢れた血もきれいさっぱり消えていたのだ。  まるで血が普通の水のように自然に蒸散したみたいだった。  誰かが家の中に入ってきた気配は...
  • 愛にすべてを(中編)
    ...すべてを Next 愛にすべてを(後編) 投下順で読む Back 愛にすべてを Next 愛にすべてを(後編)
  • 第三回放送までの本編SS
    ...pter (70) 愛にすべてを(後編) ◆EGv2prCtI. 太田太郎丸忠信、朱広竜、吉良邑子、倉沢ほのか、玉堤英人、貝町ト子、二階堂永遠、テト
  • 【51~100】
    ...chapter70 愛にすべてを(後編) ◆EGv2prCtI. 太田太郎丸忠信、朱広竜、吉良邑子、倉沢ほのか、玉堤英人、貝町ト子、二階堂永遠、テト
  • 愛にすべてを
    愛にすべてを ◆EGv2prCtI. 「オイ……何か分からんが変な箱見つけたぞ」  内木聡右(男子二十二番)はその箱を持ち上げて古びた机に上げると、周囲の二人に見えるように懐中電灯で照らした。  聡右の声と電灯の光の先の箱に気付いた楠森昭哉(男子十一番)は眉を潜めながら机に辿り着く。 「箱?」  昭哉は窺うように箱をまじまじと見詰め、それから聡右に言った。 「罠かも知れません」  聡右が、うっと呻いた。  ――その可能性は捨てきれなかったのだ。  そもそも、昭哉はまだ先程の存意を捨てきれなかった。  いや、捨てる方が無理なのだ。  この考えが本当ならここまでやってきたことも、そしてここから行うことも全てが、相手の腹の内だったと言うことになる。  仮にそうならば、自分は道化となり、そしてここに居る三人、否、今現在生き残っているクラスメート達の運命がどうなるか ...
  • ゲーム終了までの死者
    ゲーム終了までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 昼間 日向有人 太田太郎丸忠信 chapter71:愛にすべてを 射殺 イサカM37 昼間 白崎篠一郎 長谷川沙羅 chapter71:愛にすべてを 射殺 ベレッタM92 昼間 長谷川沙羅 倉沢ほのか chapter71:愛にすべてを 射殺 P90 昼~午後 ケトル 太田太郎丸忠信 chapter70:愛にすべてを 射殺 イサカM37 昼~午後 楠森昭哉 太田太郎丸忠信 chapter70:愛にすべてを 射殺 S W M500 日没 鬼崎喜佳 内木聡右 chapter70:愛にすべてを 射殺 コルトパイソン 日没 内木聡右 太田太郎丸忠信 chapter70:愛にすべてを 射殺 S W M500 日没 卜部悠 苗村都月 chapter70:愛にすべてを 射殺 S W M56オート 日没 苗村都月 禁止エリア chapter...
  • 太田太郎丸忠信
    【名前】太田太郎丸忠信(おおた‐たろうまる‐ただのぶ) 【性別】男 【年齢】17 【職業】学生。テニス部。 【身体的特徴】長い茶髪。イケメン。高身長。 【性格】陰湿だが社交的。内心と建て前の差が激しい。 【趣味】オヤジ狩り。ヤクザ狩り。 【特技】喧嘩、ナンパ。 【経歴】ナンパした女を薬づけにしたり、レイプした女を写真を盾に脅し、“奴隷”として扱う。ロリコンでもある。 【好きなもの・こと】生意気な女。従順な女。善人。 【苦手なもの・こと】悪人。 【特殊能力の有無】経験から他人の心を読める。身体能力は高い。実銃の使用経験あり。 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 太田太郎丸忠信の本ロワにおける動向 ...
  • 倉沢ほのか
    【名前】倉沢ほのか(くらさわ ほのか) 【性別】女 【年齢】17歳 【職業】学生 【身体的特徴】平均身長よりやや低い、胸は大きい 【性格】引っ込み思案 【趣味】読書(乱読派)、小説を書く事、お菓子作り 【特技】料理全般 【経歴】普通の中流家庭生まれの普通の少女 【好きなもの・こと】恋人、本、図書館 【苦手なもの・こと】乱暴な人 【特殊技能の有無】特になし 【備考】 海野裕也とは恋人同士。共通の趣味で知り合った 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 倉沢ほのかの本ロワにおける動向 初登場話 chapter13:仲間を探して 死亡話 Chapter70 愛にすべてを 登場話数 6話 スタンス ...
  • 貝町ト子
    【名前】 貝町 ト子(かいまち・とこ) 【性別】 女 【年齢】 17 【職業】 学生 【身体的特徴】凹凸の少ない体つき、量の多いもっさりした長髪、常に緑ジャージ 【性格】 自己中心的、他者への不信頼 【趣味】 音楽鑑賞(特にカーペンターズ)、物作り 【特技】 工学的知識&技能 【経歴】 普通の家庭で普通に育った 【好きなもの・こと】 主に家族、音楽鑑賞、自分で一から組み立てた物 【苦手なもの・こと】 家族以外、音楽関係、餓鬼の相手、馬鹿の相手、スマイル 【特殊技能の有無】 一度見た機械の構造を決して忘れない 【備考】 両親は共働き、ヒ呂という2つ年下の妹がいる 家族以外の人間を殆ど信用しておらず、容易に気を許すことをしない その反面、一度信用した相手にはどこまでも懐く。どこか野良猫にも似た性格(強烈なツンデレ?) 誰に対しても...
