226 :魂魄:2009/09/03(木) 17:31:37.84 ID:CAWsYKrp0 【澪「核融合炉にさ 飛び込んでみたら そしたら」 その二】 声が聞こえた。 「ようこそー・・・・・」 誰に言ってるのかな? 「ようこそ、澪ちゃん・・・・・」 え? 私!? 私を呼んでるのか? お前は誰なんだ? 私が起きたらそこは桜高の噴水の前だった。 そして、私のちょうど前には一人の少女が座っていた。あれ? お前は・・・・・。 訂正しないといけない。私のちょうど前には、小学校低学年くらいの『私』がいた。 その低学年くらいの私にそっくりな少女が笑みを浮かべながら言った 「ようこそ、澪ちゃん。あなたの夢の世界へ」 232 :魂魄:2009/09/03(木) 18:12:59.71 ID:CAWsYKrp0 夢の世界? 「そうだよ。澪ちゃん寝てる時によく来るでしょ?」 確かに言われてみればそこは私が寝てる時によく来る「場所」だった。 噴水があって、そこには、いつも和が座って待って・・・・・あれ? 和がいない。 和はどこにいるんだ? 「和ちゃんには少し出てってもらったよ。だって、やりにくいもん」 やりにくい? 「うん。ねえ・・・澪ちゃん。これなあんだ?」 な・・・それは、『M・M・Q』!? その少女は、私と同じ「ベース」を持っていた。 気づけば、噴水から水があふれ出ていて水浸しになっていた。 「ねえ、澪ちゃん。何かを壊すのって楽しいよね!一緒に楽しもうよ!」 私の戦いが始まったのだった。