翔鶴

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#image(No106.PNG) #contents() &autolink(id=wikibody) ---- *CV ---- 野水伊織 ---- *史実情報 ---- 着艦識別文字は「&color(silver){シ}」 この「&color(red){シ}」の文字が、本艦が被害担当艦となってしまった理由ではないかと囁かれている。 #ref(Shokaku1.jpg)  翔鶴は海軍軍縮条約の失効を受け、1937年(昭和12年)に計画された第三次補充計画により建造された航空母艦である。同計画では、大和型戦艦の建造盛り込まれている。  建造に当たり、軍令部は今までの空母を上回る能力を要求。設計側も、培われた空母のノウハウを十分に盛り込んだ、会心の出来となった。  甲板の防御面に関しては後に不足が判明するものの、翔鶴型は概ね日本空母の決定版と言って差支えの無い、優れた艦として完成する。  &bold(){翔鶴}は1937年12月、横須賀工廠で起工。対米戦差し迫る1941年8月に竣工。翌月完成した妹・[[瑞鶴]]と共に第五航空戦隊を編成。ただちに練度向上の猛訓練に入る。  僅か4か月の訓練期間ながら、五航戦は戦力に足る力を付けることができた。しかし、先輩の一・二航戦からは格下の新参と馬鹿にされた。  五航戦は聯合艦隊に編成され、第一航空艦隊として真珠湾攻撃に出撃。一航艦は西太平洋を転戦。連戦連勝を重ねる。  1942年5月。ポートモレスビー攻略作戦に、五航戦の投入が決まる。同作戦は[[加賀]]が投入される予定であったが、作戦を実施する第4艦隊から空母増強の要求を受けての変更だった。  インド洋から戻ってきた五航戦は、休む間もなくMO機動部隊を編成。オーストラリア北東、珊瑚海へ向かう。  5月7日、&bold(){翔鶴}索敵機は米油槽艦を空母と誤認報告。攻撃隊が向かっている間、軽空母[[祥鳳]]を失う。  五航戦司令原忠一少将は薄暮攻撃を仕掛けるが、撃退され失敗に終わる。この時、&bold(){翔鶴}の艦爆が誤って米空母に着艦しかける珍事が起きている。  翌8日には米空母レキシントンとヨークタウンと対決。世界初となる空母同士の戦いが始まった。  五航戦はレキシントンを撃沈し、ヨークタウンの撃破に成功するも、航空隊を損耗。さらに五航戦も米艦載機の攻撃を受ける。  米機はスコールの下に居た[[瑞鶴]]を見落とし、&bold(){翔鶴}に殺到。&bold(){翔鶴}は爆弾3発を甲板に受け大破炎上する。航空燃料に引火したせいで火の手が凄まじく、それを見た[[瑞鶴]]の見張員が「&bold(){翔鶴}撃沈確実」と報告をするほどだったが、機関は無事だったため離脱できた。  また、この際随伴した[[潮]]はカタログスペックを超える[[40ノット>http://www56.atwiki.jp/kancolle/pages/64.html]]を発揮して航行したが、&bold(){翔鶴}はそれをさらに超える速度(つまり[[40ノット>http://www56.atwiki.jp/kancolle/pages/64.html]]以上)で追い抜いて行ったとの記録がある。 #ref(Shokaku2.jpg)  第4艦隊は[[祥鳳]]の沈没と、9割近い未帰還を出した五航戦の消耗を受けて、作戦を中止。五航戦は内地へ帰還する。  &bold(){翔鶴}は呉へ向かい、損傷の修理と対空兵装の強化を実施。この時、聯合艦隊司令部は山本長官自らが&bold(){翔鶴}の被害を視察し、空母被弾時の戦訓を講話させるなどしたが、南雲機動部隊には生かされなかった。  珊瑚海の消耗により、五航戦はミッドウェー海戦に参加することが出来なかった。  同海戦で、機動部隊はまさかの壊滅。&bold(){翔鶴}と[[瑞鶴]]は、日本海軍に残された唯一の大型空母となってしまう。  ここに五航戦は解散。新たに第1航空戦隊を編成し、機動部隊の中核として戦うことになる。  再編された機動部隊は、南洋ソロモン海の戦いへと赴き、米海軍との戦いへと臨んだ。  初戦の第二次ソロモン海海戦は、米空母エンタープライズを大破させることに成功した。  