書き手ロワイアル2nd @ ウィキ内検索 / 「幸せは願うもの。叶えるもの」で検索した結果

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  • 幸せは願うもの。叶えるもの
    「あつーい。引き篭もってかがみんで遊びたいよぉ」 「駄目よ……ってか、あたしで遊ぶってなんだおい」 外に出て最初に口に出した言葉がコレだ。 この女(?)は本当にヤル気が……ないわよね。だってこなただもん。 いくら中身がアーカードだの長門だの言われても、目の前に居るのは本当にただのこなた。 地球破壊爆弾No.V-7って厄介な奴だけど、根っからの悪でもない変わった奴。 「ん?どしたのかがみん」 「だから、あたしはロリスキー……じゃなくてクールだってば」 あたしの身体にぴったりしがみついて、駄々っ子のように腕を振り回す。 きっと漫画のらきすたのキャラ達も、普段はこんな感じだったのよね。 けど、今の漫画ロワもアニロワ2ndもそんな面影はないんだっけ。 なんだか、そう考えると辛いわね。 今のあたしも、こいつやウッカリデスさんや最速の人と死別するのは嫌だ。 ...
  • 忘却のウッカリデス
    ...き手の誓い 160 幸せは願うもの。叶えるもの 164 混ぜるな自然 190 愛だよ、愛 206 尻といったな?見せてやる!俺の熱い尻への愛情を! 207 蟹座の爪の悪夢 221 ランチタイムの時間だよ 229 最速の人へのレクイエム 238 trigger
  • 愛する者たちの為の書き手
    ...下順に読む 160 幸せは願うもの。叶えるもの 158 「狂」 時系列順に読む 160 幸せは願うもの。叶えるもの 139 罪と罰~全てはフラグ・ビルドのために~ コロンビーヌ 176 残酷な天使の紅茶 151 書き手って一体何ですか? 猫子頭の鬼軍曹 176 残酷な天使の紅茶
  • クールなロリスキー
    ...47 仕事 160 幸せは願うもの。叶えるもの 164 混ぜるな自然 190 愛だよ、愛 206 尻といったな?見せてやる!俺の熱い尻への愛情を! 221 ランチタイムの時間だよ 229 最速の人へのレクイエム 238 trigger 249 惨劇『孤城への帰還』(前編)惨劇『孤城への帰還』(中編)惨劇『孤城への帰還』(後編) 253 ようこそルナティックパーティー(前編)ようこそルナティックパーティー(中編)ようこそルナティックパーティー(後編) 255 戦え三人ライダー!愛しい君の笑顔の為にみおーーーんそれぞれの愛ゆえに 259 メタ思考の彼方に(前編)メタ思考の彼方に(後編) 267 愛を取り戻せ! 269 異形の花々 270 Take a shotBRAVE PHOENIXPray 272 1000%SPARKING METEOR 274 混沌体験~感電はクールな能力がほしい...
  • 地球破壊爆弾No.V-7
    ...47 仕事 160 幸せは願うもの。叶えるもの 164 混ぜるな自然 190 愛だよ、愛 206 尻といったな?見せてやる!俺の熱い尻への愛情を! 207 蟹座の爪の悪夢 221 ランチタイムの時間だよ 229 最速の人へのレクイエム 238 trigger 249 惨劇『孤城への帰還』(前編)惨劇『孤城への帰還』(中編)惨劇『孤城への帰還』(後編) 253 ようこそルナティックパーティー(前編)ようこそルナティックパーティー(中編)ようこそルナティックパーティー(後編) 255 戦え三人ライダー!愛しい君の笑顔の為にみおーーーんそれぞれの愛ゆえに 259 メタ思考の彼方に(前編)メタ思考の彼方に(後編) 267 愛を取り戻せ! 270 Take a shotBRAVE PHOENIXPray 272 1000%SPARKING METEOR 274 混沌体験~感電はクールな能力がほ...
  • 第二回放送までの本編SS(時系列順)
    ...頭の鬼軍曹 160 幸せは願うもの。叶えるもの 名無し書き手 忘却のウッカリデス、地球破壊爆弾No.V-7、クールなロリスキー 162 岸田洋一の誇り 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー 166 √re birth 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー 170 さあ、立ち上がれ 名無し書き手 ◆MJv.H0/MJQ、転 191 さらなる高みを目指して 名無し書き手 熱血王子 192 Sa・Ga/Drastic our soul 名無し書き手 ピザの1号(◆wKs3a28q6Q)、地味子、フリクリ署長、エース、ダイナマイトアンデッド 【昼】 No. タイトル 作者 登場人物 152 薔薇のように、萌えキャラにだって棘はあるものさ 名無し書き手 ビクトリーム博士、マスク・ザ・ドS、ギャルゲロワ版最速の...
  • 第二回放送までの本編SS(作品投下順)
    ...頭の鬼軍曹 160 幸せは願うもの。叶えるもの 名無し書き手 忘却のウッカリデス、地球破壊爆弾No.V-7、クールなロリスキー 161 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 名無し書き手 蟹座氏、承、THE FIRST 162 岸田洋一の誇り 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー 163 絶望可憐少女達 名無し書き手 マスク・ザ・ドS、ボマー、コ・ホンブック 164 混ぜるな自然 名無し書き手 忘却のウッカリデス、地球破壊爆弾No.V-7、クールなロリスキー、裸になってすぐアッー~殺意のqwglOGQwIk~、C.M.超展開はデフォなのか? 165 氷の青年 名無し書き手 ミスターマダオ、神行太保のDIE/SOUL、HN「ナナシ」 166 √re birth 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツ...
