片山憲太郎作品エロパロ保管庫内検索 / 「テスト用ページ」で検索した結果

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  • 2スレ346
    作者 2スレ346 投下スレ 2スレ レス番 346 348-351 備考 電波 分岐 346 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/25(水) 18 52 58 ID h4UAI/ku 柔沢「もうすぐ一週間か」 夏休みが始まり、ジュウの生活サイクルが変わってきた。その理由は・・・・ 堕花姉「ジュウ様、夏期休暇明けには試験があります。そのため課題は      毎日少しずつこなし休みボケをされないような生活が好ましいと思います。      よろしければご一緒にどうですか?」 円堂「宿題は7月中に済ませて、テスト対策は残り五日で見直すくらいで良いと思うの。     残りは空手漬けの毎日ね。柔沢君も一緒にどう?」 斬島「宿題? 残り二日で勝負すれば良いんだよ!! ジュウ君、夏休みは一緒に遊び倒そうよ!!」 堕花妹「えーっと、...
  • 4スレ 706
    706 :既出かもしれんが:2011/02/10(木) 14 11 14 ID 67LZkaJa 「少年」 「はい、なんでしょう?」 「最近、少年は私に随分と冷たくなったのではないか?」 「なんのことですか・・・」 「まあ、幼女愛好家の少年としては、例の少女にうつつをぬかして、私や環に構う暇がなくなってしまうのも頷けるというものだが」 「だからなんなんですか・・・俺これから仕事のことで銀子の所に行かなきゃなんないんですけど・・・」 「・・・ならば単刀直入に言おう」 「はい」 「・・・最近、なんでタバコを買ってきてくれないんだ」 「・・・は?」 「だって以前は学校の帰りなどに頻繁に買ってきてくれたではないか」 「あの・・・」 「それが最近はなんだか環どころか私のことも無視...
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    画像 投下スレ-レス番 作者 タイトル 備考 2スレ-129 314? 328260.jpg 328720.jpg 2スレ-138 伊南屋 767600.jpg 女体化ジュウ 2スレ-314 314 028870.jpg 2スレ310 小ネタSS 腕立てジュウ 029290.jpg 029770.jpg 008430.jpg day1.jpg 電波的Daysな保守 day2.jpg day3.jpg 過去ログ 【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 (1スレ目) 【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 2冊 (2スレ目) .
  • 美夜救済SS
    白い壁。白い天井。窓のない部屋。 ジュウ君を刺して、自分で招いたこの結果。 結局、何もかも失敗しちゃった。 …わたしが間違えたのは、どこだったのかな? ジュウ君に何と言おうとしたのか、わたしにもわからない。 お腹の傷。大丈夫かな…一命を取り留めたのは知っている。夏休みが終わる前に退院した事も。 でも、ずっと傷跡は残るだろう。死んで、灰になるまで。 少年法の適用で多分10年もしたら社会に放り出されるだろう。情状酌量の余地とかで、もっと短いかも知れない。 償える罪でもないのに。 『あなたが償うべき場所は塀の中にはありませんよ?』 聴こえるのは、堕花さんの声。 「そんな事、わかってるよ…」 幻聴かな…自分で思っているより追い詰められてるのかも知れない。 『命を捨て、自分を棄てる覚悟があるならそこから出してあげます。勿論、条件付きですが』 「条件?」 『柔沢ジュウ様に...
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  • アルバイタージュウ
    アルバイタージュウ 作者 魔茶 投下スレ 2スレ レス番 324 360 備考 電波 324 アルバイタージュウ 2007/07/16(月) 11 47 37 ID CLTMXLzd くそ、騙された。 やはり自分は頭が悪いのか。 知り合いだからといって、安易に請け負ったのだから。 だから俺はこうして今、執事喫茶でバイトしている。 『柔沢君、バイトしてみない?』 『いや、別に金に困ってないし・・・』 『えぐり魔の時の借りを返してもらってないけれど』 『わかったよ、で内容は』 『喫茶店で2週間ほど、』 『まあ、それくらいなら』 『これが店までの場所の地図よ』 『用意がいいな、だが俺みたいな不良を紹介していいのか?、円堂』 『大丈夫よ、君の不良ぽっさなんて、金髪と腕っ節くらいだから』 微妙に自分を否定された気分だ。 そして...
  • 4スレ 845
    845 :しがない物書き:2011/04/16(土) 19 32 43.69 ID rrCldC6b ―警告― この小説は、非エロ小説です。 この小説に出てくる人物の性格などは、漫画版の紅をベースとします。 この小説には、オリジナルキャラが出演します。 オリジナルキャラたちが干渉したことにより、本来の紅とは違った展開を見せることもあります。 人物の性格などは物書きの主観で決定します。読む人によっては、  「こんなの真九郎じゃねえ」と思われるかもしれません。 このssは、オリキャラが「もう一人の主人公」的な立場で描かれますので、真九郎が登場しないことがしばしばあります。 なお、物書きの文章力は「皆無」です。 上の警告を読んだうえで、「それでも良い」という方のみ、この小説をご覧ください。 その日は、オレにとって、少しだけ特別な日...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共...