続く南太平洋海戦では、新生第二航空戦隊の空母[[隼鷹]]([[飛鷹]]は機関故障のため欠席)と共に空母ホーネットを撃沈、エンタープライズを再び大破させる。  しかし、同海戦で&bold(){翔鶴}は[[瑞鶴]]と離れていたためまたも攻撃が集中。爆弾4発を受けてしまう。この時高角砲弾が誘爆するなどしたが、大事には至らなかった。  この戦いで、米海軍の太平洋における稼働空母は実質0となり、米側に「史上最悪の海軍記念日」と言わしめた。  とはいえ、日本側は&bold(){翔鶴}の中破だけでなく、艦載機部隊に大損害が出ており、真珠湾以来のベテラン搭乗員を多数失うことになった。  さらに、せっかく再建された航空兵力も、ソロモン方面の航空機戦に回されて消耗。遂に機動部隊の戦力を回復することは叶わなかった。  また、この頃から&bold(){翔鶴}が被害担当艦、妹・[[瑞鶴]]が幸運艦と呼ばれるようになったとか。  1944年。日本海軍は第一機動艦隊を編成。&bold(){翔鶴}が旗艦となった。3月には新鋭空母[[大鳳]]が編入され、旗艦を譲っている。  そして6月19日のマリアナ沖海戦を迎える。  この時期の空母航空隊は、殆どが新米搭乗員で構成されており、圧倒的に訓練が不足していた。  それでも戦わねばならないと、第一機動艦隊司令・小沢治三郎中将は、日本軍機の特徴である燃費の良さを生かし、米艦載機の作戦圏外から攻撃を仕掛けるアウトレンジ戦法を実施した。  しかし、練度の低い搭乗員にとって目標物のない海上を長距離飛行したのちに攻撃を仕掛けるのは困難であり、結局米軍の重装甲戦闘機と、新兵器のVT信管(近接信管)の前に惨敗。  あまりに一方的な航空戦は、米軍をして「マリアナの七面鳥撃ち」と言わしめるほどだった。  午前11時20分、&bold(){翔鶴}は日本艦隊の対潜網を掻い潜った米潜水艦カヴァラの雷撃を受け、魚雷4本が右舷に命中した。&bold(){翔鶴}は機関を損傷し速力が低下、艦首が著しく沈下した。  更に運が悪く航空機燃料が気化し艦内に充満。遂に引火して大火災を起こし、14時1分に沈没してしまった。  &bold(){翔鶴}の沈没と艦載機部隊の払底により、日本海軍機動部隊は作戦遂行能力を失ってしまった。  なお、今日では&bold(){翔鶴}の武勲を仰ぎ、海自舞鶴基地が翔鶴太鼓なる広報活動を行っている。  余談だが、&bold(){翔鶴}という名前の帝国海軍艦船は本艦で三代目で、初代は徳川幕府海軍から新政府軍に引き渡され、鳥羽伏見の戦いで活躍した蒸気船。二代目は未成となった[[鳳翔]]型航空母艦2番艦である。 ---- 参考動画 ---- [[『翔鶴』と『瑞鶴』~五航戦姉妹 その戦いの軌跡~前編(リメイク版)>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22715175]] #nicovideo2(sm22715175,420,280) [[『翔鶴』と『瑞鶴』~五航戦姉妹 その戦いの軌跡~後篇(リメイク版)>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22725536]] #nicovideo2(sm22725536,420,280) ---- *台詞一覧 ---- |状況 |台詞|関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介|翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴です。一航戦ニ航戦の先輩方に少しでも近づけるように、瑞鶴と一緒に頑張ります|翔鶴・瑞鶴らが所属する五航戦は、一航戦・ニ航戦より格下扱いされていた。&br()練度の違いが最大の理由だが、向こうの練度がおかしいだけで五航戦の練度もそこまで未熟だったわけではない| |秘書クリック会話①|瑞鶴ったら、スカートあまり触らないで…って、あらやだ。提督!?|| |秘書クリック会話②|瑞鶴、あまり提督の邪魔しちゃダメよ?|| |秘書クリック会話③|提督…?あの、なんでしょう?|| |戦績表示時|提督、報告書をご覧になりますか?|| |編成選択時|五航戦、翔鶴、出撃します!|| |装備時①|嬉しい!提督、感謝いたします|| |装備時②|瑞鶴…いいの?|| |装備時③|はい!