  • 書き手の誓い
    ...ッカリデス 160 幸せは願うもの。叶えるもの
  • 仕事
    ...ロリスキー 160 幸せは願うもの。叶えるもの 124 POWER STAGE 地球破壊爆弾No.V-7 160 幸せは願うもの。叶えるもの
  • 岸田洋一の誇り
    ...可憐少女達 160 幸せは願うもの。叶えるもの 時系列順に読む 166 √re birth 125 支給品の末路 ステルス鬼畜 166 √re birth 125 支給品の末路 サプライズパーティー 166 √re birth 125 支給品の末路 幻夜・フォン・ボーツスレー 166 √re birth
  • 混ぜるな自然
    ... 氷の青年 160 幸せは願うもの。叶えるもの 忘却のウッカリデス 190 愛だよ、愛 160 幸せは願うもの。叶えるもの 地球破壊爆弾No.V-7 190 愛だよ、愛 160 幸せは願うもの。叶えるもの クールなロリスキー 190 愛だよ、愛 142 黄昏、来まくって 裸になってすぐアッー~殺意のqwglOGQwIk~ 171 【書き手ロワ2nd】地図氏を暗殺しにいってみた 142 黄昏、来まくって C.M.超展開はデフォなのか? 171 【書き手ロワ2nd】地図氏を暗殺しにいってみた
  • 101~200までの本編SS(作品投下順)
    ...頭の鬼軍曹 160 幸せは願うもの。叶えるもの 名無し書き手 忘却のウッカリデス、地球破壊爆弾No.V-7、クールなロリスキー 161 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 名無し書き手 蟹座氏、承、THE FIRST 162 岸田洋一の誇り 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツスレー 163 絶望可憐少女達 名無し書き手 マスク・ザ・ドS、ボマー、コ・ホンブック 164 混ぜるな自然 名無し書き手 忘却のウッカリデス、地球破壊爆弾No.V-7、クールなロリスキー、裸になってすぐアッー~殺意のqwglOGQwIk~、C.M.超展開はデフォなのか? 165 氷の青年 名無し書き手 ミスターマダオ、神行太保のDIE/SOUL、HN「ナナシ」 166 √re birth 名無し書き手 ステルス鬼畜、サプライズパーティー、幻夜・フォン・ボーツ...
  • 100-198まで
    ...。 160 幸せは願うもの。叶えるもの 仲間との再会を果たし、少女はもう一人の仲間の帰還を待つ。 その仲間が、すでに絶命していることなど知らずに…。 161 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 正義を貫くと決意した男。だが、空回りするその姿はあまりに滑稽で。 最後まで惨めだった彼は、それでも何かを残した。 162 岸田洋一の誇り 同じ姿を与えられた二人の参加者。理由は違えど、彼らは自分の姿に誇りを持っている。 だからこそ、譲れないものがある。 163 絶望可憐少女達 仮面でも隠し切れぬ加虐の心で、男は可憐な少女達の希望を粉砕する。 なぜなら、彼は「絶望先生」なのだから。 164 混ぜるな自然 ファミレスでのほほんとしていた一行の前に現れたのは、いい男と無口な美女。 「ようこそ…。ニコニコの世界へ…。」...
  • 101-200まで
    ...。 160 幸せは願うもの。叶えるもの 仲間との再会を果たし、少女はもう一人の仲間の帰還を待つ。 その仲間が、すでに絶命していることなど知らずに…。 161 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 正義を貫くと決意した男。だが、空回りするその姿はあまりに滑稽で。 最後まで惨めだった彼は、それでも何かを残した。 162 岸田洋一の誇り 同じ姿を与えられた二人の参加者。理由は違えど、彼らは自分の姿に誇りを持っている。 だからこそ、譲れないものがある。 163 絶望可憐少女達 仮面でも隠し切れぬ加虐の心で、男は可憐な少女達の希望を粉砕する。 なぜなら、彼は「絶望先生」なのだから。 164 混ぜるな自然 ファミレスでのほほんとしていた一行の前に現れたのは、いい男と無口な美女。 「ようこそ…。ニコニコの世界へ…。」...
  • 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。
    ... 160 幸せは願うもの。叶えるもの 投下順に読む 162 岸田洋一の誇り 155 闇の声 時系列順に読む 161 絶望可憐少女達 152 薔薇のように、萌えキャラにだって棘はあるものさ 蟹座氏 185 とある書き手の独り言 152 薔薇のように、萌えキャラにだって棘はあるものさ 承 183 第二次スーパー書き手大戦 第183話 了承!! 150 take it a try THE FIRST
  • これが超展開と言うものだ!
    「ウホア─────ッ!! 最 高ゥ!」 (ギャラドス+人間)÷2と言う奇跡の公式を成し遂げた脳内補完。 彼が発する最初の一言がそれだった。 色々と突っ込みどころはある。 目が覚めたら得体の知れぬ体になっていた。 別次元の自分は完璧なギャグキャラになっていた。 だがそんな事、この開放感に比べたら屁でも無い。 「アハハハハ、凄いよ、凄いよコレ! これなら、これなら皆殺しだよお!?」 突然の身の変化は、脳に異変をきたしたのだろうか。 微妙に幼児退行ともとれる言動が先ほどから目立っていた。 ちなみに、カオスロワでの彼も初登場時は少年口調だったりするのだが。 それを考えると、元々幼稚な男だったのかもしれない。 脳内補完は飛び、踊り、舞い狂った。 「…………む」 空中で8の字をかいていたのだが、突如その動きを止めてしまう。 そして...
