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    <title>神々ノ箱庭</title>
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    <description>神々ノ箱庭</description>

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    <title>メニュー</title>
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      **メニュー
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**リンク
-[[@wiki&gt;&gt;http://atwiki.jp]]
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&amp;link_editmenu(text=ここを編集)    </description>
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    <title>ここに箱庭が落ちてます</title>
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      &amp;bold(){ここに置かれるのはすべて仮の物語}    </description>
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    <title>宵闇の妖怪。 (2)</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/67.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「私と博麗の巫女の付き合いはかなり長いの」&lt;br /&gt;
　霊夢の反応をニヤニヤと眺めながらルーミアは続ける。&lt;br /&gt;
「色々恐い噂のある先代にも仲は悪くなかったって言ってたよな」&lt;br /&gt;
「人の母親にどんなイメージを持ってるのよ？　しかも私が捨て子とか言ってるんだって？」&lt;br /&gt;
「ぜんぜん聞こえないな」&lt;br /&gt;
「でも、赤子に妖怪であるルーミアさんが近づいても退治されなかったという事は、余程信頼されてたんですね」&lt;br /&gt;
　普通は妖怪なんて近づけたくはないと思うでしょうし、と針妙丸は言う。&lt;br /&gt;
「巫女とはいわゆる……初代からの付き合いだからね」&lt;br /&gt;
「ええ！？」&lt;br /&gt;
「初耳だぜ！」&lt;br /&gt;
「私は何回か聞いたわね」&lt;br /&gt;
「そりゃ、霊夢は付き合いからだろ」&lt;br /&gt;
「私は海外の出でね、日本には年号で言うとの&lt;span&gt;慶雲の&lt;/span&gt;頃に来たの」&lt;br /&gt;
「幽々子とタメ張れるな。亡霊が歳取れるのかは知らんが」&lt;br /&gt;
「まぁ、西行寺の姫君の事はどうでも良いんだけどさ、」&lt;br /&gt;
「言われてみれば顔つきも里の子供とも針妙丸みたいに見た目が幼い他の妖怪とは違うわよね」&lt;br /&gt;
「……霊夢、人の話を聞いてる？」&lt;br /&gt;
　ルーミアは大きなため息をついた。&lt;br /&gt;
「……でも、やっぱり違和感ある？」&lt;br /&gt;
「そうは言っても一度気にしたら、そうとしか見れないぜ」&lt;br /&gt;
「そうですよね」&lt;br /&gt;
　霊夢、魔理沙、針妙丸がそれぞれ頷き合った。&lt;br /&gt;
「これでも日本人寄りの顔つきになってきてるんだけどね」&lt;br /&gt;
「背丈とかは変わらず顔つきだけ変わるもんなのか？」&lt;br /&gt;
　それは成長とは違うものなのか？　と魔理沙は問う。&lt;br /&gt;
「血の通う肉体を持っていても妖怪の根源は概念的なモノというわけですね」&lt;br /&gt;
「長いこと日本で『宵闇の妖怪』なんてやってるからでしょうね。でも流れる血は出身の地までは否定きれなかったたってわけね」&lt;br /&gt;
「…………？」&lt;br /&gt;
　霊夢はルーミアの事情をある程度知っているのか、納得していたが、魔理沙と針妙丸はルーミアが何かを否定したがっていた事までしか分からなかった。&lt;br /&gt;
「でさ、日本に来てから暫くは稗田の家に身を寄せてたの」　&lt;br /&gt;
　場の空気が悪くなり始めそうなのを感じたルーミアは明るく話を続ける。&lt;br /&gt;
「妖怪を阿求の家が受け入れてたのか？」&lt;br /&gt;
　意外な名前が出てきて魔理沙は驚いた。&lt;br /&gt;
　稗田家は当時の天皇家に使えていた人物をも輩出していたかなりの名家である。&lt;br /&gt;
「みょんな事で知り合ったの。今より妖怪が妖怪らしい時代とはいえ、私の姿は異国の少女にしか見えなかったみたい」&lt;br /&gt;
「まぁ、顔つきが違うとなれば、仕方ないな」&lt;br /&gt;
「頼れる人が少なかったから、絶対稗田家には危害を加えたくないと思ってたし、人外だとバレた後でも私の気持ちは伝わってたわ」&lt;br /&gt;
「異国の事は詳しくないけど、日本なら妖怪と神なんて曖昧だし、相互に信頼関係があればなんとでもなるわね」&lt;br /&gt;
　水辺で悪戯をする妖怪を水神として祀ったように。&lt;br /&gt;
「それで、稗田の本家が八ヶ岳の方へ館を移すことになってね。私も付いて行ったの」&lt;br /&gt;
「妖怪の山がかつての八ヶ岳の姿って聞いたことはあるな。大きさまでその通りかは怪しいけど」&lt;br /&gt;
「どうして八ヶ岳の方へ住居を移したんでしょうね。当時の稗田の家は都のはずでしょうし、人の畏怖が大きく関わる妖怪にとっても都のそばに居た方が都合が良いんじゃ……」&lt;br /&gt;
　針妙丸の疑問は当然である。&lt;br /&gt;
「富士山と八ヶ岳がそれぞれ姉妹の神って話は知ってる？」&lt;br /&gt;
「富士山が木ノ葉ノ佐久夜姫、八ヶ岳が石長姫。ニニギの命が佐久夜姫だけを関係を結んだから、人間（天皇）の寿命は短くなったっていうあれだろ？」&lt;br /&gt;
「八ヶ岳の石長姫はその名が示す通り石の用に永い命の象徴。永い命を持つ人外が集まっても不思議ではないわね」&lt;br /&gt;
　魔理沙と霊夢がそれぞれの知識を出す。&lt;br /&gt;
「そう。実際当時はただの山奥の里なのに力の強い妖怪が集まっていた」&lt;br /&gt;
「それが現在の幻想郷の場所だったってわけね」&lt;br /&gt;
「そして、そこには初代博麗の巫女、つまり霊夢の祖先が居たわけだな」&lt;br /&gt;
　その時から博麗の巫女とルーミアの関わりができた。&lt;br /&gt;
「でさ、その地に神社が建立されたばかり、って聞いたから見に行ったら退治された。かなりボコボコにね」&lt;br /&gt;
「まさに博麗」&lt;br /&gt;