  • 内木聡右
    【名前】内木聡右(ないき そうすけ) 【性別】男 【年齢】17歳 【職業】学生 【身体的特徴】背が高く、垂れ目、痩せ型 【性格】非常に守銭奴だが、本当は心優しい 【趣味】アルバイト 【特技】かなり苦労し続けているので、かなり多くのことができるようになった 【経歴】ヤクザを(同情の涙で)泣かすほど苦労し続けてきた。借金取りのヤクザに逆に助けられ、今日に至る 【好きなもの・こと】金、鬼崎喜佳(素直にはなれていない) 【苦手なもの・こと】お父様(喜佳の父ちゃん。ヤクザの組長) 【特殊技能の有無】喜佳の父に拳銃の使い方を一通り習い、数回発砲したことがあるが、完璧に使えるわけではない 【備考】喜佳とは親子公認の仲だが、肉体関係はない 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグイン...
  • 卜部悠
    【名前】卜部悠(うらべ・ゆう) 【性別】女 【年齢】17 【職業】学生 【身体的特徴】身長はかなり低い。ルックスは普通 【性格】とても我が強く、自己中心的 【趣味】特になし 【特技】スポーツ全般 【経歴】特に変わったことはない。普通の女子高生だが、そのことが激しいコンプレックス。 本人はヨーロッパのセレブに生まれたかったらしい 【好きなもの・こと】スポーツ 【苦手なもの・こと】勉強、思い通りにならないこと 【特殊技能の有無】特になし(運動神経がかなりいい程度) 【備考】前述の通り自分が普通であることがすごく気に入らない 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 卜部悠の本ロワにおける動向 ...
  • 神崎健二
    【名前】神崎健二(かんざき-けんじ) 【性別】男 【年齢】18 【職業】学生 【身体的特徴】糸目、中肉中背 【性格】粗暴な態度で振舞うことが多いが、内面は心優しい。 【趣味】特になし 【特技】努力 【経歴】特に変わったことのない普通の家庭で普通に育つ 【好きなもの・こと】ハンバーグ、姉 【苦手なもの・こと】特になし 【特殊技能の有無】特になし 【備考】神崎志緒里は双子の姉 姉のストレス発散(ショッピングやツーリング)に付き合わされることが多いが、本人は満更でもないらしい 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 神崎健二の本ロワにおける動向 初登場話 chapter18:かけひきは、BRのはじ...
  • ケトル
    【名前】ケトル 【性別】男 【年齢】17 【職業】高校生 【身体的特徴】白毛の猫族。小柄で童顔 【性格】温厚で飾らない性格。純粋であまり人を疑わない 【趣味】アニメ鑑賞 【特技】料理 【経歴】フラウの幼なじみ。     昔から親やら親戚やらに様々なアニメのビデオを見せてもらってたりしており、重度のアニメオタク。ファンタジー系が好み。 【好きなもの・こと】アニメ、コーンスープ 【苦手なもの・こと】辛い食べ物、野球中継(アニメ録画の時間がズレるから) 【特殊技能の有無】アニメの事に限らず記憶力が高い 【備考】アニオタ。 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 ケトルの本ロワにおける動向 初登場話...
  • 鬼崎喜佳
    【名前】鬼崎喜佳(きざき よしか) 【性別】女 【年齢】18歳 【職業】学生 【身体的特徴】低身長童顔だが、身体はグラマラス 【性格】本当に好きな人物に対して、素直になれないツンデレな性格 【趣味】クラシック鑑賞 【特技】よく分からない材料で料理(おどろおどろしい外見だが、結構美味い) 【経歴】父親がヤクザで、子供の頃から溺愛され続けてきた 【好きなもの・こと】お父様、内木聡右 【苦手なもの・こと】争いごと 【特殊技能の有無】拳銃を使える(父に幼少期から教え込まれた為、その腕はかなり高い) 【備考】父親や組の構成員が裏で酷いことをしているのをしっているため、組を継いで組を変えるつもりでいる 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラ...
  • 長谷川沙羅
    【名前】長谷川沙羅(はせがわ さら) 【性別】女 【年齢】18 【職業】高校生(転入生)、帰宅部(元の学校ではクレー射撃部) 【身体的特徴】腰までのロングヘア、きつい感じの美人。 【性格】無口でクールなポーカフェイス……のように見えるが、実際は口下手で恥ずかしがり屋なだけ。      本当は正義感も強い方で熱血思考の持ち主。 【趣味】クレー射撃、体を動かすこと 【特技】クレー射撃(地方大会で優勝する腕前) 【経歴】数ヶ月前にクラスへ転入してきた少女 【好きなもの・こと】自分の銃 【苦手なもの・こと】他者とのコミュニケーション 【特殊技能の有無】なし 【備考】 人見知りが激しく口下手 さらに、あまり感情を表に出さないうえ目つきも悪いので誤解される性質なため、まだクラスに溶け込めていない 元クレー射撃部だがこの学校には射撃部がなか...
  • 吉良邑子
    【名前】吉良邑子(きら ゆうこ) 【性別】女 【年齢】17 【職業】学生 【身体的特徴】背は高いが、貧乳 【性格】誰かに尽くし「奴隷となる」ことに悦びを覚える真性のマゾだが、それを誰かに強要するサドでもある 【趣味】主を探して尽くす 【特技】勉強、スポーツ等何でもソツなくこなす 【経歴】占いに非常に影響されやすい性格。その性格は幼少期に下された占いを曲解した結果 【好きなもの・こと】主(ご主人様と呼ぶ) 【苦手なもの・こと】尽くさせてくれない人物 【特殊技能の有無】特になし 【備考】バイセクシャル(両性愛者)である 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 吉良邑子の本ロワにおける動向 初登場話 ...
