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    <title>神々ノ箱庭</title>
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    <title>宵闇の妖怪。 (2)</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/67.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「私と博麗の巫女の付き合いはかなり長いの」&lt;br /&gt;
　霊夢の反応をニヤニヤと眺めながらルーミアは続ける。&lt;br /&gt;
「色々恐い噂のある先代にも仲は悪くなかったって言ってたよな」&lt;br /&gt;
「人の母親にどんなイメージを持ってるのよ？　しかも私が捨て子とか言ってるんだって？」&lt;br /&gt;
「ぜんぜん聞こえないな」&lt;br /&gt;
「でも、赤子に妖怪であるルーミアさんが近づいても退治されなかったという事は、余程信頼されてたんですね」&lt;br /&gt;
　普通は妖怪なんて近づけたくはないと思うでしょうし、と針妙丸は言う。&lt;br /&gt;
「巫女とはいわゆる……初代からの付き合いだからね」&lt;br /&gt;
「ええ！？」&lt;br /&gt;
「初耳だぜ！」&lt;br /&gt;
「私は何回か聞いたわね」&lt;br /&gt;
「そりゃ、霊夢は付き合いからだろ」&lt;br /&gt;
「私は海外の出でね、日本には年号で言うとの&lt;span&gt;慶雲の&lt;/span&gt;頃に来たの」&lt;br /&gt;
「幽々子とタメ張れるな。亡霊が歳取れるのかは知らんが」&lt;br /&gt;
「まぁ、西行寺の姫君の事はどうでも良いんだけどさ、」&lt;br /&gt;
「言われてみれば顔つきも里の子供とも針妙丸みたいに見た目が幼い他の妖怪とは違うわよね」&lt;br /&gt;
「……霊夢、人の話を聞いてる？」&lt;br /&gt;
　ルーミアは大きなため息をついた。&lt;br /&gt;
「……でも、やっぱり違和感ある？」&lt;br /&gt;
「そうは言っても一度気にしたら、そうとしか見れないぜ」&lt;br /&gt;
「そうですよね」&lt;br /&gt;
　霊夢、魔理沙、針妙丸がそれぞれ頷き合った。&lt;br /&gt;
「これでも日本人寄りの顔つきになってきてるんだけどね」&lt;br /&gt;
「背丈とかは変わらず顔つきだけ変わるもんなのか？」&lt;br /&gt;
　それは成長とは違うものなのか？　と魔理沙は問う。&lt;br /&gt;
「血の通う肉体を持っていても妖怪の根源は概念的なモノというわけですね」&lt;br /&gt;
「長いこと日本で『宵闇の妖怪』なんてやってるからでしょうね。でも流れる血は出身の地までは否定きれなかったたってわけね」&lt;br /&gt;
「…………？」&lt;br /&gt;
　霊夢はルーミアの事情をある程度知っているのか、納得していたが、魔理沙と針妙丸はルーミアが何かを否定したがっていた事までしか分からなかった。&lt;br /&gt;
「でさ、日本に来てから暫くは稗田    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:34:48+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/66.html">
    <title>宵闇の妖怪。 (1)</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/66.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;　天の邪鬼と小人が起こした異変が解決して、秋を迎えた幻想郷。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
「れ～む～。お茶～」&lt;br /&gt;
「私は冷たい麦茶でな」&lt;br /&gt;
「私はあなた達の世話係りじゃないのよ！？」&lt;br /&gt;
　博麗神社の巫女、博麗霊夢が声を荒げるのには理由がある。&lt;br /&gt;
　招待したわけでもない二人の金髪少女がさも当然のように居間でくつろいでいるからだ。&lt;br /&gt;
「呼んでもないし、来るとも聞いていないあんた達の面倒をなんで私が見なきゃいけないのよ」&lt;br /&gt;
「何も催し事が無い日に参拝客は来ないんだから、問題ないだろ？」&lt;br /&gt;
　霊夢とはもはや腐れ縁とも言える霧雨魔理沙が悪びれもせずに言う。&lt;br /&gt;
「だから、あんたらみたいな魔法に魅入られた人間や妖怪がいるから余計来なくなるんでしょ」&lt;br /&gt;
　霊夢がきつい眼差しを向けた先には霧雨魔理沙の他に宵闇の妖怪、ルーミアがいた。&lt;br /&gt;
「じゃあこいつはいても問題ないのかよ？」&lt;br /&gt;
　ちゃぶ台の上の針妙丸を指差して、魔理沙は言う。&lt;br /&gt;
