書き手ロワイアル2nd @ ウィキ内検索 / 「シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない」で検索した結果

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  • シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない
    「ぁ……ぅ……」 あの出来事の後、コ・ホンブックはただただ歩いていた。 口から漏れるのは感情の篭っていない呟きで、その目に最早生気はない。 時間の感覚もなく、どれだけ歩いたのか既に見当はつかない。 周りの景色が少しづつ変わってきたが、そんな些細なことはどうでもいい。 ――――彼女は今、絶望の真っ只中に居た。 闇の中に見えた唯一の希望を壊され、より深い絶望へと落とされた。 それを引き起こした男――いや、男というのは少し不適切かもしれないが――は既にこの世に居ない。 しかし、彼の思惑通り少女は正真正銘の化け物になった。 ……なった、が。さすがの彼も、その後に何が起こるかまでは予想していなかったようだ。 シュルルルルル!! 「……!? ゥ……ァ!!」 謎の触手がコ・ホンブックの足を捕らえる。 一本だけではない、何本もだ。 何者かはわからない、だが、これだけ...
  • コ・ホンブック
    ...可憐少女達 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 194 熱血と奇跡 218 仮面の下の邪悪な微笑み 220 したらば孔明の陰謀 242 ギャルゲロワのなく頃に 想託し編 246 蟻地獄な僕たち君の言葉を聞かせて欲しい胎動するは二つの悪意 250 扉の向こうへ死せる孔明、生けるバトルマスターを走らす
  • それぞれの意地ゆえに
    ... 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 投下順に読む 180 忘れられたフラグ 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 時系列順に読む 180 忘れられたフラグ 166 √re birth ステルス鬼畜 242 ギャルゲロワのなく頃に 想託し編 166 √re birth サプライズパーティー 199 かくて勝者は不敵に笑う 166 √re birth 幻夜・フォン・ボーツスレー 199 かくて勝者は不敵に笑う 123 愛ゆえに 衝撃のネコミミスト 199 かくて勝者は不敵に笑う 123 愛ゆえに 派手好き地獄紳士666 199 かくて勝者は不敵に笑う
  • 自重の意味を知るRPG
    ...下順に読む 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 176 残酷な天使の紅茶 時系列順に読む 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 142 黄昏、来まくって 名無し 237 White Trick 142 黄昏、来まくって 七氏 237 White Trick 165 氷の青年 ナナシ 210 エロス頂上決戦開始
  • 第二回放送までの本編SS(作品投下順)
    ...氏、名無し 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 名無し書き手 コ・ホンブック 179 それぞれの意地ゆえに 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー、派手好き地獄紳士666、衝撃のネコミミスト 180 忘れられたフラグ 名無し書き手 ◆MJv.H0/MJQ、転 181 影の参入者 名無し書き手 速筆魔王LX 182 シゴフミ 名無し書き手 シルベストリ、ボマー 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 名無し書き手 承、コ・ホンブック 184 学園に行こう! 名無し書き手 ギャグ将軍、焦ったドラえもん、永遠のうっかり侍、大あばれ鉄槌、エロスの鐘の煩悩寺 185 とある書き手の独り言 名無し書き手 蟹座氏 186 禁忌の技 名無し書き手 静かなる ~Chain-情~、素晴らしきフラグビルド、速筆魔王LX、お姉さま、パンタ...
  • 第二回放送までの本編SS(時系列順)
    ...氏、名無し 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 名無し書き手 コ・ホンブック 179 それぞれの意地ゆえに 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー、派手好き地獄紳士666、衝撃のネコミミスト 180 忘れられたフラグ 名無し書き手 ◆MJv.H0/MJQ、転 181 影の参入者 名無し書き手 速筆魔王LX 182 シゴフミ 名無し書き手 シルベストリ、ボマー 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 名無し書き手 承、コ・ホンブック 184 学園に行こう! 名無し書き手 ギャグ将軍、焦ったドラえもん、永遠のうっかり侍、大あばれ鉄槌、エロスの鐘の煩悩寺 185 とある書き手の独り言 名無し書き手 蟹座氏 186 禁忌の技 名無し書き手 静かなる ~Chain-情~、素晴らしきフラグビルド、速筆魔王LX、お姉さま、パンタ...
  • 101~200までの本編SS(作品投下順)
    ...氏、名無し 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 名無し書き手 コ・ホンブック 179 それぞれの意地ゆえに 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー、派手好き地獄紳士666、衝撃のネコミミスト 180 忘れられたフラグ 名無し書き手 ◆MJv.H0/MJQ、転 181 影の参入者 名無し書き手 速筆魔王LX 182 シゴフミ 名無し書き手 シルベストリ、ボマー 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 名無し書き手 承、コ・ホンブック 184 学園に行こう! 名無し書き手 ギャグ将軍、焦ったドラえもん、永遠のうっかり侍、大あばれ鉄槌、エロスの鐘の煩悩寺 185 とある書き手の独り言 名無し書き手 蟹座氏 186 禁忌の技 名無し書き手 静かなる ~Chain-情~、素晴らしきフラグビルド、速筆魔王LX、お姉さま、パンタ...
  • 100-198まで
    ...。 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 心を破壊し尽くされた少女に、さらに襲いかかる悪夢。 少女は、人間としての姿すら失う。 179 それぞれの意地ゆえに ある青年は言った。「意地があんだろ!男の子には!」と。 そう、意地には、男が命を賭けるだけの価値がある。 180 忘れられたフラグ 忘れられかけた幾多の存在。そこに光が当てられる。 なんだかんだ言って結構働いてます、冥王。 181 影の参入者 ようやく見つけた大集団は、なにやら険悪な雰囲気。 とりあえず、様子見に徹する魔王様なのでした。 182 シゴフミ これが…せい…いっぱい…です 誰か受け取って…ください…伝わって………ください…… 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 意思とは裏腹に「悪」とされていた男は、同じ境遇の少...