  • 朱広竜
    【名前】朱広竜 【性別】男 【年齢】17歳 【職業】学生? 【身体的特徴】長身痩躯。糸のように細い眼。女の様な優男。 【性格】サディスト 【趣味】他人を弄ること(肉体的にも精神的にも) 【特技】拳法(流派不詳、暗殺拳法?) 【経歴】留学生 【好きなもの・こと】他人を弄ること、東坡肉 【苦手なもの・こと】態度のでかい奴 【特殊技能の有無】拳法 【備考】 表向きは中国人留学生。しかしその実態は、 香港黒社会の殺し屋集団「屠殺公司」の一員。 幼少より人殺しの訓練を受けており、得意なのは拳法と暗器。 根っからのサディスト。 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 朱広竜の本ロワにおける動向 ...
  • 和音さん
    【名前】和音さん(わをんさん) 【性別】女 【年齢】18 【職業】高校生 【身体的特徴】小柄。愛らしい目をしてる。大きなマスクを常に付けている 【性格】漂々として掴めない 【趣味】人を驚かすこと 【特技】人の内面を見抜くこと 【経歴】幼いころに交通事故に逢い、口が頬まで裂ける怪我を負った。病院の処置が遅く口裂け女のような顔になってしまう。 【好きなもの・こと】呪いの歌を高らかに歌うこと 【苦手なもの・こと】外見で人を判断する人間、春の花粉 【特殊技能の有無】読心術 【備考】 外見で判断される世界を恨み、オカルトに走り、結果として人の内面を覗く力を手に入れた。転じて心のケアもできる。 運動神経はよくないが、何かにのめりこむと極めるまで止まらない恐ろしさがある。 マスクの下を見た人間の口は、容赦なく塞ぎにいく。クラス内ではいろんな人に...
  • 第二回放送までの死者
    第二回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 朝方 W・N・スペンサー 苗村都月 chapter50:BAN 撲殺 金属バット 午前 フラウ 禁止エリア chapter53:誓いの剣 首輪爆破 禁止エリア 朝方 添島龍子 朱広竜 chapter54:Panic Theater 射殺 モーゼルC96ミリタリー“レッド9” 午前 森屋英太 銀鏖院水晶 chapter57:高校生デストロイヤー 刺殺 大鎌 午前 朽樹良子 太田太郎丸忠信 chapter57:高校生デストロイヤー 射殺 イサカM37 午前 鈴木正一郎 太田太郎丸忠信 chapter57:高校生デストロイヤー 射殺 イサカM37 午前 銀鏖院水晶 玉堤英人 chapter57:高校生デストロイヤー 首輪爆発 バイクのチェーン 朝方 エヴィアン 吉良邑子 chapter58:水晶の間欠泉 射殺 レミントン・デリン...
  • 玉堤英人
    【名前】玉堤英人(たまづつ・ひでと) 【性別】男 【年齢】17 【職業】高校生、コンピュータ部所属 【身体的特徴】比較的整った顔で、中性的。左腕が機械の義手(チタン合金製) 【性格】少々ひねくれているが、至って真面目。恨みは根に持つタイプ 【趣味】音楽鑑賞 【特技】プログラム作り(フォートラン言語を使用) 【経歴】父が遠い土地で働いており、母が家に居ることも少ない。     中学生の頃からコンピュータ、プログラムについて勉強していた。     前にとある事故で左腕の肘から先を失い、片桐社製の義手にしている。     間由佳とは小学校以来の付き合い。 【好きなもの・こと】コンピュータ、ジャズ音楽 【苦手なもの・こと】炭酸飲料、不良 【特殊技能の有無】なし 【備考】運動もそれなりに出来る。しかし中の下程度。 以下、...
  • サーシャ
    【名前】サーシャ 【性別】女 【年齢】18 【職業】高校生、生徒会所属 【身体的特徴】人間のクォーターの猫族。紺色のロングヘア、青色の毛皮、猫として整った顔付きに藍色の瞳。やや虚弱体質気味 【性格】明るく、基本的に優しくて接しやすいタイプ。ただ、少し消極的でもある 【趣味】裁縫、チェス、花札 【特技】細かい、器用さが必要な作業、頭を使う作業 【経歴】母がハーフで父が猫族。     見た目は他の猫族とはあまり変わらないが、彼女はクォーター。     母方の祖父が大企業の社長で、彼女の家庭も裕福。     以上のことが彼女の無意識の内に一部の生徒(特に貧乏な家庭だったり中途半端な姿のハーフで損を受けている生徒)の恨みを買っている 【好きなもの・こと】裁縫、読書 【苦手なもの・こと】運動、暴力的なこと 【特殊技能の有無】暗闇でもほんの少し光...