  • 残されたもの(狂戦士)
    「くそ!あいつら無事だろうなあ!!」 「落ち着けい、ダイソウよ!あやつらならそう簡単にやられはせぬ!」 フォーグラー内部、迷路のように入り組んだ道を駆けて抜けるはDIE/SOUL。 神行太保を冠するアニロワ版最速の人である彼だ。 普段の彼ならどれだけ遠くに跳ばされた仲間ともすぐに合流できただろう。 だが、かに玉こと大蟹球フォーグラーはそう甘くはない。 迷宮変化を使われるまでもなく全ロワ登場施設がごちゃまぜな内部構造だ。 自分がどの方角に向かっているのか、まっすぐ走れているのかもダイソウにはわからない。 それは彼を諫めている将軍も同じだ。 ハッキングして現在地を確かめようにも『蟹座じゃないもん』の効果により、 デジモン→絶対可憐チルドレン→ドラえもん等々、解析しきる前に次々と様式を変えるファイアウォールが立ち塞がる。 まともに攻略するのにはかなり時間がかかるのは目...
  • 静かなる ~Chain-情~
    【参加者名】静かなる ~Chain-情~ 【トリップ】◆lbhhgwAtQE 【所属ロワ】アニロワ1st 【ロワ内性別】男 【外見設定】橘あすか@スクライド 【特徴その他】 【書き手紹介】  代表作:「従わされるもの」「以心電信/I believe you」「請負人Ⅱ ~願う女、誓う男~」  繋いで繋いで繋ぎまくる! LX氏に次いで多数投下したそのほとんどを繋ぎに徹したミスターチェイン。  派手ではないが、この人がいなくてはこうも1stはスムーズに進行しなかっただろうと言える人。  その後、感想・死者スレで繰り返しネタにされる【カマンベールチーズ入りドラ焼き 全滅】を書いた「従わされるもの」。  繋ぎの真骨頂。離れた仲間達を電信により繋ぎ、その両場面をそれぞれ書いた「以心電信/I believe you」。  エクソダスの切欠となり、またその後のしんのす...
  • 薔薇のように、萌えキャラにだって棘はあるものさ
    「ひっく……ひっく……」 蟹座氏はトイレの前で力なく跪いていた。 全ての計画は水泡に帰した。 何が起こったかなど説明するまでもないだろう。むしろ乙女の赤っ恥ということで察していただきたい。 太ももに気持ち悪い感触がべったりと残っているが、それを気にしている余裕はない。 そうだ、逆に考えるのだ。もうそのネタで弄くられることはないと考えるんだ。 このまま放尿ネタだけで第二回放送を乗り越えようだなんて、死に物狂いの他の参加者たちに申し訳ないと思わないかい? そう、あと少しだったのだ。だが、楽園にも思えたトイレは破壊されていた。 トイレから襲い掛かるナニカと闘争してまで向かったのに、骨折り損だったのだ。 しかも、そのナニカとは・・・触手だ。 絶賛触手注意報発令中だ。トイレが破壊されていた理由は、大激怒状態のビクトリーム博士がファミレス……ピンポイントで直撃していたのだから。 ...
  • 残されたもの
    このバトルロワイアルが始まってもうそろそろ18時間が経とうとしていた。 参加者達の叫びは天に響き、その血は大地を染め上げていく。 この地で出会った同志がいれば、必然的に別れもある。 その別れに立ち会った時に残された者が何を思うのかは当事者にしか理解できぬ心境である。 悲しみに暮れるのもいいだろう。 事実を否定するのも取り得る選択肢の一つだろう。 恨みや憎しみを心に抱くのも、それもまた人の業であろう。 だが、それで残された者が行き着く果てにどうなるのかまでは想像に難くない。 なによりここにいる者はロワという戦場で鍛えられた書き手という戦士である。 自ら、あるいは他の書き手によってキャラに別れを体験させてきた。 その果てに狂い、嘆き、怒り、恨み、喜び、さらなる凶行に走らせたキャラは数知れず。 そしてその結末も見届けてきた。 だからだろうか。 書き手は悲しみに暮れ...
  • 無限の欲望
    「順調ですね」 書き手ロワの真の黒幕であるwiki管理人はモニターに映し出される映像を見ながら現状に概ね満足していた。 死力を尽くした戦闘、受け継がれる想い、心をえぐる鬱展開、何もかもを吹き飛ばすような超展開。 なにもかもが素晴らしかった。 皆が全力で前に進むたびに貴重な経験を積んでいく。 それがこちらの目的だと知りながらも、そうしなければ彼らは進めないのだ。 彼らは言わば自分の手の中でもがく駒のようなものだ。 その様子を見ながら管理人はふと先程から抱いていた疑問を頭に浮かべた。 (さて、これはどういう事でしょうか。可能性として最も高いのはやはりアレでしょうね……!?) そんな事を考えていた管理人は突如部屋の中に現れた人物に気付いた。 しかしその事に対してあまり驚きはない。 なぜならもうそろそろ来る頃だと思っていたからだ。 「ご苦労様です。手...
  • 導くものは愛とギャグ
    「ほう、この余をバトルロワイヤルに参加させるとは。主催者も愚かよの」  クックック、と低く笑うのは、黄金の仮面に黒いマントを羽織った怪人。  2メートルに迫る長身に、肩幅の広いがっちりとした体型。仮面と同じく、黄金の身体という人には持ち得ない肉体。  鬱蒼とした森を静かに進み、周囲を見渡す。舞台となったところはライダーロワのように異世界というわけではないのだろう。  彼が日常を過ごした世界となんら変わることはなかった。  ただ一つ違うのは己の身体。こんな…… 「まさか、余がジャーク将軍のような身体を得るとはな。改造手術でもしたか? あの主催者」  そう、彼はライダーロワにおける数少ないギャグ、恋愛話担当のギャグ将軍、その人だった。  彼はのんびりと森を進みながら、脳内で情報を整理する。 (要するに、余らはあの主催者に集められ、殺し合いを強要されている。 ジャーク将軍の肉...
