ZZ(クソアニメ2期)

2015年3月に「Z級クソアニメ」ことアニメ版艦これ(第1期)の最終話で「続編製作決定」と告知されて以降、制作会社の変更など紆余曲折を経て4年越しでPVがオフライン限定公開された「ZZ」(ダブルゼータ)ことクソアニメ2期の迷走劇に関するまとめ。

目次

クソアニメ、再び海面に立つ

2015年3月に「Z級クソアニメ」ことアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』最終話のラストで告知された(´田ω中`)以外は誰得な特報「続編製作決定」。

この時に告知された「続編」は2016年に公開された『劇場版 艦これ』のことではなく「映画とは別に同時進行でテレビシリーズ2期を製作している」と第2回観艦式でアナウンスされたが、その後は音沙汰が無く制作会社のディオメディアに経営危機説が浮上したのも手伝い「既に頓挫したのではないか」と言う見方が強かった。

直接の続編にしろ仕切り直しにしろ全くの白紙から罰ゲーム同然の誰得な企画を立ち上げざるを得ないのは確実とみられていたが、2019年1月4日に日本武道館4年間の沈黙を破り2期の製作始動が発表される
制作は経営危機真っただ中のディオメディアではなく、前年6月にKADOKAWAやサミーの共同出資で発足した新会社のENGI(エンギ)が担当する。愚痴スレでは発表直後から、自然発生的に「Z級クソアニメ2期だからZZ(ダブルゼータ)」と呼ばれるようになった。アニメじゃない?
制作会社は資本構成の関係でパチンコ・パチスロ機のアニメなども手掛けているため、一部では「パチンコ業界に進出するのでは?」と言う推測も出ているが、現時点ではその方面の展開に関する正式発表は特に行われていない。

ちなみに公開されたPVによれば主人公は時雨で、西村艦隊や坊ノ岬組と言った末期組を中心としたストーリーとのことだが、この所属艦と声優、絵師の配置を照らし合わせてみると見事に裏切り者を外したリストと合致している。そのため、艦これも運用できる艦が限られている史実の末期状態そのものなのではないかという声もある。誰がここまで史実を再現しろと言った。

ZZ発表後の反応

製作発表後、1期の惨状と原因を知っている視聴者は「どうか(´田ω中`)が関わりませんように」と切に願っていたが、Twitter(´田ω中`)率いるC2機関がシリーズ構成にガッツリ関わることが明かされたため、その願いは虚しく打ち砕かれた。

武道館で流されたPVは、初公開からまる1年経過した2020年1月現在でもネット上では全く公式配信されていない。それどころか、直近の1月10日に発売されたコンプティーク及びNewtypeの2月号には何の情報も掲載されていなかった。まさかKADOKAWA社内でも寝耳に水だったのか?
また、自社のNewtypeは無論のこと競合誌のアニメディアやアニメージュ、30日発売でアズレンとはアニメ化決定以前から親密なメガミマガジン3月号にも「2期製作決定」のようなベタ記事扱いですら情報は掲載されなかった。このようなNewtypeを含むスルーぶりはアニメ系のニュースメディアでも大半が例に漏れず、3大アニメ誌の公式サイトだけでなくアニメイトタイムズやナタリーなども取り上げていない。一応、毎日新聞社のまんたんウェブと艦豚記者が仕切っている疑惑のあるITmediaのねとらぼは記事化していたが。
2月9日発売のコンプティーク3月号では艦これ特集を組んでいたが、ZZに関しては「武道館で発表した」ことに多少触れた程度で放送時期やスタッフは無論のこと、PVのスチル1枚すらも掲載されなかった(それでも一応、これが紙媒体では最初に掲載されたZZの情報と言うことに変わりは無い)。また、同日発売のNewtypeには前月に引き続きZZの情報は1行たりとも掲載されなかった。

3月開催のAnimeJapanでは、KADOKAWAブースの出展タイトルに含まれていなかった。(´田ω中`)のTwitterでは「4月に八景島で武道館と同じPVを流す」としていたが、どうして不特定多数の来場者(特に業界関係者やメディア)に向けたアピールが見込めるAnimeJapanでなくprayer中心の身内に向けたリアイベで公開するのだろうか。まさかアズレンと比べられたら悔しいからじゃないでしょうね?
  • 当然ながら【憎きあぢゅれん】はAnimeJapanで東宝ブースの目玉扱いとして出展されており、スタッフ・キャスト参加のトークイベントも開催された。

