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妖怪 - (2017/10/25 (水) 17:16:24) の編集履歴(バックアップ)


【名前】 妖怪
【読み方】 ようかい

【詳細】

スーパー戦隊シリーズにて登場した妖怪を記す。

【忍者戦隊カクレンジャー】

日本に古来より伝わる異形の怪物。人の心に潜む怒りや憎しみの情念が生み出した存在。

「2000年前に本格化した人間と妖怪の戦い」は三賢人と妖怪大魔王の闘争でもあり、結果として三賢人をリーダーとする人間側の勝利に終わり、大魔王と協力した妖怪達は地底界に追放された。

彼らは滅ぶ事なく、時代の節々でその姿は散見され、戦国時代においてもヌラリヒョン率いる妖怪忍者が大魔王復活に暗躍していたが、先代カクレンジャーが元締めだったヌラリヒョンを地底界に続く封印の扉に閉じ込めた事で妖怪のエネルギーが封印され、各地に散らばっていた妖怪達は人間の姿で400年もの長きに渡り暮らしてきた。

400年後の現代、「カッパ」に騙された先代カクレンジャーの子孫、サスケとサイゾウが封印の扉を開いてしまい、封印されていた妖怪達が解放されてしまう。

カクレンジャーに登場する妖怪達は「人間として長い間ひっそりと暮らしてきた」という設定。
過去と現代とで大きく進歩しており、物語序盤では講釈師・三遊亭圓丈が視聴者に説明していた(三遊亭圓丈が登場しなくなった青春激闘編からは妖怪本人が口頭で説明するようになり、たまにカクレンジャーも説明している。)。

カクレンジャーに追い詰められた時、立ち上る黒雲から妖怪エネルギーの落雷を浴びて巨大化する。
倒されると爆散と同時に妖怪エネルギーが梵字の形となり、昇天していく内に消え去り、その際に特徴的な捨て台詞を残す(爆散だけの場合もある。)。

当初は個別に行動していたが、後に大魔王の身内の「ガシャドクロ」が妖怪を纏めるようになり、妖怪大魔王が復活した後は本格的に組織として動き出す。

【手裏剣戦隊ニンニンジャー】

牙鬼幻月を封印した墓から飛び散った封印の手裏剣が様々な器物に取り憑いて誕生する怪物。

「妖怪」という名称だが、あくまで日本古来から伝わる「妖怪」の伝承に則った姿を、手裏剣の取り憑いた(現代社会の)「器物」が形作ったかのような姿をしているだけに過ぎない。
厳密には古来の妖怪が復活した訳ではなく、誕生の際に牙鬼幻月の思念の「意思持たぬ、造られしモノ達よ!我、牙鬼幻月の為に意思を持て!」が響き渡る点から察すれば、一種の「付喪神」と同等の存在と思われる。

牙鬼の邪気によって変化する為なのか、蛾眉雷蔵などの幹部の事に関する知識を持ち合わせているらしく、他にも誕生直後から自身が何の妖怪なのかを明確に把握している。
タキガワファミリーが代々「妖怪ハンター」を生業とし、スターニンジャー/キンジ・タキガワの実兄や実父を殺害するに至った本物の妖怪も劇中の世界にでてくる。

完全に滅せられる事で牙鬼幻月の怨念と妖気が浄化され、封印の手裏剣に還元してしまう。
基本的に封印の手裏剣は1枚につき妖怪1体を生み出しているが、複数の手裏剣を一度に使用すれば、上級妖怪や超上級妖怪が誕生する場合もある(反対に1枚の手裏剣で多種の妖怪を複数作れるのかは不明。)。

当初は何処かに散らばった封印の手裏剣が街中に設置、あるいは放置や廃棄されていた器物に自発的に取り憑き、あらゆる妖怪が自然的に誕生する事があった。

浄化された封印の手裏剣はラストニンジャの素質を持つ者(ニンニンジャー)の手に収まれば、秘められた「忍タリティ」との共鳴によってオトモ忍シュリケンに変化する性質(好天曰く「それこそが封印の手裏剣の本来の姿」)があるが、封印の手裏剣が九衛門に回収された場合は妖シュリケンに変化し、牙鬼軍団側が使用する妖術の要と化してしまう。