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ゴズナグモ - (2018/01/17 (水) 16:00:57) のソース

*「お前達はここで死ぬがよい」
|【名前】|ゴズナグモ|
|【読み方】|ごずなぐも|
|【声】|安井邦彦|
|【登場作品】|[[侍戦隊シンケンジャー]]|
|【登場話】|第二十三幕「暴走外道衆(ぼうそうげどうしゅう)」&br()第二十四幕「真侍合体(しんさむらいがったい)」|
|【所属】|外道衆|
|【分類】|アヤカシ|
|【得意武具】|クモのような強力粘着糸|
|【伝承のルーツ】|牛鬼|
|【モチーフ】|ウシ、クモ|
|【名前の由来】|牛頭(ごず)な蜘蛛|

*【詳細】
ウシのような、クモのような姿を持つアヤカシ。
 
外道衆の中でも1位や2位を争う程の力を自慢し、「血祭ドウコク」に対しても容赦なしに盾突き、命を狙っている程の強者。
口からの粘着毒を持つ糸で相手の動きを一瞬で絡め取り、8本の太い手足にそれぞれ大きく鋭い爪を有し、糸で動けない相手を引き裂く。
 
封印の文字の存在を知り、下克上を起こすのに「骨のシタリ」を脅した上で協力させ、レッド/丈瑠に秘密を迫る。
シタリがゴールドと交戦中、ブルー達4人に変身解除させる程のダメージを与えるが、目論みを知ったドウコクに三途の川に連れ戻される。

ドウコクの力を無理矢理注入された事で理性を失い、暴走アヤカシのような状態にされてしまう。
ドウコクの力を注入された際は角と牙が更に肥大化し、凶暴性とパワーも増して、目の光は真っ赤に変色している。

ナナシ連中と共に街で大暴れし、駆け付けたブルー達4人を再度苦戦させるが、レッド、ゴールドが駆け付ける。
レッドがインロウマルによって強化変身したスーパーシンケンレッドになす術もなく、「真・火炎の舞」により倒される。

その直後、二の目となる。
シンケンオー、ダイカイオーと交戦、大ナナシ連中、大ノサカマタを率いるが、シンケンオー、ダイカイオーが真侍合体したダイカイシンケンオーに大ナナシ連中を一掃され、最期はイカテンクウバスターでの必殺技「折神大開砲」を大ノサカマタと共に受け爆散した。

現代の伝承で『牛鬼』という妖怪がいるとされている。
『牛鬼』はウシの頭部と土蜘蛛の身体を持つ鬼のような化け物らしく、ウシのようなクモのようなゴズナグモの姿が『牛鬼』伝承のルーツになったと思われる。

*【余談】
シタリを「御老体」と呼ぶ。
デザイナーの篠原保氏によると「ウシがメインではなく、『腹部がウシのように擬態しているクモ』という解釈にしている」らしく、他にも「頭頂部の突起群は『Horned Spider』という実在するクモの一種をほとんどそのままにした」とコメントしている(DVDの映像特典の「外道衆絵巻」より)。

同幕で浄寛和尚役の高橋元太郎氏がゲスト出演し、日下部彦馬役の伊吹吾郎氏とは『水戸黄門』で共演(伊吹吾郎氏は3代目渥美格之進(格さん)、高橋元太郎氏はうっかり八兵衛を演じている。)。
声を演じる安井邦彦氏は前々作でも怪人の声を担当。
海外リメイク版の『パワーレンジャー・サムライ』では&bold(){終盤の怪人}として登場。劇中では前編の戦いのみでフェードアウト、続編の『パワーレンジャー・スーパーサムライ』にて倒される事になった。
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