  • ■ 環の告白 ■
    ■ 環の告白 ■ お試し導入Ver  12年後の、ある日。  黒い車が古いアパートの前に停車し、後部座席から一人の青年が降り立った。青年が運転席の者に 何事か告げると、しばらくして黒い車は走り去って行く。  「やれやれ」  久し振りに帰国した真九朗は、ホッと溜息を漏らした。近頃の彼は多忙を極める毎日だ。殊に紫と の結婚が決まって以降は九鳳院に連なる者として、年間の殆どを各国行脚に投じている。過去の自分 が、パスポートのスタンプ欄をメモ帳の様に消費する現在の自分を見たら、どう思うことだろう。  ここは五月雨荘。ようやく我が家に帰ってきた真九朗は、目元に安堵の色を浮かべた。  しかし、それも短い事になりそうだ。明後日には自室の荷物を纏めて、九鳳院の屋敷に移らなくて はならない。  真九朗は改めて五月雨荘を見...
  • 【A(happy-end)】上着を投げつけた。
    【A】  真九郎は上着を投げつけた。  視界が途切れた一瞬の隙を突いて、スタンガンを蹴り上げる。  だいぶ体が動くようになってきたのは、時間がたったせいかな、なんて思いつつもすばやく行動。  目的は、さっき麻縄の切るのにつかって、放置されたままのバタフライナイフ。  それをすばやく取って、放心状態で呼吸の荒い切彦の手に押し付けた――芽吹きの様に虚ろな目が一瞬にして強みを帯びた。  あとはもう万事心配ない。 ――刃物があればこの少女は無敵だ。  バサッバサッ、という音がして貼り付け装置が一閃された後、切彦は音も立てず地面に着地した。 「紅……もっと早く取ってくれると、うれしかったんだがな」  そういう彼女の口調がいつもどおりで真九郎は内申ほっとする。――のもつかの間、サングラスは上着を振り払い、 「貴様ら……」 ポケットからピストルを取り出した。 そして躊躇無く引き...
  • 1スレ369
    作者 伊南屋 投下スレ 1スレ レス番 369-370 374-376 381-382 386-389 備考 紅 完結 369 伊南屋 sage 2006/10/11(水) 04 28 15 ID UPcvsXXA  真九郎は目の前に意識を集中する。  揺らぐような動き。微かな予兆。一瞬のタイミング。全て見逃さぬよう。  構えた腕に力を込める。  一時の静寂。  そして――。 「はっ!」  瞬間、真九郎の腕が跳ね上げる様に振るわれる。  飛沫を上げ、“それ”が水面下より現れる。  そのまま手首を返し、今度は腕を下へ薙ぐ。  びしゃっ。と熱を孕んだ液体が地に飛び散った。 「……どうです?」  真九郎が傍らに立つ男へ視線を向ける。  逞しい腕を惜しげもなく晒し、やはり分厚い胸板の前で組んだ男は、その厳めしい表情に更に険を現す。 「……...
  • 【B(鬼畜-end)】サングラスの股間を蹴り上げた。
    【B】  真九郎は股間を蹴り上げた。  しかし違和感。まるで鉄板が仕込んであるかのように、硬かったのだ。  ゆっくりと上着を掃ったサングラスは声を張り上げた。 「捕らえろ!」  足音が真九郎の背後にせまってきた。まるでもとよりそういう計画だったかのように。 「くそっ……」  真九郎は迫ってきた一人にわき腹に蹴りを入れる。――甘かった。  ガシっという擬音のごとく、足をそのまま抱えられた。  しまった――。  冷静に戦うべきだったなどと、いまさら後悔しても遅かった。  切彦と同じように――服はそのままで――真九郎の四肢を縛った白服達は、サングラスを中心に切彦に群がる。  切彦の束縛をいったんといた後、今度は上から吊るし、尻を突き出すようにように固定した。 「アレを出せ」  サングラスは命令。すると一人の白服が、サングラスになにやらさまざまな機械の乗ったトレイを渡す...
  • ■ルーシー・ヴァイパー■(2)
    ■ルーシー・ヴァイパー■の続き  ■ルーシー・ヴァイパー■ No.3-1  ジュウは雨の姿を認めると、溜息をついた。今すぐ雪姫や円堂、そしてこの雨に対しても「逃げろ」と言い「関って 来るな」と怒鳴るべきだった。事実、つい先程自分に加担した伊吹は大怪我を負ってしまったのだ。そんな事が もし彼女等の身に起こりでもしたら自分は一生、己自身を許せなくなってしまうだろう。  だが実際に口を突いて出た言葉は、そういう類のものとは違っていた。声の調子も、半ば呆れた様なもの。  「お前、よく俺の居場所が分ったな」  この何とも言い難い心地のせいだろうか、つい訊いてしまう。同時に、答は殆ど分り切っていると思った――― こいつは自分を驚かせた後、決まってこう言うのだから。  「前世の絆です」  そうかよ。我知らず、ジュ...