  • 101-200まで
    ...。 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 心を破壊し尽くされた少女に、さらに襲いかかる悪夢。 少女は、人間としての姿すら失う。 179 それぞれの意地ゆえに ある青年は言った。「意地があんだろ!男の子には!」と。 そう、意地には、男が命を賭けるだけの価値がある。 180 忘れられたフラグ 忘れられかけた幾多の存在。そこに光が当てられる。 なんだかんだ言って結構働いてます、冥王。 181 影の参入者 ようやく見つけた大集団は、なにやら険悪な雰囲気。 とりあえず、様子見に徹する魔王様なのでした。 182 シゴフミ これが…せい…いっぱい…です 誰か受け取って…ください…伝わって………ください…… 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 意思とは裏腹に「悪」とされていた男は、同じ境遇の少...
  • 絶望可憐少女達
    ...ホンブック 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない 152 薔薇のように、萌えキャラにだって棘はあるものさ マスク・ザ・ドS 287 D(前編) 158 「狂」 ボマー 182 シゴフミ
  • やらないか?
    男は水面に映る己が体に見とれていた。 様々にポーズを変え、そのたびにほう、とかこれは、などと感嘆の吐息をもらし ている。 程よく鍛えられた上半身の筋肉に酔いしれているのだ。 「困ったことになったと思いましたが…これはなかなか」 上半身裸のまま一人言を言うのは明智健吾の姿をした◆1sC7CjNPu2氏こと暮れなずむ内面描写その人である。しっとりと汗に濡れた肉体が艶かしい。 服は脱いだのではない、最初から着ていない状態で参加させられた。 最初は驚いたか、自分の肉体の美しさを見るにつれそんなことは気にならなくなっていった。 むしろ、この状態が自然なのだとさえ思えるようになった。 恐らくこれも主催者側の意図なのだろう。 つまり、主催者は自分に「アーッ!」な方面での活躍を期待しているのだ。 聞くところによると、あるロワでは「アーッ!」の権化たる人物が大変な活躍をしているそうだ。...
  • 第二次スーパー書き手大戦 第182話 了承!!
    ...に行こう! 177 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない コ・ホンブック 193 熱血と奇跡 160 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 承 デビルシャリダム 219 さよならは言わないで。だって――(前編)
  • 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!!
    ...に行こう! 178 シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない コ・ホンブック 194 熱血と奇跡 161 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 承 250 扉の向こうへ デビルシャリダム 220 さよならは言わないで。だって――(前編)
  • The god of chaos
    【参加者名】The god of chaos 【トリップ】-- 【所属ロワ】葉鍵3 【ロワ内性別】不明 【外見設定】今はムティカパ@うたわれるもの 化 【特徴その他】  カオス。かおちゃんと呼んで欲しいらしい 【書き手紹介】 代表作:『sing a song,my precious』、『Last Case 乙女 Gung Ho』 まあ詳しいことは省くが序盤からひたすらカオスな道を歩んできたすごい人。 ガチホモ、ガチレズ、触手にロボット、戦闘、心理描写と何でも書ける上文章力が高く、 シュールな状況を一転して超シリアスな状況に見せる才能は凄い。 言うまでも無いが、例のイヴガチホモ事件の犯人はこいつである。 現在稼働中のルートで一番完結に近いのがこのルート。 あだ名の由来は…ルート見てくりゃ分かるって。 (パロロワ企画交流所雑談所・毒吐きスレ 2419より...

  • 【参加者名】差 【トリップ】◆KX4nhL0NJs 【所属ロワ】スパロワ 【ロワ内性別】男 【外見設定】東方腐敗(ゾンビ状態の東方不敗)@Gガンダム 【特徴その他】 【書き手紹介】 ギャグからシリアスへ、熱血から恐怖へと持ち上げて落とす書き手。 コーヒーにユウキ紅茶を支給したり没だが東方腐敗でトウマを精神崩壊させたお方。 代表作『目覚め』『東方不敗は死なず』『草は枯れ、花は散る』 (パロロワ企画交流所雑談所・毒吐きスレ 2249より) 【登場話:全三話】 071 荒野の中心で、不幸を嘆く。 081 戦爵様だぞーえらいんだぞー! 099 このロワがスタートしたのと同じ日にOG外伝発売
  • マスク・ザ・ドS
    【参加者名】マスク・ザ・ドS 【トリップ】◆AZWNjKqIBQ 【所属ロワ】アニロワ2nd 【ロワ内性別】男/女 【外見設定】糸色望@さよなら絶望先生、もしくは風浦可符香@さよなら絶望先生 【特徴その他】 一見してドSとわかるマスクを持つ。 また『表』と『裏』の人格を使い分けることで姿や能力が変化します。 『表』:容姿は糸色望。明るいドS。能力は糸色望並。 『裏』:容姿は黒一色のスーツを着る風浦可符香。黒いドS。能力は「ニンジャ」。 【書き手紹介】 代表作:「禁忌の身体」、「絶望の器」 SS以外にもMAP製作、支援絵、モノレールダイヤグラム製作と多岐にわたる能力を持つ。 またSS自体もほのぼのを書く一方で、容赦なく虐殺するという風にその方向性も変幻自在。 それに加え、高い文章力・構成力により書き手・読み手を魅了してやまない。 「絶望の器」にて「死んだらどう...
  • そのチートに賭ける!!