  • 楠森昭哉
    【名前】 楠森 昭哉(くすもり・しょうや) 【性別】 男 【年齢】 18 【職業】 学生(古本屋) 【身体的特徴】 年齢相応の体格、頭の後ろで纏めた髪、身の丈に少し余る制服 【性格】 現実的、しかしマイペース 【趣味】 観光、主には世界遺産巡り 【特技】 日常生活に必要な能力全般 【経歴】 10年以上一人暮らし、親からの送金と古本屋の売上で生活している 【好きなもの・こと】 うまい飯、温かい風呂、きれいな布団 【苦手なもの・こと】 自分のキャラを作ってる人 【特殊技能の有無】 3~4人程度までなら同時に話を聞いて理解できる 【備考】 父親は昭也がまだ幼い頃に蒸発、母親は極度のビブリオマニアでほぼ常に海外 ネグレクトも同然の環境で育った結果、否応なしに一人で生きていく術を身につけた 殆ど趣味もなく、唯一、節約して浮かせた金で年にほん...
  • 日向有人
    【名前】日向有人(ひゅうが ありひと) 【性別】男 【年齢】17 【職業】学生、トレジャーハンター 【身体的特徴】額にバンダナ、常に眠そうな目、小柄な体格 【性格】負けん気が強い、鈍感、うっかりもの 【趣味】ダーツ、旅 【特技】的当て、発掘、罠の解除、古文書の解読、鍵開け、サバイバル 【経歴】トレジャーハンターとして名高い家に生まれ、数々の発見をする。徳川家の埋蔵金を発掘したなど活躍は広く知れている。 【好きなもの・こと】ロマン、冒険、遺跡、隠された財宝 【苦手なもの・こと】父親、蛇、見下されること 【特殊技能の有無】見つけることに関してだけは神憑り的な才能を持っている。けど、性格的なもので逃してしまうことも多い。 【備考】 最近、父親に虎族の愛人がいたことが発覚。同じ年の隠し子までいたらしい。 親友にそのことを相談すると、そいつが兄...
  • 白崎篠一郎
    【名前】白崎篠一郎(しらさき じょういちろう) 【性別】男 【年齢】18 【職業】学生 【身体的特徴】中肉中背、顔色が死人のように白く、髪は緑色の天然パーマ 【性格】人間が苦しむ姿を見るのが好きだが、普段はそれを隠して、親しみやすい人物を演じる 【趣味】スプラッター映画鑑賞 【特技】人を笑わせる 【経歴】普通の家庭で、普通に育った 【好きなもの・こと】ブラックユーモア 【苦手なもの・こと】ポーカーフェイスを気取る奴 【特殊技能の有無】特になし 【備考】暮員未幸とは友人(互いに恋人としての意識はない) 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 白崎篠一郎の本ロワにおける動向 初登場話 chapter...
  • 暮員未幸
    【名前】暮員未幸(くれいん みゆき) 【性別】女 【年齢】18 【職業】学生 【身体的特徴】貧乳低身長、黒髪ポニーテール 【性格】普段は普通の女子高生だが、本性はかなり異常(好意を抱いた異性には初期にはツンデレ的な行動をとり、次第にヤンデレと化す) 【趣味】小動物を十字架に磔にして飢え死にするまで観察する 【特技】和食を作る 【経歴】大財閥『暮員財閥』の総帥の一人娘 【好きなもの・こと】木造建築、かかし 【苦手なもの・こと】ライ麦パン、しつこい男 【特殊技能の有無】特になし 【備考】白崎と自分が恋人と思われることをよく思っていないが、互いに親友と認め合っているのは事実 ちなみに性癖は互いに隠しあっている 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています...
  • ラト
    【名前】ラト 【性別】男 【年齢】18 【職業】学生 【身体的特徴】黒毛の猫族。小柄で童顔。 【性格】静かで穏和。近くに居るだけで心が安らぐ雰囲気を持つ。常に平常心を保っている 【趣味】チェス 【特技】暗算 【経歴】生徒会と兼任しているサーシャと共にクラスの委員長を務める。     常にクラス全員のことを気遣っており、クラスからの信頼はサーシャ以上に厚い。     その正体はもう一つの神の器の一族。 【好きなもの・こと】レモンティー、サーシャ、人間、獣人、レプリカント 【苦手なもの・こと】そば 【特殊技能の有無】 テトとは正反対の性質の神を降ろして宿せる。 反動無しに神降ろし状態のテトですら一撃の元に葬ることが出来るほど強大な力だが、予め特別な状況下での儀式を時間をかけて行わなければ扱うことが出来ない。 しかも能力の反動が無い...
  • 二階堂永遠
    【名前】二階堂永遠(にかいどう-とわ) 【性別】女 【年齢】5 (見た目18) 【職業】高校生 【身体的特徴】ショートカットの眼鏡っ娘 【性格】大人しいけどちょっと電波っぽい。人の死にタブーを感じていない 【趣味】ゾンビ密造のアルバイト 【特技】ネットサーフィン 【経歴】元はネット上で生まれたプログラム生命体。 通称「兄」が彼女を外へ出す為死体をパーツに使った生体端末を使って現世に降臨させる。 その後すぐ過労で「兄」は死去し、残された彼女は修得した 「兄」の技術を駆使して生計を立て、普通の女子高生として静かに暮らしている。 微妙に疎外感を感じるのでいつか自分と同じ存在だけの世界にしたいらしい。 【好きなもの・こと】静かな場所で寝る事 【苦手なもの・こと】人付き合い、アルバイトの資金計算 【特殊技能の有無】死体と機械で作った寄代にA...