「当たり前じゃない。野宿でも全然平気そうな金髪二人とは違うんだし」&lt;br /&gt;
「魔理沙はともかく私は家がないとだめ」&lt;br /&gt;
　心外だ、とルーミア。&lt;br /&gt;
「私だってか弱い乙女だせ？」&lt;br /&gt;
「マスパをぶっ放すような人間が弱い訳がないわ」&lt;br /&gt;
　さらりと毒づく霊夢。&lt;br /&gt;
「それに今さらじゃない？　私はずっと博麗の巫女には良くしてもらってるし」&lt;br /&gt;
　結局お茶の用意に向かった霊夢を見ながらルーミアは言った。&lt;br /&gt;
「確かに一時期寄りつかなかったけど、確かにこいつ私が小さい頃からいたわね」&lt;br /&gt;
　霊夢は飲み物の用意をしながら、昔を思い出していた。&lt;br /&gt;
「ふぅん。それで、何で一時期神社に来なかったんだ？」&lt;br /&gt;
「悪霊や鬼がいる神社なんて妖怪でも寄りつかないよ。……宴会以外は」&lt;br /&gt;
　妖怪の巣窟とも噂される神社は弱い妖怪も普段は寄りつかない神社になったいたらしい。&lt;br /&gt;
「まぁ、悪霊も鬼もいなくなったから平和になったから良いけどね」&lt;br /&gt;
「結局神社に来るのが妖怪なら、私にとっては変わらないわよ」&lt;br /&gt;
　霊夢が冷たい麦茶を持って居間に入る。&lt;    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:26:32+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/65.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.26 PM8.44-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/65.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「私、決めました」&lt;br /&gt;
　部屋に戻った私は奈積さんにハッキリと言った。&lt;br /&gt;
「おわっ！　みっ、美雪、何をいきなり、薮から棒に……」&lt;br /&gt;
「異聞をどうするかですよ。それを決めたって言ってるんです」&lt;br /&gt;
「あぁ、あれな。忘れたかけた頃に話し掛けて……」&lt;br /&gt;
　一言余計な気がしますけど？&lt;br /&gt;
「それで、どうすることにしたんだ？」&lt;br /&gt;
　奈積は一瞬で表情を真剣なものへと変えた。やはり、奈積さんはいざという時は頼れる存在。&lt;br /&gt;
「私、異聞を活かしていくことにしました」&lt;br /&gt;
　そこで一旦間を置く。奈積さんは真剣な眼差しのまま。&lt;br /&gt;
「あれから色々考えました。まだこの選択で後悔しないとは言い切れないし、私のちょっとしたトラウマに関しては全然吹っ切れないわ。でも、何もやらなきゃ始まらない。龍巳ともこの前話したんですけどね。私は自分望んだがだことをしようと思ったんです。自分の能力を使って誰かのためになりたいんです」&lt;br /&gt;
「美雪……」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　異聞をどうやって旅館の仕事に活かすかなんて全然想像がつかない。&lt;br /&gt;
　でも、私が異聞を使えたことで、鈿女さんのためになった。&lt;br /&gt;
　部屋を出る時に見た鈿女さんの顔は、とても穏やかな笑顔だった。&lt;br /&gt;
　その笑顔を思い出すたびにあたたかな気持ちになる。&lt;br /&gt;
「……やっぱり自分自身には嘘はつけないようです。だから、やってみようと思うんです」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/18.html&quot;&gt;次へ&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/64.html&quot;&gt;戻る&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/58.html&quot;&gt;0&lt;/a&gt; &lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/59.html&quot;&gt;1&lt;/a&gt; &lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/20.html&quot;&gt;2&lt;/a&gt; &lt;a h    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/64.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.20 PM8.17-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/64.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「あの……」&lt;br /&gt;