    「任務終了……愛媛、帰投します」 闇よりなお黒き少女が去り、ただ命なき闇だけが世界に残る――はずだった。 「行ったみたいだな」 「ええ、そうみたいね」 つい先ほどまで戦場だったD-4のビルの屋上に二人の少女が降り立つ。 いや二人の少女+1と表記するのが、この場合は正しいのだろう。 片やノーパンセーラー服な津村斗貴子――エロ師匠。 片やシーツ一枚きりなティアナ・ランスター――エロスの鐘の煩悩寺。 おまけのちびメイド、ミニ・サスペリアももちろん一緒である。 ビルの屋上。 本来ならわざわざ人が来るはずもない場所に、暗所では目立つサンライトハートの光を、 残り少ない精気による『いけない透明人間』で隠蔽してまでやってきたのは、 もちろん二人がエロスの力を感じたからである。 言うまでもなくお姉さまの自主規制うんぬん事件により発生したものである...
  • カミングアウト【Side.B】
    「てめぇ……そこで何してやがる?」 「あー、見つかっちゃったか……。こんな、いかにも誤解されそうなタイミングで……」 派手な戦闘があったとおぼしき戦場跡で、その2人は出会った。 方や、見るからに熱血な青年。どんなことにでも反逆を貫きそうな鉄の意志を漲らせた男。 方や、クールな印象の国籍不明な少女。冷徹な意思を感じさせる鋭いまなざしの娘。 そして――今、少女の足元にあるものは――! 「……念のため聞いておく。アンタがやったのか?」 「いいえ。私が来た時には死んでいたわ。ひょっとしたらと思って、機体の外に引き摺りだしてみたのだけど」 焼け野原と化した廃墟の中で、大破し動かなくなった真紅の巨大人型兵器。 そして、そこから引っ張りだされた、かつて人間だった肉塊。 血に濡れた少女の手には、おそらくはその参加者のものなのだろう、首輪が1つ握られている。 おそらく...
  • D(後編)
    【HIMMELエリア・大蟹杯の間】 「――――どういうことですか?」 大きく展開されるスクリーンに映るドSの姿を見て、バトルマスターは素直に疑問の声を上げた。 ドSは第二放送の時点で死んでいたはずだ。なのに、何故そこにいるのか。 「まあ、簡単に言うなら降霊術というのが一番早い」 同じく画面を見ながら七氏は楽しそうに言った。 「ここ最近死者の介入が山ほどあったからな。死者スレと現実の境界はガバガバになってしまった。  しかもついさっき“10人近い死者の介入があった”から、広がった穴の大きさも半端ではない。  閉じるまでに人一人潜り抜けるのは造作も無いさ。だが霊魂だけでは一話も保てない。  故に、同じ名前の肉体を用意することで存在を受け入れることのできる器を用意すれば、勝手に入ってくれるという寸法さ」 「ですが、よりにもよってあのぶっちぎりですか。  一度対峙したこ...
  • ギャグ将軍
    【参加者名】ギャグ将軍 【トリップ】◆s.0z/S/80k 【所属ロワ】ライダーロワ 【ロワ内性別】着ぐるみ(男?) 【外見設定】ジャーク将軍@仮面ライダーBlackRX 【特徴その他】 第三形態まで変身できます。多分。 【書き手紹介】  終盤に向けて、殺伐ぶりが加速するライダーロワに現れた唯一ギャグが書ける方。  話の本筋はシリアスながら、作品の所々にギャグが挿入され、一時の清涼剤となった。  特にジャーク将軍と小沢澄子に恋愛フラグを立たせたことはラストに向けての大きな伏線となった。  文章力も高く、終盤においてはWXWUmT8KJE氏と共に中心的な役割を担っていた。  代表作「導くものは光と闇&風の声を聞け」「ミッシング・リンク」 (パロロワ企画交流所雑談所・毒吐きスレ 2438より) 【登場話:全二十九話】 012 導くものは愛とギャグ 03...
  • バレンタインデーin死者スレ
    2月14日 蟹座氏「あ、いた。ししょー、最速氏、鬼畜氏、ちょっといい?」 マスター「おや、皆さんおそろいで……。どうしました?」 ツキノン「ギャルゲロワ女性陣合同で、チョコを作ったのです。もらっていただけますか?」 すてきち「おお、もちろんだ」 最速「ほほう、ミルクチョコレートか。はっ! もしやお姉さまの母ny(ピチューン)」 すてきち「最速氏ぃぃぃぃぃ!!」 お姉さま「そんなわけ無いでしょうが、まったく……」 ◇ ◇ ◇ FIRST「バレンタインデーか……。うちのロワにはあまり関係ないな」 エル「ライダーロワは男所帯ですからね」 ライダー書き手「どうせ俺たちなんか……」 漆黒(こそこそ……) ライダー書き手「おい、漆黒。なんで挙動不審になってるんだ、お前」 漆黒「え!? い、いや、何でもありませんよ?」 FIRST「さては君、チョコを...
  • 嘆きの時間は終わらない
    「さて、本来なら私はガチバトルには向いていないんですけどねえ」 ふふふふ、と仮面の男は笑う。 もやしことルルーシュ扮するゼロの仮面で隠され、男の表情はわからない。 本家のルルーシュの如く歪んだ笑みを浮かべているのだろうか? それは、半分正解で半分ハズレだ。 確かに彼は歪んだ笑みを浮かべてはいる。 だが、それは支配者の笑みではない。 加虐主義者の笑みだ。 人を操り、己が力を誇るのではなく。 人を嬲り、己が快楽とする者の笑み。 仮面一つでは遮ることなど適わない、圧倒的なSっ気のオーラ。 そんなオーラを携えて男は笑う。けらけらと、けらけらと。 地に這い蹲る無様な半身をあざ笑う。 「どうしたんですか、地球破壊爆弾。人一人殺せないのでは、大層な名前が廃りますよ?」 「っうく、ドSううううう!!」 酷い有様だった。 ボロボロだとか、重症だとか、そ...