  • 苗村都月
    【名前】苗村 都月(なえむら-つづき) 【性別】女 【年齢】17 【職業】学生 【身体的特徴】猫背、低いところで括った長髪 【性格】弱気、自分に自信がない 【趣味】ネトゲ、亀の世話 【特技】ネトゲ、勉強、剣道 【経歴】小・中・高と虐められ続けている 【好きなもの・こと】ネトゲ 【苦手なもの・こと】自分の全て 【特殊技能の有無】なし 【備考】 生来の弱気ゆえに小さい頃から虐められ、自信というものを喪失している とても真面目で、虐めを受けながらも学校を休んだことは一度もなく、皆勤賞を取り続けている 剣道については相手の顔を直視せずに出来るスポーツという、それだけの理由だけで始めた。腕前は初段程度 また、極めて学力も高く、試験では常に全科目3位以内で、それ以下に落ちたことは一度もない……が 極度の完璧主義者である両親はその程度で...
  • 狂乱祭
    狂乱祭 ◆zmHe3wMKNg あれからどれくらい時間が過ぎたのか。 静寂に包まれた体育倉庫でチェーンに縛られた四人が暴れるのも 罵り合うのも疲れすっかり大人しくなってしまっていた。 「……なぁ……。」 長い沈黙の後、壱里塚徳人が口を開いた。 「じっとしてたらもうじきローストポークだぜ俺達?  ここは一時休戦てことでとっとと鎖をなんとかしようぜ。」 「さっきからやってるけどびくともしないじゃない。」 「それに、解いたら真っ先に壱里塚君を殺しそうですものね、貝町さん。」 「久世!」 「……姉ちゃん……嘘だろ……。」 「おい神崎!しっかりしろ!お前が動かねえとどうにもならんだろ!」 「はぁ……サーシャさん、本当に死んでしまったのかしら。」 「畜生!なんて勿体無いことしやがるあのロボット野郎!サーシャは俺の獲物だったのに!」...
  • テト
    【名前】テト 【性別】女 【年齢】17 【職業】学生、音楽部所属 【身体的特徴】バストが大きく、幼く愛らしい感じの顔付きの薄い灰色の猫族 【性格】何事にも流されない、気ままな性格 【趣味】音楽鑑賞、楽器演奏、踊り 【特技】踊り 【経歴】神の器とされる特別な一族のかけだし巫女。     肉親はとある理由で全員既にこの世に居ない為、彼女は七歳の頃から一族の分派の叔父家族と暮らしている。     本来は踊りが得意だが、普通の音楽に興味を持っていた為音楽部に入った。 【好きなもの・こと】魚料理、音楽、月 【苦手なもの・こと】怖い人 【特殊技能の有無】ある神の力を降ろして自分に宿すことが出来る。ただし、まだ肉体が未熟で力が追い付いていないので能力を使う毎に反動を受ける。          身体能力を高める→その分疲労も溜まる        ...
  • 楠森昭哉は苦悩する/内木聡右は疑心する/そしてケトルは盲進する
    楠森昭哉は苦悩する/内木聡右は疑心する/そしてケトルは盲進する ◆hhzYiwxC1. 1年前のある雨の日。 ケトルは校門の屋根のもとで項垂れていた。 ケトルは当時、フラウやテトとは違うクラスにいた 幼馴染だったフラウと、その友人たちは兎も角、テトのことなど当時の彼は知らないわけだ。 彼はその日、自分の事だけで精いっぱいだった。 持ってきた傘にはところどころ小さな穴が空いていて、それも今気付いた。 午前中はギリギリ曇天でとどまっていたから保険のつもりで持ってきたわけだが、その保険会社が倒産したような気分だ。 天気が雨でなくとも、こんな気分の平日は、ヘコまないわけがない。 「最悪だ……」 フラウにさっきから携帯で掛けている。 だが一向に彼女は出ない。部活中でマナーモードにでもしているのか? それにしてもこの穴の空き具合だと、ハ...
  • SSタイトル元ネタ
    SSタイトル元ネタ No. タイトル 元ネタ chapter1 試合開始 『BATTLE ROYALE』の第一部タイトルから chapter2 添島龍子は行動する/如月兵馬は動かない 『岸部露伴は動かない』から chapter3 災渦の中心 『WizardryⅤ災渦の中心』から chapter7 ORERO 俺+エロ chapter10 TOWER タロットカードの『塔』から? chapter11 Replicant Killer 映画『Replicant Killer』から chapter12 Two Face 『BatMan』の登場キャラ『Two Face』から chapter13 仲間を探して 『FINAL FANTASYⅥ』の音楽『仲間を探して』から chapter15 とあるヤクザと居候少年 『とある魔術の禁書目録』から chapter19 かけひきは、BRのはじまり 映画『...
  • 永遠に、美しく
    永遠に、美しく ◆zmHe3wMKNg 『いよいよこのゲームも佳境だなー。あともう一踏ん張りだぞ。頑張って生き残れよー。じゃあなー』 若狭吉雄のふざけた放送が終わり、辺りが静まり返る。 日向有人はしばらくその場を動けずにいた。 「……嘘だろ?あと何人残ってんだよ!?」 まだ昼に入ったばかり。その内の6時間だけで15人死んだ。そして、この殺し合いは佳境に入っているという。 最初の放送を聞き逃したこと、ゲームを始めてからロクに人と会ってこなかったことが 却って言い知れぬ恐怖感を彼に与える。 会場を調べて、主催者の目的を調べて、脱出の糸口を掴む。正直今からでも遅くないと思ってしまっていた。 だが、あまりにものんびりし過ぎたのではないか? 既に、自分が気絶して寝ていた間に、もはや取り返しのつかない状況になってしまっているのではないか? ひょっとしたらも...