  • 3スレ511
    511 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/24(金) 03 13 03 ID jQ1lVBau シン「もうダメだ…これ以上君を抱けない…」 切彦「ちょっと待てよ、今…何て言った?おい真九郎!今何て言った!?『もうダメ!?』」 切彦「もうダメとか言ってる間はずっとダメなんだよ!」 切彦「考えろよ!もっと考えろよ!」 シン「もう絶奈のストーキングに耐えられない…もう打つ手が無い…」 切彦「無い事無い、無いなんて事は無い!どこかにあるはずだ、探そうぜ!」 シン「…絶奈をぶっ殺す…」 切彦「ほらあるじゃねえか! ほらみろ!あるじゃねえか!」 シン「ぶっ殺すんだ…」 切彦「そうだぶっ殺せ!」 シン「ぶっ殺すんだ!!!!」 切彦「もっと!」 シン「ぶっ殺す!!!!!!!!!…と思って挑んだら逆に犯されちゃった、おまけに妊娠...
  • 雨のジュウ様監視もとい観察日記
    雨のジュウ様監視もとい観察日記 作者 2スレ525 投下スレ 2スレ レス番 525-532 備考 電波 小ネタ 525 名無しさん@ピンキー sage 2007/12/09(日) 01 26 26 ID 9yAi9fgZ 512を読んでいて受信した毒電波をどうしても遮断できなかったので、 これより信号ログを投下。 シチュエーションを勝手に拝借したことについては申し訳ない。というか、 妄想のネタをありがとう。 雨が明らかに原作準拠でないので、原作のイメージを大事にしたい人は 読まぬが吉。 526 雨のジュウ様監視もとい観察日記 1/7 sage 2007/12/09(日) 01 27 04 ID 9yAi9fgZ ○月○日  今日は光ちゃんにイエローカード1枚。累積4枚です。  どうも最近、様子が変でした。朝はいつもより...
  • 闇絵さんと黒い服
    闇絵さんと黒い服 作者 2スレ550 投下スレ 2スレ レス番 606-609 備考 紅 小ネタ 606 闇絵さんと黒い服 1/4 sage 2008/01/05(土) 23 17 54 ID v+/ztT6d  その日、いつものように帰宅の挨拶を樹上の闇絵とかわし、自室に戻ろうとした真九郎は、ふと足を止めて振り返った。なんとはなしに覚えた違和感の正体に、遅まきながら気付いたからだった。 「闇絵さん。今日は、ちょっと恰好が違いますね」  声をかけてみたのだが、闇絵は空を眺めてタバコをくゆらせる姿勢を崩さなかったので、もしかすると耳に届かなかったのかもしれないと思った真九郎が再び踵を返しかけた時、 「ふむ。これくらいだと気付くのだな。なかなか面白い」  するりと聴覚に忍び込んできた呟きに振り向いた真九郎を見下ろす闇絵は、確かにいつもと違って、黒いブラウス...
  • 4スレ 377
    377 :名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 00 06 08 ID R23M5f6n 「ジュウ様、おはようございます」 「……お前、なんでここにいるんだ?」 「ジュウ様に呼ばれたような気がしました。その予感は当たったようです」 「呼んでねえよ」 「ですが身体の方は私を必要としているようです。失礼かとは思いましたが、眠っている間に確認させていただきました」 「何を確認したんだ?」 「お疲れのようでしたのでマッサージをしていたのですが……。身体の一部がすごく硬くなっていて……。  今も揉み解そうとしているのですが、どんどん硬くなっていくようで……。私のマッサージの仕方が間違っていたのかもしれません」 「お前! どこ触ってんだよ!」 「股です。ここに凄く大きなコリがありまして……。私一人ではどうしようもないかもしれません。  ですの...
  • 3スレ624
    624 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/22(月) 22 19 34 ID xDrp4X6w  そこには何の音もなく、あるのは澄んだ空気だけ。  崩月の道場である。  今、そこに踏み入る二人の影があった。  「夕乃さん、俺、何かした?」  「いいえ?何も」  何もしていない、ということが『しでかした』のだと気づけない真九郎には分からなかった。  夕乃が、並々ならぬ決意でここにいるということに。  真九郎は夕乃とクリスマス・イヴに夕食の予定を立てた。夕乃は喜んだ。とても喜んだ。  しかしその夕食は五月雨荘で鍋。しかも五月雨荘の住民プラス銀子だった。  夕乃はショックだった。  二人っきりのディナーじゃなくて、仲のいい知り合いの一人でしかないパーティーだったことに。  それでも夕乃は思った。思い込もうとした。真...
  • 『紅・外伝~銀(しろがね)~』
    『紅・外伝~銀(しろがね)~』 作者 伊南屋 投下スレ 1スレ レス番 355-360 備考 紅 355 伊南屋 sage 2006/10/08(日) 19 52 59 ID A4j4qjb8  何時からだったろうか。  幼なじみの少年に恋したのは。  崩月流を学び、逞しく成長してから?  かつて誘拐されかけた私を庇ってくれた時から?  幼い、幸せな時を共に過ごしていた時から?  いや――きっと、俯き私の目の前に現れた時。その手を無理矢理引いた時から好きだったのだ。  そして、今でも。  彼は知らない――。  私の想いを。  ならば知らせればいいのだ。  彼にぶつけてやろう。  私の想いを。  たった一つの変わらぬ想い。  ――貴方が好きです。  その、たった一言を。 『紅・外伝~銀(しろがね)~』  紅真...
