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    <title>hellishロワイアル</title>
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    <description>hellishロワイアル</description>

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    <title>本編・投下順</title>
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      |話数|タイトル|作者|時間帯|登場キャラ|場所|
|00|[[オワリ×ノ×ハジマリ]]|◆DeIsaj04bU|???|ハーピュア、沢本いずみ、サタニスター、東堂雄貴|???|
|01|[[野呂田の不運×ポスタルの理不尽×正義のスケバン]]|◆DeIsaj04bU|深夜|野呂田、ナグルシファー、ポスタル・デュード|4―F|
|02|[[秘術と戦争が生んだ怪物]]|◆DeIsaj04bU|深夜|シャーマン将軍（デリック）、ブラックロリータ|2―D|
|03|[[イカれたバンパニーズ]]|◆DeIsaj04bU|深夜|マーロック、零本志呂子|3―F|
|04|[[怨恨の殺人鬼　都井睦雄思考する]]|名無しさん|深夜|都井睦雄|6－A|
|05|[[ふたりの○肉料理人]]|◆DeIsaj04bU|深夜|飯田さん、ハンス・シュヴァルツマン|1－G|
|06|[[イスカリオテのユダ]]|◆DeIsaj04bU|深夜|アレクサンド・アンデルセン|4－A|
|07|[[暴力教師と女子高生と復讐を終えた科学者]]|◆DeIsaj04bU|深夜|雨月竹露、ペイトン・ウェストレイク、力丸亜砂美|4－G|    </description>
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    <title>野呂田の不運×ポスタルの理不尽×正義のスケバン</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/69.html</link>
    <description>
         野呂田は元来、強者という言葉とは程遠い男だ。例えばリルカのような強い者には媚びへつらい、弱いものには威張る典型的な子分体質。
   その上にとんでもない変態なのだから救いようがない。
   だが以外にも、野呂田は会場に飛ばされてもみっともなく騒いだり、怯えたり、凡そ見苦しい真似はしなかった。

「……ひゃ、ひゃひゃひゃひゃ！！これさえ！！これさえあればボクはヤれる！！」

   いや寧ろ少々調子に乗っていた。なぜかと問われれば、まあ中途半端に能力を有していたからだろう。だが、支給品が望む物だったのが大きい。
   野呂田の手に収まっているのは、幼女が好みそうな可愛らしいぬいぐるみ。通称魔女ッ子ミルキー人形だった。

「えっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ！！」

   野呂田の頭が狂った訳ではない。このぬいぐるみが無ければ、野呂田のゾンビ、ケネス・ダイナモは操作ができないのだ。 
   野呂田はただの人間ではない。手のひらに星を持つゾンビ召喚者。魔王サタンの名により、死してなお血を求める地獄の亡者を使役する存在だ。
   野呂田の使役するゾンビの名はケネス・ダイナモ。生前は魔女狩りの時代における死刑執行人。
   元執行人の肩書きの通り、ケネスは単純な攻撃力ではかなり優秀なゾンビに分類される。だが、決して使い勝手が良い訳ではない。
  ゾンビの性格は千差万別、主人に忠実な者、自分の判断で行動する者、ただ暴れたいだけの者、といったタイプがいるわけだが、ケネスは一言で言うと馬鹿。
   一度召喚したら、主人である野呂田の制御をまったく受け付けず、斧を振り回すだけ。
  だが馬鹿だからこそ、指示の出し方ひとつで凄まじい力を発揮できる。ケネスは野呂田の指示は聞かないが、ミルキーちゃんのお願いはちゃんと聞いてくれるのだ。
   暴走するゾンビの手綱を握るアイテムを手にし、野呂田は強い自身を手にいれた。
   リルカは間違いなく殺し合いに乗っているとして、下手をすれば手下である自分も殺されかねない。
    だが名簿を見る限り、自分と同じリルカの手下が何名か居る。
   それらと合流することも視野にいれると、自分が殺し合いで役に立つと思わせられるだけの手柄を立てなくては、逆に身が危ない。

    そして殺し合いの手柄と言ったら、やはり他者の殺害だろう。

   できるだけ自分達と無関係な参加者を殺せば、それだけリルカや自分達の生存率が上がって都合がいい。
    気色悪い笑みを浮かべて、野呂田は殺戮者になることを決めた。
   元々、リルカの下についた者に殺人の蝶々などあるはずがない。彼らの最終的な目標は、リルカが女王として頂点に君臨するゾンビの帝国を作ることなのだから。
   
「ちょっとそこのあんた  何してんの？」
「……ヒャハハ、早速カモ発見」

   野呂田はケネスを召喚した。地面が歪み、斧を持った巨漢、ケネスが現れる。まったくもって運が悪い女は、その異様な光景に驚く。

「『はぁ～～いケネス君のお友達ミルキーちゃんでちゅよ～
   ケネス君、今日のあたしのパンティーの色当ててみて!
     白かな～ピンクかな～～
   見たい?         ミルキーのパンティーが見たいのネ!でもタダじゃいやだな～
    ミルキーのお願いを聞いてくれる?じゃあねえ……あのおんなをぶっ殺すのよケネス～！！』」
「ウオオオオ～～！！」


「な、なんだてめーらは！！」

   アニメを真似た裏声を上げる野呂田。可愛い『ミルキー』のお願いに答え、咆哮をあげる馬鹿、ケネス。

「うっひゃひゃひゃひゃ!!ぶっ殺せケネス～！！」
「ウオオオオ～～！！」

「ちッ……やってみろ！！コラァーッ！！」 
 
◆   ◆   ◆

 
「うっひゃひゃひゃひゃ!!ぶっ殺せケネス～！！」
「ウオオオオ～～！！」
「ちッ……やってみろ！！コラァーッ！！」 

   ナグルシファーは怒声を上げるが、状況は分が悪かった。相手は斧、武器を持ち、対する自分はほぼ丸腰。自分の腕っぷしには自信はあるが、さすがにこれは不味い。

そもそもなんだあいつら。殺し合いに乗っているのかよ。つーかあの斧野郎は地面から沸いてきたぞ！？
見たとこ改造死体か？じゃあ、あの根暗そうなチビはネロの手下だな。でも死体には見えないんだけど。ネロに人間の手下が居るってのは考えづらいし……

「うおおおおっ！！くそっ……があああああ」

   これもお願いの効果か、予想以上に素早いケネスの動き。振り回される斧を持ち前の運動神経で避けるナグルシファー。
   狙いが外れた斧は、彼女ではなく地面に当たり、抉れる。
   