「私が余りにも弱いし、「あの」稗田の家と仲が良いのを知って態度が改まっちゃってさ」&lt;br /&gt;
「霊夢よりは柔軟なんだな」&lt;br /&gt;
「うるさい」&lt;br /&gt;
「でさ、おまけに封印までされちゃってね」&lt;br /&gt;
　魔理沙がふと浮かんだ疑問を口にする。&lt;br /&gt;
「ちょっと待て。封印前でも力は弱かったなら、封印されたのは何故だ？　そもそも何を封印したのさ？」&lt;br /&gt;
「……私を危険視した妖怪の賢者が博麗の巫女にやらせたの。『あなたが今まで力として取り込んできた闇は醜悪すぎる』なんて言ってさ」&lt;br /&gt;
「取り込んだ……闇」&lt;br /&gt;
　ルーミア本人は特に問題はないような態度を取っていたが、妖怪の賢者……おそらくあの八雲紫がそう断言して封じた。その事実に魔理沙は驚きを隠せない。&lt;br /&gt;
「何引いてるのよ、魔理沙。ルーミアは闇を操る妖怪よ」&lt;br /&gt;
「つまり、正確には様々な『闇』を操れて『宵闇』ってのは言葉遊びみたいなものか」&lt;br /&gt;
「妖怪としての力が弱いなら、それを補えば良い。……私が使った小槌のように」&lt;br /&gt;
「でもさ、私はそれを使って騒動とか起こすつもりは無かったの。理不尽だよね」&lt;br /&gt;
　リボンのように髪に付けられた封印の札である赤い布に触れて、痛みが走る。やれやれとルーミアは笑った。&lt;br /&gt;
「それでさ、お前は妖怪で……妖怪は人喰いなんだよな？」&lt;br /&gt;
　稗田家との現在の関係をルーミアは語っていないが、少なくとも昔は仲良くしていた。&lt;br /&gt;
　そして阿求が書いた幻想郷縁起には妖怪は例外なく人喰いと書かれている。&lt;br /&gt;
「ああ、それ？　確かに人肉を喰らった事もあるわ。でも、私は心を糧に生きる類の方の妖怪……人の闇を恐れる恐怖心を糧に生きる妖怪」&lt;br /&gt;
「人の心……」&lt;br /&gt;
「小傘みたいなタイプね」&lt;br /&gt;
「札の効果なのか分からないけど、あまり必要なくなってるけどね」&lt;br /&gt;
「少しは必要なんですね」&lt;br /&gt;
　針妙丸のは警戒していた。だから大丈夫だって、とルーミアは苦笑する。&lt;br /&gt;
「食べ物と心の闇。その二つが私の命を繋ぐ方法だからね。どちらかだけを食べることを止めれば死んじゃうよ。妖怪の概念的な問題以前に」&lt;br /&gt;
「とはいえ、あの紫が警戒するんだから……よっぽどの代物だろ」&lt;br /&gt;
　ルーミアの態度から自分の力をどの程度把握しているのか、魔理沙は不安に思った。&lt;br /&gt;
「紙のお札よりは丈夫な布製でも効果は長いものじゃないから、定期的に神社に来るようにって言われさ、よく神社に行くようになったの。&lt;br /&gt;
　封印されてても生活には支障がなかったしね。私が神社に通って半年くらい経った頃には互いに気心許せるまでになってたの」&lt;br /&gt;
「妖怪は人間に退治されるもの。妖怪は人間を襲うもの。が根底から覆りそうだな(笑)」&lt;br /&gt;
「やがて、巫女は結婚して子を産んだ。それからはその子供の遊び相手役が私になっちゃってさ」&lt;br /&gt;
「まぁ、実年齢はともかく見た目は子供だもんね、あんた」&lt;br /&gt;
「それで、その子にとって私はずっと仲良しの幼なじみ。その子が博麗の巫女を継いで、私が妖怪と知ってても退治しようとは思わなかったみたい。&lt;br /&gt;
　札の手入れや交換も母親と同じようにしてくれたの。そして、その子が愛する相手を見つけて、私は生まれた子供の遊び相手。それを今まで繰り返してきたの」&lt;br /&gt;
　永年続いてきた巫女と宵闇の妖怪の関係を素直にすごいと針妙丸は感じていた。&lt;br /&gt;
「という事は、いずれは霊夢さんの子供の遊び相手になるんですね」&lt;br /&gt;
「まぁ、そうなる可能性はかなり高いかな」&lt;br /&gt;
「確かに霊夢がルーミアのリボンを外して髪をすいたりして手入れしてるところを見たことあるけど、あれは札の交換のついでだったのか」&lt;br /&gt;
「魔理沙、あんた見てたの？」&lt;br /&gt;
「変な趣味でも始めたのかと思ってその日は声を掛けずに帰った」&lt;br /&gt;
「あることないこと言いふらしてないでしょうね？」&lt;br /&gt;
　妖怪が霊夢を好いているのはともかく、霊夢が妖怪と仲がよいと思われては博麗の巫女としての面目が丸つぶれである。&lt;br /&gt;
「言ってないぞ。霊夢にも面子ってもんがあるのは知ってるさ」&lt;br /&gt;
　霊夢は胸をなで下ろした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
「そもそも、変な趣味ってなんなのさ」&lt;br /&gt;
「外の世界では『ろりこん』というらしい。早苗から聞いた」&lt;br /&gt;
 &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/66.html&quot;&gt;戻る&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/60.html&quot;&gt;宵闇の瞳 一覧&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
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    <title>宵闇の妖怪。 (1)</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;　天の邪鬼と小人が起こした異変が解決して、秋を迎えた幻想郷。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
「れ～む～。お茶～」&lt;br /&gt;
「私は冷たい麦茶でな」&lt;br /&gt;
「私はあなた達の世話係りじゃないのよ！？」&lt;br /&gt;
　博麗神社の巫女、博麗霊夢が声を荒げるのには理由がある。&lt;br /&gt;
　招待したわけでもない二人の金髪少女がさも当然のように居間でくつろいでいるからだ。&lt;br /&gt;
「呼んでもないし、来るとも聞いていないあんた達の面倒をなんで私が見なきゃいけないのよ」&lt;br /&gt;
「何も催し事が無い日に参拝客は来ないんだから、問題ないだろ？」&lt;br /&gt;
　霊夢とはもはや腐れ縁とも言える霧雨魔理沙が悪びれもせずに言う。&lt;br /&gt;
「だから、あんたらみたいな魔法に魅入られた人間や妖怪がいるから余計来なくなるんでしょ」&lt;br /&gt;
　霊夢がきつい眼差しを向けた先には霧雨魔理沙の他に宵闇の妖怪、ルーミアがいた。&lt;br /&gt;
「じゃあこいつはいても問題ないのかよ？」&lt;br /&gt;
　ちゃぶ台の上の針妙丸を指差して、魔理沙は言う。&lt;br /&gt;
「当たり前じゃない。野宿でも全然平気そうな金髪二人とは違うんだし」&lt;br /&gt;
