初春

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#image(No075.jpg) #contents ---- *CV ---- 小林元子 ---- *Illustrator ---- ??? ---- *史実情報 ---- 初春は初春型駆逐艦1番艦である。 ロンドン海軍軍縮条約のため特型の量産が不可能になった海軍が、特型よりも300トン小さい船体に同等の装備を積み、 小柄な体で強力な戦闘力を発揮させようとして計画したのが初春型だった。 日本駆逐艦ではじめて魚雷次発装填装置を積むなど、かなり意欲的な設計が行われた。 佐世保工廠で1931年(昭和6年)5月14日に起工され、 妹の[[子日]]と同日の1933年(昭和8年)9月30日竣工した。 ところが、これは真実の意味での竣工ではなかった。 特型でさえも武装過剰でトップヘビーであったのに、もっと小さな体に同じだけの装備を詰め込もうというのは、やはり無茶であった。 公試運転で[[初春]]は転覆寸前の傾斜38度のまま回復不能になりかけるという極めて危険な状態に陥ってしまった。 #image(Nenohi_1933.jpg) 竣工時の姉妹艦[[子日]]。素人目でも危なっかしく見える艦影。 当然そのまま就役させるわけにはいかず、[[初春]]も[[子日]]も一旦竣工引き渡し式を行った上で、そのまま直ちにバルジ新設などの改善工事に入ることとなった。ところがその工事の最中の翌年3月に友鶴事件が発生、さらに抜本的な改善が求められ、主砲の位置変更や魚雷発射管の一部撤去、上部構造物軽量化やバラスト積み込みなどの大規模な改造が行われた。しかもその大改造工事中の1935年、今度は第四艦隊事件が発生。これにより船体の補強などを行ったため、[[初春]]、[[子日]]の改装完了は1937年までかかった。 また妹の[[若葉]]、[[初霜]]は、姉たちの結果を受け建造途中から設計を改めている。  この改装の結果、1400トンの船体は1715トンと特型より肥大し、速力は36.5ノットから33.3ノットに低下、魚雷発射管9門は6門へと減じたが、もともとの海軍の要求がそもそも無謀すぎたのであり、至極当たり前の標準的な駆逐艦へ生まれ変わっただけである。 #image(Hatsuharu.jpg) 大改装工事後の初春 太平洋戦争開戦時には第1水雷戦隊第21駆逐隊に所属し、姉妹4隻そろって主力艦隊に随伴、瀬戸内海西部で対潜掃討に従事した。 1942年(昭和17年)1月、輸送船団を護衛しダバオに入港し、出港後の同月25日に軽巡洋艦[[長良]]と衝突し、ダバオで応急修理を実施した。 同年5月、北方部隊に編入し、アッツ攻略作戦に参加、以後、千島方面等で活動した。 同年10日17日、キスカ島への輸送中に敵機の攻撃を受け被弾、戦死2名、負傷者14名が出て航行不能となり、曳航され舞鶴で1943年(昭和18年)9月末まで修理を行った。 修復後は、シンガポール、トラック島、千島など各地で護送任務についた。 1944年(昭和19年)3月から北海道方面で活動し、6月より硫黄島輸送作戦に従事。 10月、レイテ沖海戦時には[[初春]]、[[若葉]]、[[初霜]]の第21駆逐隊は志摩艦隊に所属していたものの、第二次多号作戦に分遣され、オルモックへの突入に成功した。 11月13日、マニラ湾において米空母機動部隊の空襲を受け沈没した。 ---- *台詞一覧 ---- &table_color(table1,#ddd){} |~状況 |~台詞 |~関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介|わらわが初春じゃ。よろしく頼みますぞ。| | |秘書クリック会話①|なんぞ、気になることでも?|| |秘書クリック会話②|ふむ。妾をそうして慕うとよいぞ|| |秘書クリック会話③|この罰当たりめ!少しは落ち着いたらどうじゃ?|| |戦績表示時|貴様になんぞ、文が届いておるのう|| |編成選択時|初春、推して参るぞ!|| |装備時①|ふむ。また強くなったのう|| |装備時②|今までの艤装では物足りないというのか?ぜーたくじゃのう|初春型は小柄な体に強力な武装を施していた。また魚雷次発装填装置など、随所に日本初の意欲的な設計が取り入れられている| |装備時③|初春、なんぞ…目出度いのう|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |ドック入り|うむ、少し落ち着いたのじゃ|| |ドック入り(重傷)|この工廠は腕の良い職人がおるのう、安心じゃ|| |建造時|新しい艦娘が参ったようじゃのう|| |艦隊帰投時|艦隊が帰投したようじゃぞ。勝利かや?|| |出撃時|初春、出撃じゃな|| |戦闘開始時|ゆくぞ!砲雷撃戦、用意!|| |攻撃時|ふふっ、わらわには見える|| |夜戦開始時|いよいよ…妾の本領発揮じゃ!|| |夜戦攻撃時|始末してくれるわ!|| |MVP時|この勝利、わらわの力ではない。皆の働きあってのことじゃ|| |被弾小破①|くっ…やられただと…!|| |被弾小破②|この初春の怒りを買ったようじゃの…!|| |被弾カットイン|まだまだ、この程度では沈まんぞ|| |撃沈時(反転)|COLOR(white):わらわも…沈む…か|| |ケッコンカッコカリ時(反転)|COLOR(white):貴様…ななななっ…わ、わらわにそのような破廉恥な言葉を…ぁ…恥を知れ、恥を…|| ---- *同型艦 初春型 &bold(){初春}([[初春改二]]) ― [[子日]] ― [[若葉]] ― [[初霜]] ― 有明 ― 夕暮 ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=初春/コメント)