「おらああああ！！」

   ナグルシファーもただ回避に徹する訳ではない。ケネスの動きの隙を突き、殴る、蹴る、とにかくダメージを与えようとする。だが相手はゾンビ。下手な打撃では攻撃にすらならない。

「ヒャハハハッどうしたどうした！！避けてばかりじゃ直に死ぬのは変わらないぞ！！ま、運が無いって諦めなッ」
「うるせェッ！自分じゃなんもしてねぇ癖に！！」

   勝手に言ってろと、ナグルシファーに野呂田は言い返す。事実野呂田はケネスの後方で、ミルキーちゃんを装備したまま余裕の笑みを浮かべながら待機していた。すでにナグルシファーの殺害を確信している。そもそもゾンビ相手に肉弾戦を挑む彼女に、勝ち目はないと決めつけているのだ。
   

「くッ……ふざけやがってえェ――」
   

   ナグルシファー本人は微塵も諦めていない。彼女は勝ってきた。実家の塾生徒をカツアゲした暴走族にも、ネロの残党達にも、いっぱしのスケバンとして勝ってきた。だから今回も、ちょっとキツいが勝てる。いや、勝つ。
   距離を取りながら、無造作にデイバックから支給品を取り出す。それ自体は一度も使ったことは無いが、知識で使用法はわかる。安全ピンを抜き、ケネスに投げる。

ピカッ

瞬間、強烈な閃光が溢れる。

「ウオオオオッ！？」
「ギャ、目が、な、なんだ！？」
「スタングレネードッてやつだよ、ボケッ！！」

   ケネスは完全に視界を失った。大声で喚きながら滅茶苦茶に斧を振り回す。だが、格段に遅くなった上に単調になったその攻撃は、彼女に当たらない。
   先手必勝、大きな隙ができた。この機を逃すほどナグルシファーは甘くない。全力で走る。ケネスではなく野呂田の方に。

「ひっ、ひあ、く、くるな！！」
「この……ボケッ！！」
「グヘッ！？」
   
   問答無用で殴り付ける。スタングレネードなんてものが支給されていたのだ。もしかしたら懐に銃を持っているかもしれない。だとしたら先手をとるべきだ。
   野呂田を殺す気はない。ネロの残党を血祭りにあげてきたナグルシファーだが、あれらはすでに死体だ。生身の人間を殺すつもりはないし、その覚悟もない。
   だが、単純に死体をけしかけられた事はムカつくので、ケジメとしてはボコる。そもそもネロの関係者の疑いがあるのだから、どっちみちボコる。話などはそのあとにゆっくり聞けばいい。




「 Fuck you!!」




    次の瞬間、爆風がナグルシファーを襲った。なにが起こったのかまるで判らなかった。背中が熱い。焼ける。炙れる。

「熱っつあああああ！！」
「ギャアアアアア！！」

  吹き飛び、地面に転がる。微かに見えた。死体ゆえに視力が回復せず、喚きながら斧を振り回していた巨漢が、いまやバラバラのミンチ。燃えカスと化していた。
   炎の明るさで、その向こうにいる男が見えた。コートを着たサングラスの白人だ。手に持っているのは筒か？……まさかロケットランチャー！？
   野呂田はナグルシファーと違ってその男に気づかなかった。自分の髪の毛に燃え移った火を消すのに、全神経を集中させていたからだ。悲鳴をあげながら地面を転げ回っている。

   ナグルシファーは、痛みに顔を歪めながら舌打ちをする。そして野呂田を置いてそのまま走り去った。
  いきなりロケットを撃ってくるような相手だ。武装も強力過ぎる。打つ手がない。

◆   ◆   ◆
 

     Fuck!!マジで最悪だぜ!!
   家の糞女房に頼まれて、糞みたいなお使いをこなしてたってのに、変な鳥頭に拉致されて犬っコロみたいに首輪つけて殺し合えだ!! 
   俺がどんな目にあってるのか、糞女房の奴わかってんのか!!
   ああ、腹減った。中華でも食いてえなぁ。
   まったく糞みたいな気分だ!!ん、なんだ。だれか居るぞ。女とチビとデッカイのが一人。なんかのイベントか?
   早速おっ始めてやがるのかよ。デッカイのは斧振り回してるし騒ぎやがってウゼえ!!
   おぉ、ピカッと光ったと思ったら女がチビをボコってるぞ!!グレネードか!!
   中々やるじゃねえかあのアマ。だが家の女房みたいに怖そうだぜ。でもアッチの方が若くてピチピチだな。
   ちッ、だが何にしてもムカつくな。俺は静かに紳士的に考え事をしてるってのに、馬鹿みたいに騒ぎやがって。これじゃ考えもまとまんねえ!!
    よっしゃ、一丁派手な花火でもあげて黙らせるか。とにかくイライラするときは銃ぶっぱなすのが一番だ!!見敵必殺!!
   よっこらせ、あの鳥頭はなかなかにシブい趣味を持ってやがるな。はは、まさかこんな安っぽいバックにロケットランチャーなんてものが入ってるなんて驚きだよな。
   文明ッてすげぇよなぁ!こいつを町で車にぶち当てると本ッ当に気持ちいいんだぜぇ。
   とにかくFuck!!弾OK!!筒OK!!それじゃいくぜぶっぱなす俺のロケットを!!


「Fuck  you!!」
 

   ははははは、よっしゃ!!お見事!!大当たり～!!すっげ～威力だなぁ!!
   しかもうるせぇよ糞が!!煙すっげェ!!汚ねえ花火だ糞が!!
   ジャストに斧野郎に当たりやがった!! 
まさに消し飛んでるぜ!!俺天才!!
まさか今日死ぬなんて思ってなかっただろうな!!おったまげ～!!
コイツがありゃあ怖いもん無しだぜ～!!お、なんか焼き鳥の臭いがする。

   おぉ、あのチビ頭燃えてやがる!!おもしれェなァ!!必死に転げ回ってるぜミットもねぇ!!
   ん、女が逃げやがった。まぁ良いか別に。殺す気はあんまネェしな。

    ……まぁ、アレだ。一発ヤったらなんか落ち着いてきたぜ!!
   いきなりひとり殺ったからか貫禄もつくってもんだ!!
   気分よくなってきたぜ～!!楽勝だ!!しゅぴ～～ん!!

