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*「Einsatz(アインザッツ)!ein(アイン)、zwei(ツヴァイ)、drei(ドライ)、vier(フィーア)!ein、zwei、drei、vier!」
|【名前】|ベルゼバブ|
|【読み方】|べるぜばぶ|
|【声/俳優】|IZAM|
|【登場作品】|仮面ライダーウィザード|
|【登場話】|第20話「近づく真相」&br()第21話「ドラゴンたちの乱舞」|
|【分類】|ファントム|
|【宿主】|指揮者(氏名不詳)|
|【狙ったゲート】|新井志保|
|【特色/力】|空間操作・歪曲能力、&br()針状の光弾を飛ばす、&br()下僕を使って人間の精神を操る|
|【怪物モチーフ】|ベルゼバブ|
|【他のモチーフ】|ハエ|
*【詳細】
強大な魔力によって空間を操作する能力を有するファントム。人間態は指揮者。
空間歪曲によって受けた攻撃を相手にそのまま返してしまう他、ある場所から別の場所に瞬時に移動する事もできる。
更に「下僕(しもべ)」という使い魔の一種を人間に取り憑かせ、魔力を注入する事で人間の心を操る能力もあり、針状の光弾を飛ばして攻撃する。
「人間と繋がっていなければ、安心できない」という主婦・新井志保をゲートとして狙い、周囲の人間を操って絶望させようと目論む。
ウィザードに邪魔されるとフレイムドラゴンを空間歪曲能力で苦戦させるが、白い魔法使いの妨害に遭い、仕留め損ねて撤退する。
その後、「ユウゴ」からヒントを得た凛子によって志保を陥れていた力の正体を見破られる。
今まで操っていた全ての人間を集団で追跡させ、自身も空間操作でビーストを一方的に追い詰めるが、新たな魔道具「ドラゴタイマー」を得た晴人が駆け付け、ドラゴン系4体に分身したウィザードに翻弄され、最期はドラゴン系4体のウィザードが同時に放った「スラッシュストライク」を受け爆散した。
*【余談】
「ベルゼバブ」はヘブライ語で「ハエの王」を意味する悪霊として知られている。
ヨーロッパの魔術書では地獄においてサタンに次ぐとされ、羽根にドクロの模様を持つハエの姿などで描かれ、七つの大罪では「暴食」を司る。
頭部の側面に悪魔の翼のような部分があり、胴体にはハエの顔面のような意匠があり、両手には鍵爪を装備している。他の魔術書にも色々な姿で伝承が伝わっている。
本来の「ベルゼバブ(ベルゼブル)」はヘブライ語で「バアル・ゼブル」、「気高き主」や「高き館の主」という意味がある。
後にカナン(現在のイスラエル)にヘブライ人が入植してきた際、語呂の似た「バアル・ゼブブ(ハエの王)」と蔑み、「邪神」と扱われてしまった。
スーツは後にラームに改造、更に武器の剣はマンティコアの剣を流用し、後にワータイガーの剣にリペイントされた。
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