  • 祝いと呪いに関する考察
    祝う。それは、対象の幸せを祈る行為。 呪う。それは、対象の不幸を願う行為。 180度意味合いを違える言葉は、奇しくもそのつくりに兄を持っている。 ああ、勘違いしないでほしい。このSSにアニジャ氏は出ない。 そもそもこれはSSなのか、その辺りから考えたくもなるのだがここでは割愛しよう。 へんとつくりに分解してこの二つの文字を読み取ると、 しめすへんは文字通り「示」という単語から簡略されたものであり、その意味は祭壇を意味する。 くちへんは文字通り「口」から吐き出されるものを意味する。 その点を加味してこれを解字すると、 祝いは祭壇に跪く人(兄は、まあorzと同意義と思っていい。面倒だし)、即ち神の前で祝詞を紡ぐ神職を表していた。 呪いは口から何かを言う頭の大きな人(象形文字ってのは古代のAAなのだろうか)、即ち神前にて祈る人を表す。 神前の「空」はいい曲だと思う。と...
  • 残されたもの(相棒)
    ◆ ギャグ将軍とダイソウの敗因。 それは名無しがテイルズロワの人間だということに囚われ過ぎ、柳桜をエターナルソードの代用としてしか捉えていなかったことだ。 特にダイソウは一度ナナシに襲撃されたこともあり、冷静さを失っていたのかもしれない。 オヤシロバリヤー。 そんなふざけた名前の技が、名無しを守り、ダイソウ達へとロケット弾を跳ね返した現象の正体。 効果は一言でいえば鏡面反射。 真正面からの攻撃をそっくりそのまま跳ね返す神の力。 厳密には羽入の力なため、奥義直後の硬直という制限に引っ掛かることなく発動できたのだ。 帯びていた紫の光が消えた刀を手に、名無しが詰まらなそうにこの戦いの結果たる惨状へと目を移す。 爆発の規模でいえば名無しの不意を打ったニアデス・ハピネスよりやや大きい程度。 所詮は一度反射された弾丸だ。弾速が落ちていたことが幸いし、威力はその...
  • 月下の騎士の虎退治
    ムティカパになったカオちゃんはひたすら森を進んでいた、目的もないまま。 「ウルトは遅いな……まさかあんな奴にてこずってるんじゃないのか? まったく仕方ない奴だ」 そうウルトのことを心配してるカオちゃんの前に一人の女が居た。 その少女はこちら気付かないようで後ろを向けたままだ。 「なんかムカツクから……食べちゃおうか、B-4では普通に人、食ってるし」 そう思ったカオちゃんは隙だらけの女に向かい駆け出し今、爪を向け襲い掛かろうとした。 だがその隙はその少女がわざと作り出したもの。 背後に向かってる来るものを討つため。 そしてその女は瞬時に振り返り持ちたる得物―永遠神剣「誓い」―をカオちゃんに向け繰り出した。 「ほあ!?」 「……ちっ、仕留められなかったか」 だがその攻撃をカオちゃんは身を翻し、間一髪避けた。 カオちゃんは目の前の女に吼える。 「お前何もんだ!」 ...
  • さよならは言わないで。だって――(後編)
    ネコミミストの視るコ・ホンブックの悪夢に、全く別の記憶が流れ込む。 流れ込む風景は明らかに違う誰かの物だった。 「全く持って愚かな事よ。  あやつらは書き手として殺し合いを描く内に、己もその中に取り込まれていたというのか」 (幻夜の声……それにこれは……幻夜の思考? 記憶まで……) そしてこれまでに無かった記憶と、思考を伴う物だった。 シャリダムにはコ・ホンブックそのものが残されていなかった。 だが幻夜の死体には幻夜そのものも残されていたのだ。 (このバトルロワイアルへの憂い……それを感じているのに有効な手が無い悔しさ……) 幻夜はホテルに現れた神行太保のDIE/SOULと話す。 「そうだ。我達は貴様の……、いやここに来た全員の姿と振る舞いを見ていたのだ」 (多くを見ていたという傲慢……それに伴う強さと自信……落ち着き……)) 「それよりも気になる...
  • 光の虚人――ひかりのきょじん
    ◇ 「貴方はがんばった。素直に称賛しましょう。ですが、ここまでです」 半分機械でできているサンダルフォンはチャイルドやオーファンとは違い、その最後も幻想的とは程遠いものだった。 爆発したのだ。 その爆風に煽られて、感電もまた地に落ちる。 読んでみたところ、彼のMPはもう0だ。 ライフも一桁あるかないか。 チェックメイト。 『デュワッ!』 カオスロイドU。 ミニサスペリアより回収した予約被りに定評のtu4氏が最後に習得した没ネタを統べる力。 元が同一存在とはいえ別人であるwiki管理人には使いこなせはしなかったが、最強の番人を呼び出すくらいは可能であったのだ。 「あのスパロボ最強と名高いフォルカでも一人では勝てなかった闇の巨神。勝てるはずがありません」 奇跡でも、起きない限りは。 「……ふん、ばかばかしい。私まで読...