これならいけそうです!|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |ドック入り|ちょっとお風呂に…すぐ出るから|| |ドック入り(重傷)|私って、怪我しやすいのかしら…ねえ、瑞鶴?|ほぼ同じ経緯の姉妹艦だが、珊瑚海など、瑞鶴と対照的に被弾の絶えない艦だった。流石は被害担当艦。| |建造時|提督、新造艦が完成いたしました|| |艦隊帰投時|艦隊が帰投しました!みんな、本当にお疲れ様|| |出撃時|いい?瑞鶴?行くわよ。機動部隊、出撃!|| |戦闘開始時|全航空隊、発艦はじめ!|| |航空戦開始時|直援隊も攻撃隊の援護にまわって!|| |攻撃時|行くわよ。全機、突撃!orさぁて…何が出てくるの?潜水艦には気をつけてね|潜水艦の魚雷により撃沈| |夜戦開始時|さぁて…何が出てくるの?潜水艦には気をつけてね|同上| |MVP時|提督、私やりました!艦載機の子達も、随伴艦の皆さんも本当に頑張ってくれました!感謝です!|| |被弾小破①|もう、何で私ばっかり!|上の備考及び史実情報参照して欲しいが、「&bold(){殺到}」という表現から推して知るべし。同じ五航戦の瑞鶴ちゃんと大違いである。| |被弾小破②|いっ、痛っ…まだやれるわ!|| |被弾カットイン|やられました!艦載機発着艦、困難です!|この頃の多くの空母がそうであったように、甲板には装甲が施されていないため被弾により容易に使用不能となる。| |撃沈時(反転)|COLOR(white):私...また逝くのね...矢矧さん、秋月さん後は御願い...|COLOR(white):1944年6月18日、マリアナ沖海戦で沈没。&br()生存者は矢矧と秋月(艦これ未実装)に救助された| |時間|台詞|関連する史実や元ネタ、解説など| |00:00|提督?日付が変わったようです|| |01:00|マルヒトマルマル。お知らせします|| |02:00|マルフタマルマル。お知らせしますね|| |03:00|提督、現在時刻マルサンマルマルです|| |04:00|マルヨンマルマル・・・まっ、まだ起きてますっ!|| |05:00|現在時刻、マルゴーマルマル。夜明けですね|| |06:00|マルロクマルマル。艦娘たちに総員起床をかけますね|| |07:00|マルナナマルマルです。朝ご飯何にしましょう|| |08:00|マルハチマルマル。今日も頑張りましょう|| |09:00|現在時刻マルキューマルマルです。索敵機出しますか?|| |10:00|時刻はヒトマルマルマルです。瑞鶴、大丈夫かしら?|| |11:00|ヒトヒトマルマル。そろそろお昼の準備ですね|| |12:00|提督、ヒトフタマルマルです。お昼にしましょう|| |13:00|時刻はヒトサンマルマルです|| |14:00|現在時刻ヒトヨンマルマル。提督、お疲れですか?|| |15:00|ヒトゴーマルマルです。そろそろ作戦開始ですね|| |16:00|ヒトロクマルマルです。直援機出しますね|| |17:00|ヒトナナマルマルです。夕日が綺麗ですね、提督|| |18:00|ヒトハチマルマル。日没です|| |19:00|時刻はヒトキューマルマルです。|| |20:00|フタマルマルマルです。何か騒いでいる軽巡が居ますね、何かしら?|おそらく[[夜戦が大好きな彼女>http://www56.atwiki.jp/kancolle/pages/99.html]]のこと| |21:00|現在時刻、フタヒトマルマルです|| |22:00|フタフタマルマルです、提督・・・そろそろお疲れですか?|| |23:00|現在時刻フタサンマルマルです。そろそろお休みになりますか?|| |放置時|提督?あの…そろそろポートモレスビーを…あの…その…|ポートモレスビー攻略作戦は史実の項目参照| ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=コメント/翔鶴) ---- *タグクラウド #tag_cloud(sort=num) ---- *関連ページ #related(sort=timestamp) ---- ▼wikiレンタル代価広告