  • 最後の刺客
    薄暗い部屋の中で、小刻みに紙の擦れる音がする。 時計が秒針を刻むよりは遅く、呼吸を一度するよりは早く部屋の中で音が累積する。 深く、深く、深深と奈落が詰まるように紙が擦れて行く。 老婆の悲鳴のような音を立てて扉が開き、その部屋に光が差し込んだ。 後光を受けながら現れた男の影……裸になってすぐアッー~殺意のqwglOGQwIk~ことガチホモは 背を向けて何かに没頭する人物を見ながら言った。 「テイルズロワの方でバトルマスター達の足止めが入りました。  残る参加者が孤城の主に集中している今、あそこはがら空きです」 黒い外套を纏ったその人物は声に反応せず、 ひたすらそのカードらしき紙を束にしたり解いたりを繰り返している。 「サスペリアの要望を聞く代わりに介入権利の対価を得ました。  触手汁も全て使い切った今、恐らくはこれが最後の介入になるでしょう。  つ...
  • 薔薇のように、萌えキャラにだって棘はあるものさ
    「ひっく……ひっく……」 蟹座氏はトイレの前で力なく跪いていた。 全ての計画は水泡に帰した。 何が起こったかなど説明するまでもないだろう。むしろ乙女の赤っ恥ということで察していただきたい。 太ももに気持ち悪い感触がべったりと残っているが、それを気にしている余裕はない。 そうだ、逆に考えるのだ。もうそのネタで弄くられることはないと考えるんだ。 このまま放尿ネタだけで第二回放送を乗り越えようだなんて、死に物狂いの他の参加者たちに申し訳ないと思わないかい? そう、あと少しだったのだ。だが、楽園にも思えたトイレは破壊されていた。 トイレから襲い掛かるナニカと闘争してまで向かったのに、骨折り損だったのだ。 しかも、そのナニカとは・・・触手だ。 絶賛触手注意報発令中だ。トイレが破壊されていた理由は、大激怒状態のビクトリーム博士がファミレス……ピンポイントで直撃していたのだから。 ...
  • 諸君、私はかがみんを苛めるのが大好きだ
    諸君 私はマーダーが好きだ。 諸君 私はマーダーが好きだ。 諸君 私はマーダーが大好きだ。 まーりゃんが好きだ、 よっぴーが好きだ、 酢飯が好きだ、 冥王が好きだ、 ガウルンが好きだ、 セイバーが好きだ、 アーカードが好きだ、 雛苺が好きだ、 ドラスが好きだ、 アリーナ2が好きだ、 ニコ兄が好きだ、 ついでにマーダーといえなくとも臨也が好きだ、 なのはさんが好きだ、 葉鍵で FFDQで テイルズで スパロボで アニメキャラで 漫画キャラで ロリショタで ニコニコで ジョジョで スクランで このパロロワで跋扈するありとあらゆる殺戮者が大好きだ。 剛勇無双のマーダーがその力に任せて弱者を蹂躙するのが好きだ。 泣き叫び逃げ惑う無力な参加者が無残にもオーバーキルされた時など心がおどる。 ステルスマーダーがお人好しを欺いて背後か...
  • 000-100まで
    000 オープニング 空想が現実になる?そんなことあり得ませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃないんですから。 そう言い切れたら、どんなに楽なことか。しかし少女が巻き込まれた状況は、まさしく「現実になった空想」だった。 001 お姉さまの珍道中? 惨劇の幕が開き、最初に登場するは後の看板役者。殺し合いという舞台は、彼女を徐々に変えていく。 というか、完全に別人になってるんですけど!? 002 エース見参! 彼は切り札の名を与えられた男。早くもその手を血に染め、このゲームの制覇者となることを彼は誓う。 003 番人が如く その名前は死を司る。その持ち物は悪を示す。そしてその姿は、悪魔と蔑まれる。 これだけ条件が揃っていて、ゲームに乗らなくてどうする…! 004 体は鉄槌でできている。 パロロワ界でダントツの知名度を誇る男、鉄槌。そして同じく抜群の...
  • 000-099まで
    000 オープニング 空想が現実になる?そんなことあり得ませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃないんですから。 そう言い切れたら、どんなに楽なことか。しかし少女が巻き込まれた状況は、まさしく「現実になった空想」だった。 001 お姉さまの珍道中? 惨劇の幕が開き、最初に登場するは後の看板役者。殺し合いという舞台は、彼女を徐々に変えていく。 というか、完全に別人になってるんですけど!? 002 エース見参! 彼は切り札の名を与えられた男。早くもその手を血に染め、このゲームの制覇者となることを彼は誓う。 003 番人が如く その名前は死を司る。その持ち物は悪を示す。そしてその姿は、悪魔と蔑まれる。 これだけ条件が揃っていて、ゲームに乗らなくてどうする…! 004 体は鉄槌でできている。 パロロワ界でダントツの知名度を誇る男、鉄槌。そして同じく抜群の...
  • 断罪の光
    「さすがに私のギアスをもってしてもあの狂人を止めることは難しいですか……」 無人のビルの一室で孤高は右手を前にかざし瞳を閉じて集中していた。 両手に填められたクラールヴィントが目まぐるしく変化する周囲の戦況の情報を彼女の脳裏に送信していく。 クラールヴィントは釘宮声で喋るのと、なぜか外そうとすると呪いの曲が流れて外せないことを除いてはオリジナルと何ら変わらない性能であった。 彼女の足元にはギアスによる精神攻撃を受けた漆黒の龍が今だ気絶していた。 彼の心拍数および血圧、呼吸の乱れも今は正常値に戻り目を覚ますのも時間の問題だろう。 目を覚ましたら普通に「大丈夫ですか?」と声を掛け、ここへ運んで介抱していたと説明すれば無用な疑いをかけられる心配もない。 (この男については特に注意すべきことはないでしょうね) 孤高は漆黒の龍から意識を逸らし、クラールヴィントからの情報に...