  • ■ルーシー・ヴァイパー■
    748 :■:2011/03/17(木) 07 24 57.87 ID /eM7+ZjB このSSは設定ほか 全ての事柄を、小説版の片山作品に準拠して書かれていますが 「■環の告白■」の続編でもある為、一部原作にない設定が 含まれています。 ご容赦上、ご承知おき頂けると幸いです。  ■ルーシー・ヴァイパー■ No.1-1  「悪宇商会のルーシー・メイでございます。柔沢さんをお連れに参りました。」  繁華街に向かう途中、突然呼び止められたジュウが振り返ると、奇妙な集団が立っていた。  ジュウは、その連中に全く心当りが無い。だが彼らの物騒な雰囲気からすると、どうも人 ごみを避けて裏通りを選んだ事が裏目に出たらしい。  ジュウを連れに来たと言ったのは、手前の地味なコートを着込んだ眼鏡の女性だろう。その 後ろには...
  • 闇絵さんとお酒
    闇絵さんとお酒 作者 2スレ550 投下スレ 2スレ レス番 752-754 備考 紅 小ネタ 752 闇絵さんとお酒 1/3 sage 2008/02/06(水) 23 57 14 ID bg4WyaK4  喉の渇きで、目が覚めた。 「あー…」  濁点つきの声を上げながら、真九郎は頭を少し持ち上げて、部屋の中を見渡す。  すぐに環の寝姿が目に入ったが、ぼさぼさ頭の寝癖やら、だらしなく開いて涎を垂らす大口やら、胸までめくれ上がったTシャツやら、腹を掻いたままの恰好の手やら、大股を開いたジャージ姿やら、女というか人として色々終わった姿を見るに忍びず、目をそらす。 「ええと…」  いつの間にか、意識を失ってしまっていたらしい。体を動かそうとした途端に襲ってきた鋭い頭痛に呻きながら、ゆっくりと上体を起こした真九郎に、涼しげな声がかけられた。 「起きた...
  • 3スレ507
    507 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/23(木) 05 26 49 ID Fb/PCv3J 絶奈の部下A「絶奈さんは絶対ドSだよなー、話し方からキツイし」 絶奈の部下B「あーでも自分、絶奈様に一回いじめられたいです」 絶奈の部下A「お前、、、まあ分からんでもないが」 2人の会話を陰に隠れて聞いている、別の2人組 絶「やっぱ、そんなイメージなのね」 真「でも実際は結構、違うというか、ねえ?」 絶「それは紅くんだって、、、」 真「ああ、まあ、それは、、、ね」 バッシ、パァン! 絶「あ、あんッ!もっとよ、もっと叩いて!」 真「絶奈がまさか尻叩かれて悦ぶなんて。部下が知ったらどう思うんだろうな」 絶「ばれても構わないわ、だから欲しいの、真九郞のが。もっといじめてぇ」 真「呼び捨てにしていいって言いまし...
  • 2スレ298
    作者 291 投下スレ 2スレ レス番 291 備考 電波 小ネタ 298 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/09(月) 18 32 49 ID UjMl0ksh 斬島「ジュウ君ってさあ、ゲームしないんでしょ?」 柔沢「ああ、ちょっとどうにも好きになれんのでな」 斬島「そんなの偏見だよ!! とりあえずやってみて。本体も貸すから」 柔沢「そうか、わかった。・・・・『スーパーアリオ』?」 斬島「そう!! ジャパーンが世界に誇る最高傑作なんだよ!!」 柔沢「そうか」 斬島「どうだった?」 柔沢「なかなか面白かったぞ。食わず嫌いはいかんな」 斬島「でしょー!! 次はコレ、『見つめて内藤』!!     これをやれば相手の気持ちを考えられるようになるよ!!」 柔沢「そうか」 斬島「どうだった?」 柔沢「なかなか面白...
  • 『レディオ・ヘッド リンカーネイション』Ⅰ-Ⅴ
    『レディオ・ヘッド リンカーネイション』 作者 伊南屋 投下スレ 1スレ レス番 444 450-452 456-458 474-475 507-508 512-514 備考 雨が語った前世の話という設定 444 伊南屋 sage 2006/11/03(金) 16 00 47 ID raYm8cxX 『レディオ・ヘッド リンカーネイション』  焦土を、風が吹き抜けていく。  端々が灼け焦げ、破れた軍旗がそれに煽られ、ばたばたとたなびいている。  そこに満ちた、噎せ返るような死臭は風が吹けど晴れることはなかった。  昨日まで此処は戦場だった。幾千、幾万の命が一塊の駒として扱われ、散って逝った。  その戦場跡には勝者も敗者もなく、等しく死のみが在った。 「また、人が死んだな」  荒野を見ていた青年が呟いた。所々、泥で汚れながらも金色の髪だけは輝きをその...
