|【名前】|魔化魍オオナマズ| |【読み方】|まかもうおおなまず| |【登場作品】|仮面ライダー響鬼| |【登場話】|十七之巻「狙われる街」(胃袋)&br()十八之巻「挫けぬ疾風」&br()四十二之巻「猛る妖魔」(胃袋)| |【分類】|魔化魍/大型魔化魍| |【餌】|人間| |【特徴音】|「グボー」(胃袋が活動する際の怪音)| |【妖怪モチーフ】|大鯰| |【生物モチーフ】|ナマズ、チョウチンアンコウ| |【登場地域】|東京都東雲地方| *【詳細】 地下の水路や地底湖で育つ大型魔化魍。 大量に人間を食らうタイプ、人間が多く住む里の地下に出現する事が多い。 成長後は全身からの震動波で地殻変動を誘発し、局地的な地震を巻き起こせるが、移動能力に乏しく触角から「胃袋」を放って捕食を行う。 胃袋は消化管で本体と繋がりながら自身の意思を持つように地中や地上で獲物を狙い、触手で相手を捕らえ、強力な消化液で消化する。 消化液はディスクアニマルや鬼の装備までも溶かしてしまう程に強力な溶解力を誇る。 触角から放つ胃袋を地面の下に潜ませ、溶解液で地面を溶かす事によって落とし穴を作り、穴に落ちた人間を食らう。 故事によれば、『大鯰』は「地底のナマズが暴れると地震が起こる」という伝承を生んだ怪物らしい。 その存在が転じて古来より民間に「地震ナマズ」として広く伝えられ、「『要石』という巨石によって活動が封じ込められている」とも言われる。 琵琶湖などには「ビワコオオナマズ」というナマズが実在するが、生物とは別種の存在とされる。 **【東雲のオオナマズ】 東雲の地下下水処理場に出現した個体。平均水温15℃程の環境で成長した。 触角からの胃袋を地上に送り、餌を直接吸収する方法で育ち、オオナマズの童子と姫が足で合図した地点を消化液で溶かし、獲物を捕食。 威吹鬼と交戦した際は弱点の消化管を鬼爪で貫かれ、大ダメージを負って撤退。 その後、東雲地方の地下下水処理場にいるところを威吹鬼に発見され、胃袋を放って迎え撃つ。 吐き出した消化液で威吹鬼の胸部の装甲を溶かし、大ダメージを与えるが、駆け付けた響鬼の烈火弾に怯むと胃袋を本体に引き戻す。 本来は太鼓担当の魔化魍だが、胃袋に鬼石を打ち込んだ威吹鬼が水中に潜り、至近距離から奏でた「疾風一閃」を受け倒された。 ***【東雲のオオナマズの胃袋】 東雲に出現した個体。 オオナマズの童子と姫が倒された後に出現、威吹鬼を奇襲する。 ディスクアニマルを消化液で溶かし、威吹鬼に襲い掛かるも弱点の消化管を鬼爪で貫かれ、大ダメージを負い撤退。 その後、正体を知った威吹鬼は地下下水処理場を虱潰しに当たり、浄水場にいたのを威吹鬼に発見され交戦する。 距離を取りながら攻撃する威吹鬼を拘束し、至近距離からの消化液で大ダメージを与えるが、駆け付けた響鬼の烈火弾に怯むと本体に引き戻される。 本体に引き戻される寸前で威吹鬼に鬼石を打ち込まれ、水中に潜った威吹鬼が至近距離から奏でた「疾風一閃」によって本体と共に倒された。 **【東秩父のオオナマズ(胃袋)】 東秩父に出現した個体。「オロチ現象」によって単体で発生した。 轟鬼の「音撃斬・雷電激震」を受け倒された。 本来は本体が餌を取るのに体外に排出されるが、地下にオオナマズの本体がいたのか、何らかの理由で胃袋だけが出現したのかは不明。 ----