「何かしら？」&lt;br /&gt;
　と言いつつ質問する内容は判っているって顔をしている。&lt;br /&gt;
　やっぱりそうだ……。間違いない。&lt;br /&gt;
「鈿女さんは『異聞』っていうか、『読心術』を使えます……よね？」&lt;br /&gt;
　前置きなど置かず、本題をきっぱり言う。もう敬語とか何？&lt;br /&gt;
「……あら？　どうしてそう思うのかしら？」&lt;br /&gt;
　鈿女さんは少しにやけながら理由を尋ねた。&lt;br /&gt;
「私の口に出してない考えまで読んで会話してましたので」&lt;br /&gt;
「それもそうね。……あなたも異聞が使えるでしょう？」&lt;br /&gt;
「判っちゃいますか……？　でも、この旅館で働き始めるまでこの世界とは距離をおいてましたので、熟練してはいませんが」&lt;br /&gt;
「そうなの」&lt;br /&gt;
　そして、鈿女さんは遠くを見詰めるような目をした。&lt;br /&gt;
「私はあなたと同じなの」&lt;br /&gt;
「…………？」&lt;br /&gt;
「元々、異聞の使える人間だったの。ちょうど今のあなたと同じ歳くらいまでかな」&lt;br /&gt;
「それって……？」&lt;br /&gt;
　それはつまり、鈿女さんに私と近い歳くらいの時に何らかの事情があったということか。&lt;br /&gt;
「私はヒトと紙を繋ぐ……今でいう巫女をしていたわ。村の決め事でそれは決まったわ」&lt;br /&gt;
「それは異聞があったからですか？」&lt;br /&gt;
「そうよ。皆より力があるから神との対話もしやすいからってね。周りの気持ちを感じてしまって、子供らしさが少なかった」&lt;br /&gt;
　鈿女さんと私は似たような境遇だったのだろうか…………。&lt;br /&gt;
　鈿女さんは続ける。&lt;br /&gt;
「昔は大人になる年齢が早かった。だから、単純にあなたと私を比較は出来ないわね。でも当時の他の子より子供らしさが少なかった」&lt;br /&gt;
　私も良く親戚から『少し子供らしさがない』なんて言われた。言い訳がましいが私のいる環境のせいと知らずに私だけが悪いように言われ続けた。&lt;br /&gt;
「……でも決まっていたのは巫女役だけじゃなかった」&lt;br /&gt;
　突然の話の切り替えに、はっ、とする。口調も僅かに変化していた。&lt;br /&gt;
「ある日、村の馬鹿が禁忌を犯した。主様はたいそうお怒りになられた」&lt;br /&gt;
　思わず、息を飲んでしまう。それはつまり……。    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/63.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.26 PM7.56-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/63.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「まったく、綺麗な水だったからまだ良かったけど、ちゃんと気をつけないとダメだろ？」&lt;br /&gt;
「はい。すいません」&lt;br /&gt;
「それに相手が一般のお客様だったらそれこそ取り返しが付かなかったんだからね」&lt;br /&gt;
「はい……」&lt;br /&gt;
　正樹おじさんに呼び出され、長々と絞られる私。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「やっぱり正樹のおっさんに絞られたか？」&lt;br /&gt;
　そして、とぼとぼと部屋に帰ってきた私にと奈積さんはからかいの口調で言った。&lt;br /&gt;
　無神経にも捉えられるが、奈積さんなりに落ち込んでいる私を励まそうとしているのはよくわかる。&lt;br /&gt;
「はい……。正樹おじさんに叱られたのは、私のミスだから問題ないですけど…………私、やっぱり不安なんです。というか、後で後悔したくないの」&lt;br /&gt;
「よし。じゃあ、今から鈿女様の所に行って納得できるまで謝って来い」&lt;br /&gt;
　奈積さんが持ち前の姉御肌を前面に押し出して言った。深く考えずに発言しているのだが、奈積さんのこういう所が頼れると言っても良いかもしれない。&lt;br /&gt;
「奈積さん……」&lt;br /&gt;
「もし、正樹のおっさんがなんか言ってきたら、私に言え。責任は私が持つ！」&lt;br /&gt;
　その言葉に後押しされて私は部屋を出て行った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
「失礼します」&lt;br /&gt;
　前にもお客さんの部屋にお邪魔した。だいたい同じ台詞で。&lt;br /&gt;
　でも、状況が全く違う。&lt;br /&gt;