   ……あぁ、今朝から頭が妙なんだ。突然糞女房の顔が思い浮かんで来やがった。殺し合いヤらさせてるってだけじゃ女房は納得しないかもしれねぇ。
   今朝はクーラー壊れてたから滅茶苦茶イラついてたからな。じゃあ仕方ねェ。言い訳が立つように少しはやっておくか!!お使いをよォ!!
   確か……コートに……あ、あったあった!!やっぱメモはポケットに入れておくに限るな!!
    糞みたいな鳥頭もこれを募集するッて糞みたいに考えてないって訳だ!!
  どれどれ……

・牛乳を買う
・協会で懺悔する
・嘆願書に署名をもらう
・ナパームを購入する 
・クロッチー人形を入手する
・ステーキ肉を買う

  おいおい大忙しじゃネェか!!糞女房の奴俺のことを奴隷かなんかと勘違いしてやがるんじゃねぇのか?
   まあ後がうるせぇからやってやるけどよ!!ち、ぶっぱなしてスッキリしたのにまたイラついちまった!!
   まぁ何時までもこんな所に用はねェ。そろそろいくか。


で、まずは何からやろうかなぁ?
    

【4―F森/深夜】

【ポスタル・デュード＠ポスタル2】
[状態]：健康??
[装備]：ロケットランチャー@ポスタル2、お使いのメモ
[道具]：基本支給品、不明支給品×2
【基本方針】
１:「家の女房は怖いからなぁ   一応お使いをこなしておくか」
２:イライラしたら適当に殺す
【備考】
※ナグルシファー、野呂田の姿を確認しましたが、名前はしりません
※殺人にたいしてはまったく抵抗感はありません
※ケネス・ダイナモを破壊しました

   一方ナグルシファーは、走っている内に森を抜けていた。少し息が上がっている。地面に腰を下ろした。
   着ていたセーラー服は所々焦げている。それだけで済んでいるのはありがたかった。

「いきなりロケットぶちかましてくる奴が居るなんて、ちょっとハードすぎるだろ」

   最初から飛ばしすぎた。少し休憩しよう。走っている内に喉が乾いた。デイバックから飲料水のペットボトルを取り出して飲む。


(やっぱしばらくは穏便にしてるか。ギーコと合流するまえに死ぬなんて事にはなりたくないからね
   ったく、あの野郎、覚えてろよ……)

◆   ◆   ◆

 
「うう……な、なんてこった……ボクのゾンビが……」

  野呂田は凄まじく焦っていた。震えながら悪態をつく。その視線の先には、燃える肉片になった己のゾンビの姿がある。

    終わった。ゾンビを失ったゾンビ使いはただの人間と変わらない。ここまでバラバラになれば、ゾンビとはいえもうケネスは使えない。
  いったい何が起こったんだ？なんで、なにが？
  どうしてこうなる？最初はうまくいっていたのに、ただカモを殺すだけだったのに。 
    もうゾンビ使いとしてボクは役立たずだ。これじゃリルカ様と合流しても役に立たないって殺される……！！


「ちくしょう、ちくしょう、どうすれば良いんだよ……！！」


【ナグルシファー＠血まみれスケバンチェーンソー】
[状態]：健康、疲労（小）
[装備]：
[道具]：基本支給品、不明支給品×2、スタングレネード×2
【基本方針】
１:ギーコ、ついでにキンバリーと合流したい
２:改造死体、ネロの手下はケジメで叩き潰す。
３:撃ってきた男（デュード）を警戒
【備考】
※参戦時期は単行本4巻、ガーディアンズ編直後からの参戦です
※爆谷さゆりと面識はありません
※名簿にネロの名前があることに対して疑念があります
※野呂田をネロの関係者ではないかと考えていますが、名前はしりません
※デュードを警戒していますが、名前はしりません

【野呂田＠ゾンビ屋れい子】
[状態]：疲労（中）、打撲、火傷
[装備]：魔女ッ子ミルキー
[道具]：基本支給品、不明支給品×2
【基本方針】
１:生き残る
２:リルカ様と合流したいが……
【備考】
※野呂田のゾンビ、ケネス・ダイナモは完全に破損したため召喚不可能です
※ナグルシファーを警戒。デュードの姿は確認していません

【全体備考】
※ケネス・ダイナモ、及びその装備の残骸が4―Fに放置されています。
※付近のエリア、及び参加者に爆発音が聞こえた可能性があります


【ロケットランチャー@ポスタル2】
デュードに支給。かなりの攻撃力を誇る。弾は有数

【魔女ッ子ミルキーちゃん@ゾンビ屋れい子】
野呂田に支給。
ケネス・ダイナモの操作に必要なぬいぐるみ。これ自体に特殊な力はない
余談だがミルキーちゃんのアニメはあの百合川サキも幼少の頃に見ており、ファンだった。百合川みどりが10年間昏睡する原因にもなっている 

【スタングレネード@現実】
ナグルシファーに支給
非殺傷の手榴弾。安全ピンを抜けばきっかり3秒で強烈な閃光をだす。3本セットで残り2本

【お使いのメモ@ポスタル2】
デュードの妻が彼に頼んだお使いが記されたメモ帳
現お使いは以下のとおり
・牛乳を買う
・協会で懺悔する
・嘆願書に署名をもらう
・ナパームを購入する 
・クロッチー人形を入手する
・ステーキ肉を買う    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/71.html">
    <title>イカれたバンパニーズ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/71.html</link>
    <description>
          深夜の街に化け物が居た。 
    醜く肥った巨体に、純白の衣服を纏うその皮膚は毒々しい紫。
背筋の凍るような真紅の瞳をもつパンパイア――否、&quot;バンパニーズ&quot;の一人。名はマーロック
    否、訂正することがひとつ。マーロックは本来のバンパニーズに属するものではない、群から外れた一族の追放者。
    元々バンパニーズとは、バンパイア一族が取り決めた&quot;吸血の際の殺人&quot;を禁止する掟に反対し、離反した少数のバンパイア達の集団を指す。
    彼らは現代のバンパイアとは違い、獲物とした人間の血をすべて飲み干し、その命を内に取り込む。  
    そして長い年月をかけて肌と眼を毒々しい紫と真紅に染め上げるのだ。
   これは掟が決まる前のバンパイアの行っていた行為であり、バンパニーズにとってこれこそが誇りある食事でもあり、儀式でもある。
    事実彼らは食物をとらず、血だけで生きようとするのだ。

   だがそれにも限度と言うものが存在する。

   マーロックは気が狂っていた。自身の異常な食欲を満たすために、限度なく人間を殺しまくり、血を飲み干し、その肉を食らう。それはもはや同じバンパニーズにとっても容認しがたいレベルだ。
    バンパニーズは仲間を殺さない。例え仲間が狂っても、掟を破っていない限り自分達のテリトリーから追放し、野放しにする。
    マーロックは恐ろしく狡猾だった。血に飢えるあまり狂気に染まっても、頑なに掟を守っている。殺しはするが、それを隠すほどの知恵は残っている。だからこそ息ながら得た。