  • DOUBT
    DOUBT ◆hhzYiwxC1. コイントスと言う行為を、何か神聖な行為と位置付けている者は、決して少なくはない。 そして白崎篠一郎は、長谷川沙羅の問いかけに、どう答えるかを悩んだ。 彼女は銃を持っているし、自分の銃はデイパックの中。 自分はそこまで器用ではない。 確実にもたつき、撃ち負けるだろう。 「こう言うときにこそ、ですね」 「変な動きをしないで。何か変なことしたら撃つわよ」 「そう構えないでくださいよ。中に自販機があるからビールを買うだけです」 「ですが……ビールを飲む前の余興と言っては難ですが…………賭けませんか? このコインに」 白崎の掌の上には、一枚の百円玉。 それ自体には何の変哲もないコインだ。 「何を賭けろって言うの?」 沙羅は、一時的に銃を下し、未だ警戒の視線を曇らせず白崎を...
  • 思い通りにいかないのが世の中だなんて割り切りたくないから
    思い通りにいかないのが世の中だなんて割り切りたくないから ◆EGv2prCtI.  今でもそハングルは家の机の中にしまってある。  そう、間家の、由佳の部屋に。  思い出の二つのハングルの片割れ。  もう一つのハングルはあの日、何処かに消えてしまった。  玉堤英人が交通事故に遭ったのを聞いたのは、中学二年生の夏の頃だった。  由佳が病院に駆けつけた時、そこには痛々しい英人の姿が居た。  失われた左腕。  包帯だらけの英人。  傷ついたのは英人だった筈なのに、由佳自身、心に大きな隙間が開いたみたいだった。  大事に思っていた幼馴染みの英人がこんな目に遭ってしまって、故に由佳にもダメージに通ずる感情が襲いかかったのかも知れない。  それからしばらくして英人は義手を取り付けた。  本人はかえって喜んでいるように振る舞ってはいたが、その心の内を...
  • スカーフェイスと摩利支天
    スカーフェイスと摩利支天 ◆hhzYiwxC1. 時刻は間もなく朝方 「……いかんいかん」 眠ってしまっていた。 まだ誰も訪れてはいないようだが、警戒を緩め過ぎだろう。 「誰が来てもいいように備えないとな…………」 「――ねえ」 日向有人は驚いた。 ボウガンを構えるがその声はすぐ近く。背後から聞こえる。 明らかに手おくれ。対応が遅すぎた。 声から判断して女生徒であるだろうが、数時間前にここから去って行った長谷川沙羅と倉沢ほのかではない事は確かだ。 「………アンタ」 「ああ起きたのね。日向君」 そこにはテトが立っていた。 まだ少し暗いがそれでも僅かな木漏れ日が彼女を照らし、認識を可能とさせる。 だが、それと同時にあることも、日向は確認できていた。 「………テトさん。アンタ」 ...
  • 胡蝶の夢
    胡蝶の夢 ◆zmHe3wMKNg 「…内木君は追ってこないみたいね。」 内木聡右から別れてかなり走ったのか、エルフィはいつの間にか森を抜けていた。 なんであんなことをしてしまったのだろう。 一人になるのが危ないことはわかっているのに。 いや、あのときは一人になりたかったのだ。 トラック事故で「死んで」から、 自分が生きているのか死んでいるのか分からなくなる時がある。 そんな時は一人になって考えるのがベストなのだ。 「…私が悪かった。内木君は何も悪くないのに。」 冷静になり、反省する。私の悩みが何だというんだろう。 クラスのみんなが命の危機に瀕しているこの状況と比べたら。 「ん?」 ふと考える。 もし、もしも、みんなが殺されて死んでしまったら。 誰かが回収して生き返らせてくれるのだろうか?私みたい...
  • 水晶の間欠泉
    水晶の間欠泉 ◆EGv2prCtI.  エヴィアンはただ、救いを求めていた。  家族を殺されて、それでも自分は生き残ってしまった。  その重みに耐えられなくなりそうな時もあった。  自分の部屋で震えて、何度も何度も家族のことを思い出していた。  優しかった母親。  少し痩せていた体格だったが、頼もしかった父親。  普通の子供なら持ち合わせている筈の家族を、エヴィアンはいっぺんに失ってしまった。  そんな時に自分を助けてくれたのが、あの弁護士だった。  篠原涼花。  それが彼女の名前だった。  綺麗で、すごくかっこよくて、頭もよかった。  そして献身的に、自分を支えてくれた。  警察やマスコミからの執拗な質問攻めで精神が追い詰められた時も、受け止めてくれた。  あの人が居なければ、今のエヴィアンは居なかっただろう。  それでもエヴィ...
  • JASTICE HEART
    JASTICE HEART ◆zmHe3wMKNg 「…さて、どうしたものかな?」 海岸を当てもなく一つの影がある。彼の名は鈴木正一郎 (男子十八番)。 もちろん、このような理不尽な殺し合いを強いる「悪」はこの手で絶対倒さなければならないが、 爆発する首輪をかけられ命を他人に握られている今の状況ははっきり言って非常に厳しい。 特に、クラスメイトを上手く纏めて先導してくれそうだったラトが真っ先に殺されたのが痛すぎる。 一人じゃ反抗して脱出するなんてどう考えたって無謀。 ラトの他にリーダーになれそうなそうな奴といえば… …銀鏖院水晶(十番)…だっけ? あの電波教祖様は率先してリーダーに成りたがるんだろうが… あいつは駄目だな、素で思想が危険すぎる。 ていうか、奴が参加してないクラスメイトの一人だったら 疑う余地もなく黒幕認定してるぞ。 ...
