アーキテクチャ関連

2018年春にKADOKAWAとC2プレパラートの合弁会社として設立された事実上の艦これ専門ライセンサー(版権管理)企業・角川アーキテクチャに関するまとめ。

+目次

基礎情報

出典:法人情報リンク
企業名 株式会社 角川アーキテクチャ
Kadokawa Architecture Co., Ltd.
代表者 代表取締役 菊池剛
所在地 102-8177 東京都千代田区富士見2-13-3
電話番号 0570-001162(グッズに記載
法人番号 2010001190861
設立年月日 平成30(2018)年4月1日
資本金 1500万円
決算公告 官報に掲載
主要株主 (株)KADOKAWA
(株)C2プレパラート
※2社の出資比率は非公表
事業内容 コンテンツ運営とプラットフォーム事業及び
「艦これ」事業の運営
公式サイト https://kadokawa-architecture.com/support/
  • 公式サイトのURLはsupportとなっているが、これしか存在しない(supportを削除してトップページにアクセスしてもここにリダイレクトされる)
    長らくURLのみ取得されて放置状態だったが、2018年10月頃に問い合わせフォームが設置された。

問い合わせページにはこのような注意書きが記載されている。
業務の妨害となるような行為は一切を禁止しております。悪質な場合は通報させて頂く場合もございます。
C2関連や運営のお気持ち表明では頻出する注意書きであるため見慣れてしまっているかもしれないが、サポートページを標榜しながらこのように【ユーザーを信用していない】と表明してくるという、他サイトでは例のない特徴的なものとなっている
【もろちん】大元のKADOKAWAのサポートページには、このような文面は見当たらない。

設立直後の登記によれば田中と「物量」ことKADOKAWA副社長の井上伸一郎が共同で代表者を務めていたが、2020年9月の決算発表までのいずれかの時期に物量の子飼い菊池剛*1が単独で代表取締役社長となっている。

また、親会社KADOKAWAの事業概要には以下の記述が見られる。
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』は角川アーキテクチャ社でアニメ企画、イベント、MDを展開中です。
この「アニメ企画」が2015年放送のZ級クソアニメでなく、アーキテクチャ分社後の2019年1月に発表したZZ(クソアニメ2期)を指しているのだとしてもそれからまる2年、ごく限られた範囲内でPVを細切れ公開した以外には可視化された動きが無い。
それに加えて制作会社のENGIも艦これとは何の関係も無い新作の予定を次々と入れているような状態のため、愚痴スレの内外で「中止は既定路線」とも囁かれるが、さっさと中止を発表して「損切り」をしない(出来ない)のは「社内で物量一派と反主流派の権力闘争が絡んでいるからでは?」とする推測も出ていた。
2021年3月に発表されたKADOKAWAの人事では、子会社のドワンゴから夏野剛が新社長に起用されるのと合わせて物量が副社長を退任して顧問となり事実上の失脚に追い込まれたため、旧電撃系を中心とする反物量派が社内闘争を制したことが明確になった。そのため、6月の株主総会で夏野体制が発足して以降は「2022年放送予定」と言いながら全く進展が見られないZZ(クソアニメ2期)の中止や角川アーキテクチャ自体の解散を含め、どう見ても不良債権化している艦これ関係に新執行部からの大鉈が振るわれるのではないかとする見方が強まっている。

所在地

minatokuタワーではなく千代田区富士見のKADOKAWA本社ビル内で、アーキテクチャ独自のものではない
角川の事業所一覧にあるとおり、この所在地は角川本社ビル、角川本社ビル別館、角川第2本社ビルに共通して使用されている。経費節減で所沢サティアンに移転しないんですか?

電話番号

これもアーキテクチャのものではない
角川の作った鬼滅グッズの問い合わせ先にもこの番号が使われているし、古くは2008年のグッズ問い合わせ先にもこの番号は登場している。(このときは【角川キャラクターコレクション】という名義のようだ)

社名

KADOKAWAとC2プレパラート(の設立母体であるC2機関=C2 Architecture)の合弁企業であることからの命名と思われる。

決算

SocialGameInfoが2020年9月15日付の官報を出典として2019年度の決算公告を記事にしている。

この記事によれば2019年度の最終利益は「約3500万円」とされているが*2、その後の新型コロナによる影響でリアイベがことごとく中止・延期に追い込まれただけでなくZZ(クソアニメ2期)に全く進展が無いためアニメ関連のライセンス収入が皮算用化している状況を考えると、2020年度の決算はさらに厳しい数値が予想される。

備考

  • KADOKAWAの資料によれば、艦これ関係の著作権管理以外に「C2プレパラートの新コンテンツ」関連事業も設立目的に含まれると説明されている。
    2019年初頭のZZ(クソアニメ2期)発表とほぼ同時に再始動が宣言され【日曜大工】で進めているとか言うキ印キ号計画®︎のことだろうか?
  • 2020年8月に勃発したトレパク合成グッズ事件当事者のなのとらは「運営とコンタクトを取っている」としているが、あの【ガードが固い】運営と直にやり取りが出来るとは考えにくいため、一説に「角川アーキテクチャのフォームからメールを送ったことをそう言っているのではないか?」とされている。
  • 角川アーキテクチャ発足以前の運営体制の変遷については運営譲渡問題、艦これ以外のタイトルについては他C2機関作品も参照。
  • wikipediaに個別ページが存在する→ 角川アーキテクチャ(wikipedia)
  • Google map角川アーキテクチャ(Google map)