#image(No106.PNG) #contents() &autolink(id=wikibody) ---- *CV ---- 野水伊織 ---- *史実情報 ---- 着艦識別文字は「&color(silver){シ}」 この「&color(red){シ}」の文字が、本艦が被害担当艦となってしまった理由ではないかと囁かれている。 #ref(Shokaku1.jpg)  翔鶴は海軍軍縮条約の失効を受け、1937年(昭和12年)に計画された第三次補充計画により建造された航空母艦である。同計画では、大和型戦艦の建造盛り込まれている。  建造に当たり、軍令部は今までの空母を上回る能力を要求。設計側も、培われた空母のノウハウを十分に盛り込んだ、会心の出来となった。  甲板の防御面に関しては後に不足が判明するものの、翔鶴型は概ね日本空母の決定版と言って差支えの無い、優れた艦として完成する。  &bold(){翔鶴}は1937年12月、横須賀工廠で起工。対米戦差し迫る1941年8月に竣工。翌月完成した妹・[[瑞鶴]]と共に第五航空戦隊を編成。ただちに練度向上の猛訓練に入る。  僅か4か月の訓練期間ながら、五航戦は戦力に足る力を付けることができた。しかし、先輩の一・二航戦からは格下の新参と馬鹿にされた。  五航戦は聯合艦隊に編成され、第一航空艦隊として真珠湾攻撃に出撃。一航艦は西太平洋を転戦。連戦連勝を重ねる。  1942年5月。ポートモレスビー攻略作戦に、五航戦の投入が決まる。同作戦は[[加賀]]が投入される予定であったが、作戦を実施する第4艦隊から空母増強の要求を受けての変更だった。  インド洋から戻ってきた五航戦は、休む間もなくMO機動部隊を編成。オーストラリア北東、珊瑚海へ向かう。  5月7日、&bold(){翔鶴}索敵機は米油槽艦を空母と誤認報告。攻撃隊が向かっている間、軽空母[[祥鳳]]を失う。  五航戦司令原忠一少将は薄暮攻撃を仕掛けるが、撃退され失敗に終わる。この時、&bold(){翔鶴}の艦爆が誤って米空母に着艦しかける珍事が起きている。  翌8日には米空母レキシントンとヨークタウンと対決。世界初となる空母同士の戦いが始まった。  五航戦はレキシントンを撃沈し、ヨークタウンの撃破に成功するも、航空隊を損耗。さらに五航戦も米艦載機の攻撃を受ける。  米機はスコールの下に居た[[瑞鶴]]を見落とし、&bold(){翔鶴}に殺到。&bold(){翔鶴}は爆弾3発を甲板に受け大破炎上する。航空燃料に引火したせいで火の手が凄まじく、それを見た[[瑞鶴]]の見張員が「&bold(){翔鶴}撃沈確実」と報告をするほどだったが、機関は無事だったため離脱できた。  また、この際随伴した[[潮]]はカタログスペックを超える[[40ノット>http://www56.atwiki.jp/kancolle/pages/64.html]]を発揮して航行したが、&bold(){翔鶴}はそれをさらに超える速度(つまり[[40ノット>http://www56.atwiki.jp/kancolle/pages/64.html]]以上)で追い抜いて行ったとの記録がある。 #ref(Shokaku2.jpg)  第4艦隊は[[祥鳳]]の沈没と、9割近い未帰還を出した五航戦の消耗を受けて、作戦を中止。五航戦は内地へ帰還する。  &bold(){翔鶴}は呉へ向かい、損傷の修理と対空兵装の強化を実施。この時、聯合艦隊司令部は山本長官自らが&bold(){翔鶴}の被害を視察し、空母被弾時の戦訓を講話させるなどしたが、南雲機動部隊には生かされなかった。  珊瑚海の消耗により、五航戦はミッドウェー海戦に参加することが出来なかった。  同海戦で、機動部隊はまさかの壊滅。&bold(){翔鶴}と[[瑞鶴]]は、日本海軍に残された唯一の大型空母となってしまう。  ここに五航戦は解散。新たに第1航空戦隊を編成し、機動部隊の中核として戦うことになる。  再編された機動部隊は、南洋ソロモン海の戦いへと赴き、米海軍との戦いへと臨んだ。  初戦の第二次ソロモン海海戦は、米空母エンタープライズを大破させることに成功した。  続く南太平洋海戦では、新生第二航空戦隊の空母[[隼鷹]]([[飛鷹]]は機関故障のため欠席)と共に空母ホーネットを撃沈、エンタープライズを再び大破させる。  しかし、同海戦で&bold(){翔鶴}は[[瑞鶴]]と離れていたためまたも攻撃が集中。爆弾4発を受けてしまう。