  • 私たちの行方(前編)
    真夜中の森の中をコロンビーヌは急いでいた。 向かう先はE-8の病院だ。 バトルマスター一行を襲撃するように言われた彼女がなぜそのような場所を目指しているのだろうか。 そこには彼女なりの考えがあった。 なんと言っても相手はあのバトルマスターだ。 まともなバトルを仕掛けたらまずこちらに勝ちはあり得ない。 だからと言ってここで引き下がる事は絶対にできない。 666に捕らえられている我が子のためにも絶対に引く訳にはいかない。 ではバトルマスターに勝つにはどうするか。 コロンビーヌは答えをもう導き出していた。 ずばり側面からの奇襲である。 『柿テロ猥・R2‐ND』には【闘争制覇者-Battle Master】について次のように書かれていた。 『真っ向からのバトルに限定されるため、不意打ちや毒殺などにはとても弱い←ここ注目』 これを利用しない手はない。 そういう...
  • たこ焼き屋は闇に踊る
     我はアルパなり、オメガなり。いやさきなり、さいはてなり。始めなり、終わりなり。  THE FIRST????始めなるもの。  その呼称は、直接名を呼ぶも恐れ多い創造主に捧げられたものと同じだ。  神に等しい二つ名を与えられた男は、重々しい仕草で交差点の鏡に映る自分の姿を見上げた。 「いや本当に重い……重いよこれ……」  鉛色に輝く装甲の胸の部分には、白いパネルに描かれた黒い鯛のマーク。 「なんでよ!ここはTHE FIRSTの一号だろ常考!二つ名そのまんまだし!ライダーだし!鬱展開だし!童貞だし!」  閑静な住宅街に、男の叫びが虚しく響き渡る。 「なのになんで同じ『始まり』から強引につなげて相川始……の、しかもそっくりさんの方になるよ!名前の意味、まるで逆だろ!」  説明台詞も悲鳴まじりではどこか痛々しい。 「それに超一般人じゃねぇか!勝ち目あるとかないとか以前だ...
  • 吠えろ! 獣戦機
    「!? ここは……?」 目が覚めたとき、そこは狭くて薄暗い空間の中だった。 彼は慌てて周囲の状況を確認する。正面には巨大なモニターらしきもの。 そしてその下には、整然と沢山のスイッチやレバーなどが並んでいる。 「これは……まさか……」 実際に見たことはない。だがアニメでは何度も見たことがあるし、想像だってしてきた。 そう、彼――スパロワの切り込み隊長『起』が座っていたのは巨大ロボットのコックピットだったのだ。 操縦方法など習ったこともないのに自然に身体が動く。これもスパロワで書き手として経験を積んできたゆえか。 起はまず最初に自分が乗っている機体の情報をモニターに呼び出した。 「ふ…ふふ……はっはっはっは! そういうことか! 主催者って奴もなかなか粋なことするじゃねえか!」 それを見た瞬間、起は思わず笑い出していた。これが笑わずにいられようか。 彼が乗っていたの...
  • 【漫画キャラバトルロワイアル】書き手の支給品
    アルレッキーノ リュート 出典:からくりサーカス 撥弦楽器の一種で、主に中世からバロック期にかけてヨーロッパで用いられた古楽器群の総称。 だがこのリュートは単なる楽器ではなく、その音色から破壊音波を発することができる。 エース ピーキーガリバー 出典:武装錬金 原作では金城が使用した、右籠手(ライトガントレット)の武装錬金。 簡単に言えば、腕を巨大化させられる。 フリクリ署長が自らのアルターに取り込んだため、彼の死とともに消滅。 漫画ロワでは、鳴海、刃牙を経てハヤテの元へ。オー!ロンサムミーとの併用で猛威を振るった。 マジシャンズレッドのスタンドディスク 出典:ジョジョの奇妙な冒険(漫画ロワ) 第3部に登場する主人公の仲間、アヴドゥルのスタンド。 鳥の顔を持つ人間の姿をしており、火炎を操る。 漫画ロワにおける、「かがみん路上で全裸事件」の犯人。 現在は...
  • お姉さまの珍道中?
    「なんで……こんなのに巻き込まれちまったかなー。かったるい」 そう呟いたのは紅の長髪をもつ美少女。 とはいっても口調は男そのものなのだが。 その呟きは誰にも聞こえることなく、ただ深い森の中に響く。 「そんでもってご丁寧にチャイナかよ……はあ」 そして見に付けたるは緑色のチャイナ服。 頭には星が付いている中国風の帽子。 スレンダーな彼女の体をさらに魅力的にするものだ。 このバトルロワイヤルの中では全く役にたたないものだが。 気落ちしつつも彼女は名簿を見ながら知り合いをさがす。 「知り合いは……っと……全部あだ名かよ!? まあギャルゲロワで解りやすそうなのは……tu氏……絶対あの状況だと乗ってるよな……  バトルマスター……あの人は戦闘凄いから乗ってるとかなわないよな……っていうかほとんどのりそうな奴ばっかじゃねーか!?   なんか……また……これは……かっ...
  • 歩く頭脳戦
    【参加者名】歩く頭脳戦 【トリップ】◆/P.KoBaieg 【所属ロワ】ギャルゲロワ 【ロワ内性別】女 【外見設定】ネリネ@SHUFULL! 【特徴その他】 【書き手紹介】 作品の傾向:特殊型知略重視 非常に特殊なバトルの書き方をする人。その方法とは頭脳を用いた数々の周到な作戦である。 炎や電撃など、使えるものは全て使って鮮やかに勝利を奪い取っていくその作風を是非とも一度ご覧になって欲しい。 その他敵本拠地の推測などとにかく頭を使った作品が多数を占める。 また、鬱展開も上手く、俗に言う最凶フラグを立てたりと各種フラグの立て方も上手い点も見逃せない。 最後まで結末が読めない手に汗握る展開に興奮した経験がある人はきっと一人や二人ではないだろう。 発想の柔軟さには本当に恐れ入ります。 代表作「博物館戦争」、「Hunting Field」 (パロロワ企画交流所雑...