5月10日発売のコンプティーク6月号に掲載された(´田ω中`)のインタビューでようやくチラ見せ(読ませ?)があり、曰く「完全に新しいもの」だとしている。Z級クソアニメから逃げるな
またこのインタビューではKADOKAWAが制作に関わっていることを明言しているが、後述の通りKADOKAWAサイドが公式にコメントを発したのはそれから半年後の中間決算報告資料が最初だった。
DMMに至っては現在に至るも一切のコメントをしておらず、(´田ω中`)のインタビューでもDMMの名前は出ていない。

それからは半年近く音沙汰無しの状態が続いた。8月11日には深海大サーカスのステージ上でアニメの原画スタッフ(?)が描いたとされる時雨、満潮、山城のイラストが公開されたのだが、これに関してはアニメ塗りでなかったことや満潮が同イベント限定衣装を着ていた等の理由から、単にイベントの応援イラストとして描かれたものと見られている。
深海大サーカスではアニメの制作状況について一切触れられることはなく、9月中旬の佐鎮開庁130周年記念ではPVが再び上映されたが、特にこれと言って新情報は開示されなかった様子。当然公式PVがネットに上がったりということもない。
故に10月3日放送開始の【憎きあぢゅれん】との頂上決戦に持ち込む展開は時間的・物理的に不可能である事が確定した。その後のイキリ艦太郎たちの【暴動moooooode】については、謙兵の対アズアニ攻撃を参照。

11月14日に公表されたKADOKAWAの中間決算資料では
大ヒットIP「艦隊これくしょん」のTVアニメシリーズ第2期制作
と明記されるが、掲載されたキービジュアルはZ級の使い回しだった。

さてこの中で何人が「第2期」に出られるんですかね?

艦王曰く、12月3日の夜に「ENGIさんにお邪魔して、色々と熱い打ち合わせしてまいりました!」と言うことで、ばかうけを貪り食いながら妄想と【憎きあぢゅれん】への嫉妬全開な愚痴を垂れ流し最悪でも2020年中には放送に漕ぎ着ける見通しが立った……のかも知れない。
また、艦王は令和元年冬イベのオンメンテに絡み副編集長のT子が持参した食い物に釣られて1月10日発売のコンプティーク2月号で艦これ特集をやるようなことをぶっちゃけていたが、大したネタが無かったのか3月号に延期された。そこでは2020新春ライブで発表したとされるキービジュアル2種類(?)を踏まえ、何かしらの情報を掲載することが考えられる。

問題点・不安要素(暫定)

(´田ω中`)が詳細をことごとく秘匿しているにも関わらず、判明しているだけでこれだけの問題点や不安要素を抱えている。

タイトル

正式タイトルは発表されていない。前作(Z級クソアニメ)の場合はブラゲと同じ『艦隊これくしょん -艦これ-』だが、ZZに関しては『艦これ2』や『艦これII』、はたまた『艦これ弐』なのか、或いは『艦これ続』や『艦これ1945』のようにナンバリング以外の方法で前作と識別するのかも全く不明である。
  • 上述の通り、(´田ω中`)は「完全に新しいもの」を強調しているので「2」や「続」のようなZ級クソアニメと地続きの関係となるタイトルにはしないものと考えられる。

2019年5月にC2プレパラートが「いつか、あの海で」と言う商標を出願(商願2019-64360)していたことが公報により明らかになった。
この商標と同じ語句をローマ字表記した"I TSU KA A NO U MI DE" がPVの冒頭で表示されているため、普通に考えるとこれがZZの副題になると思われるが、
後述の通り「艦これ」自体の商標問題があるため、「艦これ」や「艦隊これくしょん」を一切入れず「いつか、あの海で」が正式タイトルになる可能性すらありうるそうなったらまたアズレンと間違えられそう
  • 余談だが商標登録は審査に時間がかかり(2019年8月現在約11~12か月程度)、拒絶査定が出た場合は更に時間を要する。出願中(®︎でなくTM状態)でも先使用権は保護されるので、制作・放送自体は可能。
    またこれも蛇足だが、出願書類を見るとブラゲ本体、関連書籍、コンシューマゲームやトレーディングカードゲームなどの実機及びおもちゃ、各種イベントや楽曲を指定商品として出願している。

放送時期・話数

前述の通り12月末の時点でスタッフや放送時期が一切明らかにされず(というか公式サイトやキービジュアル、ネット上で合法的な手段により視聴可能なPVすらもない)、ZZと同時期に「アニメ化決定」が報じられていた少年エース連載漫画を原作とする『旗揚! けものみち』がENGIの元請(デビュー作)で19年10月から12月まで放送された。
これに対し、ZZは10月の呉イベントどころか2020新春ライブでも放送枠や放送開始日などの具体的な発表が全く行われていないため、常識的に考えれば2020年夏アニメ、或いはそれ以降と言うことになるだろう。
  • 夏アニメの場合、制作側としてはオリンピック開催期間のため「特別編成」を口実に話数を削減できるメリットが生じることからも有力と考えられる。

本当に1クール作れるのか?