「魔理沙はともかく私は家がないとだめ」&lt;br /&gt;
　心外だ、とルーミア。&lt;br /&gt;
「私だってか弱い乙女だせ？」&lt;br /&gt;
「マスパをぶっ放すような人間が弱い訳がないわ」&lt;br /&gt;
　さらりと毒づく霊夢。&lt;br /&gt;
「それに今さらじゃない？　私はずっと博麗の巫女には良くしてもらってるし」&lt;br /&gt;
　結局お茶の用意に向かった霊夢を見ながらルーミアは言った。&lt;br /&gt;
「確かに一時期寄りつかなかったけど、確かにこいつ私が小さい頃からいたわね」&lt;br /&gt;
　霊夢は飲み物の用意をしながら、昔を思い出していた。&lt;br /&gt;
「ふぅん。それで、何で一時期神社に来なかったんだ？」&lt;br /&gt;
「悪霊や鬼がいる神社なんて妖怪でも寄りつかないよ。……宴会以外は」&lt;br /&gt;
　妖怪の巣窟とも噂される神社は弱い妖怪も普段は寄りつかない神社になったいたらしい。&lt;br /&gt;
「まぁ、悪霊も鬼もいなくなったから平和になったから良いけどね」&lt;br /&gt;
「結局神社に来るのが妖怪なら、私にとっては変わらないわよ」&lt;br /&gt;
　霊夢が冷たい麦茶を持って居間に入る。&lt;br /&gt;
「とにかくよく神社の周りにいる妖怪一号はルーミアってことになるんだな」&lt;br /&gt;
「ちなみに二号は？」&lt;br /&gt;
「風見幽香」&lt;br /&gt;
　魔理沙の発言に他の三人は一人の強力なあの妖怪の姿を思い浮かべ苦笑した。&lt;br /&gt;
「呼んでもない宴会に色々集まるのは幽香の仕業かしら」&lt;br /&gt;
「ところで、ルーミアさんは霊夢と付き合い長いんですか？」&lt;br /&gt;
　ずっと黙っていた針妙丸がルーミアに恐る恐る尋ねる。&lt;br /&gt;
　ルーミアが比較的弱い妖怪でも針妙丸からすれば恐い対象だった。&lt;br /&gt;
「だから「さん」はいらないって言ってるよね？」&lt;br /&gt;
「はぁ……」&lt;br /&gt;
　ルーミアが何度「さん付けはしなくて良い」と言っても針妙丸は直そうとしなかった。&lt;br /&gt;
「そうよ。堅苦しくなくて良いから。ルーミアは激弱だもん」&lt;br /&gt;
「そうだぜ。小さいままのお前でも良い勝負になるんじゃないか？　スペルカードルールが前提だけどな」&lt;br /&gt;
「自分で言うのもおかしいけど、私弱い方だし。スペルカード抜きでも」&lt;br /&gt;
　本人含め、全員がルーミアは弱いと言う状況に針妙丸は思わず吹き出した。&lt;br /&gt;
「でも、なんというか、さん付けのほうがしっくりくるの」&lt;br /&gt;
「なら、それでも良いけどさ。それで私と博麗……霊夢との付き合いだっけ？」&lt;br /&gt;
「はい。とても仲が良さそうだったので」&lt;br /&gt;
　ルーミアは少し懐かしむ表情をした。&lt;br /&gt;
　姿は幼くても、人間より長い時を生きている。それを否応無しに感じさせる。&lt;br /&gt;
「私の方はさ、霊夢が赤ん坊の頃から知ってるの。その頃にはとっくに博麗の巫女には良くしてもらってたの」&lt;br /&gt;
「じゃあ、私よりも付き合い長いのかよ、霊夢とルーミアは」&lt;br /&gt;
　親友でライバルな魔理沙よりも付き合いが長いことを自慢げにルーミアは笑う。&lt;br /&gt;
「本当、小さい頃の霊夢は素直で可愛かったよ」&lt;br /&gt;
「親戚のおばさんかお前は」&lt;br /&gt;
「というか今は可愛くないみたいな言い方が気になるんだけど？」&lt;br /&gt;
「そりゃ、妖怪は片っ端から退治する巫女だろ？　字面だけなら可愛さの欠片もないな(笑)」&lt;br /&gt;
　魔理沙の軽口にルーミアはレミリア・スカーレットの起こした異変を思い出した。&lt;br /&gt;
「……紅霧異変の時は怪しいからって私も退治されたっけ。先代だってもう少しは理性的だったよ」&lt;br /&gt;
「もはや通り魔だな」&lt;br /&gt;
「んなわけないでしょ！　妖怪は人間に退治されるものなのよ。それに紅霧異変の時はルーミアもノリノリだったじゃない！？」&lt;br /&gt;
　自分は正しいのだと霊夢はいつもの主張をする。&lt;br /&gt;
「まさか全力で来るとは思ってなかった。……まぁ、霊夢の昔話は今度するとして、」&lt;br /&gt;
「いや、やらなくても良いから。というか話さないで」&lt;br /&gt;
　幼い頃の恥ずかしい記憶があるのは霊夢とて例外では無いらしい。&lt;br /&gt;
 &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/67.html&quot;&gt;次へ&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/60.html&quot;&gt;宵闇の瞳 一覧&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/60.html">
    <title>宵闇の瞳</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/60.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;『』&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　時に幼い子供であり、少女であり、大人である。&lt;br /&gt;
　新月の闇。地の底の闇。心の闇。&lt;br /&gt;
　どれも一様に、盲目的にさせるのだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/66.html&quot;&gt;宵闇の妖怪。&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/58.html">
    <title>『教訓、共鳴』</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;『世間とは個人じゃないか』&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　慣れた頃こそ気を引き締める。&lt;br /&gt;
　それができる人は果たして何人いる？&lt;br /&gt;
　他人とは著しく異なる自分。&lt;br /&gt;
　同じ境遇の人と出会った人は何人？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/59.html&quot;&gt;-H22.6.20
PM2.28-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/20.html&quot;&gt;-H22.6.20