この時高角砲弾が誘爆するなどしたが、大事には至らなかった。  この戦いで、米海軍の太平洋における稼働空母は実質0となり、米側に「史上最悪の海軍記念日」と言わしめた。  とはいえ、日本側は&bold(){翔鶴}の中破だけでなく、艦載機部隊に大損害が出ており、真珠湾以来のベテラン搭乗員を多数失うことになった。  さらに、せっかく再建された航空兵力も、ソロモン方面の航空機戦に回されて消耗。遂に機動部隊の戦力を回復することは叶わなかった。  また、この頃から&bold(){翔鶴}が被害担当艦、妹・[[瑞鶴]]が幸運艦と呼ばれるようになったとか。  1944年。日本海軍は第一機動艦隊を編成。&bold(){翔鶴}が旗艦となった。3月には新鋭空母[[大鳳]]が編入され、旗艦を譲っている。  そして6月19日のマリアナ沖海戦を迎える。  この時期の空母航空隊は、殆どが新米搭乗員で構成されており、圧倒的に訓練が不足していた。  それでも戦わねばならないと、第一機動艦隊司令・小沢治三郎中将は、日本軍機の特徴である燃費の良さを生かし、米艦載機の作戦圏外から攻撃を仕掛けるアウトレンジ戦法を実施した。  しかし、練度の低い搭乗員にとって目標物のない海上を長距離飛行したのちに攻撃を仕掛けるのは困難であり、結局米軍の重装甲戦闘機と、新兵器のVT信管(近接信管)の前に惨敗。  あまりに一方的な航空戦は、米軍をして「マリアナの七面鳥撃ち」と言わしめるほどだった。  午前11時20分、&bold(){翔鶴}は日本艦隊の対潜網を掻い潜った米潜水艦カヴァラの雷撃を受け、魚雷4本が右舷に命中した。&bold(){翔鶴}は機関を損傷し速力が低下、艦首が著しく沈下した。  更に運が悪く航空機燃料が気化し艦内に充満。遂に引火して大火災を起こし、14時1分に沈没してしまった。  &bold(){翔鶴}の沈没と艦載機部隊の払底により、日本海軍機動部隊は作戦遂行能力を失ってしまった。  なお、今日では&bold(){翔鶴}の武勲を仰ぎ、海自舞鶴基地が翔鶴太鼓なる広報活動を行っている。  余談だが、&bold(){翔鶴}という名前の帝国海軍艦船は本艦で三代目で、初代は徳川幕府海軍から新政府軍に引き渡され、鳥羽伏見の戦いで活躍した蒸気船。二代目は未成となった[[鳳翔]]型航空母艦2番艦である。 ---- *参考動画 ---- [[『翔鶴』と『瑞鶴』~五航戦姉妹 その戦いの軌跡~前編(リメイク版)>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22715175]] #nicovideo2(sm22715175,420,280) [[『翔鶴』と『瑞鶴』~五航戦姉妹 その戦いの軌跡~後篇(リメイク版)>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22725536]] #nicovideo2(sm22725536,420,280) ---- *台詞一覧 ---- &table_color(table1,#ddd){} |~状況 |~台詞 |~関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介|翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴です。一航戦ニ航戦の先輩方に少しでも近づけるように、瑞鶴と一緒に頑張ります|翔鶴・瑞鶴らが所属する五航戦は、一航戦・ニ航戦より格下扱いされていた。&br()練度の違いが最大の理由だが、向こうの練度がおかしいだけで五航戦の練度もそこまで未熟だったわけではない| |秘書クリック会話①|瑞鶴ったら、スカートあまり触らないで…って、あらやだ。提督!?|| |秘書クリック会話②|瑞鶴、あまり提督の邪魔しちゃダメよ?|| |秘書クリック会話③|提督…?あの、なんでしょう?|| |戦績表示時|提督、報告書をご覧になりますか?|| |編成選択時|五航戦、翔鶴、出撃します!|| |装備時①|嬉しい!提督、感謝いたします|| |装備時②|瑞鶴…いいの?|| |装備時③|はい!これならいけそうです!|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |補給時| | | |ドック入り|ちょっとお風呂に…すぐ出るから|| |ドック入り(重傷)|私って、怪我しやすいのかしら…ねえ、瑞鶴?