製作発表から余りにも情報が無さ過ぎる事と、パチンコ・パチスロ機のアニメなどを手掛ける会社が絡んでいるため
「1クール作れる(1クールアニメ前提として作っている)かどうかも怪しい」と言う声が日増しに強まっている。
ちなみに、角川アニメで低予算の場合によく見られる特徴としては以下のようなものがある。
  • 全10話
  • キャストの大半がエース声優
  • 主題歌がフライングドッグ(親会社のビクターエンタテインメントの場合もあり)またはランティス
  • 放送局が少ない(MXと関西の独立1〜2局+BS11)
前作は全12話で地上波18局+BS11と言う結果的に裏切られた前評判の高さを反映した体勢を整えていたが、それから4年が経ち明らかに新聞広告に5000万など無駄遣いする自業自得で予算が回っていないため、放送局数の激減は不可避と見られる。最悪「AT-Xと地上波はMX1局」でも「TVシリーズ」と主張することは可能だが……。

また、話数についても制作会社の資本構成から「パチンコ台用の演出素材が取れれば十分」として「10話どころか4〜6話あればいい方」と言う見方すらも出ている。
最近の例では、2017夏アニメの『地獄少女 宵伽』(第4期)がパチンコ台の演出素材提供を兼ねて全6話(半クール)+過去シリーズの傑作選6話での放送だった。※
それ以下の話数となると「TVシリーズ」と言うよりは「OVAの先行放送」も同然である。
  • 地獄少女等の場合はシリーズ作の台がヒットして新シリーズ製作の話が出たのに対し、ZZの場合は実績ゼロからの「パチンコ/パチスロ→シリーズアニメ新作」と言うパターンであれば非常にレアケースと見られる。もしやる場合はZ/X(IGNITION→パチスロ→Code reunion)のようにZ級クソアニメ単体の素材を使ったパチンコorスロット台を挟むことが前提となるだろう。
    兵器擬人化関連では13冬イベで腐れ縁のある『蒼き鋼のアルペジオ』はパチスロが、萌え2次シリーズの『萌え萌え大戦争』はパチンコがそれぞれ作られたことがある。

なお特にストーリーらしきストーリーが提示されないまま放送を迎え結果えらいことになったZ級1期と違い、今回は西村艦隊や坊ノ岬組と言った末期組を中心としたストーリーになることが初期の時点で明言されているのだが、
逆に言うとこの内容で1クール持たせられるのか?という問題もある。
ついでに言えばシリアス寄りのストーリーという点ですらアズレンアニメ(の方向性)と被っており、同時対決できなかった事は相当な痛手となる可能性が高い
おまけに督さん達はアズレンアニメがシリアス寄りであることを「アズアニメはシリアスにしたから必ず失敗する」と叩いておりなんでかなー(すっとぼけ)、超特大のブーメランが彼らの首元まで迫っている状況である。

メインスタッフ

監督や脚本については諸説が飛び交っているが、未だに非公表となっている

1月のPV公開直後、水島精二監督が(´田ω中`)運営TwitterのZZ製作決定アナウンスをリツイートしていたため「まさかZZの監督を引き受けたのか?」と戦慄が走ったが、翌日には否定している。
  • ただし、同時に「話は去年から聞いていた」とも述べているため、比較的近い関係の人物が参加しているものと推測される。
脚本については、前作のシリーズ構成だった花田十輝が年始に公表したスケジュールで「非公表1作」とされるものがあったため「これがZZであり、前作から続投するのではないか」と言う憶測も見られた。
こちらの「1作」に関しては3月にAnimeJapanのDMMブースでオリジナルの新作『グランベルム』であると発表された。
  • もっとも『グランベルム』は7月の放送開始前に全話完成しているそうなので、現時点において不測の事態により氏がZZで続投となる可能性は「高くないものの0ではない」と言ったところだろうか。

メインスタッフが非公表となっている理由については、前作の惨憺たる出来が原因でTwitterを中心に艦豚から監督や脚本家への脅迫や個人攻撃が(特に第3話の如月ショック以降)相次いだことが背景にあるのではないかとも言われているが、
単にけんちょんが出し惜しみしている、或いは未だに何も(誰も)確定できていないという可能性も高い。