  • 1スレ270
    -作者 261 -投下スレ 1スレ -レス番 270 -備考 261の続き 270 名無しさん@ピンキー sage 2006/07/31(月) 23 56 01 ID wVCw557L 「本当に、あいつは紫ちゃんにいらないことばかり教えるんだから」  銀子はあれから真九郎と口を利いてやらなかった。  七歳の幼女にヘンなことばかりを教えて―もちろん本当に真九郎が教えたとは思っていないが―、どうするつもりなのだろうか。  そこでふと考える。本当に真九郎はそういうケがあるのだろうか。 「まさか、ね」  馬鹿馬鹿しい。  それに、あいつが紫ちゃんのことをどう思っていても関係ない。  ロリコン、とは言うが、彼女は普通の七歳児とは何かが違う。  ひょっとしたら、そこら辺の大人たちよりも精神的に大人なのかもしれない。  だから、あいつが本当に紫ちゃんのことを好きならそれはそれでいい...
  • 2スレ827
    2スレ827 作者 2スレ827 投下スレ 2スレ レス番 827-830 備考 電波 小ネタ 827 名無しさん@ピンキー sage 2008/03/15(土) 00 55 23 ID OM9kCPYX ジュウ×雨投下 エロなし電波なしむずかゆい青春臭いの  生理現象めいて不随意かつ唐突に訪れる悪夢との対峙は精神力をどうにも削り過ぎる。 目覚ましを経ず自然に目を覚ます休日の朝のすがすがしさと言ったら果てがないはずだった。 身体が求めるままに惰眠を貪り予定もなく過ごす。知人と友人の間をふらふら行き来するような 関係の連中と連れ立って出掛けることもあれば、一人でゲーセンやら本屋やらで暇を潰すことも できる。一切合切が常識の範囲で自由である喜びに胸をときめかせる――ことはまったくないが、 それなりに気楽なはずの週末、俺の目覚めは最悪だった。最も...
  • ■ルーシー・ヴァイパー■(3)
    ■ルーシー・ヴァイパー■(2)の続き  ■ルーシー・ヴァイパー■ No.6-1  一週間後―――  伊吹は個室の窓際で、外の景色を眺めていた。  ここは彼の自宅から車で40分程度の距離にある、総合病院だ。  九鳳院の救急医療施設から転院後の数日間は、慌しかった。  どうやら競技空手の有望選手である伊吹入院の報が、学校側から洩れてしまったらしく、連日マスコミが押し かけては病院関係者や家族、空手部の後輩達が追い帰すという状態が繰り返された。報道関係者をシャットアウト した後も、過去のコネに縋ってネチネチと話を聞きだそうとする者や、病院関係者を装った服装で隠し持った機材 を持ち込む人間すら出る始末。  ただこうした状況は、両親がガードマンを雇い入れる事を真剣に検討しはじめた辺りで、ピタリと止んだ。 ...
  • 「彼と彼女の非日常」
    「彼と彼女の非日常」 作者 伊南屋 ◆WsILX6i4pM 投下スレ 2スレ レス番 617-621 692-696 740-743 798-800 805 備考 電波 続きもの 617 伊南屋 ◆WsILX6i4pM sage 2008/01/06(日) 23 04 08 ID HurUj8aI  人との出会いは何時だって唐突だ。  突然に、理不尽に、こちらの都合なんてお構いなしにやってくる。  例えばそれは――なんて事ない休日の昼下がりだったりする。  † † †  柔沢ジュウの昼寝を妨げたのは、自宅の玄関から響く、安っぽい呼び出しチャイムの音だった。  ジュウはまどろみに沈んでいた意識を強制的に浮上させられ、反射的に舌を打った。  対応に出るのが面倒で、呼び出された事実を忘却の彼方に追いやり、再び枕に頭を埋める。  だが、来客はそれを...
  • SS保管庫 2スレ目
    【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 2冊目 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171037946/ タイトル 傾向 作者 備考 『常識を破るモノ』 1スレ651 電波的な彼女世界でのクロスオーバー的な何か 2スレ12 12 電波 小ネタ 2スレ17 17 電波 バレンタインネタ 2スレ20 伊南屋 電波 バレンタインネタ 2スレ48 47 電波 きんいろ 70 電波 2スレ76 76 電波 小ネタ 『レディオ・ヘッド リンカーネイション』 伊南屋 雨が語った前世の話という設定 完結 先天的女体化ジュウ様 98 電波 TS 2スレ164 164 電波 小ネタ 2スレ171 171 電波 小ネタ 2スレ175 175 電波 小ネタ 2スレ249 249 電波 小ネタ 2スレ255 25...