PM8.20-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/19.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM1.58-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/61.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM2.08-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/62.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM6.32-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
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PM7.56-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
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PM8.17-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
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PM8.44-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
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AM6.27-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/46.html&quot;&gt;薬袋美雪編 一覧&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/4.html&quot;&gt;-H22.2010- 一覧&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
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    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.20 PM8.17-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/64.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「あの……」&lt;br /&gt;
「何かしら？」&lt;br /&gt;
　と言いつつ質問する内容は判っているって顔をしている。&lt;br /&gt;
　やっぱりそうだ……。間違いない。&lt;br /&gt;
「鈿女さんは『異聞』っていうか、『読心術』を使えます……よね？」&lt;br /&gt;
　前置きなど置かず、本題をきっぱり言う。もう敬語とか何？&lt;br /&gt;
「……あら？　どうしてそう思うのかしら？」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは少しにやけながら理由を尋ねた。&lt;br /&gt;
「私の口に出してない考えまで読んで会話してましたので」&lt;br /&gt;
「それもそうね。……あなたも異聞が使えるでしょう？」&lt;br /&gt;
「判っちゃいますか……？　でも、この旅館で働き始めるまでこの世界とは距離をおいてましたので、熟練してはいませんが」&lt;br /&gt;
「そうなの」&lt;br /&gt;
　そして、鈿女さんは遠くを見詰めるような目をした。&lt;br /&gt;
「私はあなたと同じなの」&lt;br /&gt;
「…………？」&lt;br /&gt;
「元々、異聞の使える人間だったの。ちょうど今のあなたと同じ歳くらいまでかな」&lt;br /&gt;
「それって……？」&lt;br /&gt;
　それはつまり、鈿女さんに私と近い歳くらいの時に何らかの事情があったということか。&lt;br /&gt;
「私はヒトと紙を繋ぐ……今でいう巫女をしていたわ。村の決め事でそれは決まったわ」&lt;br /&gt;
「それは異聞があったからですか？」&lt;br /&gt;
「そうよ。皆より力があるから神との対話もしやすいからってね。周りの気持ちを感じてしまって、子供らしさが少なかった」&lt;br /&gt;
　鈿女さんと私は似たような境遇だったのだろうか…………。&lt;br /&gt;
　鈿女さんは続ける。&lt;br /&gt;
「昔は大人になる年齢が早かった。だから、単純にあなたと私を比較は出来ないわね。でも当時の他の子より子供らしさが少なかった」&lt;br /&gt;
　私も良く親戚から『少し子供らしさがない』なんて言われた。言い訳がましいが私のいる環境のせいと知らずに私だけが悪いように言われ続けた。&lt;br /&gt;
「……でも決まっていたのは巫女役だけじゃなかった」&lt;br /&gt;
　突然の話の切り替えに、はっ、とする。口調も僅かに変化していた。&lt;br /&gt;
「ある日、村の馬鹿が禁忌を犯した。主様はたいそうお怒りになられた」&lt;br /&gt;
　思わず、息を飲んでしまう。それはつまり……。&lt;br /&gt;
「あの馬鹿が捧げ物になれば良かったんだ！　全部あいつのせいなのに……っ！」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは突然怒りを表に出してに言い放った。&lt;br /&gt;
　眉間にしわが寄り、いつの間にか手を強く握りしめている。&lt;br /&gt;
　そう、鈿女さんに決められた役割は神への捧げ物、つまるところの生贄なのだろう。&lt;br /&gt;
　鈿女さんの話が頭をよぎる。&lt;br /&gt;
『最後まで自分でやり遂げる。失敗したら自分で後始末をする。それが責任』&lt;br /&gt;
『責任を引き受けてもらったからってなんでもしていいって訳じゃない。自分にも責任がまわってくるつもりじゃないとダメ』&lt;br /&gt;
　……つまり、鈿女さんは責任を負わされた身ということだ。&lt;br /&gt;
　自分の犯した禁忌なら仕方ないだろう。でも、禁忌を犯したのは村の一員とはいえ他人。&lt;br /&gt;
　言葉では言い表せないくらい悔しかったのだろう。&lt;br /&gt;
　自分と同じような気持ちを誰かが少しでも感じて欲しくない。そういった意味も含めて私を諭したのだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「うっ……うぅ……」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは涙を流していた。&lt;br /&gt;
　声を殺して泣いていた。&lt;br /&gt;
　今の鈿女さんは心の中をさらけ出している。さっきまで感じていた薄い壁（簡単に気持ちを探られないようちするための術だろうか？）が消え、異聞を持つ私に……悲しみが直に伝わってくっ……る……。&lt;br /&gt;
　私も思わず悲しい気持ちになってしまい、涙を流していた。&lt;br /&gt;