  • くろいひとたちはこよいもたのしそうです。
    「うぅん……ここは何処? 僕は……漆黒の龍だよな。うん。」 目を覚ますと、そこはなんだかシャボン玉みたいなのが飛び交う不思議世界だった。 わー、きれいな場所だー。楽しそう、とっても楽しそう☆うふふふふあははははははは。 ……いやいやいや、さっきまで僕はロワの会場にいたでしょうが。 何で僕はいきなりこんな場所に飛んできているのか…………あ? 「……。」 あれれー? 何で僕が二人もいるのかなー? ……ちょっと落ち着こう。一旦眼を閉じるんだ、そうすればあんな幻覚なんて――――。 「……。」 「……。」 ……えぇー、何で増えてるのー? ババッ 二人の漆黒の龍がそれぞれ右手を挙げた。一体何をする気だ? 「僕は漆黒の龍二号!」 「僕は漆黒の龍三号!初代に二号、合体だ!!」 「いきなり現れて合体とかどういうネタふりだあああああ!?」 何なんだこれは……ボケ倒すにも限...
  • さよならは言わないで。だって――(後編)
    ネコミミストの視るコ・ホンブックの悪夢に、全く別の記憶が流れ込む。 流れ込む風景は明らかに違う誰かの物だった。 「全く持って愚かな事よ。  あやつらは書き手として殺し合いを描く内に、己もその中に取り込まれていたというのか」 (幻夜の声……それにこれは……幻夜の思考? 記憶まで……) そしてこれまでに無かった記憶と、思考を伴う物だった。 シャリダムにはコ・ホンブックそのものが残されていなかった。 だが幻夜の死体には幻夜そのものも残されていたのだ。 (このバトルロワイアルへの憂い……それを感じているのに有効な手が無い悔しさ……) 幻夜はホテルに現れた神行太保のDIE/SOULと話す。 「そうだ。我達は貴様の……、いやここに来た全員の姿と振る舞いを見ていたのだ」 (多くを見ていたという傲慢……それに伴う強さと自信……落ち着き……)) 「それよりも気になる...
  • 残されたもの(希望)
    ◆ 一人の男が、倒れていた。 赤いバンダナを巻いた右肩から左腰へと体を斜めに二分された男だ。 その男へと、一人の女が問う。 「人の子よ。どうしてあの時、真っ向から勝負を受けたのか?」 奇妙な姿をした女だった。 やや大胆に横から肌が見える巫女服に、異形の刀。 だが、何よりもその頭部に生えた角が一際異彩を放っている。 「投下早撃ちの方を使っていれば、ファイナリティブラストは防げたはず。  いえ、将軍がいなかったのです。私に時を止めさせても良かった」 「どうして、か」 問われた男――名無しは切断された半身へと目を向ける。 その右手に握っているのは柳桜ではない。 中盤でダイソウの手から吹き飛ばしたドラゴン殺しだ。 あの時、ダイソウが斬馬刀を取り出すのを見て、名無しは彼の狙いが自分だと察し、 技が発動したままで即座に動かせない鬼狩を...
  • 温泉話っスか! Chain-情さん2 集まれ!コスプレ温泉
    ここは旅館の一室。それまでお気楽ムードでくつろいでいた彼らも、さすがに放送を 聞かされたことで動揺を見せていた。 「アルレッキーノ、ドットーレ…。まさか、最古の四人がもう二人も欠けるなんて…。」 「スクライドの人にメリーゴーランドの人…。ボイドにネオン…。蝶ネクタイの人も…。」 「温泉少女…。」 「汚れなき愛、歩く頭脳戦…。くっ…。」 「まとめキング…鬱のエル…。巨星が墜ちたか…。」 同じロワの出身者や、このロワで出会った人物。散っていった人々のことを思い、 それぞれが胸の中にこみ上げてくるものを整理する。 そんな中、旅館の入り口の方から若い男の声が聞こえてきた。 「すいません、誰かいらっしゃいませんか?対主催のグループなんですが。」 時間は少しさかのぼる。 Chain-情、うっかり侍、フラグビルドの三人は、温泉まであと少しというところで...
  • dddddddd
    「逃がさぬぞ変態め、止まれ!」 (クソ……まだ耳がよく聞こえねえ) 寄り添いあう木々の枝で傷つく事が無いように、温泉少女をしっかりと抱きかかえる。 その代わり自分の顔や肩がどんどん切り裂かれていくのだが、勿論そんな事は気にしていられない。 こうやって密林地帯をかけぬければ少しは引き離せるのでは無いかと思ったが甘かった。 「ハァ……ッ、ハァ…………」 (ヤバイ……な) ズブ濡れた服が身体に絡みつき、何度も足がもつれそうになるのを必死に堪える。 後ろの女は相当山歩きに慣れているか足が強いらしい、転んだら終わりなのだ。 自分一人が消えたとしても、きっと他の書き手が2ndを完結に導いてくれるだろう。 自分が命を失う事は正直言えば怖いが、それだけなら恐怖を長引かせるより、諦めて背後の女に殺される事を選んだろうと思う。 だがこの腕の中で震えている小さな命……今の自分はそれを背負っ...