#image(No075.jpg) #contents ---- *CV ---- 小林元子 ---- *Illustrator ---- ??? ---- *史実情報 ---- 初春は初春型駆逐艦1番艦である。 英米との大型駆逐艦の建艦競争回避と建艦予算超過を防ぐため、特型よりも300トン小さい船体に同等の装備を積み、 小柄な体で強力な戦闘力を発揮させようとして計画されたのが初春型だった。 日本駆逐艦ではじめて魚雷次発装填装置を積むなど、かなり意欲的な設計が行われた。 佐世保工廠で1931年(昭和6年)5月14日に起工され、 妹の[[子日]]と同日の1933年(昭和8年)9月30日竣工した。 ところが、これは真実の意味での竣工ではなかった。 特型でさえも武装過剰でトップヘビーであったのに、もっと小さな体に同じだけの装備を詰め込もうというのは、やはり無茶であった。 公試運転で[[初春]]は転覆寸前の傾斜38度のまま回復不能になりかけるという極めて危険な状態に陥ってしまった。 #image(Nenohi_1933.jpg) 竣工時の姉妹艦[[子日]]。素人目でも危なっかしく見える艦影。 当然そのまま就役させるわけにはいかず、[[初春]]も[[子日]]も一旦竣工引き渡し式を行った上で、そのまま直ちにバルジ新設などの改善工事に入ることとなった。ところがその工事の最中の翌年3月に友鶴事件が発生、さらに抜本的な改善が求められ、主砲の位置変更や魚雷発射管の一部撤去、上部構造物軽量化やバラスト積み込みなどの大規模な改造が行われた。しかもその大改造工事中の1935年、今度は第四艦隊事件が発生。これにより船体の補強などを行ったため、[[初春]]、[[子日]]の改装完了は1937年までかかった。 また妹の[[若葉]]、[[初霜]]は、姉たちの結果を受け建造途中から設計を改めている。  この改装の結果、1400トンの船体は1715トンと特型より肥大し、速力は36.5ノットから33.3ノットに低下、魚雷発射管9門は6門へと減じたが、もともとの海軍の要求がそもそも無謀すぎたのであり、至極当たり前の標準的な駆逐艦へ生まれ変わっただけである。 #image(Hatsuharu.jpg) 大改装工事後の初春 太平洋戦争開戦時には第1水雷戦隊第21駆逐隊に所属し、姉妹4隻そろって主力艦隊に随伴、瀬戸内海西部で対潜掃討に従事した。 1942年(昭和17年)1月、輸送船団を護衛しダバオに入港し、出港後の同月25日に軽巡洋艦[[長良]]と衝突し、ダバオで応急修理を実施した。 同年5月、北方部隊に編入し、アッツ攻略作戦に参加、以後、千島方面等で活動した。 同年10日17日、キスカ島への輸送中に敵機の攻撃を受け被弾、戦死2名、負傷者14名が出て航行不能となり、曳航され舞鶴で1943年(昭和18年)9月末まで修理を行った。 修復後は、シンガポール、トラック島、千島など各地で護送任務についた。 1944年(昭和19年)3月から北海道方面で活動し、6月より硫黄島輸送作戦に従事。 10月、レイテ沖海戦時には[[初春]]、[[若葉]]、[[初霜]]の第21駆逐隊は志摩艦隊に所属していたものの、第二次多号作戦に分遣され、オルモックへの突入に成功した。 11月13日、マニラ湾において米空母機動部隊の空襲を受け沈没した。 ---- *台詞一覧 ---- &table_color(table1,#ddd){} |~状況 |~台詞 |~関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介|わらわが初春じゃ。よろしく頼みますぞ。| | |秘書クリック会話①|なんぞ、気になることでも?|| |秘書クリック会話②|ふむ。妾をそうして慕うとよいぞ|| |秘書クリック会話③|この罰当たりめ!少しは落ち着いたらどうじゃ?|| |戦績表示時|貴様になんぞ、文が届いておるのう|| |編成選択時|初春、推して参るぞ!|| |装備時①|ふむ。また強くなったのう|| |装備時②|今までの艤装では物足りないというのか?ぜーたくじゃのう|初春型は小柄な体に強力な武装を施していた。また魚雷次発装填装置など、随所に日本初の意欲的な設計が取り入れられている| |装備時③|初春、なんぞ…目出度いのう|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |ドック入り|うむ、少し落ち着いたのじゃ|| |ドック入り(重傷)|この工廠は腕の良い職人がおるのう、安心じゃ|| |建造時|新しい艦娘が参ったようじゃのう|| |艦隊帰投時|艦隊が帰投したようじゃぞ。勝利かや?|| |出撃時|初春、出撃じゃな|| |戦闘開始時|ゆくぞ!砲雷撃戦、用意!|| |攻撃時|ふふっ、わらわには見える|| |夜戦開始時|いよいよ…妾の本領発揮じゃ!|| |夜戦攻撃時|始末してくれるわ!|| |MVP時|この勝利、わらわの力ではない。皆の働きあってのことじゃ|| |被弾小破①|くっ…やられただと…!|| |被弾小破②|この初春の怒りを買ったようじゃの…!|| |被弾カットイン|まだまだ、この程度では沈まんぞ|| |撃沈時(反転)|COLOR(white):わらわも…沈む…か|| |ケッコンカッコカリ時(反転)|COLOR(white):貴様…ななななっ…わ、わらわにそのような破廉恥な言葉を…ぁ…恥を知れ、恥を…|| ---- *同型艦 初春型 &bold(){初春}([[初春改二]]) ― [[子日]] ― [[若葉]] ― [[初霜]] ― 有明 ― 夕暮 ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=初春/コメント)

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