  • 悪心
    私は忌むべき力の象徴だった。 私は誰からも望まれない力の具現だった。 私はいつも否定され続けた。 私は誰からも恨まれ、憎まれ、そして憎悪されるべき対象だった。 私は受け入れられなかった。 私は子供だったが、この世に生み出した母は私を醜いと叫んだ。 私は捨てられた、その存在自体は悲しみを生み出すものだと否定された。 私はそれでも待っていた。 私はその奇跡を信じて待ち続けることしかできなかった。 私はいつか、どんなに嫌われようとも、いつの日にか私を受け入れ、抱きしめてくれる母を待ち続けた。 私はそんなことしか出来なかったし、そうしてくれたらどんなに虐げられようが全てを許していたに違いないのだ。 私は悲劇を生む子だった。 私は母の負の衝動となって母を苦しめ続けていた。 私は母の仲間も殺したし、母の崇拝する人と母を対立させることまでした。 私はそんなこ...
  • 残されたもの(希望)
    ◆ 一人の男が、倒れていた。 赤いバンダナを巻いた右肩から左腰へと体を斜めに二分された男だ。 その男へと、一人の女が問う。 「人の子よ。どうしてあの時、真っ向から勝負を受けたのか?」 奇妙な姿をした女だった。 やや大胆に横から肌が見える巫女服に、異形の刀。 だが、何よりもその頭部に生えた角が一際異彩を放っている。 「投下早撃ちの方を使っていれば、ファイナリティブラストは防げたはず。  いえ、将軍がいなかったのです。私に時を止めさせても良かった」 「どうして、か」 問われた男――名無しは切断された半身へと目を向ける。 その右手に握っているのは柳桜ではない。 中盤でダイソウの手から吹き飛ばしたドラゴン殺しだ。 あの時、ダイソウが斬馬刀を取り出すのを見て、名無しは彼の狙いが自分だと察し、 技が発動したままで即座に動かせない鬼狩を...
  • ようこそルナティックパーティー(前編)
    衝撃のネコミミストは、道路の真ん中で立ちつくしていた。 病院へ全力で向かっていたはずの彼女が、何故こんなところで止まっているのか。 その理由は、彼女の眼前に広がっていた。 「………!」 いったいビル何階分なのかという、巨大な門。それが彼女の前に立ちふさがっていた。 もちろん、そんなものがこの会場に実在するはずがない。これは彼女が見ている幻だ。 (ついに私も、真の護身に目覚め…って、そんなもの目指してないって! 落ち着け、ネコミミスト…。素数を数えて落ち着くんだ…。 護身は関係ないにしても、これはおそらく私の防衛本能が見せている幻…。 私の本能は、病院へ行くことを拒否している…!) ネコミミストの頬を、冷や汗が伝う。 (ここに連れてこられた頃の私だったら、しっぽと猫耳を巻いて逃げ出していたかもしれない…。 けど、今の私は違う!スクライド、...
  • Zero noize (+1)(後編)
     ◆ ◆ ◆ 「……で、俺達はどうする?」 「そら、逃げの一手やろ。逃げれば助かる言うてんねんから」 「そうだな。我達がやつらの戯けた遊戯に付き合う必要も理由も存在せんしな」 意思を確認すると、3人はそれぞれの足元に置いてあった荷物を手に取り大広間を後にした。 だが、非常階段の前で彼らの進む道は二手に別れる事となる。 「なんや? 上は違うぞ。向うんは下の非常口やろが」 「……貴様。それが死亡フラグと知っての行いか?」 一人、銀髪の男――激動のトウカリョウは屋上へと向う方の階段へと足を掛けていた。 「……解っている。  だが、俺は見せたいんだ。2nd最初の書き手が1st最強の書き手と戦えるということを!  俺……いや、俺達2ndの書き手の実力をあの時の、そして今のLX氏に見せたい。  それが、俺を『激動のカワラザキ』と言うポジションに据...
  • 意思×支給品=影丸
    『影丸!』 「…………」 『影丸!!』 「…………」 『アッーーーーーーーーな事になった意外な影丸?君』 「……ふへぇ?」 目を開けるとそこは薄暗い部屋の中だった。 その部屋の中央で俺――意外な影丸?は長い眠りからようやく覚醒する事ができた。 身体の節々が所々痛むが、一応五体満足な状態だ。 まああんな状態から生還できただけでも十分だったような気がするが、そこは素直に感謝しておこう。 ところで…… 「あんた誰だ? 見たとこ紙切れにしか見えないが……  あとキバット……あーエロい蝙蝠なんだが、知らないか?」 『まず私は支給品、名前は「漫画ロワwiki管理人」です。見ての通り今はエニグマの紙の身です。  呼びにくかったら「フランシーヌ」と呼んでください。  それとキバットというものならおそらく後10分程で帰還すると思われます』 影丸は知る由もない...
  • したらば孔明の陰謀
    蟹座氏とバトルマスターに壮大な誤解フラグを立てた張本人であるしたらば孔明。 彼女は部屋に戻るべくホテル内を移動していたのだが…… 突如、何の前触れもなしに頭痛に襲われ、廊下に蹲る事になった。 「こ、これはっ――」 『わかってますよぉ? 私はあなたを最速で倒し、そして静かな余生を送ると……そういう覚悟です』 『狭っ苦しい電線の中じゃあ、確かにあなたは最速かも知れない。  プライドは傷つきますが、光速というのなら仕方が無い。電線の中の最速はあなたに譲りましょう。  だが! 地上最速は私! それだけは譲れないし、譲る気などありはしない!』 『(地味子さん……あなただけは、最後まで反逆者でいてください)』 (これは、もう一人の私であるフリクリ署長の記憶……どうやら署長の方はここでリタイアですか。  まあ、しょうがないですね。  この書き手ロワ2ndを終わ...