  着ている白服は鮮血に濡れている。
  マーロックは食事をしていた。
   進んで食べているのではない。これは予定していなかった物だ。   
   道路を赤く染めあげる血だまりに横たわる犠牲者。腸を引き裂かれ、四肢を千切られ、苦悶の表情で息絶えた少女。
   それにかぶりつきながら、マーロックは腹を満たす。
  自分から進んで少女を殺した訳ではない。運が悪くマーロックと遭遇した少女が偶然銃を持っており、続けて運が悪いことにそれでマーロックに発砲した。
   そして当然のように殺すことができず、逆に内蔵をぶちまけられた。それだけだ。
   本来なら、バンパニーズは事前に獲物に印をつけ、予め綿密な計画を練ってから狩りを行う。
   それをせずに無計画に食事、殺人をすることは、それすなわち掟を破ることになる。だが、殺してしまったものはしょうがない。そのままにしておくのも勿体ないし、ありがたく頂くことにした。
   
「ひひひッお嬢ちゃん。おまえの名前はなんだったんだい？」

  マーロックは既に絶命した少女に語りかける。別に意味はない。狂った彼の単純な独り言。

 「いや、言わなくても良い。当ててやる。
     アニー、アニー、アリス、マーガレット？かな。
          いやエリス、クレア、ジル、ビクトリア？
   キャサリン、キャスカ、キャリー、カリーナ？」

   血はとっくに飲み干されている。代わりに肉を食らう。腕を怪力で引きちぎり、内蔵を掻き分け、皮膚を剥ぐ。
   それらの手順は恐ろしく慣れている。当然だろう。数え切れないほどの人間を狩り、喰らってきたのだから。

「……まぁ、どうでもいいか。名前なんて」

   数分と立たずに、食らいつくした。残っているのは骨と凄惨な血痕。そして名も無き少女の荷物のみ。
   まぁ人間にしては根性はある奴だったなと、何とはなしに思った。自分の外見に恐怖したりはすれど、反撃をしてきただけ良いものだ。いや、あれは反撃というよりも攻撃にあたるか？
    盛大にゲップをする。掟に違えて得た獲物だったが、腹が満たされた事は化わりない。
  ――否、全然足りない。ひとり喰らっただけでは満足できない。
  だが、あまり誉められた経緯ではない上の粗食とは言え、食事にありつけたのだから一応は満足だ。
  
   銃は要らない。誇りあるバンパニーズは飛び道具など使わない。ゆえにデイバックだけをありがたく頂いておこう。
     
   夜風が中々に心地良かった。空を見上げる。今夜は満月だ。不思議と気分が良い。

「良い月だ。今夜はいい夜になりそうだなァ」

   デイバックを漁ってみる。するとナイフが入っていた。対して期待していたわけではないが、これはありがたい。やはり使っていた包丁に近いものがあるのは助かる。
   重さも殆ど感じない。だが切れ味はかなり鋭いようだ。それに中々に使い込まれている。ほんのりと血の臭いを感じた。
   上手く扱えば、容易く人の体を切り裂けそうだ。素手よりもよりスマートに。
   周りを見渡せば、人の気配は感じられない完全に無人の街並み。異常だ。本来ならこういう場所には人間が居て当然だろうに。
   異常。まぁ確かにそうだろうが、別にそこまで深くマーロックは考えなかった。不可思議ではあるが、街に人が居ようが居まいがどうでもいい。
   

「残念だ残念だ。此処は俺様の居るべき場所ではない」
  
   此処はマーロックのテリトリーではない。お気に入りの狩場でもなくば、心地よい街の血管である下水道でもない。ゆえにとるべき方針はひとつ。
 

 「帰ろう。愛しのマイホームへ」
  

   血に飢えた怪物は夜の街に消えた。
   
   
 
【零本志呂子@ゾンビ屋れい子   死亡】


 
【3―F黒須市/深夜】

【マーロック＠ダレン・シャン】
[状態]：健康、精神錯乱
[装備]：百合川サキのナイフ@ゾンビ屋れい子
[道具]：基本支給品×2、不明支給品×5
【基本方針】 
１:愛しのマイホーム(下水道)に帰る
２:とりあえず襲ってくる者は遠慮なく殺す
３:無計画な殺人・補食は掟に反するためにあまり乗り気ではない
【備考】
※外見は漫画版基準
※クレプスリーの故郷の下水道に住み着いていた時期からの参戦
※零本志呂子の残骸と支給品の銃グロック17が3―Fに放置されています 
※制限によりフリットは使用不可。


【百合川サキのナイフ@ゾンビ屋れい子】
零本志呂子に支給。現在はマーロック所持
殺人鬼百合川サキが愛用するナイフ。
刃渡りは15cmほどと小さめのナイフだが、研ぎ澄まされておりその切れ味は抜群。
複数本がセットになっており、投げナイフとして使うこともできる。

【グロック17@現実】
零本志呂子に支給 
オーストリアの銃器メーカーであるグロック社が開発した自動拳銃。口径は9mm（9x19mmパラベラム弾）装弾数は複列弾倉（ダブルカラム・マガジン）による17+1発     </description>
    <dc:date>2014-04-01T01:22:07+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/70.html">
    <title>秘術と戦争が生んだ怪物</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/70.html</link>
    <description>
      　
    会場の森林エリア、生い茂る木々が時おり月の光を遮り、それ故に暗く、怪しい雰囲気を醸し出す森の中。
　その森の中に居る二人の参加者。
　一人は金髪ツインテールのゴスロリファッションに身を包む白人の少女。
    その外見の情報だけなら、殺し合いという状況に突然放り込まれた被害者の幼い少女……という解釈にとれるかもしれない。
　しかし、少女――ブラック・ロリータは犯罪都市ニューヨーク出身の銃殺魔、はっきり言えば殺人鬼なのである。
　左手にデイバック、右手にピンク一色に可愛らしく装飾されたサブマシンガンをもち、もう一人この場に居る参加者をじっと影で気配を消し、観察する。
    運が良いことに、支給されたその銃はブラックロリータの愛用品である。
   デザインとそのセンスはともかく、人を容易く殺せる銃であるのには代わらない。
　
「…………将軍…………この…………どう…………殺し…………駄目…………ですが…………しかし…………」

　ロリータの視線の先、暗闇であまり詳しくは判別できないが、軍服らしき服を着た参加者が、デイバックを片手にもち、ロリータに背を向けて突っ立っている。
　声からして若い男性であろう軍服男は、ロリータが発見した時にいた位置から何時までも動かずに、せわしなく独り言を続けている。ロリータには気づいていないようだ。何を話しているかは距離がありすぎてよく聞こえない。