その他

出版

JANコードは457347788XXXX。ISBNは取得しておらず、KADOKAWAの「978-4-04」を共通使用している訳でもない。

2020年4月に刊行された『艦娘遊撃隊写真集』は、表紙裏やコンプティークに掲載された広告ではKADOKAWAが発行元であるかのように装っているが実際はISBN未付与=通常の商業出版ルートに乗らない「金のかかったクッキー☆同人誌」に過ぎないのである。
そのためネット書店でも扱っている所といない所で対応が分かれ、大半はアニメショップに恐らく買い切り・返品不可の「グッズ」扱いで卸された模様。一般の書店ではアニメイト系列の書泉で取り扱っていたことが確認されている。そんなに販路絞って本当に目標の5000部も売れるんですか?

なおKADOKAWAでは関連団体の角川文化振興財団で自費出版を取り扱っているが、このルートで制作された出版物も普通にKADOKAWAの販売となり、ISBNが付与される。
そのため、角川アーキテクチャの出版物がISBNを付与していない理由は「通常の書店ルートに卸すと返品が発生する」「POSデータで実売数値が出て売れてないのがバレたら悔しい」などが考えられる。

同人

20冬イベ開催中に舞鶴の同人イベントで盗撮犯が逮捕された不祥事を受け、同年8月の神戸かわさき事変(トレパク合成グッズ事件フェイスマスク事件)に続いての表明が行われた。

これは…無許諾の非公式な催しですね。企業が関係しているでしょうか。であれば、問題ですね。少し調べてみましょう。
また、私達も今後は盗撮含む迷惑行為/業務妨害行為等は、全て警察に通報、粛々と、かつ厳しく対応していきます。
https://twitter.com/C2_STAFF/status/1335794769281261570

個人やサークルの同人誌活動は、公序良俗に反するものでなく、関係者/社に迷惑をかけない限りは、もちろん問題ありません。
ですが、企業/法人が関係してこれらの催しなどをする場合は、企業/法人の方は必ず版権窓口の「角川アーキテクチャ」に事前確認/許諾をとっていただくようお願い申し上げます。
https://twitter.com/C2_STAFF/status/1335817989464068096

これまで、KADOKAWA、C2機関に直接確認/許諾されている企業/法人の方は、「角川アーキテクチャ」と情報共有しているため新しいアクションは必要ありません。
それ以外での企業/法人の方で、これらの催しに関係する場合は、必ず事前にご確認ください。本件ご協力、何卒よろしくお願い致します。
https://twitter.com/C2_STAFF/status/1335818884243279883

そこでは「同人活動自体は過去に提示したガイドラインに基づく限り自由だが、同人イベント主催者が法人の場合は角川アーキテクチャへ事前に相談しろ」と表明したことにより新たな混乱が発生している。
何故なら、上述の通り角川アーキテクチャの連絡先はサイトに設置されたやる気0のメール送信フォームしか無く、そこには「商品に関するお問い合わせ」以外には応じられないと明記されているからである。
電話は他のグループ内部署と共用でFAX番号も非公開のため、メールが使えないとなれば運営が要求する事前相談をしようにも先方との通信手段は郵送に限られる(本社所在地は千代田区のKADOKAWA本社内のため、そこ宛に送れば誰かが受け取る?)と言うことになってしまう。

ワンダーフェスティバル

年2回開催されるワンダーフェスティバルでは、アマチュアのモデラーが外部コンテンツを基にしたフィギュアを展示・販売する場合は事前に「当日版権申請」を行うことになっている。

角川関連(ブランドにより多少異なる)では原則として版権許可が1回限りで同じフィギュアを再販することが長らく禁じられており、アーキテクチャ発足以前の艦これも例外ではなかった。
  • ただし、過去に申請したものから艤装に若干のアレンジを加えるなどのマイナーチェンジがあれば「新規」とみなされて許可が下りることもあった模様。
2019冬申請分からはKADOKAWA本体の半年遅れでアーキテクチャも艦これ関連の再販を解禁し、その甲斐あってか19夏では61→80と18冬以来3回ぶりに回復した。しかし、出展の大半は新作でなく再販による在庫処分であり、既に18夏の初登場から再販無制限のアズレンにごっそりシェアを奪われているため、艦これの再販解禁が巻き返しに繋がっているとは言い難い。
最終更新:2021年03月27日 15:03

*1 角川系列でよく仕事をしているTRPG作家の「きくたけ」こと菊池たけしは同姓同名の別人なので注意。

*2 出典元の官報によれば「3597万9000円」なので四捨五入すれば「約3600万円」となるはずだが、SocialGameInfoの記事見出しが「3500万円」のためこの数値の方が多用されている。