　そんな私の様子に鈿女さんは気がついたようで、私の背中をさすってくれていた。&lt;br /&gt;
「ごめんね、私の気持ちを映しちゃて……」&lt;br /&gt;
「いえ……いいんです」&lt;br /&gt;
　私は指で涙を拭いながら言った。&lt;br /&gt;
「いいんです。鈿女さんが私と悲しい気持ちを共有して、それで、少しでも心が軽くなるならいいんです」&lt;br /&gt;
　鈿女さんが簡単に感情を曝け出したのは私の姿を見て昔の自分を思い出したからのようだった。&lt;br /&gt;
　此処まで感情的になる程悔しい。私が今まで経験した事のないくらいの憎しみがそこにはあった。&lt;br /&gt;
「ありがとうね……」&lt;br /&gt;
『いくら言葉にしても伝わらないこの気持ち……。伝わらないからあまりこの事は話さないでいたわ』&lt;br /&gt;
　心に直接伝わってくる。&lt;br /&gt;
　本能的に私を心で言葉を紡ぐ。&lt;br /&gt;
『私も相談じゃなくて、この……同じ気持ちを体験した人話すのは初めてです』&lt;br /&gt;
　同じ異能を持つ者同士の、会話。&lt;br /&gt;
　似たような境遇。心を互いに読む不思議な感覚。&lt;br /&gt;
『私は人の世を追われ、神の住まう世で神となった。一人ぼっちだった。……でもすぐに親身に接してくれる男の人が現れた』&lt;br /&gt;
『恋人、だったんですか？』&lt;br /&gt;
『違うわ。……なんていうか、お兄さんのような人だったわ。今でも、その人の生まれ変わりの人と仲良くしてるわ』&lt;br /&gt;
『それって、誰なんです？』&lt;br /&gt;
『ふふふ。秘密よ。……私はその人に孤独を救ってもらったわ。美雪ちゃんはそういう特別な人っている？』&lt;br /&gt;
『まだ判らないですけど、……私に優しい言葉をかけてくれる人が、ここに、この旅館にはたくさんいますよ』&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
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・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/4.html&quot;&gt;-H22.2010- 一覧&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:08:05+09:00</dc:date>
    <utime>1417446485</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/63.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.26 PM7.56-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/63.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「まったく、綺麗な水だったからまだ良かったけど、ちゃんと気をつけないとダメだろ？」&lt;br /&gt;
「はい。すいません」&lt;br /&gt;
「それに相手が一般のお客様だったらそれこそ取り返しが付かなかったんだからね」&lt;br /&gt;
「はい……」&lt;br /&gt;
　正樹おじさんに呼び出され、長々と絞られる私。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「やっぱり正樹のおっさんに絞られたか？」&lt;br /&gt;
　そして、とぼとぼと部屋に帰ってきた私にと奈積さんはからかいの口調で言った。&lt;br /&gt;
　無神経にも捉えられるが、奈積さんなりに落ち込んでいる私を励まそうとしているのはよくわかる。&lt;br /&gt;
「はい……。正樹おじさんに叱られたのは、私のミスだから問題ないですけど…………私、やっぱり不安なんです。というか、後で後悔したくないの」&lt;br /&gt;
「よし。じゃあ、今から鈿女様の所に行って納得できるまで謝って来い」&lt;br /&gt;
　奈積さんが持ち前の姉御肌を前面に押し出して言った。深く考えずに発言しているのだが、奈積さんのこういう所が頼れると言っても良いかもしれない。&lt;br /&gt;
「奈積さん……」&lt;br /&gt;
「もし、正樹のおっさんがなんか言ってきたら、私に言え。責任は私が持つ！」&lt;br /&gt;
　その言葉に後押しされて私は部屋を出て行った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
「失礼します」&lt;br /&gt;
　前にもお客さんの部屋にお邪魔した。だいたい同じ台詞で。&lt;br /&gt;
　でも、状況が全く違う。&lt;br /&gt;
　あの時は私が呼ばれ、可愛がられた。&lt;br /&gt;
　今は私自らが赴く。そして謝罪するのだ。&lt;br /&gt;
　襖の向こうから返事が聞こえる。私は意を決して襖を開けた。&lt;br /&gt;
　鈿女さんはテレビを見ながらくつろいでいた。&lt;br /&gt;
　…………私の出逢う神様はどうしてこんな感じなんだろう。&lt;br /&gt;
　現代の若い女性そのままではないか？　私より携帯電話とか使いこなしていそうだし。&lt;br /&gt;
「何か用かしら？」&lt;br /&gt;
　入ってすぐの所で正座した私に鈿女さんは話し掛ける。&lt;br /&gt;
「今日は本当にすいませんでした」&lt;br /&gt;
「その話しは済んだじゃない。旅館の人に行ってこいって言われたの？」&lt;br /&gt;
「いえ。違います」&lt;br /&gt;
　私はきっぱり言った。&lt;br /&gt;
「どういうことかしら？」&lt;br /&gt;
「自己満足なのはよく分かっています。だけどこのままじゃ、私は納得できません。全て、私の不注意でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」&lt;br /&gt;
　私は深々と土下座した。沈黙が流れ、小さいはずのテレビからの音が大きく聞こえる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　このまま時間が停止するのでは？　と思いかけたその時、鈿女さんが口を開いた。&lt;br /&gt;
「あなたが仕事に対して強い想い。よく解ったわ」&lt;br /&gt;
　私は思わず顔を上げた。&lt;br /&gt;
　先程までの雰囲気は消え、鈿女さんのその声は神の声色だった。&lt;br /&gt;
　初めて聞く神の声に、ただ声の主を見詰める事しかできない。&lt;br /&gt;
「あなたの想いはとても強い意思。でもね……」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは一旦区切り、そして言った。&lt;br /&gt;
「今のあなたの行動はただの自己満足。それはあなたがさっき言ったわね。水を被ってしまったことより、何度もしつこく謝られる方が不快になることもある。それは考えなかった？」&lt;br /&gt;