（何ボーッと突っ立ってんのかね、大の男が。スキだらけだっつーの）

　暗がりの上に遠目に見ても十分挙動不審に見える軍服男の姿に、少しあきれ気味のロリータ。普通こういう状況ではこんな場所に突っ立っていないで、なにか行動を起こすことが普通だ。
    事実参加者の中では弱い部類に入るロリータに、簡単に背後から狙われていることから、軍服男の警戒力は甘いといわざるを得ない。
　
「ですが…………はい……」

    観察を続けるロリータだが、一向に独り言を止めようとしない男に、段々隠れていることがアホらしくなっていった。

「ヘイ！！そこの軍服男！！おとなしくバックをわたしな！！」

　男に銃を向け、大声でバックを要求しながら飛び出したブラック・ロリータ。威嚇ではない。怪しい素振りを見せたら蝶々なく撃つ。
    男はやっとロリータに気づいたようで、驚いている。

「早く！！モタモタしてっと大事なタマを吹っ飛ば……」

　月の光の輝く中、此方に振り向いた男の素顔をロリータは初めて見た。そして言葉を失った。
　軍服男は、左側の優しい瞳をした青年の顔では困惑を露わに、ロリータを見つめる。
　しかし、男の右の顔――――醜く乾燥し、口髭を半分だけ生やした老人の顔は、ロリータに氷のような視線を送る。
　
　月明かりの暗がりの中でも判断できるほどに、男の顔は左右全く違っていた。

◆　◆　◆

    1861年4月12日、奴隷解放をうたう北部とそれに反対する南部との間で勃発した南北戦争は、約4年間続き、北軍の勝利で幕を閉じた。

　それは北軍約36万人、南軍26万人、計62万の死者を出す凄まじいもので、第一次大戦の12万人、第二次大戦の32万人を遥かに超え、アメリカ史上最大の数の死者を出す同国人ゆえの怨念に満ちた内戦だったのである。

　この殺し合いには、その怨念が産み出した魔物が呼ばれている。 

　彼はギリシア神話の冥界の闇の王、ハーデースのごとく、片方の目で優しく、しかし片方の目ではまるで食いつかんばかりのように激しくロリータを見つめていた。

◆　◆　◆


――およそ15分ほど前

「シャーマン将軍、一体この状況はどういう事なんです？
『あの鳥顔の男の言葉を借りれば、ある種のゲーム。催し、つまり殺し合いだな』
  ……殺し合いなんて……駄目ですよ。
『しかし、今の我々の状況では帰る手段はあの男の言葉に従うしかないぞ』
  ですが……
『我々２人は文字通り一心同体、２人が２人とも果たさねばならぬ目的がある。此処で死ぬわけにはいかん……だろう？』
   しかし
『まあ、深く考えるなデリック、我が子孫ながらお前には戦場の場にたった経験がない。考えれば考えるだけ気が滅入るというものだ』
   ……そうですね。たしかに貴方との会話で頭がおかしくなりそうですよ。将軍」

　暗い森の中、アメリカ北軍の軍服を着た一人の若い青年が、静かに会話を行っていた。
   しかし、青年の前に話している人物は存在せず、一見青年の独り言に見える。
　だが、青年は確かに会話を行っていた。――――自分の肉体を半分使っている者と。
　左側の彼、アメリカ人の青年の名はデリックという。対して右側の干からびた皮膚の顔の男は、デリックの先祖にあたる北軍の軍人、シャーマン将軍である。
　なぜデリックの肉体の半分を先祖であるシャーマン将軍が所有しているか、それには深い南部と北部の争いが関係してくる。
　デリックは元々ワシントン大学に在籍する大学生、あるとき南部出身の女性、トレイシーと出会った事から全てが始まった。
　北部出身のデリックと、南部出身のトレイシーはお互いの出身を気にするタイプの人間ではなく、お互い愛し合っていた。
　愛し合うデリックとトレイシーが結婚を考えたのは自然な事だった。
　幸せな２人、しかしデリックが南部のトレイシーの実家に挨拶に行った事で、２人の愛に障害が生まれた。
　南部と北部の関係で深い因縁のあったトレイシーの父は、当然北部出身のデリックと娘の交際を禁止し、２人を無理やり引き離したのだ。
　デリックとトレイシーはお互い深い悲しみをおい、その感情が爆発。デリックは暴力でトレイシーを奪おうとした。
　この時デリックは、既に先祖の家として廃屋になっていたシャーマン家を訪れており、既に何らかの影響を受けていたかもしれない。
　シャーマン家からシャーマン将軍の愛銃を持ち出したデリックは、ステイシーの父に交際を認めるように脅迫する。しかし当然のように失敗し、頭を狙撃された。だが、幸か不幸か、将軍の銃のオーラが奇跡的にデリックの命をつなぎ止めたのだ。
    しかしそれもそう虫の良い物ではなかった。頭の傷のため、段々と弱っていったデリックはトレイシーとの愛を叶えたい一心で、再度シャーマン家に行き、シャーマンに助けを求める。
　シャーマン将軍は瀕死のデリックに、現地のインディアンの噴墓塚に宿る魔力を利用し、憑依することでデリックを延命させた。
　その結果誕生したのが、一つの肉体に二つの魂が宿った憑依人間。
    今のデリックとシャーマン将軍だ。
　シャーマン将軍が乗り移ることで、かろうじて命が助かったデリックだが、血筋が同じだろうと全く別の人格が一つの肉体を使用する事は、かなり不安定。
    事実、デリックとシャーマンは殺し合いに対する意見の違いで先程から口論を続けている。
　
「ですが
『くどいぞデリック。ひとまず乗るかどうかはおいておいて、この場を探索することから始めよう。このままではラチがあかない』
……はい、わかりました」
　
　延々と続くかと思われた口論も、ひとまず終焉を迎えたときだった


「ヘイ！！そこの軍服男！！おとなしくバックをわたしな！！」 

◆   ◆   ◆ 

 
   ロリータは
『二つの別人の顔が一つの顔に纏まっている』
   というデリックの異様な外見に本能的な嫌悪感を感じ、驚きで動きが止まってしまった。
　全く別の物が一つに纏まっている姿とは、例えようもないくらい気味が悪い。
　呆然としているロリータを見つめる二つの瞳。片方は善良そうな光を放っているが、嗄れた男の眼孔は恐ろしく冷たい。まるでロリータが過去に射殺した人間の死体のような……死人のような瞳をしていた。
　その時、右側の死人のような男の顔の唇が歪む。笑ったのだ。
　しかし、左側の青年の顔は、混乱した表情のまま。
　しかし、それもすぐに変わった。
　ロリータの背後を見つめ、驚きの表情を浮かべている。