  • Panic Theater
    Panic Theater ◆zmHe3wMKNg 『みんな色んな人が死んで悲しいだろうけど、人生は別れの連続です。  今の内に慣れて耐えられるようにしないといけませーん。じゃあ今日も一日頑張ろうなー』 そこでぶつりと音を立てて、声が消えた。  そして、再び静寂が訪れた。 ◆ ◆ ◆ 「……そんな……如月が……?」 「どうしたんですか?添島さん。」 あれ以上得るものがないと判断し、住宅街を後にした添島龍子は 楠森昭哉に誘われるままカードキーの裏に書かれていたというF-4地点へ向かうことになった。 行動方針を支給された本に縛られているこの男に危うさを感じながらも、 他に手がかりがないことに歯がゆさを感じ、歩いている途中に放送が始まった。 「……あいつが死ぬなんて……くっ……引き摺ってでも連れてくればよかった!」...
  • 朽樹良子
    【名前】朽樹良子(くちき りょうこ) 【性別】女 【年齢】18 【職業】学生(生徒会長) 【身体的特徴】スタイルはそこそこよく、背が高い 【性格】典型的な堅物キャラで融通が利かない。そこそこ美人だが恋愛には晩生 【趣味】ノーベル(飼い犬)の散歩 【特技】勉強、スポーツ等何でもソツなくこなす 【経歴】親や兄妹が早くに亡くなったため昔から自分で全てを決めて生きてきた 【好きなもの・こと】プリンス(ミュージシャン)、ロバート・デ・ニーロ 【苦手なもの・こと】不良、恋愛 【特殊技能の有無】特になし 【備考】クラスの中の誰かに好意を抱いているらしい 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 朽樹良子の本ロワにおけ...
  • 玉堤英人は大いに悩み推測する
    玉堤英人は大いに悩み推測する ◆zmHe3wMKNg 住宅街の民家の中でパソコンのキーボードを叩く音がする。。 音を出す者の名は玉堤英人。コンピュータ部に所属し、プログラムを作成できる程度の知識はあるものの、ごく普通の男子高校生。 ひとつだけ他人と違う点は、とある事故で失った左腕の肘から先をチタン合金製の機械の義手に替えている所か。 事故で失う前の腕には小学校からの腐れ縁でそのまま付き合ってしまっている彼女、 間由佳からもらったバングルがはまっていたのだがそのまま一緒に無くなってしまったようだ。 ―別に大した問題じゃない。たとえ体がすべて機械に替っても僕が人間である事実に変わりはないからね。 …まあ、今そんな哲学的なことを考えても仕方がないか。 僕に支給されたのは武器ではなく、ごく普通の「USBメモリ」。 一瞬嘆いたが、これは主催者側の重要な情報でも入っ...
  • 壱里塚と久世の異常な愛情 または彼らは如何にして心配するのを止めてサーシャを愛するようになったか
    壱里塚と久世の異常な愛情 または彼らは如何にして心配するのを止めてサーシャを愛するようになったか ◆H7btjH/WDc 壱里塚徳人(男子二番)が、樹の近くに靠れかかりながら座っている久世明日美(女子十一番)に遭遇したのは、20分ほど掛けて、じっくり辺りを探りながら鉄塔周辺にむかって歩いていたが、ようやく着いた。 その矢先の遭遇だ。壱里塚にとって、初めて遭遇する生徒となる。 傍らに立っても明日美は、一向にこちらを向かないし、最初彼は無視しようと思ったが、その方針を、制服の袖口を捕まれて、その方針を変える。 「いたのか。久世……気付かなかったよ」 これもちろん嘘ね。壱里塚にとって、同じ人間の生き死になど至極どうでもいいことであり、興味はまるでわかなかった。 故に壱里塚のテンションは、ナイアガラの滝張りに一気に急降下し、彼の明日美を見つめる視線...
  • 最悪の一日:~吉良邑子の場合~
    最悪の一日:~吉良邑子の場合~ ◆EGv2prCtI.  修学旅行より二週間前。  クラスは修学旅行の話題で持ちきりだった。  森屋英太やフラウ辺りのようにはしゃいでたり。  玉堤英人や片桐和夫のように仲間と黙々と計画を立てていたり。  それに最後の青春の年だ。  そりゃそれで何もしない生徒なんか居ないし、そうでなくとも少しは気には止めるイベントである筈だった。  だが、そんなことなど初めから興味の無いかの如く、女子九番、吉良邑子はただ窓際の席から一点のみに視線を向けている。  吉良邑子。  恵まれた家庭に育ち、才覚に置いても一般的なラインよりは幾らか上に芽吹いていた。  どんなスポーツでもどんな教科の勉学でも無理なくこなすことが出来る。  そんな彼女の全てが狂い始めたのは三年前、中学三年生の頃だ。  当時、受験によるプレッシャーが彼女にのしかかっていた。 ...