　自己満足だと自分で分かっていたつもりだった。&lt;br /&gt;
　しかし、鈿女さんという他人に言われ、本当の意味で自己満足だと分かってなかったんじゃないかと思ってしまう。事実、そうだろうな…………。&lt;br /&gt;
「私は永い時を生きてきた。様々な人を見てきた。あなたのような人もたくさん。勘違いしてほしくないのは、あなたがしたことで私が別に不快に感じていたりとか、自己満足している人が嫌いじゃないってこと。あなたにはこれからの成長の可能性を見て、それを応援したい気持ちよ。失敗を繰り返して人は成長するんだから」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは真っすぐ私を見詰めてきた。&lt;br /&gt;
　その真剣な眼差しの……。瞳の感じが人間と違う…………。&lt;br /&gt;
　そんな神の持つ雰囲気に私は飲み込まれそうだった。&lt;br /&gt;
「あなたは私を不快にさせてしまうかもしれない。それを考えた上で来たのよね？」&lt;br /&gt;
「はっ、はい」&lt;br /&gt;
　声が上擦ってしまう。&lt;br /&gt;
「では……。……もし、私が不快に感じて、ここ館長さんに苦情を言ったとするわ。そしたらあなたはどうなる？」&lt;br /&gt;
「私が正樹おじさんに呼ばれて、……怒られる」&lt;br /&gt;
「そうね。そして、どんなカタチであれ責任を取らされると思う。……お金を貰って働いているから当然ね」&lt;br /&gt;
「はい」&lt;br /&gt;
　私の場合、奈積さんが責任を取ってくれると言った。&lt;br /&gt;
「…………。あなたは誰に背中を押してもらったわね？　責任を引き受けてもらうことで」&lt;br /&gt;
「っ…………！」&lt;br /&gt;
　なんで判った！？　一言も話てない。どうして！？　やはり神様になれば別格ということか。&lt;br /&gt;
「その通りのようね」&lt;br /&gt;
　僅かな反応で私は肯定してまったらしい。&lt;br /&gt;
「でも、社会的にも子供のあなたが全て責任を負う必要もない」&lt;br /&gt;
　確かにそうだろう。例えを出す必要もない。&lt;br /&gt;
「……最後まで自分でやり遂げる。失敗したら自分で後始末をする。それが責任」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは言った。&lt;br /&gt;
　少し間が空いて、鈿女さんは何かを思い出したようにはっとした。&lt;br /&gt;
「あっ……。あくまでも私の個人的な意見よ。それが本当に『責任』の定義かなんて…………わからないわ。そこは勘違いしないでね。定義なんて語る人の主観で変わってしまいがちだし」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは照れくさそうに言う。さっきまでの真剣な声は消えていた。&lt;br /&gt;
「私が話すとなんか混乱しちゃいそうねぇ……。…………とりあえず私が言いたかったのはね」&lt;br /&gt;
　こめかみを人差し指で掻きながら言う鈿女さんの声に真剣さが戻る。&lt;br /&gt;
「誰かに責任を引き受けてもらうのは、子供のあなたでは仕方ない。でも、責任を引き受けてもらったからって何をしていいって訳じゃない。自分にも責任が回ってくるつもりじゃないとダメ。……そのままだと、いつか大変なことになりかねない」&lt;br /&gt;
「確かに…………責任を負ってくれるって言われて、何をしても平気な気が……してました」&lt;br /&gt;
　やはり、責任が私に掛からないというのがあったからだろう。&lt;br /&gt;
　鈿女さんは元々の鈴を転がしたような声で、&lt;br /&gt;
「あなたが少しでも自分の態度を考えて直してくれたなら満足よ。さっきまでのあなたは確かに何を言われても動じない意思を感じたわ。でもなんか違うってね。重大な犯罪って訳じゃないけど、……取り返しのつかないことになった後じゃ遅いからね」&lt;br /&gt;
　全体の話を理解しようとすると何となく矛盾というか、ねじれというか意味がわからなくなりそうだ。&lt;br /&gt;
　……でも私に責任はいつも自分が負うものとして、しっかりとこの旅館で働き、自分自身の人生を歩んでほしいから言ってくれた。&lt;br /&gt;
「今、あなた要点は理解できるけど、全体的だと私の話って理解しようとすると訳わからない、って思ったでしょ？」&lt;br /&gt;
　突然、鈿女さんが指差していたずらっぽく言う。&lt;br /&gt;
「うぅ…………」&lt;br /&gt;
　図星だ。何も言い返せない。&lt;br /&gt;
　………………。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　………………。&lt;br /&gt;
　………………あれ？&lt;br /&gt;
　私は鈿女さんの話が理解できないって口に出してないぞ？&lt;br /&gt;
　鈿女さんって元々、異能のある人間だったって噂を静香さんから聞いたような……。&lt;br /&gt;
　もしかして…………。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
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    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:06:38+09:00</dc:date>
    <utime>1417446398</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/62.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.20 PM6.32-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/62.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「結局、明日も掃除係なんて……」&lt;br /&gt;
「美雪がいけないんじゃないの？」&lt;br /&gt;
「というか拭き掃除は解るんですけど、桶に水入れて運ぶとか完全にフ……」&lt;br /&gt;
「雰囲気重視に決まってるだろ」&lt;br /&gt;
「そうですか」&lt;br /&gt;
『次は、拭き掃除ね……！』と愛さんに凄まれながら言い渡され私たちは水の入った桶を抱えながら奈積さんと一緒に廊下を歩く。&lt;br /&gt;
「奈積さん、私だけのせいにしないでください。……っと。」&lt;br /&gt;
　向こうから鈿女さんが歩いてくる。私と奈積さんは軽く会釈する。&lt;br /&gt;
　その時、ふとした拍子にバランスを崩して、慌てて立て直そうとする。が、自分の足につまづきそうになり、それを立て直そうとして……。&lt;br /&gt;
「……………っ！？」&lt;br /&gt;
「おい、バカっ！　みゆっ……」&lt;br /&gt;
　…………現実感のない浮遊感。&lt;br /&gt;
