[[ディアボロ]]の溜息②

「あなたには言ってませんでしたが、
凉宮さんに奇妙な存在をほのめかしてはいけません」

「なぜだ?」

「彼女は理想を現実に変える能力があるのは知ってますよね?
しかし、彼女は理性があるのでそんな事が起こらないというのも気づいています。
だからこそ《ありえる》と思わせてはいけません!
 この世界は一般人が空を飛んでも不思議ではない世界となってしまうのです!」

「悪いのか?」

「皆さんが、あなたと同じスタンドを持つかもしれないんですよ?
 皆が皆そんなのだと大変でしょ?」

まぁ、確かにな‥‥
昨日襲いかかってきた奴等にもたせたら勘違いゆとりが増えるしな

「あいつはそこまでできるのか?」

「冬の日に桜を満開にし、目からビームをださせ、
 あとは世界をやり直しましたね未遂に終わりましたが」

「あいつは、それを分かってやっているのか?」

「無意識です。それが唯一助かってる点でしょう。
 意識したら………これはちょっとした恐怖ですよ」

古泉が思わせぶりに、脅かすように言ったが
俺は怯えるどころか注意する意味がまったかく分からなかった

「確か一緒に遊びたかったんだよな?」

「えぇ、そうです」

「可愛い願いじゃないか」

「いや、まぁ、そうだが」

キョンが歯切れの悪そうに話す。一番ハルヒの不思議現象の被害者のようだな

「でも、お前等が遊んでるんだろう?ハルヒが一番したい事は達成してるじゃないか」

「僕達の正体を教えてないので達成できていないです。
 正体が言えない理由はさっき言ったとおりです」

苦労してるなお前等も

「つまり僕等は存在を隠しながら、
 凉宮さんのストレスを溜めないようにしないといけないのです!
 ストレスが最高潮に溜まると新世界の誕生です!」

ハードル高いな‥‥まぁ、俺もハードル高いがな、
ほら安心したとたん後ろの本棚が倒れてきた。

ディアボロ胸骨が折れ心臓に突き刺さり死亡

to be continued...

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最終更新:2008年01月24日 13:14