　あの時は私が呼ばれ、可愛がられた。&lt;br /&gt;
　今は私自らが赴く。そして謝罪するのだ。&lt;br /&gt;
　襖の向こうから返事が聞こえる。私は意を決して襖を開けた。&lt;br /&gt;
　鈿女さんはテレビを見ながらくつろいでいた。&lt;br /&gt;
　…………私の出逢う神様はどうしてこんな感じなんだろう。&lt;br /&gt;
　現代の若い女性そのままではないか？　私より携帯電話とか使いこなしていそうだし。&lt;br /&gt;
「何か用かしら？」&lt;br /&gt;
　入ってすぐの所で正座した私に鈿女さんは話し掛ける。&lt;br /&gt;
「今日は本当にすいませんでした」&lt;br /&gt;
「その話しは済んだじゃない。旅館の人に行ってこいって言われたの？」&lt;br /&gt;
「いえ。違います」&lt;br /&gt;
　私はきっぱり言った。&lt;br /&gt;
「どういうことかしら？」&lt;br     </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:06:38+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/62.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.20 PM6.32-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/62.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;「結局、明日も掃除係なんて……」&lt;br /&gt;
「美雪がいけないんじゃないの？」&lt;br /&gt;
「というか拭き掃除は解るんですけど、桶に水入れて運ぶとか完全にフ……」&lt;br /&gt;
「雰囲気重視に決まってるだろ」&lt;br /&gt;
「そうですか」&lt;br /&gt;
『次は、拭き掃除ね……！』と愛さんに凄まれながら言い渡され私たちは水の入った桶を抱えながら奈積さんと一緒に廊下を歩く。&lt;br /&gt;
「奈積さん、私だけのせいにしないでください。……っと。」&lt;br /&gt;
　向こうから鈿女さんが歩いてくる。私と奈積さんは軽く会釈する。&lt;br /&gt;
　その時、ふとした拍子にバランスを崩して、慌てて立て直そうとする。が、自分の足につまづきそうになり、それを立て直そうとして……。&lt;br /&gt;
「……………っ！？」&lt;br /&gt;
「おい、バカっ！　みゆっ……」&lt;br /&gt;
　…………現実感のない浮遊感。&lt;br /&gt;
「はっ…………！」&lt;br /&gt;
　気がつけば、私はすっ転んでいて、……うっ、うずめさんに……おっ、桶の中の水がっ…………。&lt;br /&gt;
　今、この瞬間。この場所の時間が停止したように感じた。&lt;br /&gt;
　その場にいた三人が誰も突然のことで動けなくなっていた。&lt;br /&gt;
　風に揺れる草木が、決して時間が停止してはいないと語っている。&lt;br /&gt;
「すっ、すいませんでした！」&lt;br /&gt;
　三人の中で一番に我に返り、とっさに頭を下げる私。&lt;br /&gt;
　とにかく謝らないといけない。そう思った。相手がどのように思っているかなんて関係ない。&lt;br /&gt;
「申し訳ありません。お客様」&lt;br /&gt;
　奈積さんも続けて頭を下げる。&lt;br /&gt;
「すぐに代えの浴衣を……」&lt;br /&gt;
「私は怒ってないから、そんなに頭を下げなくてもいいわよ。……でも着替えは早めにもらえると、嬉しいかな」&lt;br /&gt;
　確かに苦笑を浮かべている鈿女さんだが、怒っている感じはしない。&lt;br /&gt;
「美雪、すぐにお持ちして。ここは私が片付けるから」&lt;br /&gt;
「……あっ、はい！」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　私は急いで浴衣とタオルを取りに行き、戻ってくると奈積さんが雑巾で水を拭き取ってくれていた。鈿女さんはいない。&lt;br /&gt;
「お客様はお風呂に行ってもらってる。浴衣、早く届けてきて」&lt;br /&gt;
　言われるがままにお風呂場に向    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:05:11+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/61.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.26 PM2.08-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/61.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;　愛さんに追い出された私たちは遠くからロビーの様子を見ることにした。&lt;br /&gt;