  • 全選手入場
    感電氏「書き手ロワ全生存者入場!!」 サービスシーン担当は生きていた!! 更なる研鑚を積み健康的な肉体が甦った!!! 裸神!! シルベストリだァ――――!!! LSロワの神髄はすでに私が完成している!! 派手好き地獄紳士『666』だァ――――!!! 登場しだいうっかりしまくってやる!! ギャルゲロワ代表 永遠のうっかり侍だァッ!!! 影の薄さならボクの歴史がものを言う!! 葉鍵の迎撃 リーフシールド 地味子!!! 真の対主催を知らしめたい!! 書き手ロワの良心 静かなる ~Chain-情~だァ!!! 序盤は空気王だったが今ならヒュッケバインだ!! アニロワの鉄拳 意外な影丸?だ!!! 顔面のガードだけは完璧だ!! 密かに脱出フラグ持ち 忘却のウッカリデス!!!! 書き手ロワのワースト・カワイ...
  • 殴る鉄槌、殴られる少女
    保志ヴォイスの男――大あばれ鉄槌は、現在の状況をすぐさま理解していた。 あのVは無差別マーダーで、傍らに倒れている男はそいつに殺されたこと。 そしてその男はボマーを守るためVと戦い、死んでいった事。 「……いい燃え展開だ。」 誰に言うわけでもなく呟き、ボマーへと視線を向ける。 「ヒッ!?」 思わず身がすくむボマーだが、傍らではキラークイーンが構えている。 「おい、お前を殴るのは後回しだ。まずは……」 ろくに返事も聞かず、前を見る。 「このトンチキ野郎からだァッ!!」 一瞬で間合いを詰め、拳を振り上げる。 「ウオオオオオオオオッッ!」 気合を入れ、何発も殴る。殴る。殴る。 傍から見れば、まるで一方的に殴っているように見えるだろう。 だがそうでないことは、大あばれ鉄槌自身が一番判っていた。 (何だコイツ!? 殴っても手ごたえが全然ねェ!!) もちろん、判っていて...
  • D(前編)
    ―――――――楚人に盾と矛とを鬻ぐ者あり。        これを褒めて曰く、「吾が盾の堅きこと、よく徹すもの無き也。」と。        また、その矛を誉めて曰く、「吾が矛の利なること、物に於いて徹さざること無き也。」と。        ある人曰く、「子の矛を以って、子の盾を徹さばいかん。」と。その人答ふることあたはざりき。 【採掘場エリア】 無人の荒野と化した採掘場は、人の手の付いていないかのように整然としていた。 だが、ここで確かに戦いがあったのだ。壮絶なる、世界を揺るがす規模の戦いが。 しかし、それは正確にはここで行われたものではなく、異空間にて行われたものだった。 だからそれを知る物はもう、誰もいない。躯すら残っていないこの何も無い場所に誰もいない。 彼を除いては。 「超展開…………」 砂土を踏みしめて砂塵の中に立つのは、つなぎを着た...
  • エロス頂上決戦、決着……?!
    撒き散らされたケフィアの海の中、2つの影が交差する。 片や、アニロワ2ndのエロスの権化、『エロスの鐘の煩悩寺』。 片や、漫画ロワのエロスの化身、『エロ師匠』。 互いの顔に浮かぶのは、愉悦に満ちた淫靡な笑み。 互いの太腿を濡らすのは、明言を避けるべき一種の体液。 エロスの女王は2人も要らぬ。エロスのチャンピオンは2人は立たぬ。 まさに不倶戴天。共に同じ空の下に立てる道理なし。この世界の頂点にいるのは1人でいい。 ならば、どうする? 仲良く手を取り合えないのなら、これからどうする? ……そんな質問、答えははじめから決まっている。 戦うだけだ。 戦って雌雄を決するだけだ。 どちらが上なのか決めるだけだ。 ――それもあくまで、「彼女たちらしい」やり方で。     *    *    * 先手を取ったのは、軽やかな鐘の音。 これが剣と拳を交え血...
  • 史上最強の厨性能支給品
    「全く、何の騒ぎだ……」  静かに暮らしたい男『King of 脳内補完』は一人つぶやく。  彼は見た目も中身もごく普通のサラリーマン。  どのぐらい普通かというと、朝は目覚ましテレビで目を覚まし、夜は古館さんを見ながら一日を反省するぐらい普通だ。  しかし、そんな彼が普通でない事件に巻き込まれた。  殺し合いをしろ。そんな事を言われてしまったのだ。 「一応、書き手だからルールは分かるんだが……」  しかし、ルールはわかっても殺し合いで生き延びる自信はない。  仮に相手がただの一般人であったとしても、こちらも一般人。  体力はスポーツジム通いをしているが、至って普通。  ナイフや銃器の取り扱い経験など当然ない。いや、ナイフを使ったことぐらいならあるが、それで人を切った経験などない。  そんな状態では、死に物狂いで闘ってくるであろう一般人相手に一度や二度ぐらいなら勝てる...
  • 貫けよ、その仮面で
    NdG5hiFT6氏こと【忘却のウッカリデス】は、現在緊急事態に陥っている。 下手すれば登場話で死亡してしまうくらい危険な状況だ。 このままでは、ズガンよりも扱いの酷い、登場したときには既に死んでいたという事態になりかねない。 ちなみに彼の頭の中では、走馬灯の代わりにスーツを着たイタリア人が、丁寧に額を寄せて説教してくれている最中だ。 「いいかウッカリデス。死亡してしまうと思った時には、既にテメェは死亡しているんだ!   俺達が使っていい言葉は一つだけ。「死亡した!」なら使っていい!」 頭の中に浮かんだ嫌な展開に、思い切り首を振る。 (いやいやいやいや! 「死亡した」じゃ余計だめじゃん! つか、なんで死亡前提なんだよッ!) 選択肢が全部同じなんて、ギャルゲぐらいでしか見かけないものだ。や、それ選択でもなんでもないけどな。 ラ○フカードのCMだって正解がちゃんとある。まぁ、...