　「将軍やめてくだ『やれ』」


    デリックは制止するが、シャーマン将軍は無情にも命令する。何事かとロリータが背後を振りかえる前に、事は起きた。


　ドシュ！！


「（あれ……なんで……あたしの…か…ら…だ」 


　ロリータの視界に、何故か見覚えのある自分の胴体が映る。
　胴体の首からは、まるで噴水のように大量の血液が吹き出している。

　あぁ、首を切られたのか……

  そう理解した瞬間、ロリータの意識は途切れた。


◆　◆　◆


　頭部を失った血塗れのロリータの死体。その背後に立っている、この世ならぬ存在。
　この場に呼び出したシャーマン将軍と同じ、北軍の軍服を着た骸骨の兵士。その皮膚には所々皮膚がこびりつき、虚しくその存在を主張している。
　右手には、たった今一つの命を刈り取った血まみれのサーベルを装備している。
　それを驚きと怯えと恐怖。三つの感情がごちゃ混ぜになった瞳で見つめるデリックの顔。

　「将……将軍……あれは？」

   辛うじて声を絞り出し、突如地面から沸いて出てくるようにして現れた死人。その正体を問いただすデリック。
　シャーマン将軍は、子孫の情けない様子に苦笑しながら答えた。

『クククク……私の部下だ。南部の人間によって、アンダーソンヴィルの捕虜収容所で家畜のように虐殺された北部の軍人たちだ。
   今でも強い怨念で満ちあふれている。
   その為に死後も成仏できないでいてな。霊としてこの世に留まっていたのを、私が呼び出したのだ』

　シャーマンの部下という言葉に反応してか、敬礼をする北軍の軍人の霊。
　その付近に転がる、呆然としたままの表情を浮かべるロリータの生首を見やるデリック。その表情には憐れみの感情が浮かんでいる。

　「……まだ…子供なのに……何故です将軍。なぜ殺させたのです…」

　銃を向けてきたとはいえ、こんな小さい子供を殺すなんて、酷すぎる。

『……デリックよ。ここは戦場だ。子供とはいえ、銃を向けてきた相手を見逃すことはできない』

　ロリータを殺したことに対して将軍は、あまり深く考えていないようだ。

「そんな！！別に殺さなくても
『デリック！！私はお前と南部人の娘との愛を成就させるとともに、お前を助けるためにお前の体に入り込み傷を癒してやったのだ。
   私は怨みながら死んでいった部下を成仏させる義務がある。
    それまでにお前に死なれたら私が困るのだ！』」 


　

――自分に愛らしく微笑んでくれるトレイシー

――初めてのデートでの楽しかった思い出。

――結婚を誓い合った時のトレイシー。
ベットで愛し合った時の記憶。


     シャーマン将軍のように、自分にも……やらなければ、生きなければ……生きたい理由がある。

「（……トレイシー…僕は……絶対に君の所へ…）」

　デリックは、恋人トレイシーの元に帰る決意をする。そのデリックの決意を感じ、対称的に冷えた感情で認識する将軍。

『（デリックよ……私がお前に死なれたら困るのは本当のことだ。お前が死んだら、私は地獄に逆戻り……二度とあんな場所に戻るつもりは無い）』

　実を言うと、シャーマン将軍にとってデリックの愛が実ろうが、実るまいが、どうでも良いことだ。

『（お前はなデリック。私が永遠の命を得るために利用されるだけの駒に過ぎない。精々その貧弱な魂を利用されるだけの運命なのだ）』

　シャーマン将軍の真の目的。それは南部人への強い怨みのために成仏できない部下を助けるためだけではない。
    自身を蘇らせる事ができたインディアンの呪術的技術を解明し、その力で世界最高の不老不死の呪術師（シャーマン）に成る。
   そして忌々しき南部人達を皆殺しにし、真の意味で世界の頂点にたつアメリカ大国を創る。それこそが彼の目的。
　哀れなデリックは、弱みにつけ込まれ利用されているだけに過ぎない。
　シャーマンは右手を動かし、バックから出されていた地図を確認する。

『さて、デリック。いつまでも此処に突っ立っている訳にもいくまい。こんな時こそ早急な行動が求められるものだ』
  まってください……この子をそのままにはしておけません。せめて埋葬してやりましょう、将軍」

　いくら何でも、このまま野晒しで置き去りにするのは忍びないし、申し訳ない。

『……デリック。そんな時間は無い。
     子供とはいえ、銃を向けてきた相手を埋葬してやる義務は無い』

　少女の埋葬を却下する将軍。

「しかし……」

    なお何か言いたげなデリックを無視し、将軍はその場に居続ける軍人の霊に命令する。

「『その子供のバックと銃を持って来い』
   そんな！死人の持ち物を盗むなん
 『死人には使えないし何も出来ない。だろう？
   死人の私が言うのだから間違いはないだろうさ。
  あぁ、首輪もだ。サンプルとして持って行こう』」

　死人から持ち物を物色しようとする将軍に抗議するデリックを丸め込み、ロリータの首輪とデイバック、そして拳銃を回収する。
    因みに将軍、そしてデリックも少々、ふたりは珍しく揃ってマシンガンの装飾に生暖かい視線を向けていた。

「『……ふむ……持ち主のセンスを疑うが、一応は銃だな。ありがたく貰っておこう。
    だが流石にこれだけでは装備としては心許ない。助けを借りるか

 ……しかし本当に個性的な装飾だな。その、あれだ。あの……』
  少女趣味？
 『あぁ、それだそれ。銃は玩具ではなく兵器なのだ。まったく持ち主の顔が見てみたい』
……僕も気になります。それ」
 

   持ち主は死体となって自分たちの足元に転がっている事を、ふたりは知るよしもない

 
　さて、話を戻して、将軍の助けを借りるという発言に怪訝そうなデリックを余所に、シャーマン将軍は指を鳴らす。
    瞬間、周りの地面から死者が溢れるた。
   先程将軍に呼び出された北軍人の霊が大量に《沸いて》きたのだ。
　あっと言う間に、30体ほど呼び出された北軍の兵士たち。死人の小隊が集まる、その悪い冗談のような光景にデリックは驚愕する。

『（ふむ……呼び出せる部下が少ないな。あの鳥男め。なにやら計ったな）
  ……まあいい、では――

　