「はっ…………！」&lt;br /&gt;
　気がつけば、私はすっ転んでいて、……うっ、うずめさんに……おっ、桶の中の水がっ…………。&lt;br /&gt;
　今、この瞬間。この場所の時間が停止したように感じた。&lt;br /&gt;
　その場にいた三人が誰も突然のことで動けなくなっていた。&lt;br /&gt;
　風に揺れる草木が、決して時間が停止してはいないと語っている。&lt;br /&gt;
「すっ、すいませんでした！」&lt;br /&gt;
　三人の中で一番に我に返り、とっさに頭を下げる私。&lt;br /&gt;
　とにかく謝らないといけない。そう思った。相手がどのように思っているかなんて関係ない。&lt;br /&gt;
「申し訳ありません。お客様」&lt;br /&gt;
　奈積さんも続けて頭を下げる。&lt;br /&gt;
「すぐに代えの浴衣を……」&lt;br /&gt;
「私は怒ってないから、そんなに頭を下げなくてもいいわよ。……でも着替えは早めにもらえると、嬉しいかな」&lt;br /&gt;
　確かに苦笑を浮かべている鈿女さんだが、怒っている感じはしない。&lt;br /&gt;
「美雪、すぐにお持ちして。ここは私が片付けるから」&lt;br /&gt;
「……あっ、はい！」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　私は急いで浴衣とタオルを取りに行き、戻ってくると奈積さんが雑巾で水を拭き取ってくれていた。鈿女さんはいない。&lt;br /&gt;
「お客様はお風呂に行ってもらってる。浴衣、早く届けてきて」&lt;br /&gt;
　言われるがままにお風呂場に向かう。鈿女さんはお風呂場に向かう途中だったのか。&lt;br /&gt;
　お風呂場の扉を開けると……。鈿女さんがちょうど浴衣を脱いだところだった。&lt;br /&gt;
　……ある意味でのタイミングの良さ。女性同士なのに赤面してしまう。&lt;br /&gt;
　従業員として特に考えず扉を開けてしまったしなぁ。まさか、脱いでるとは……。&lt;br /&gt;
　って、少し遅かったら色々と厄介なことになってたんじゃ……。&lt;br /&gt;
　それにしても、鈿女さんって私より少し背が高いくらいなのに、意外と胸がある…………。それに比べて私の胸は………………。&lt;br /&gt;
　って、じゃなくてじゃなくて。何を考えてるんだ？　私はっ！&lt;br /&gt;
「かっ、替えの浴衣をお持ちしました」&lt;br /&gt;
「ありがとうね」&lt;br /&gt;
「本当にすいませんでした」&lt;br /&gt;
「だから、いいわよ。私は平気だから」&lt;br /&gt;
　そう言われてしまうと何も言えなくなる。私は掃除に戻るしかなかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
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    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:05:11+09:00</dc:date>
    <utime>1417446311</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/61.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.26 PM2.08-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/61.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;　愛さんに追い出された私たちは遠くからロビーの様子を見ることにした。&lt;br /&gt;
　ロビーから客室に案内する時に通らない場所の中でロビーの様子が見え、一番遠くの場所に私たちはいた。&lt;br /&gt;
「美雪、早くしろよ」&lt;br /&gt;
「待って、奈積さん。今、三脚立てるから」&lt;br /&gt;
　そして、私たちの目の前には三脚に載った一眼レフのカメラが二台ある。&lt;br /&gt;
「美雪ちゃん、そのカメラさぁ、いったいどこから持って来たの？」&lt;br /&gt;
「それはですね、静香さん。……龍巳の一眼レフと長田さんの一眼レフなんです。勝手に拝借してきました。望遠レンズと三脚込みで」&lt;br /&gt;
「美雪、あんた相当悪いやつだな……。だが、二人とも壊さなきゃ文句言うようなやつじゃないのは確かだがな」&lt;br /&gt;
「まぁ、無断拝借を問い詰められたら適当に言い逃れすればいいわよね」&lt;br /&gt;
「奈積さんと静香さんはこっちのカメラを使ってください。画面でファインダーの様子見えるようにするんで」&lt;br /&gt;
　そう言うと私はカメラのファインダーを覗き、レンズのリングを回してズームする。そしてライブビューのボタンを押す。画面にレンズ越しの景色が映る。&lt;br /&gt;
「おおー。すげぇな、美雪」&lt;br /&gt;
「でも、帰宅部の美雪ちゃんが一眼レフのカメラなんて使えるって……」&lt;br /&gt;
　帰宅部は余計だ。&lt;br /&gt;
「取説読んだんで何ら問題ありませんよ。機械の操作方法は必ず取り扱い説明書に書いてありますんで」&lt;br /&gt;
「私……あまり読まない方だわ……」&lt;br /&gt;
「静香ぁ、そんなんだからあんたウォークマンに音楽を落とすことすらできないんじゃない」&lt;br /&gt;
「だって、活字は苦手なんですもん」&lt;br /&gt;
「美雪、反論あるだろ？」&lt;br /&gt;
　ニヤリ顔で奈積さんは振ってくる。&lt;br /&gt;
「一応は」&lt;br /&gt;
「どれどれ、言ってみな」&lt;br /&gt;
「取り扱い説明書は字だけじゃありませんよ。ちゃんと図も載ってます」&lt;br /&gt;
「うぐぐ…………」&lt;br /&gt;
「ちなみに静香さんはどんなのをウォークマンに入れているんですか？」&lt;br /&gt;
「演歌とかだけど？」&lt;br /&gt;
「……もういいです。それより二人は鈿女さんがどんな人か知ってます？」&lt;br /&gt;
　古事記に書いてあることは私も知ったが、もっとリアルな話が知りたかった。&lt;br /&gt;
「鈿女様か……。あたいも直接見たことは無いけど、この旅館にはある程度の感覚で来てるんだ」&lt;br /&gt;
「そうなんですか？」&lt;br /&gt;
「この前の天照様は予約無しだったけど、基本的に高貴なお客様は予約の段階で解るし、接する従業員は最初制限するんだ。きめ細かいサービスをするためにね」&lt;br /&gt;
「そういえば、元々人間だったって話もありますね。それが本当なら異能を持った人間だったって可能性も……」&lt;br /&gt;
「あたいも聞いたことあるな」&lt;br /&gt;
「元々は人間ですか……。さぁ、監視続けましょう」&lt;br /&gt;
　私はファインダーを覗く。&lt;br /&gt;
　少ししてロビーで動きが起こり始める。&lt;br /&gt;
「いよいよかぁ……」&lt;br /&gt;