  • 鬼軍曹とドSの書き手放送局! GWスペシャル
    「「鬼軍曹とドSの!書き手放送局!!」」 ドS「こんにちは、皆様。ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。マスク・ザ・ドSです。」 軍曹「こんにちは。まあここはぶっちゃけ毎日が休日だから、ゴールデンウィークも関係ないよね!鬼軍曹です。」 ドS「さあ、今回はすごいですよ!ゴールデンウィークスペシャルということで、一挙に4人のゲストを紹介です!」 軍曹「制作サイドとしてもいろいろ必死です!」 ドS「それでは入ってきていただきましょう!どうぞ!」 エル「私は鬱のエルです。」 アルレッキーノ「私はアルレッキーノ。漫画ロワ最古の四人の一人だ。」 ドットーレ「同じく最古の四人の一人、ドットーレだ。」 2号「俺は◆ZhOaCEIpb2! 1からの2号と呼んでくれ!」 ドS「というわけで、今回は最古の四人のお二人&彼らと戦ったお二人です。」 軍曹「あー、一...
  • もってかれた!お姉さま
    「バイオアタック!」 バイオライダーが液状化し、中を舞う。 少しでも射程範囲から逃げようと、熱血王子はB-9エリアへと進入する。 ――――ここでは、二人の奇妙の書き手が戦っていた。 「そこだ!スパークカッター!!」 「チィッ!」 熱血王子の頭上を掠め、バイオブレードが大木を切り裂く。 結論から言うと、現在は圧倒的に熱血王子が押されていた。 理由は、ただ一つ。 「《破棄すべき全ての手》ッ!」 もう何度目になるかわからないリストブレイカーを放つ。 眼にも留まらぬ速さでバイオライダーの両手首を切り落とす、ここまではいいのだ。 「その技は、バイオライダーとなった今の俺には通用しない!!」 切り離された手首がゲル化し、生物のように動いて元の場所へと戻る。 これが、熱血王子が苦戦している唯一つの理由であった。 当たっても、通用しないのでは意味がない。 かとい...
  • 覚醒の黒き書き手
    G-7での作戦会議を終えたギャグ将軍、焦ったドラえもん(以下焦ったドラ)、孤高の黒き書き手(以下孤高)、永遠のうっかり侍(以下うっかり侍)はF-6へとたどり着いていた。 仲間を求めてここまでやってきたが、未だに一人も出会えない状況に一行は少々うんざりしていた。 「なかなか他の書き手に会えぬな」 「ど、どうしよう、みんなもうどこかへ行っちゃったのかな」 「だから向こうに行くべきだって言ったんです」 「まあまあ孤高殿、焦っても仕方のない事です。地道にさg――がぁっ」 ここでうっかり侍のスキル・うっかり発動。 地面の凹凸に見事に足を取られてきれいに転倒。 そしてそのまま地面に勢いよくダイビング。 ちなみに、温泉を出発してからこれで三度目だ。 「二度ある事は三度ある。至言よの」 「この調子なら三度どころか十度ぐらい軽くいきそうですね」 「ドラえもんよ、なら...
  • だれよりも真摯なる死亡フラグ
    「とくと見な!これがあたしの切り札、ビームバズーカさあ!」  底上中の残月が取り出した物は筒状の物体だった。  なるほど、形としては小振りなバズーカ砲に見えないこともない。  砲身にはトリガーもついてある。  が、その先端には弾頭が発射されるはずの穴は開いていない。  レンズ状の物体がはめ込まれているのだ。 「っち、なるほど確かに厄介そうな武器ではあるな」 スタンド『ホワイトアルバム』はスケートスーツに似た装着型のスタンドである。 冷気を操り物の運動を止めたり、氷の壁で攻撃を反射できたりもし、中々に防御面に優れている。 しかしビーム兵器の熱量・速度は侮れない。 漫画補正があるから大丈夫な気もするが、妙にリアルに気づけば死んでいたという展開もありうる。 じりりと僅かに後ずさるKing of 脳内補完。 砲身を安定させ引き金に手を添える残月。 「あたしとしても、あんた...
  • 真夜中のサーカス
    このロワが始まってどれほどの時間が経っただろうか。 大地は生命の血潮に染まり、天空には別離の慟哭が満ちる。 本来バトルロワイアルとは血で血を争う凄惨な殺し合い。 それが行われる事には必ず何らかの理由が存在し、参加者はその理由ゆえに望む望まざるに関わらずとも招かれる。 そして参加者は行動する。 ロワに乗る者。 ロワに抗う者。 覚醒する者。 困惑する者。 狂う者。 怒る者。 託す者。 儚く散る者。 脱出を目論む者。 自分の望みのままに動く者。 十人十色千差万別。 参加者は大なり小なり周りに影響されて様々な行動を取る。 そしてこのような場所でも愛は生まれいずる。 元の世界から、ロワの会場で知り合ってから、そのどちらも恋愛という事において大差はない。 大事なのはそこに存在する愛の形。 愛の形もまた十人十色千差万別。 様々な形を見せてくれる...