  • ルートB
    349 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/25(水) 20 08 19 ID h4UAI/ku ルートB 柔沢『ごめんください』 円堂『いらっしゃい。これが胴着よ。早速着替えてちょうだい』 柔沢『わかった。それはそうと他の人にも挨拶はしておいたほうがいいんじゃないのか?』 円堂『ごめんなさい、言うのが遅れてたわ。他の者は食中毒で入院しているの。     元気なのは私と昨日から入門した光ちゃんだけなのよ』 柔沢『そうか。なら三人で出来る"特訓"をすれば良いだけさ』 円堂『もう、こんな明るいうちから? まあいいわ。光ちゃんもいいわね』 ――――――――最後の円堂さんの言葉は質問ではなく確認でした。 堕花妹「ってなるハズだったんだけどなぁ」 師範「ちぇえい!!」 総員「「「「「「「「ちぇえい!...
  • ■ 銀子パニッシャー ■
     ■ 銀子パニッシャー ■  カシャカシャカシャカシャ カチカチッ カシャカシャカシャカシャ・・・  カタッ  軽やかなキータッチの音が、少し強めに叩かれたキーの音を最後に途切れる。  「ふう・・・」  眼鏡を外し、パッドが当っていた鼻筋の部分を軽くマッサージ。多分、赤く型が付いてるだろ うが、今日はもうあのバカや崩月先輩と顔を合わせる事はない。だから跡など気にする必要は 無いのだけれど。  眼鏡は剥き身の瞳を隠せる様で何となく気に入っている道具の一つ。ただ、こういうところ には不便さよりも原始的なものを感じる。可燃ガスの混合気を爆発させる毎に車軸を一回転さ せる、考えてみると結構乱暴な駆動方式の内燃機関とも似た野蛮な感じ(この現代に、というあれ だ)。とは言え自分の眼鏡はかなり手間暇をかけて選んだ軽量で品の...
  • 先天的女体化ジュウ様
    先天的女体化ジュウ様 作者 98 投下スレ 2スレ レス番 117-121 備考 電波 TS 117 先天的女体化ジュウ様 sage 2007/03/29(木) 23 22 43 ID aSVkmxBM  雪姫と付き合う様になって、2ヶ月が過ぎようとしていた。  今日は土曜日で学校が休みなので、ジュウは雪姫の家に遊びに来ていた。  とは言っても、雪姫の家に泊まっていく。という選択肢は殆どなかった。  雪姫の家にも親が居ない為に、気にしなくてもいいよ? とは雪姫に言われたが、彼氏の家に入り浸るというのは、あのろくでなしの母親の様になるみたいで癪だ。という理由で、ジュウが雪姫の家に泊まるという事は殆どなかった。  その代わり、というのだろうか。雪姫の家に朝から遊びに行く事が多く、一緒に昼飯を食べ、午後は散歩か部屋の中で一緒に過ごす。というのが、二人の休日の過ごし方に...
  • 3スレ281
    281 名無しさん@ピンキー 2008/06/30(月) 10 08 43 ID CKWNupcz いつもと変わらない平和な日常。いつもと変わらない揉め事処理の日々。そんな毎日を過ごす真九朗に不満はなかった。 学校が終われば近くの小学校に紫を迎えにいき一緒に帰る。 パン屋で紫の報告を聞いたり、たこ焼きん食べながら「真九郎、 今日こそ大人向けを食べるぞ!」とか聞いたり、騎馬さんの運転するリムジンの中で着替えを手伝ったりとか紫と過ごす日々は真九朗の中で生活リズムの一つになっていた。 そんな日々が変わる日がくる・・・・ ある日の学校でいつものように幼なじみで情報屋の銀子に菓子パンを渡して 銀子「あんた紫ちゃんとベタベタしすぎじゃない??」真九郎「嫉妬か銀子??(笑)」 銀子「だまれロリコン」 真九郎「・・・・・」 とかなんとかいつものやりとりをして昼休み...
  • ジュウ×藤嶋
    **ジュウ×藤嶋 -作者 前世はきっとナマケモノ -投下スレ 1スレ -レス番 167-174 -備考 Ifで、事件で藤嶋が生存していた場合 167 前世はきっとナマケモノ sage 2006/07/09(日) 22 42 17 ID xcQ8kPBd  病院を退院してから一週間ほどが経っていた。  ジュウはすっかり身体の傷を癒し終え、新学期になってからは一学期と同じように登校できるまでに身体機能が回復していた。  担任の中溝はかなり驚いていたが、ジュウの心に余計な刺激を与えたくないのか、  ただ「元気になってよかったな」と一言伝えただけだった。  無理はない。クラスの中から連続猟奇殺人事件の犯人とその被害者を出してしまったのだから。  新学期になって久しぶりに見る彼の顔は確実に痩せ細っていた。  この夏はジュウにとって、心に痛いトゲを残す結果となってしまった。  だ...
  • このごろ・・・3人の・・・・・2分の1
    366 :このごろ、三人の…… 1/2:2008/08/15(金)  このごろ、三人の会話の中でその名前が出てくることが、めっきりなくなった。  いつごろからそうなったのか、さだかではないのだが。 「最近ですか。図書館にいることが多いですね」と雨が言う。「勉強したり、本を読んだり、寝たり。とても静かで充実した時間です。ああいうのを至福のひととき、というのでしょう」と。  雨ったら最近付き合いわるーい! 何してんのナニしちゃってたりしないよねっ、と雪姫が絡んだのに対して、淡々と答えたのだった。  そして、珍しくもふと少し不安そうに付け加える。「わたしの方ばかりが幸せなようで、なんだかこれではいけないような気がしてならない時があります」と。  けれども他の二人は、かぶりを振ったりしない。図書館とやらで仏頂面で頬杖を突きながら傍らにいるであろう男の子を前にして...