著作権・商標権者との折衝

艦これの著作権はブラゲ開発段階の出資者であるDMMがC2プレパラート及びKADOKAWAと共有しており、著作権管理はKADOKAWA(2018年4月以降は角川アーキテクチャ)が行っているが「艦隊これくしょん」や「艦これ」その他各種の商標権は現在も(言うなれば担保のような形で)DMMが保有している。
しかし、前述のようにPVではDMMのクレジットが一切無く、また武道館JAZZで現場に居合わせたはずの岡宮ハァンもZZについては完全に黙秘を貫いている(艦王の「制作始動」コメントをリツイートすらもしていない)。
2020新春ライブでは久方ぶりにKADOKAWAが協力にクレジットされている事や前述の件からこのイベントでZZに関する何かしらの動きがあるのかもしれないが、商標権者であるDMMは相変わらずノーコメントを続けており同イベへのクレジットも特に見られない。

このことから「仮にDMMの黙認を取り付けてZZが本放送に乗る場合でも(DMMは)製作委員会には出資せず、番組スポンサーにもならないのではないか」と言う見方がある。
また、前述の通りそうなるとタイトルに「艦これ」「艦隊これくしょん」「Kancolle」を冠することが困難になるが…?
  • 8月末に瑞雲ガチャ絡みで楽天市場内にある二子玉川酒保のサイトが"../kancolle"から"../futakotamagawashuho"へ告知無しに移転した(しかしトップページ記載のURLは移転前のまま修正されていない)ことも「DMMの商標に抵触するおそれがあったからではないか」と言う意見がある。

ちなみにDMMはアズレンアニメの配信をniconicoよりも1日早く行うことを決定している
元々DMMは東宝(『刀剣乱舞 花丸』を製作)やbilibili(刀剣乱舞や一血卍傑の大陸版を運営、サークレット・プリンセスのアニメ製作出資)とは協力関係にあるため不自然な事ではなくむしろ自然な流れと言えるが、最近のDMM側の艦これに対する冷淡な反応と、(´田ω中`)がDMMに関係するモノを極力出し渋ろうとする姿勢から両者の蜜月に終わりが近づいているのではないかという予測もある。

PV

イベントで上映されたPVについて。
前述の通り公式ではPVが一切非公開となっているが、1月に武道館JAZZで上映されたもの(ver1.0)と5月にズイパラで上映されてから各地のリアイベで流しているもの(ver1.2)が確認されている。
もっとも、両者の違いは戦闘シーンの直後の矢矧の服装が異なる程度。
戦闘シーンも引きの画面は3D&早回し&カメラワークでごまかしており矢矧自身はほぼアクションしていない。
Z級でもそうだが人型をとっていることを生かしたものがなく海面からジャンプ一つできないのは変化していない。運営が大好き(?)なスケートもジャンプはするのだが
今後の続報が待たれる。


現在までの経過(2020/01時点)

2015/03 Z級最終話のラストで「続編製作決定」(「凄い物量だったでしょう?」)
2015/08 第2回観艦式で「劇場版とTVシリーズ2期は別々に並行して制作」と説明
2016/11 Z級劇場版公開
2018/04 ENGI設立
2018/09 【憎きあぢゅれん】日本版1周年でアニメ化発表(「無闇にキャラを改変したり殺したりするのは無しで」)
2018/11 ディオメディアが複数タイトルの制作中止を発表、しかしZZは含まれていなかった
2019/01 武道館JAZZで4年越しのZZ発表・PV公開、制作がENGIに代わる
2019/02 少年エース連載の「けものみち」がアニメ化発表
2019/03 AnimeJapan開催、しかしKADOKAWAブースにZZは影も形も見当たらず
2019/04~06 悔シーパラでZZのPVを再上映
2019/07 「旗揚!けものみち」が10月スタートでENGI元請デビュー作になることがほぼ確定
2019/08 深海大サーカスでENGIのスタッフ(?)が描いたとされるイベント応援イラストを公開、現物は雑誌媒体などにも掲載されていないため参加者の証言のみ
2019/09 佐鎮開庁130周年記念でPVを再々上映
2019/10 けものみちが10/2、アズレンが10/3にそれぞれ放送開始
2019/11 KADOKAWAの中間決算資料で『大ヒットIP「艦隊これくしょん」のTVアニメシリーズ第2期制作』と明記されるが、掲載されたキービジュアルはZ級の使い回しだった
2019/12 KADOKAWAが10月から配信しているアプリ『社長、バトルのお時間です!』のアニメ化発表、ただし制作会社は未公表(仮にENGIだとすればZZの放送はさらに先延ばしが予想される)
同月 3日夜に艦王がENGIでばかうけ食いながら打ち合わせ
同月 アズレンが制作スケジュールの問題で11・12話の放送を3月に延期することを発表、艦太郎たちが「艦これ大勝利」とイキリ倒す
同月 22日に開店したカレー機関店内でPV(悔シーパラと同じ?)を流していた
2020/1 3日の2020新春ライブでキービジュアル2種公開、ここ最近のリアイベでは無かったKADOKAWAの協力が入っていた(楽天チケットの販売情報から判明)