  • 残されたもの(相棒)
    ◆ ギャグ将軍とダイソウの敗因。 それは名無しがテイルズロワの人間だということに囚われ過ぎ、柳桜をエターナルソードの代用としてしか捉えていなかったことだ。 特にダイソウは一度ナナシに襲撃されたこともあり、冷静さを失っていたのかもしれない。 オヤシロバリヤー。 そんなふざけた名前の技が、名無しを守り、ダイソウ達へとロケット弾を跳ね返した現象の正体。 効果は一言でいえば鏡面反射。 真正面からの攻撃をそっくりそのまま跳ね返す神の力。 厳密には羽入の力なため、奥義直後の硬直という制限に引っ掛かることなく発動できたのだ。 帯びていた紫の光が消えた刀を手に、名無しが詰まらなそうにこの戦いの結果たる惨状へと目を移す。 爆発の規模でいえば名無しの不意を打ったニアデス・ハピネスよりやや大きい程度。 所詮は一度反射された弾丸だ。弾速が落ちていたことが幸いし、威力はその...
  • 無題@没ネタ
    地上を光の河が走る。 その通り抜けた後には、何も残りはしない。 『エンジェル・アーム』 天使の名を冠するその一撃は、一度放たれれば進路上の全てを焼き尽す光の奔流。 その射程たるや地上から成層圏を越え月を穿ち、その速度は言うまでも無く光と同等である。 その、神罰にも等しい一撃を軽々と放っておきながら、予約被りに定評のあるtu4氏の心の中には、正の感情はひとかけらも存在しなかった。 いや、それどころか、 (…………何でなのよ!) 彼女の心は悲しみで満たされていた。 tu4氏の頬を一筋の涙が伝う。 何故、 何故、これだけの力を持ちながら、ヴァッシュ・ザ・スタンピードは「空気」なのだろうか。 使えば自らの命をも削る力だから? 人で無いが故に強大な力を人々を守る事にしか使わないから? 彼が参加しているのはあくまで「アニロワ」であり、漫画版の力は無関係だか...
  • 読み手は大いに語り大いに決断を下す
    ――殺し合い中の皆様にはご迷惑をおかけします。では、どうぞごゆるりとバトルロワイアルをお楽しみください。 会場中に響き渡る最後通告が皆に等しくある事実を知らせる。 それを放送し終えたwiki管理人は大役を終えた開放感から緊張を解いた。 感電氏に突きつけた猶予は後2時間。 それまでに戻って来なければロワ会場の崩壊が訪れる。 「さて、どうなるんでしょうね」 「こうなるように仕組んだのはあなたではないのですか、wiki管理人」 放送室の椅子に深々と腰を降ろしているのは紛れもなくwiki管理人。 ジョーカーは全て出払い、読み手も死亡した。 ならばwiki管理人の呟きに答えを返したのは誰であろうか。 「この世界から逃げるなら今のうちですよ――読み手さん」 そう、wiki管理人の後ろの佇んでいるのは先程かに玉(大蟹球フォーグラー)で死んだはずの読み手...
  • 【アニメキャラ・バトルロワイアル2nd】書き手の支給品
    速筆魔王LX 虎竹刀with千年パズル 出典:Fate&遊戯王 過去のパロロワ参加作品の中で登場したゲームをランダムで呼び出し、相手にそのゲームでの対決を強制するアイテム。 これまでに登場したのは以下の三つ。 ○真実の質問@遊戯王(対nanasinn) ○変則脱衣鷲巣麻雀@アカギ(対エロ師匠&煩悩寺&鉄槌) ○<人外のウォーゲーム> (マジック&ウィザーズ@遊戯王をベースにしたオリジナルゲーム)(対人外) ちなみに、普通に竹刀として使うことも可能。 人外とのゲームに敗れ、彼に奪われてしまった。 爆弾 首輪を原材料に技術手袋で作った、お手製の爆弾。 衝撃のネコミミスト 拡声器 死亡フラグ。しかし、その死亡フラグですら熱血展開につなげるのが漫画ロワ! ということで、漫画ロワ書き手である体はスクライドでできているを呼び出すことが出来た。 機動六課の制服 ...
  • 食べ歩き
    崩壊していくホテルから脱出した幻夜・フォン・ボーツスレーが辿り着いたのは、学校の校門だった。 ここを選んだ理由は、協力者を探すためのあらゆる条件が満たされているからだ。 大きい施設と言うのは、どのロワでも必ず人々が集う。 また、学校と言うだけあって、多種多様な環境を設けていると言うのもある。 だがその反面、集合した人間目当てに狩りをしようというマーダーを集めてしまう一面もあった。 確立としては五分五分だったが、幻夜が引いたクジは間違いなくハズレ。 彼の目の前にいるのは、こちらを狩らんと目を輝かせる男女だったからだ。 二人を見た瞬間、幻夜は剣となった巳六を握り締めて臨戦態勢をとる。 「ふふ。どうやら向こうもヤル気みたいじゃないか」 「それはお前がそんな目で煽ったからだろう」 一方、対峙していたのはエロ師匠と仮面ライダー書き手の二人。 一時的に協力すると決めた...
  • 世はこともなく廻り続ける
    「そう、あなたも死んじゃったんだ」 暁を背に空を駆ける少女がなんの脈絡も無くぽつりと呟いた。 彼女の名は予約被りの定評のあるtu4氏。 最後の空気王の名を自ら冠するありとあらゆるロワの空気達の願いの行く末に立つ者。 右往左往の末、全ての空気キャラの復権を目指すに至った彼女は、 だからこそ各ロワで空気とされた者の真価を誰よりも理解していた。 「あなたになら、殺されてあげても良かったのにね」 何もない天へと向かい一人声をかけ続ける少女。 傍から見れば狂人や危ない人にしか見えないだろう。 いや、沙羅さんの伝説を知る者からすれば、 遂に本当の空気と話す能力を得たのかと思われてしまうかもしれない。 まあなんかその内そうなったところでみんな納得しそうだが、 残念ながらそんな厄介な能力に覚醒したわけではない。 彼女はちゃんと会話しているのだ、己が内に内包した永...
  • @wiki全体から「シリアスの次に来るのがシリアスとは限らない」で調べる

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