  • 正義の味方
    光が止んだ時、バトルマスターの死体は地に刺さった一本の剣と化していた。 いや、果たしてそれは剣と言えるものなのだろうか。 あえて称するなら捻じ曲がった神柱。狂った神樹。刃の無い神剣。 ツキノンは。 GR1・2のしたらば管理人であるツキノンは、それが何かを知っていた。 「シャイニング・トラペゾヘドン!?」 斬魔大聖デモンベインにおける最後の切り札。 窮極の呪法兵葬。 闘争制覇者-Battle Master アイン・ソフ・オウルの元ネタである、 レムリアインパクト・アイン・ソフ・オウルの基礎形態だ。 ――私達にできるのは、ここまでです。 剣の柄を握ったツキノンは全てを理解する。 蟹座氏と闘った時の闘争制覇者-Battle Master アイン・ソフ・オウルは不完全だったということを。 そう、考えてみればおかしかったのだ。 発動すればどん...
  • 月に吠える者
    天空の城ラピュタ。 無明幻妖side.、お姉さま、静かなる ~Chain-情~。 三人の書き手の魂の一撃により遂にその姿を曝すこととなった主催者の居城。 今やその城に集う全ての人間が下界で行われているロワのとある場面に釘付けとなっていた。 孤城の主? 確かに先程まで彼らの関心の的はかの地図氏による一大イベントであったことに間違いはない。 だが孤城の主の終焉と同時刻、状況は思いもがけぬところで更に動いたのだ。 下手人は言うまでもない。 ここ最近の書き手ロワ2において「調子乗ってんな!」「黒猫の仕業だ!」と揶揄される彼女である。 「やれやれ私達は未だに彼女を侮っていましたか」 「ニコニコロワは、と言ってほしいものだな。  僕達テイルズ勢としてはそろそろ来るかもしれないと予想してたさ」 要求が要求なだけあって僅かにガチホモは冷や汗をかいていた。 一方、主催陣...
  • 走れたい焼きくん
    焦ったドラえもんとの接触以降も、THE FIRSTは不眠不休で鯛焼きを焼き続けていた。 少しぐらい休んでも、とは自分でも思う。しかし、手が止まらない。アドレナリンとか エンドルフィンとかそういうのが出っぱなしなのかもしれない。 そんな彼の元に、一人の男が近づいてきていた。黒いスーツに身を包んだ、いかにも紳士 といった風貌の男だ。 「はい、いらっしゃ…。」 新たな客が来たものと思い、顔を上げるTHE FIRST。が、その表情は一瞬で凍り付く。 スーツの男の後ろに立つ、ハンマーを携えた巨大な不良少年を見てしまったからである。 (な、何あれ?支給品?巨大ロボ?というか、あんなもの歩いてきたら地響きとかするだろ! 何でこんな接近するまで気配も何もなかったんだよ!) 正解は、その巨大不良少年がスタンドだから。あ、「スタンドはスタンド使いにしか見え ...
  • 惨劇『孤城への帰還』(中編)
    撃鉄『錯綜ディセラレイト』 DIE/SOULはロリスキーと向かい合う自分に対し、少しばかりの嫌悪を抱いた。 さすがに涙目になった生娘の感情を間近でぶつけられるのはガッツとして少々辛いものがある。 (なんでこんなにマジになってんだか……ちょちょいと二、三回ぶった切らせてくれりゃそれで矛を収めるに決まってるだろが) 少しばかり興が乗りすぎたか、と思うが易々と剣を振り下ろす気にはなれない。 はいそうですかと簡単に取り下げるほど、自分の剣を安いとは見積もっていなかった。 地図氏がやった可能性は十分にある。剣を交えたことのあるダイソウは客観的に見てそう判断している。 気分屋のようにコロコロと思考を変える地図氏ならば心情的にもあり得ない話ではなく、物理的にもこの短時間で殺すだけの実力を地図氏は持っているのだから。 だが、その一方で明らかに怪しい666をマークから外すほど馬鹿にもなりき...
  • 空気でもいいよ
    暮れる世界を一つの影が幽鬼の如く歩んでいた。 銀髪の髪に、どこか鎧を思わせる服、そして手にした大剣が特徴的な少女だ。 だが今の彼女をもっとも際立たせているのはそれらの容姿の奇抜さではなかった。 目だ。 深い闇を宿したその眼こそが、彼女の存在を深く知らしめていた。 女の名は◆tu4bghlMIw、またの名を予約被りに定評のあるtu4氏という。 「そんな」 意識を取り戻したtu4氏は既に没し始めている太陽の姿に茫然としていた。 いかなチートなtu4氏といえ、神剣魔法での防御も無しに、沙羅さんの体で人間砲弾を受けたのだ。 数時間眼を気絶してしまったのも仕方のないことである。 むしろあの高度から落下したのに大した怪我を負うことなく、 眼を覚ますまでに危険人物に見つからなかった分だけ幸運と言えるだろう。 なのにどうしたことか、まるでこの世の終わりだとでもいうように、 ...