　ロビーから客室に案内する時に通らない場所の中でロビーの様子が見え、一番遠くの場所に私たちはいた。&lt;br /&gt;
「美雪、早くしろよ」&lt;br /&gt;
「待って、奈積さん。今、三脚立てるから」&lt;br /&gt;
　そして、私たちの目の前には三脚に載った一眼レフのカメラが二台ある。&lt;br /&gt;
「美雪ちゃん、そのカメラさぁ、いったいどこから持って来たの？」&lt;br /&gt;
「それはですね、静香さん。……龍巳の一眼レフと長田さんの一眼レフなんです。勝手に拝借してきました。望遠レンズと三脚込みで」&lt;br /&gt;
「美雪、あんた相当悪いやつだな……。だが、二人とも壊さなきゃ文句言うようなやつじゃないのは確かだがな」&lt;br /&gt;
「まぁ、無断拝借を問い詰められたら適当に言い逃れすればいいわよね」&lt;br /&gt;
「奈積さんと静香さんはこっちのカメラを使ってください。画面でファインダーの様子見えるようにするんで」&lt;br /&gt;
　そう言うと私はカメラのファインダーを覗き、レンズのリングを回してズームする。そしてライブビューのボタンを押す。画面にレンズ越しの景色が映る。&lt;br /&gt;
「おおー。すげぇな、美雪」&lt;br /&gt;
「でも、帰宅部の美雪ちゃんが一眼レフのカメラなんて使えるって……」&lt;br /&gt;
　帰宅部は余計だ。&lt;br /&gt;
「取説読んだんで何ら問題ありませんよ。機械の操作方法は必ず取り扱い説明書に書いてありますんで」&lt;br /&gt;
「私……あまり読まない方だわ……」&lt;br /&gt;
「静香ぁ、そんなんだからあんたウォークマンに音楽を落とすことすらできないんじゃない」&lt;br /&gt;
「だって、活字は苦手なんですもん」&lt;br /&gt;
「美雪、反論あるだろ？」&lt;br /&gt;
　ニヤリ顔で奈積さんは振ってくる。&lt;br /&gt;
「一応は」&lt;br /&gt;
「どれどれ、言ってみな」&lt;br /&gt;
「取り扱い説明書は字だけじゃありませんよ。ちゃんと図も載ってます」&lt;br /&gt;
「うぐぐ…………」&lt;br /&gt;
「ちなみに静香さんはどんなのをウォークマンに入れているんですか？」&lt;br /&gt;
「演歌とかだけど？」&lt;br /&gt;
「……もういいです。それより二人は鈿女さんがどんな人か知ってます？」&lt;br /&gt;
　古事記に書いてあることは私も知ったが、    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:03:45+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/60.html">
    <title>宵闇の瞳</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/60.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;『』&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　時に幼い子供であり、少女であり、大人である。&lt;br /&gt;
　新月の闇。地の底の闇。心の闇。&lt;br /&gt;
　どれも一様に、盲目的にさせるのだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/66.html&quot;&gt;宵闇の妖怪。&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-02T00:14:54+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/59.html">
    <title>『教訓、共鳴』 -H22.6.20 PM2.28-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kamihako/pages/59.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;　大久野屋旅館に天照さんが訪れてたは二週間ほど前のこと。&lt;br /&gt;
　天照さんはすっかりこの旅館を気に入ってくれたらしく、周囲に『すごくいい雰囲気だったわ、また訪れてみたい』と語っていたらしい。&lt;br /&gt;
　また『まぁ、庶民的な空気が嫌いな人は向いていないと思うけどね』ともいったそうで……。&lt;br /&gt;
　やはりこの旅館は特別なところはあまり無いのだろうか。&lt;br /&gt;
　私の偉い神様のイメージとは違い、どこか若者ぽい言動だったとはいえ、そこはやはり天照大神。高天原の長である。&lt;br /&gt;
　やるべき仕事は山のようにあるようで、なかなか自由な時間をまとめてとることはできないらしい。&lt;br /&gt;
