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財団X - (2017/03/15 (水) 17:06:49) の編集履歴(バックアップ)


【名前】 財団X
【読み方】 ざいだんえっくす
【登場作品】 仮面ライダーW など
【モチーフ】 バダン
【名前の由来】 財団


【詳細】

『仮面ライダーW』以降のシリーズに登場する闇の巨大組織。フィリップ曰く「死の商人」

大規模な研究所をあちこちに構え、世間では科学研究財団として認知されている。
裏では強力な兵士の製造に利用できそうな技術を求め、様々な組織に接触しては投資などを行い、技術を対価として手中に収める。

団体に所属する人間は白いスーツに身を包み、機械的な印象を受ける。
「会長」と呼ばれる人物がトップと思われる。

【仮面ライダーW】

「ミュージアム」に資金提供を行い、「ガイアメモリ」の開発を補佐しているが、実態は謎に包まれている(園崎冴子曰く「闇の巨大資本組織」)。

劇中では街1つに大きな影響力があり、多くの強力な「ドーパント」を動員できる「ミュージアム」を簡単に消し去る事ができる程の力を有している模様。
資金援助を行う対象は「事前にコンペを行い、デモンストレーションの内容によって決める」という普通の企業のような合理的な手段を用いる。

劇場版『運命のガイアメモリ』では独自に次世代型ガイアメモリ「T2ガイアメモリ」を開発、技術力は高い事が窺える。

支援対象だった「ミュージアム」の壊滅後、「加頭順」の上司などがガイアメモリから手を引く事を決め、風都での事業を打ち切った。

【仮面ライダーオーズ】

「オーメダル」にも出資している描写はあるが、あくまで宣伝の小ネタでしかない。

「ガイアメモリ以外にも同種の投資を幾つも行っている」と暗示、『W』と明確に繋がっているという旨の描写ではない。
インタビューによれば、「ネオン・ウルスランドが直々に担当していた」らしい。

『W』との世界観のつながりは不明なままだが、劇場版『MOVIE大戦MEGA MAX』などで投資の成果が示唆されている。

【仮面ライダーフォーゼ】

劇場版『MOVIE大戦MEGA MAX』で隕石群に付着した謎の物質「SOLU」を狙う。

「ゾディアーツ」と結託、白スーツの男達と彼らに率いられる軍勢でライダーと激戦を繰り広げる。
更に「ソラリス」が率いるゾディアーツ軍団、セルメダルから生み出した「ヤミー」、ドーパントとグリードの幹部クラスを再生した「ダミー怪人」も戦力として使用している。

『フォーゼ』本編でも第33話に登場、『MEGA MAX』での担当エージェントだった「レム・カンナギ」の死後も資金提供を行なっている。
この時は「我望光明」から研究成果の提出がなく、督促も拒否され、「立神吼」に蹴散らされてしまう。

劇場版『みんなで宇宙キターッ!』では別の幹部がホロスコープススイッチの複製を受け取るのに登場するが、突如出現した「インガ・ブリンク」に奪われる。

フォーゼ以後、組織は登場しなくなったが数作ぶりに彼らを匂わせる者達が登場している。

【仮面ライダーエグゼイド】

『仮面ライダーブレイブ』内にて登場。
ホログラフ投影装置で、キングダークの幻影を生み出し、ビースト・スクワッド(王蛇、タイガ、サソード、ダークキバ、ビースト)なる軍団に命令し、強奪したライダーガシャットの戦闘データを取っていた。

【余談】

『W』のプロデューサーによれば、「風都の仮面ライダーだけで太刀打ちできる組織ではない」らしい。
実際に巨額の投資を行っていたガイアメモリが破綻した事、半ば暴走した加頭が倒された事以外に損害は一切負っていない。

塚田氏のインタビューによれば、「ミュージアムが平成新シリーズのショッカーであれば、財団Xはバダン」らしい。
更に同インタビューで「昭和仮面シリーズで唯一壊滅しなかった財団を意識して名付けた」とされる。

『W』本編終了段階で翔太郎や照井も最後まで加頭以外の存在には一切辿り着けていなかった。
その後も全容は把握できていないようだが、『MOVIE大戦MEGA MAX』などでも仮面ライダーとして「財団X」と戦っている。