　奈積さんがニヤリとしながらつぶやく。&lt;br /&gt;
　いったい鈿女さんはどんな姿なのだろう。少なくともこの旅館を利用する以上は、人の姿はとっているのだが。&lt;br /&gt;
　普通の人間と一緒の場にいることになるため、客室以外は人の姿でいる。それが、この旅館で一緒にお湯を楽しむためルール。&lt;br /&gt;
　それは人の世で暮らすから人の姿が都合が良いという理由もあるが、一般の人間と一般に暮らすためにそうしている。&lt;br /&gt;
　一般の人間の常識の外にある存在は不必要な誤解を避けるために事実を隠匿している。&lt;br /&gt;
　ちなみに本来の姿で入浴したいという客に対してはちゃんと貸切風呂もある。それでも、風呂と部屋以外は人間の姿で過ごす決まりだ。&lt;br /&gt;
　どのみち鈿女さんも人の姿で来るはずなのだ。&lt;br /&gt;
　天照さんのように人の姿しか持たない神もいるそうだ。神話で語られる姿は人であり、元々人間だったという話もある鈿女さんもきっとそうだろう。&lt;br /&gt;
「……動いたな」&lt;br /&gt;
　奈積さん。あなたは軍人ですか？&lt;br /&gt;
　そんな奈積さんの動物的勘の通り『いらっしゃいませ』の声に続いて正樹おじさんと愛さんが鈿女さんらしき人を案内する。&lt;br /&gt;
　なるほど。&lt;br /&gt;
「…………！」&lt;br /&gt;
　人の姿こそしているが、神通力というか力の気配がすごい……。&lt;br /&gt;
　鈿女めさんの姿が見えなくなって、奈積さんが口を開いた。&lt;br /&gt;
「しかし、雰囲気が美雪に似てないか？」&lt;br /&gt;
「奈積先輩もそう思いました？」&lt;br /&gt;
「そっくりって訳じゃないけど幼さが残ってる雰囲気が、……胸はちょっと違うかもな」&lt;br /&gt;
「なんですか？　胸は、って」&lt;br /&gt;
　貧乳とでも言いたいのか？&lt;br /&gt;
「まぁ冗談は置いといて、美雪も思わないか？」&lt;br /&gt;
「……確かに言われてみればそうですね」&lt;br /&gt;
　幼さが残るって……自覚はなかったのだけど、雰囲気。&lt;br /&gt;
　随分曖昧であるが私の雰囲気と似ているらしい。こればっかりは自覚できないから、私自身は比較しようがない。&lt;br /&gt;
「しかし、同じ童顔でも美雪より大人っぽいな……」&lt;br /&gt;
　おそらく、腰の辺りまである黒髪のせいだろう。&lt;br /&gt;
「それ、ポニーテールは子供っぽいって言いたいの？！」&lt;br /&gt;
　旅館にいる間は紙はずっと後ろで束ねていた。&lt;br /&gt;
「まぁ、そうだな」&lt;br /&gt;
「わっ、私だっておろせば雰囲気くらい出るわよ。長さは勝てないけど。奈積さんは知っているでしょ？」&lt;br /&gt;
「…………」&lt;br /&gt;
「なによ、奈積さん」&lt;br /&gt;
「いや、なんでもない。静香に見せてやれよ」&lt;br /&gt;
　何か釈然としない。&lt;br /&gt;
　とりあえず私は髪をくくっているヘアゴムを取る。&lt;br /&gt;
「…………」&lt;br /&gt;
「…………。なっ、言ったろ」&lt;br /&gt;
「美雪ちゃん。まるで寝癖みたい」&lt;br /&gt;
　寝癖みたいってのは言い過ぎなんじゃ……。&lt;br /&gt;
　おろした私の髪はふわっとした感じで、鈿女さんのように真っすぐではない。&lt;br /&gt;
　小さい頃からそうで、私は完全なストレートになったことがない。&lt;br /&gt;
「だから言ったろ？　幼い顔にふわっとした髪じゃ、幼さっぽさは変わらないって」&lt;br /&gt;
「大人っぽい顔だったら違うとでも……？」&lt;br /&gt;
「ん？　気になるか美雪」&lt;br /&gt;
「はい」&lt;br /&gt;
「まぁ、違うな。おおらかさを持った大人ってか」&lt;br /&gt;
「美雪ちゃん、ちゃんとお風呂の時とか後に手入れしてる？　龍巳君の方がさらさらしてるよ」&lt;br /&gt;
　静香さんは失礼なことをよく言うなぁ……。というか男性の龍巳が手入れをしている訳がないので引き合いに出されても困ります。&lt;br /&gt;
「いや、違うんだ。最初っから美雪のやつ、サラサラとした髪じゃないんだよ。髪質がちょっと硬いんかな？」&lt;br /&gt;
「でも、ちゃんと手入れしてるの？」&lt;br /&gt;
「それはあたいが保証する。あたいより丁寧にしてるくらいだぞ」&lt;br /&gt;
　奈積さんは私の髪を触りながら続ける。&lt;br /&gt;
「髪質でふわっとなるのはしょうがないとして、美雪はちゃんと手入れしてるんだぞ。ほら見ろ」&lt;br /&gt;
　と、静香さんに私の後頭部あたりを見せる。&lt;br /&gt;
「いつも美雪はポニーテールだろ。いつも同じ場所で髪をくくってるのに跡が全くついてない。これだけ見ても、美雪の仕事がわかるってもんだ」&lt;br /&gt;
「美雪、静香にも触らせていいか？」&lt;br /&gt;
　奈積さんが触ることに許可を出した覚えはないのだが……。&lt;br /&gt;
「いいですよ」&lt;br /&gt;
　そっ、と静香さんが私の髪に触れる。&lt;br /&gt;
「ほらな。髪質がちょっと硬いかもしれないが、引っ掛かりはしないだろ？」&lt;br /&gt;
「はい。そうですね」&lt;br /&gt;
「艶も良いしな。美雪ぃ！　もっと自信持ちな！」&lt;br /&gt;
　いつ、私が髪について自信がないと言った？　確かにさっき、誰かさんのせいで自信を失いかけたが。&lt;br /&gt;
「確かに、ちょっとふんわりした感じの方が美雪ちゃんに似合ってるね」&lt;br /&gt;
　このくらいの言葉じゃ、さっき言われたことと相殺は出来ませんよ？&lt;br /&gt;
　でも、この髪の方が私らしいか……。&lt;br /&gt;
「あなたたち。こんなところで、ナニヲ、シテイルノカシラ？」&lt;br /&gt;
　一瞬にして空気が凍りつく。&lt;br /&gt;
　何だ！？　この絶対的な威圧感は……！？&lt;br /&gt;
「あっ、愛さん！」&lt;br /&gt;
　凍った空気の中、最初に言葉を発した奈積さん。&lt;br /&gt;
　その一言で全ての状況が浮かび上がる。&lt;br /&gt;
　私の髪の話題で盛り上がる中、全員が周囲の警戒を怠っていたのだ。&lt;br /&gt;
「こんなところからカメラを使ってのぞき見とはいい度胸ね。盗撮でもして、写真をばら撒く気？　今日の仕事はみんなキツいのがいいのかな？」&lt;br /&gt;
「………………っ」&lt;br /&gt;
「………………」&lt;br /&gt;
「………………っ！」&lt;br /&gt;
　この後の出来事は語りたくもない。&lt;br /&gt;
　ひとつだけ言うなら、いつもより重労働をした。ということだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
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