――部隊整列！！』
 


   凛とした激励が、亡霊の部隊に響き渡る。武装した霊達が整列し、将軍に敬礼する。それはそれは見事な敬礼だ。

『私に続け！！我が北軍の優秀なる兵士たちよ！！』

　言葉なき亡霊の兵士達は返事をする代わりに敬礼で答える。それが何よりも彼らの心情を答えていた。

&quot;貴方についていきます。上官殿&quot;

　こうして一列に並ばれると、正面にいる将軍は勿論、デリックにも兵士達のおぞましい姿がよく見える。こんな月の出ている夜では、気味の悪さもさらに磨きが掛かって見える。
　一応体を貸しているから守ってもらえるとはいえ、怖い物は怖い。
　
「（……やはり僕は、とんでもない存在に助けを求めてしまった……トレイシー……）」

　そう考え、頼もしさと恐怖、その為色々な感情を感じているデリックは、内心ため息をつく。
　　
『やはり、こうでなければ締まらないな。私は……』

    亡霊と同じく現れた馬に跨がり、颯爽と将軍は進軍を開始した。
   北軍の霊達が森を行進する姿は、見ただけで心臓が止まりそうな光景だった。


だが、将軍の握るサブマシンガンがどうしようもなく似合っていなかった


【ブラックロリータ@サタニスター   死亡】

【2―D/深夜】

【シャーマン将軍（デリック）＠ミキストリ】
[状態]：健康体　
[装備]：ブラックロリータのサブマシンガン@サタニスター
[道具]：基本支給品×2　ランダム支給品5　ロリータの首輪
【基本方針】 
シャーマン将軍
１生存第一。降りかかる火の粉は払う。
・デリック
１:生きてトレイシーの元に帰る。殺し合いには否定的。
２:「トレイシー……僕はどうすればいい？」
【備考】 
デリックの肉体にシャーマン将軍が憑依した直後からの参戦。ミキストリを知りません。
北軍軍人の怨霊を召喚する力に制限があり、同時に呼び出せるのは30体まで。馬は一体のみです
ロリータの首切り死体が2―D森に放置されています。    </description>
    <dc:date>2014-04-01T01:21:20+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/68.html">
    <title>オワリ×ノ×ハジマリ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/68.html</link>
    <description>
         目の前に光が満ちる。何やら妙に周りが騒がしい中、沢本いずみは目覚めた。

(……ここ、何処だろう。）

　いずみはぼんやりとした表情で、自分の周囲を見渡す。
    広さは高校の体育館ほどか、少々薄暗いホールのような空間。全くもって見覚えがない。
    いずみ以外にも大勢人がいる。中には仮装のような格好をしている人物も多い。いずみは、その中に見知った顔を見つけた。

「サタニスターさん！」

    大柄な修道女(シスター)に駆け寄るいずみ。サタニスターと呼ばれた女性は、駆け寄って来たいずみを驚きの表情で出迎える。

「いずみ、あんたも此処にきてたのかい」
「は、はい。気がついたら此所に居て……サタニスターさん、ここってどこですか？」
「残念だけど、あたしも今目が覚めた所だからね。あんたと同じで状況がよくわからない……一体全体どういう事なんだろうね」

    サタニスターも此所がどこか判断がつかないらしい。もしかしたらこの人なら何か知っているんじゃないかと期待していたいずみは少々落胆する。が、知り合いと合流できたことは、いずみにとってありがたかった。



「皆様、初めまして。こちらにご注目ください」



　粘着質で、嫌に高い悲鳴のような不愉快な声。
　先程まで誰もいなかったこの空間の中央部分、その場所に一人、高級そうなスーツを着こなす背の高い人物が立っていた。 
　まるで瞬間移動したかのように、最初からそこにいたかのように、その男はそこに居た。
    まるで鳥のようだ。
　この場の全員がその人物に抱いた印象はそれだった。

　男が何者かはわからない……が、あり得ないほど青白い顔をしたこの男は、どう見ても人間には見えない。不気味な青い鳥が不器用に人間の服を着ている。そうとしか見えなかった。 

「私の名前はハーピュア。突然の事態で混乱しているでしょうが、皆様を此処に集めた目的をお話ししましょう」

自分に集中する視線を確認するように眺めながら、ハーピュアと名乗る鳥男は語る。いずみは、その無機質な瞳が酷く恐ろしい物に感じられた。



「これより此処におられる皆様には、殺し合いを行って頂きます」



   淡々と言い放った言葉。それに何ら臆するものも感じられない。
 

 ◆  ◆  ◆


「より厳密に申し上げれば……。
               皆様はこれより用意された場で最後の一人になるまで殺し合いを行ってもらうのです」

「気づいている者も、そうでない者も居らっしゃるでしょうが、この催しを円滑に進めるため、皆様には枷を用意させて貰いました。自分の首を確認してみてください」
「見ての通り、首輪がはめまれています」
「これはこの通り――」

   『ピ――――』ボンッ！
   間の抜けたタイマー音が鳴り、突如ひとりの男の首輪が爆発した。頭部を失った首から血が吹き出る。
   不運にも爆殺された男の周辺から短い悲鳴が上がる。

「――首輪自体が爆弾になっている仕様です。私たちは何時何時でも、特定の参加者がこの催しの障害になると判断した場合には
         これを爆破できる権限がありますので、くれぐれも自身の行動にはお気をつけください」
    「皆様には殺し合いの会場に飛んで貰いますが、そこで会場の地図や食糧。
　そして何らかのアイテムを支給しておきます。これはどんな品物が当たるかは完全にランダム。殺し合いに役立つかもしれないしそうでないかもしれないのでご了承ください。
　運も実力の内という訳です。
　最後に、死亡者の名前は6時間毎の定時放送で発表させていただきます。
    その際に禁止エリアも伝えるので聞き逃さないようにお願いします。放送は一回につき一度しか行わない方針ですので――」 

    淡々とハーピュアによって行われる狂ったゲームの説明を、いずみは唖然と聞いていた。まだ頭が状況を理解しきれていないのだ。
    その横ではサタニスターが、険しい表情でハーピュアを睨んでいた。

「――さて、これで大体の説明が終わった訳ですが――」

『ピ――――』

「――おや？」
  ハーピュアが怪訝な表情で、新たに鳴り始めた機械音の方に顔を向ける。

「え、あ、あれ……マヨの首輪が……い、いや！ なんでなの！？ お願い、早く外してよ！」
「麻、麻夜！？  待ってろ、今すぐ外してやる 」
 
   車椅子に乗った少女は、不気味に音が鳴り続ける首輪を外そうと必死に引っ張りながら、青ざめた表情でハーピュアに懇願する。 
   その隣では、少年が少女の首輪を必死に外そうとしている。恐らく少女の兄だろう。

    それを見たハーピュアは少し哀んだ表情を浮かべていた。

「Mrs.麻夜様、申し訳御座いませんが、その首輪は無理やりに外そうとすると自動で爆発する仕掛けになっております」 
「っ……！？ そ、そんなぁ！ お願いいいいィィィィ！！！！嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌いやあぁぁぁぁぁぁぁ！！！」 
「ハ……ハーピュアとかいったな！！てめー今すぐ麻夜の首輪を止めろ！！さっさとしねーとブッ殺すぞ！！」


「諦めなさい」


ハーピュアは冷たく言い放つ。 
少女――東堂麻夜の顔は絶望に染まり、大粒の涙をボロボロと零していた。

『ピ――――』

「嫌ぁ……お兄ちゃん……死にたく」―――ボンッ!!!