  • 加賀智通
    【名前】加賀智通(かが・ともみつ) 【性別】男 【年齢】17 【職業】学生 【身体的特徴】つり目、整った顔立ち 【性格】普段はクールを気取っているが、すぐに熱くなる。けど冷めやすい。 【趣味】ゲーム全般 【特技】ゲームの速解きと、早食い 【経歴】格闘ゲームの大会で優勝 【好きなもの・こと】口笛・音楽 【苦手なもの・こと】退屈 【特殊技能の有無】動態視力が極端なまでに優れている 【備考】 人当たりはそれほど悪くないが、熱中することが出来ると全てを放り出して集中する為、付き合いが悪いと思われている 以下、自作キャラでバトロワにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 加賀智通の本ロワにおける動向 初登場話 chapter14:...
  • スレイヴマスター
    スレイヴマスター ◆H7btjH/WDc 玉堤英人は、民家を出て早々、再び近くの民家に身を隠していた。 少し遠くに、暗闇でぼんやりとしか見えないが、人影が見えたからだ。 かなりの体躯の男……恐らく尻田堀夫(男子十七番)かグレッグ大澤(男子十二番)だろう。居間の近くのから彼が通り過ぎるのを待っていた。 両人共に、恐らくゲームには乗らないだろう。グレッグは人がいいし、正義感も強い。 尻田も同様に正義感の強いバカ。 だが、内心では彼がこちらに気付かないことを願っていた。 両人共に、こちらに気付いたとしても、襲撃はしてこないだろう。いや、むしろ協力してくれるかもしれない。 だが、どっちも嫌なのだ。 グレッグならばまだいい。問題は尻田だ。 彼はクラスメイト全員からゲイ疑惑を向けられているからだ。 大きくうるさい笑い声を上げながら異常なま...
  • 修羅
    修羅 ◆hhzYiwxC1. 「クソ……眠………」 内木聡右は、そうボヤキながら、慎重に移動していた。今のところ誰とも会っていないが、まだ油断はできない。 …だが、当面の敵はこの眠気だろう。辺りも少し明るくなってきた。もうじき夜は明けるだろう。 このまま何事もなければ事も簡単に押し進むわけだが、正直無理だろと聡右は思っている。 戦う覚悟はできている。だけども“殺す覚悟”だけは――したくなかった。 そんな覚悟は、この世を生きる上で必要ないし、そもそもそれを覚悟と認識すること自体おかしな話だ。そんなもんは覚悟でも何でもない。男なら愛する者を殺す覚悟よりも、愛する者に殺される覚悟を………… 親父さんから幼少期に言われた言葉を、聡右は思い出していた。 「だからって喜佳に殺されるのは、まっぴらご免蒙るけどな。ハハッ」 自分で言った言葉に、自らツ...
  • I am Genocider
    I am Genocider ◆zmHe3wMKNg ラトの亡骸に対する黙祷を済ませた麻倉美意子と貝町ト子は、 これここに居ても以上得るものがないと判断し、校舎を後にすることに決めた。 校庭まで出てきた二人は、不意に立ち止まる。 「ラト君…埋葬してあげた方がよかったかな?」 「しないに越したことは無いだろうが…今から彼を運ぶのは労力と時間がかかりすぎる。  他に調べねばならんことがあるのだろう?麻倉。」 「うん、そうね…。」 結局手に入ったのはラトが付けていた首輪の残骸だけ。 無いよりマシだが、ちゃんと解析するには綺麗な状態の首輪が必要だ。 その時は、切り落とさねばならないのだろうか?見知った人達の、首を。 「ところで、貝町さんはなんで校舎に来ようと思ったのかしら?」 「ああ、保健室に用があってね。」 「保健室?」 ...
  • Shake!
    Shake! ◆zmHe3wMKNg 修学旅行の初日。就寝時間が過ぎた後、エルフィは宿泊先のホテルを抜け出し、 港の公園に涼みに来ていた。もちろん規則違反だが、そもそもそのような規則を守っている生徒など ほとんど居ないだろう。柵に手を掛け海の方を見ると、遠くに二日目に私達が行く予定の小さな島が見えた。 あの島が、旅行前に急遽カリキュラムに加えられた野外授業の舞台になるらしい。 「ふぃ~。」 吹き抜ける風が気持ちいい。 事故に遭ってから、時々自分が本当に生きているのか分からなくなる時がある。 しかしこの感覚と感情は紛れもなく自分が生きている証だと言えよう。 「…おや?」 目を凝らして横手の方を見ると、先客が居ることに気付いた。確か、彼女は―。 「ねぇ、あなたも抜け出してきたの?二階堂さん。」 「……!……まぁ、そんなところでしょうか...
  • 誓いの剣
    誓いの剣 ◆NZAAAAAAAA 空から日差しが照り射し始めてからどの位経ったか。 そこまで時間が進むまで待っていると言うのにフラウが起きない事にケトルは焦りを感じ始めていた。 英人の言った通りだ。 もう17人もクラスメイトが死んでしまっている。 英人や間由佳は無事だったが、やはりケトルの心には重い物があった。 更にここの隣のエリアは既に禁止エリアになっている。 合わせて、他の場所に居た誰かが動いているのは確実だ。 もう無理矢理にでも起こさないとまずい。 そう感じ、少しひどいかもとは思ったがそれを実行することにした。 ポケットからハンカチを取り出すと、ペットボトルの水をたっぷりかけて、それをフラウの額にかけた。 更に、その上から少しずつ慎重に水を垂らしていった。 いつか見たアニメだと池に気絶したキャラを投げ込んでいた気がしたが、そんな池も無け...
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