　私にできる事は、また訪れてくれた時には前回以上に満足してもらえるように努力することだな、と思った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　あと、天照さんの宣伝効果なのか売り上げも上がってっているらしい。本当だろうか？　甚だ疑問である。&lt;br /&gt;
　まぁ、バイトの私にとってそれほど大事な事じゃないから、それはいいのだけれど……。&lt;br /&gt;
「正樹おじさん。何をそわそわしてるんです？」&lt;br /&gt;
　正樹おじさんはあれからというもの、どこか落ち着きが無い。&lt;br /&gt;
　心が読める私はその浮かれ具合や理由なんて手に取るように判る。&lt;br /&gt;
「そりゃあ、この前天照大神様が来てくださったんだ。ここいらでもう一度来てくださったら、さらに客だ増えるだろう？」&lt;br /&gt;
「そうは言いますけど、暇じゃないですよ。天照さんは」&lt;br /&gt;
「そりゃ、そうだが……」&lt;br /&gt;
「五十超えたおっさんが何を浮かれているんだかと思ってたんだが、そういうこんか」&lt;br /&gt;
　長田さんが私たちを見つけるとニヤリと笑いながら言った。&lt;br /&gt;
「年甲斐もなく結局は金儲けの話かよ」&lt;br /&gt;
「……ほっといてくれないか」&lt;br /&gt;
　長田さん基本的に口が悪く、どこか斜に構えている節がある。その癖本質は優しかったりするのだから、結構ひねくれ者だ。&lt;br /&gt;
　………………。&lt;br /&gt;
　………………果たして人の事、言えるのか？　私。&lt;br /&gt;
「正樹さん、そろそろ出発しますよ？」&lt;br /&gt;
「そうだな。もうそんな時間か」&lt;br /&gt;
　そう言うと長田さんと一緒に出かけて行った。&lt;br /&gt;
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    <title>『教訓、共鳴』</title>
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&lt;p&gt;『世間とは個人じゃないか』&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　慣れた頃こそ気を引き締める。&lt;br /&gt;
　それができる人は果たして何人いる？&lt;br /&gt;
　他人とは著しく異なる自分。&lt;br /&gt;
　同じ境遇の人と出会った人は何人？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/59.html&quot;&gt;-H22.6.20
PM2.28-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/20.html&quot;&gt;-H22.6.20
PM8.20-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/19.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM1.58-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/61.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM2.08-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/62.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM6.32-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/63.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM7.56-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/64.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM8.17-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/65.html&quot;&gt;-H22.6.26
PM8.44-&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/18.html&quot;&gt;-H22.6.27
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・&lt;a href=&quot;http://www50.atwiki.jp/kamihako/pages/46.html&quot;&gt;薬袋美雪編 一覧&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
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