  麻夜の言葉を遮り、非情な破裂音が響き渡る。

「まよぉぉぉぉおおおお！！！  
   アアああアぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああっ！！！
    てめぇぇぇぇぇ！！」

   妹の亡骸を抱き締め、絶叫する兄――東堂雄貴は、凄まじい殺気をハーピュアに向ける。

   ダッダッダッダッダッダッダッ！！

   変化は急に起きた。突如その場に十字架を背負ったガンマンが現れる。
   ガンマン――ジャック・ガンズは、主の怒りに呼応するように、2丁拳銃の弾をありったけハーピュアに叩き込む。

    頭が、肩が、腹が、眼が、腕が、凶弾によって吹き飛ぶ。あっという間にバラバラに崩れ落ちるハーピュア。

「はぁ……はぁ……」
「――お気持ちは察しますが、私に銃弾など効きませんゆえ、これで勘弁していいただきませんか」
「……なっ！？」


   それも一瞬。妹の仇を取ったという希望は片時も成されず、何事もなかったかのようにパーツが合わさり再生する。
   あまりにも異常な光景に、周りが騒然となる。

 
   あまりの惨状に顔を青くしながら呆然とするいずみだが、次に自分の身に起こったことにより再度驚愕した。
   体が段々と透けてきたのだ。隣にいるサタニスターも、それどころかこの場の全員の姿が透け始めていた。
   

「最後にひとつお知らせです。最後の一人になるまで生き残った者、
               つまり優勝者には、景品としてどんな願いでもひとつだけ叶えてもらえる権利が与えられます」
「名誉、金、権力、死者の蘇生、永遠の命、あらゆる欲望を、どんな混沌無形な願いでも叶えて差し上げましょう」






「――私、ハーピュアは皆様のご健闘を心より祈って参ります」





【[[hellishロワイアル]]@開幕】
【東堂麻夜@死亡】
【エイモス@死亡】

【進行役/ハーピュア@ミキストリ】    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/2.html">
    <title>メニュー</title>
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    <description>
      **本編SS
-[[本編・投下順]]
-[[本編・時系列順]]
-[[追跡表]]

----

**資料
-[[参加者名簿]]
-[[ルール]]
-[[地図]]
-[[把握用簡易キャラ表]]
-[[支給品一覧]]


**リンク
-[[現行スレ&gt;http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1387732559/]]
-[[2chパロロワ辞典@wiki&gt;http://www11.atwiki.jp/row/]]


//**更新履歴
//#recent(20)

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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/jntia0202/pages/15.html">
    <title>参加者名簿</title>
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    <description>
      [[【サタニスター】]]10/10
○サタニスター/○沢本いずみ/○墓井田鉄郎/○伊看崎研/○バルキリー/○ハンス・シュヴァルツマン/○ブラックロリータ/○ディオルペ/○バリー/○力丸亜砂美
【Fate/Zero】 2/2
○雨生龍之介/○キャスター
[[【血まみれスケバンチェーンソー】]]8/8
○鋸村ギーコ/○ナグルシファー/○碧井ネロ/○金張財子/○ネメシス/○爆谷さゆり/○里眼/○麻朱
【チャイルドプレイ】1/1
○[[チャッキー]]
[[【バットマン】]]4/4
○バットマン/○ジョーカー/○スケアクロウ/○キラークロック
[[【ダレン・シャン】]]1/1
◯マーロック
【ミキストリ】4/4
○江島陽介/○マックス・ド・モレー/○エド・ブリムリー/○シャーマン将軍(デリック)
[[【ヘルレイザー】]]1/1
○ピンヘッド
[[【ゾンビ屋れい子】]]17/17
○[[姫園れい子]]/○姫園リルカ/○キム・イーヒン/○雨月竹露/○百合川みどり/○百合川サキ/○スター・コレクター/○零本志呂子/○東堂雄貴/○安藤純子/○チーホイ/○ヒデュン/○ブラッド/○雪女/○野呂田/○猫神理沙/○谷井出人
[[【巨乳ドラゴン】]]5/5
○丈堂レナ/○黒伊マリア/○アイアン・ロック/○メッサーラ/○梶芽イコ 
 [[【ダークマン】]]1/1
○ペイトン・ウェストレイク
[[【ポスタル】]]1/1
○ポスタル・デュード
【HELLSING】3/3
○アーカード/○セラス・ヴィクトリア/○アレクサンド・アンデルセン
[[【エルム街の悪夢】]]1/1
○フレディ・クルーガー
[[【13日の金曜日】]]1/1
○ジェイソン・ボーヒーズ 
【美女アマンダ】4/4
○アマンダ/○飯田さん/○女戦士アマンダ/○網野 
[[【現実】]]2/2
◯都井睦雄/◯ジョン・ウェイン・ゲイシー


【見せしめ】2/2
●エイモス/●東堂麻夜 

以上65名    </description>
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    <title>把握用簡易キャラ表</title>
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      　　　　　　　　　　　　　    </description>
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    <title>【ダークマン】</title>
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      **[[ペイトン・ウェストレイク]] 0(0)
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    <title>【ゾンビ屋れい子】</title>
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      **[[姫園れい子]] 0(0)
|(No)|サブ登場話題名|作者名|
|004|[[]]|[[]]|

**[[姫園リルカ]] 0(0)
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|000|[[]]|[[]]|
 
**[[雨月竹露]] 0(0)
|(No)|サブ登場話題名|作者名|
|000|[[]]|[[]]| 
 
**[[キム・イーヒン]] 0(0)
|(No)|サブ登場話題名|作者名|
|002|[[]]|[[]]| 

**[[百合川みどり]] 0(0)
|(No)|サブ登場話題名|作者名|
|007|[[]]|[[]]|

**[[安藤純子]] 0(0)
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**[[雪女]] 0(0)
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**[[零本志呂子]] 0(0)
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