|ほぼ同じ経緯の姉妹艦だが、珊瑚海など、瑞鶴と対照的に被弾の絶えない艦だった。流石は被害担当艦。| |建造時|提督、新造艦が完成いたしました|| |艦隊帰投時|艦隊が帰投しました!みんな、本当にお疲れ様|| |出撃時|いい?瑞鶴?行くわよ。機動部隊、出撃!|| |戦闘開始時|全航空隊、発艦はじめ!|| |航空戦開始時|直援隊も攻撃隊の援護にまわって!|| |攻撃時|行くわよ。全機、突撃!orさぁて…何が出てくるの?潜水艦には気をつけてね|潜水艦の魚雷により撃沈| |夜戦開始時|さぁて…何が出てくるの?潜水艦には気をつけてね|同上| |MVP時|提督、私やりました!艦載機の子達も、随伴艦の皆さんも本当に頑張ってくれました!感謝です!|| |被弾小破①|もう、何で私ばっかり!|上の備考及び史実情報参照して欲しいが、「&bold(){殺到}」という表現から推して知るべし。同じ五航戦の瑞鶴ちゃんと大違いである。| |被弾小破②|いっ、痛っ…まだやれるわ!|| |被弾カットイン|やられました!艦載機発着艦、困難です!|この頃の多くの空母がそうであったように、甲板には装甲が施されていないため被弾により容易に使用不能となる。| |撃沈時(反転)|COLOR(white):私...また逝くのね...矢矧さん、秋月さん後は御願い...|COLOR(white):1944年6月18日、マリアナ沖海戦で沈没。&br()生存者は矢矧と秋月(艦これ未実装)に救助された| ---- *時報 &table_color(table2,#ddd){} |~時間|~台詞|~関連する史実や元ネタ、解説など| |00:00|提督?日付が変わったようです|| |01:00|マルヒトマルマル。お知らせします|| |02:00|マルフタマルマル。お知らせしますね|| |03:00|提督、現在時刻マルサンマルマルです|| |04:00|マルヨンマルマル・・・まっ、まだ起きてますっ!|| |05:00|現在時刻、マルゴーマルマル。夜明けですね|| |06:00|マルロクマルマル。艦娘たちに総員起床をかけますね|| |07:00|マルナナマルマルです。朝ご飯何にしましょう|| |08:00|マルハチマルマル。今日も頑張りましょう|| |09:00|現在時刻マルキューマルマルです。索敵機出しますか?|| |10:00|時刻はヒトマルマルマルです。瑞鶴、大丈夫かしら?|| |11:00|ヒトヒトマルマル。そろそろお昼の準備ですね|| |12:00|提督、ヒトフタマルマルです。お昼にしましょう|| |13:00|時刻はヒトサンマルマルです|| |14:00|現在時刻ヒトヨンマルマル。提督、お疲れですか?|| |15:00|ヒトゴーマルマルです。そろそろ作戦開始ですね|| |16:00|ヒトロクマルマルです。直援機出しますね|| |17:00|ヒトナナマルマルです。夕日が綺麗ですね、提督|| |18:00|ヒトハチマルマル。日没です|| |19:00|時刻はヒトキューマルマルです。|| |20:00|フタマルマルマルです。何か騒いでいる軽巡が居ますね、何かしら?|おそらく[[夜戦が大好きな彼女>http://www56.atwiki.jp/kancolle/pages/99.html]]のこと| |21:00|現在時刻、フタヒトマルマルです|| |22:00|フタフタマルマルです、提督・・・そろそろお疲れですか?|| |23:00|現在時刻フタサンマルマルです。そろそろお休みになりますか?|| |放置時|提督?あの…そろそろポートモレスビーを…あの…その…|ポートモレスビー攻略作戦は史実の項目参照| ---- *同型艦 翔鶴 ― [[瑞鶴]]([[瑞鶴改]]) ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=翔鶴/コメント) ---- *タグクラウド #tag_cloud(sort=num) ---- *関連ページ #related(sort=timestamp) ---- ▼wikiレンタル代価広告

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