  • 世はこともなく廻り続ける
    「そう、あなたも死んじゃったんだ」 暁を背に空を駆ける少女がなんの脈絡も無くぽつりと呟いた。 彼女の名は予約被りの定評のあるtu4氏。 最後の空気王の名を自ら冠するありとあらゆるロワの空気達の願いの行く末に立つ者。 右往左往の末、全ての空気キャラの復権を目指すに至った彼女は、 だからこそ各ロワで空気とされた者の真価を誰よりも理解していた。 「あなたになら、殺されてあげても良かったのにね」 何もない天へと向かい一人声をかけ続ける少女。 傍から見れば狂人や危ない人にしか見えないだろう。 いや、沙羅さんの伝説を知る者からすれば、 遂に本当の空気と話す能力を得たのかと思われてしまうかもしれない。 まあなんかその内そうなったところでみんな納得しそうだが、 残念ながらそんな厄介な能力に覚醒したわけではない。 彼女はちゃんと会話しているのだ、己が内に内包した永...
  • 大いなる意思(前編)
    放送が流れる。 脳内補完は倒れていった人数の多さに驚きながらも、密かにほくそえんだ。 特にエースの死は大きい。きっと手ごわいだろう漫画ロワのストライカーは、脳内補完にとって障害でもあったからだ。 残月もまた、放送を聴いて遺憾に思った。 ボンボン系の書鬼。彼は自分よりも多くの作品を投下してくれる人だった。彼の死は痛手に他ならない。 暮れなずむ内面模写もだ。彼らはアニロワ2ndをもっと盛り上げてくれるはずだったのに。 マスク・ザ・ドSやビクトリーム博士も含めて四名が犠牲となった。前者は……少々警戒に値していたりしたのだが、それは置いておく。 だが、悲しむのも喜ぶのも後にするべきだ。 今は目の前に集中せよ、と総員が意識を集中し……目の前の逃亡劇に力を入れていた。 「待てーーーーっ!」 「待つか、このクソ野郎っ……ああくそ、なんでこんなことに……」 追...
  • 絶望可憐少女達
    希望。そして、成功や成長の象徴でもある登り続ける午前の太陽。 それがある方角――東へと向って温かくなってきた路の上を真っ直ぐに進む二人の少女がいた。 正義と規律、秩序の象徴であるHOLYの制服をまとい、長い黄金のツインテールを揺らしているのはボマー。 今回の騒動の発端となった人物であり、狂気と正気の境界線上をなぞり歩く名前の通りに危うい少女。 そして、彼女の手に引かれ、淡く綿菓子の様なピンク色の髪の毛を揺らしている幼子はコ・ホンブック。 身を包む薄い空色の制服の中に20以上の永遠に癒えぬ傷を抱え、熱く無明の絶望の中を往く少女だ。 フラリフラリと身体を揺らし、足取り覚束無いコ・ホンブックを励ましながらボマーは一路、東へと道を邁進する。  ◆ ◆ ◆ 「……ねぇ、おねえちゃん。――ッ、ほ、ホんとぉ……うに、たぁ、すかるのぉ……ッ?」 「ええ、...
  • 三人で、行こう
    痛かった。 空気を凍らせ女の動きを止めた上で、女の剣を奪うはずだった。 なのにどうしたことだろうか、スタンドは不発に終わった。 人サイズの氷のスーツだから巨竜の姿では纏えないのだろうと脳内補完し、 ならば氷の槍を叩き込むまでと睨みつけ――恋に、堕ちた。 意思が強そうだったとか、(空気への)愛にあふれていたとか、 幼児化とポケモン化の障害で変な刷り込みが発生したとか、 それらしいこじつけは幾らでもできたかもしれない。 でも、今回のことにそんな無粋な理由は必要ない。 だってそれはあんまりにも唐突な一目惚れだったから。 単純だが、それでも確かに一つの恋の形だったから。 「あ、う、あ」 まるでコイキングに退化でもしたかのように口パクを続ける脳内補完。だが、いざ正気に戻ると行動は早かった。 巨竜と融合したことにより、なりきりに蛇神inドラスが追加されたこと...
  • 異形の花々
    「おい、何か見つかったか」 「いえ、ありませんね」 神行太保のDIE/SOULと衝撃のネコミミストの二人は地面に散乱する道具を拾い集めていた。 気持ちも新たに影の繋ぎ師と予約被りに定評のあるtu4氏を追おうとした二人であったが、決定的な問題があった。 飛行手段がなかった。 ドラグブラッカーは繋ぎ師を追って行ってしまったし、ニアデスハピネスの核鉄は追い付くには無理があった。 自然とそこらへんに転がっている道具に期待が集まるのだが、武器はあれど飛行できるものは皆無だった。 「武器が増えたのはいいんだが……」 「私達が使えそうなのはないですね……やっぱりあの核鉄を――」 「いや、よしてくれ! それに大気圏突破じゃニアデスハピネスはどの道無理だ。  俺達にできるのは……無事を祈るだけか」 二人は自分達の力不足を嘆きつつも無事に帰って来てくれる事を願っていた。...
  • 旅館に泊まってすぐ堕ちる~狂気の闇メイド~
    永遠のうっかり侍と焦ったドラえもんの二人は、更地と化したG-8からG-9の旅館へ移動してきていた。 そう、これまで旅館というとG-8しか描写されてこなかったが、 地図を見ればわかるとおりその周囲にも旅館はあるのである。 「ドラえもん殿、まずはゆっくり休んでくだされ。」 「うん、ありがと…。」 うっかり侍がひいてくれた布団に、焦ったドラえもんは身を横たえる。 彼女が受けた攻撃自体はでたらめに強いというわけではなかったが、どうも当たった場所が悪かったらしい。 未だにダメージが抜けきれていないのが現状だ。 「少し休めば、きっとよくなるはずです。周囲の警戒は某に任せて、回復に専念してくだされ。」 「何から何まで悪いわね、うっかり侍さん。」 「何を水くさい!仲間ではありませんか!」 「仲間、か…。」 ふいに、ドラえもんの表情が曇る。 「ねえ、う...
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