  • 4スレ 151
    151 : ◆WsILX6i4pM :2009/07/12(日) 16 37 33 ID yJN2EyoQ  深夜、真九郎の部屋。普段なら布団に入ろうかという時間だが、未だにそれは叶わない。  部屋には未だ煌々とした灯りが灯され食卓を照らしている。その理由はというと――。 「あたしのな~にが不満だってのさ~」  ――傍迷惑な隣人がつまみを作るのを強要したあげく居座って管を巻いているからだ。 「顔良いから声掛けてみたけど中身オッサンで萎えた。とかさ~! 言葉選びなさいよ」  個人的には実に真っ当な評価だと思うので真九郎としてはフォローのしようもなく、苦笑いを浮かべるより他ない。  今にしたってジャージで酒を呑みながら愚痴る行為は中年男性そのものだ。  そもそも酔っ払った彼女に下手な言葉を返すと無駄に長引いてしまうから受け流すのが一番なのだと判断して、真九郎...
  • 『電波的な彼女と彼女』
    『電波的な彼女と彼女』 作者 伊南屋 投下スレ 1スレ レス番 575-579 585-587 602-604 備考 電波 TS 575 伊南屋 sage 2006/12/13(水) 09 24 19 ID HnrrQztF  柔沢ジュウは不良少年だ。周囲はそう認識しているし、自分でもそう思っている。  それは何も考えずに済む、楽な生き方を選んだ結果だ。それは逆に言えば、そういった生き方をしなければ深く考えすぎてしまうジュウの性格の裏返しなのだが。  ただし、取り敢えず今、大切なのは別な部分だ。  つまり、今大切なのは、柔沢ジュウが不良少年であるという事実。  そのことなのだ。 『電波的な彼女と彼女』  土曜日の朝、目を覚ましたジュウはベッドから身を起こした時、違和感を感じた。  何だろう、何かが足りない。  未だ眠気で、働きの鈍い脳では...
  • 2スレ888
    2スレ888 作者 2スレ827 投下スレ 2スレ レス番 888-889 備考 電波 小ネタ 827の続き 888 名無しさん@ピンキー sage 2008/04/06(日) 07 04 01 ID C7WXaiDh んでは埋めに 827の続きでも。やっぱり青臭いジュウ雨。  恣意的な解釈の入り混じって不安定な記憶を頼りにするならば、甘ったるい幻想に浸ったことなど 少なくとも中学以降は確実にないと思う。控え目に言っても高校以降。だと言うのに俺の寝覚めは 奇妙に安らいでいて、それは正しく甘ったるい眠気だった。起こした身体には寝汗もなく、ぼうっとする 頭も不快なほどのそれじゃない。十分な睡眠の後で自然と覚めた目、覚めた身体。どうしてこんなに 落ち着いているのか、どうにも理解が追い付かない。  起き抜けは脳みそが情報をどこかに置き去りにしている、と...
  • 『夜を這うもの』
    『夜を這うもの』 作者 伊南屋 投下スレ 1スレ レス番 17-18 23-27 備考 電波 完結 17 伊南屋 2006/06/20(火) 04 02 26 ID vGs3P5Lu 『夜を這うもの』  柔沢ジュウが目を覚ましたのは、体にのし掛かる重みを感じたからだ。  暗闇に微かに浮かぶ影に、体を強ばらせる。  強盗、という可能性が脳裏によぎる。この世の中にあってそう珍しい事ではなく、いつ自分に降り懸かってもおかしくはない。だからと言ってそれを受け入れる事など勿論できない。ジュウは抵抗しようとした。しかしそれは首筋に当たる冷たい感触にとどめられる。 「抵抗しない方が良い」  ジュウにのし掛かる影は少女の声でそう言った。姿の見えない侵入者、その声にジュウは聞き覚えがあった。 「雪姫、か?」  その瞬間、風にカーテンが揺らめき、射し込んだ月灯りが影を...
  • 4スレ 675
    675 :49(1/3):2011/01/02(日) 08 43 16 ID sG6TFtxn ● 「おっぱいが壊れたの」 「――――はァ?」 予期せぬ来訪者の予期せぬ台詞。 たっぷり十秒の間を空けて、紅真九郎はようやく声を上げた。 返事でも返答でも何でもない情けなくて間の抜けた声だったが。 ● 十二月三十一日。大晦日のこの日、真九郎は五月雨荘の五号室で隙を持て余していた。 日頃、真九郎の周りを彩っている個性豊かな女性たちは、みんなそろって用事があるらしい。 九鳳院紫は某国貴族との晩餐会。崩月夕乃は巫女のアルバイト。村上銀子は家業の手伝い。 武藤環はスキー合宿。闇絵とその愛猫ダビデは鍋パーティーの翌日から姿を見ていない。 そういうわけで、真九郎はひとり。ひとりぼっち。 改めて、自分が天涯孤独な身の上なのだと思い知らされた気分だった。 気...
  • 紅・異伝『宵闇』
    紅・異伝『宵闇』 作者 伊南屋 投下スレ 1スレ レス番 533-535 備考 紅 533 伊南屋 sage 2006/12/03(日) 21 37 36 ID 7YYS353k  五月雨荘。そこは世間から隔絶された異空間。  まるで、そこに住まう者を隠すかのように存在する、不可侵の領域。  世と地続きであり、世と関係しない場所。  なればこそ、そこでは背徳が侵されるのか。  人の目の届かぬ、禁裏のような場所。ここはそういったものなのかもしれない。 紅・異伝『宵闇』  紅真九郎は、幼女趣味ではない。それは真九郎自身が下した自己評価であり、事実として、幼い少女に劣情を持つ事はなかった。  それは過去形で表される事実。即ち、かつては。の話。  その、かつての自分。ほんの数週間前の自分が、今の自分を見たらなんと思うか。  下劣、畜生、汚...
  • 闇絵さんと紅香さん
    闇絵さんと紅香さん 作者 2スレ550 投下スレ 2スレ レス番 712-715 備考 紅 小ネタ 712 闇絵さんと紅香さん 1/4 sage 2008/01/23(水) 23 29 00 ID Ivxly5ZX 「そういえばお前、最近、闇絵と仲がいいらしいな」  紅香の不意打ち気味のセリフに、真九郎は唾を飲み込み損ねでもしたか、激しく咽せた。夕闇が迫る五月雨荘の門前で、愛車のドアに手をかけて少し振り返った姿勢のまま、紅香は苦笑しながら、そんな真九郎を見やる。  いきなり、「最近調子はどうだ」などと押し掛けてきて、ひとしきりマイペースな会話で真九郎をきりきり舞いさせた挙げ句に、突風のように立ち去ろうとした矢先のことだった。 「…な…」  なかなか自分の思うようにならない横隔膜に手こずりながら、それでも真九郎が訝しげな視線を向けると、紅香はにやにや...
  • 闇絵さんとお手紙
    闇絵さんとお手紙 作者 2スレ550 投下スレ 2スレ レス番 731-735 備考 紅 小ネタ 731 闇絵さんとお手紙 1/5 sage 2008/01/30(水) 20 20 53 ID ZfYWqZdF 『五月雨荘 闇絵殿』  表にそれだけしか書いていない封筒を手に、真九郎は五月雨荘の門前でしばし佇んでいた。当然のように、裏に差出人を書いてもいない。  どこから発信されたものかは知らないが、そこからここに至るまでに経由してきた郵便システムのことごとくをこの表書きで突破して、何の支障もなかったらしい。自分が住んでいる五月雨荘というのが、今更ながらにとんでもない場所に思えてくる。  配達しに来た郵便屋にこれでいいのか尋ねても、「さあ昔からここはそういうことになっとるからねえ。消印? 切手? …なあ兄ちゃん。女房子供がいると余計なことは気にしちゃいか...
  • 嵐之夜之夢
    120 嵐之夜之夢 壱 sage 2008/05/13(火) 23 13 44 ID vknOqU1P 「真九郎くんっ。ご飯、まだかなー?」  荒れ模様の空で風が音を立てて吹きすさぶ夕暮れどき、ノックもせず遠慮なしに5号室の扉を開けた環を、沈黙が迎えた。 「いない…わけじゃないのか」  そのとおりだった。電灯もついていない部屋の中に、何かがくろぐろと丸く蹲っている。 「どったの? 具合でも悪いのかな?」 「た…」  軋るような声に、環は、踏み出しかけた足を止めた。かすかに、その目が眇められる。 「…環…さん…あっち…へ…」  それは、真九郎の声であり、そうではなかった。単に嗄れて苦しげという以上に、必死に抑えようとして能わない何かが声のあちこちに滲み出ていて、決定的にいつもの少年と違っていた。 「お願い…です」  その声を追いかけるようにして...
  • 『常識を破るモノ』1
    『常識を破るモノ』 作者 1スレ651 投下スレ 1スレ レス番 651-653 718-721 748-751 772-775 備考 電波的な彼女世界でのクロスオーバー的な何か 651 名無しさん@ピンキー sage 2007/01/01(月) 22 03 08 ID t4d2o9OZ ネタ投下。電波的な彼女世界でのクロスオーバー的な何か。  ジングルベール、ジングルベール……  クリスマスも近づく12月の上旬、柔沢ジュウはひとり商店街を歩いていた。  今日の夕飯の買出しついでに寄ってみただけだったが、  暢気にかかっている陽気なクリスマスソングが耳に入ってくると、もうそんな時期になるかとぼんやりと思った。  と、言ってもジュウにとってはただの風物詩みたいなものであって、クリスマス自体になんら興味を惹かれるものはなかった。  あの母親―――紅香が自分...
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