| 局名 |
テレビブロッサム |
| 会社名 |
株式会社テレビブロッサム |
| 種類 |
株式会社 |
| 略称 |
TES |
| 愛称 |
しんとみ、テレブロ、TEY |
| 本社所在地 |
|
| 電話番号 |
|
| 設立 |
2007年10月1日 |
| 業種 |
情報・通信業 |
| 事業内容 |
放送法に基づくテレビジョン放送 |
| 資本金 |
|
| 売上高 |
|
| 主要株主 |
株式会社フランボワーズテレビジョン |
|
朝日新聞社 |
|
産経新聞社 |
| コールサイン |
JOUM-DTV |
| アナログ親局 |
30ch |
| デジタル親局 |
17ch |
| リモコンキーID |
7 |
| 外部リンク |
|
| 特記事項 |
2010年1月にTXNに条件つきで加盟 旧名称「新富山放送」 |
テレビブロッサム(てれびぶろっさむ)とは、
富山県を放送対象地域とする放送局である。ANNとTXNのクロスネットである。
概要
新徳島放送(現 フランボワーズテレビジョン)等の出資により
北陸朝日放送に次ぐ北陸2番目のANN系列として2008年10月に開局した。しかしながら、近年の経済状況の悪化により中継局の整備が滞らない理由による視聴者保護や、
地上波デジタル放送による既存局の配慮もあり、大部分のテレビ朝日系列の番組が移行されない形となった。
2010年4月には条件付きでTXNに加盟する予定であったが、急遽2010年1月に加盟することとなった。また、同年4月には
テレビぎんがの組織解散による危機感からか、TXNの加盟条件を大幅に撤廃する予定である。
2010年4月1日に局名および商号を新富山放送からテレビブロッサムに変更した。これにより、富山県内の民放テレビ放送局の名称がばらばらになった(他は、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビである)。また、ラジオ富山と合併する(
テレビブロッサムラジオに変更)。同時にコールサインもJODY-DTVからJOUM-DTVに変更。
沿革
2007年10月 新富山放送が設立される。
2008年10月 北陸2番目のANN系列として開局。
2010年1月 条件つきでTXNに加盟。
2010年4月 局名および商号をテレビブロッサムに変更。また、ラジオ富山と合併する。
主な株主
- 読売新聞東京本社
- 朝日新聞社
- ラジオ朝日
- ニッポン放送
- テレビ朝日
- 北日本新聞社
- フジ・メディア・ホールディングス
- 朝日放送
- 日本経済新聞社
- 北日本放送
- 北陸銀行
- インテックホールディングス
- 中日新聞社
- 富山地方鉄道
- 富山テレビ放送
- 富山県
- 毎日放送
筆頭株主は読売新聞東京本社、朝日新聞社、
ラジオ朝日である。尚、チューリップテレビと似通った構成であるが、当局はチューリップテレビとの関係は険悪である。但し、当局側は読売新聞東京本社と朝日新聞社の配信によるニュースを放送している。この事から、当局は読売新聞、朝日新聞系の放送局である。
中継局
- 富山(呉羽山)17ch・リモコンキーID 7
- 高岡二上中継局 31ch
- 氷見論田局 17ch
その他
ネットワークの移り変わり
開局当初からANN系列であるが、中継局未整備による視聴者保護の観点により、既存局で放送されているテレビ朝日系列の番組が移行されない形となっているが、既存局の編成から外れた番組も放送している。そして、中継局の整備も終わった事から、2010年4月に殆どのテレビ朝日系の番組が当局に移行した。
また、当局は2010年1月にTXNにも加盟した事から、条件付きながら、北陸初のテレビ東京系列となった。しかし、素材受けと番組供給のみしかなさない程度である。2010年7月にフルネット局の
テレビ北陸が開局したが、当局側はTXN加盟を維持している。同時期にフルネット至上主義を批判するような声明を出している(クロスネット局でも良質な番組を放送する事が出来るという内容)。尚、当局がよく
テレビ北陸が北陸唯一のTXN系列と外部から勘違いされる事を立腹している。
ネットチェンジ
2011年にフジテレビ系列にネットチェンジする予定だという事が明らかになった。当局は近年フジテレビ系の富山テレビとフジメディアHDの株を保有しているチューリップテレビよりもフジテレビ、加えてニッポン放送との結びつきが強化され、東海テレビや中日新聞(北陸中日新聞)との関係も強くなりつつある事が挙げられる。また、近年のテレビ朝日系の取り巻く環境が大きく変わったことも理由の一つである。ちなみに富山テレビは朝日新聞やテレビ朝日、朝日放送との関係が良好であるので、テレビ朝日系にネットチェンジをしても支障はきたさないと予想している。当局でも関西テレビとの関係が悪いとされていたが、現在ではある程度回復している。
TXNに関しては、「北陸地域の経済、放送の発展に尽力を尽くしたが、すでに使命を終えた」として、富山県におけるTXNの業務(主に報道)等をテレビ北陸に譲渡する予定である。
更にネットチェンジの影響はラジオにも及んでいる。ネットチェンジが実行されるならば、NRN系の番組のネット比率を増加する事となっている。それに伴い、KNBラジオからニッポン放送、文化放送の番組の一部が移行される。また、2011年3月14日から2010年4月1日まで、ネットチェンジの準備のため、ラジオ放送を休止する。
ケーブルテレビの再送信について
新富山放送が県内民放の対抗によりクロスネット化しており、且つ2010年1月にはTXNに条件加盟していることから、北陸朝日放送の再送信は全面的に認めている。逆に、石川県ケーブルテレビ局の新富山放送の再送信は、ANNメインネットであることから再送信は困難であるとされてきたが、新富山放送、TFTが再送信許可を促してた。それが功を奏したのか、2010年3月に能登地方の一部局のみ再送信が許可された。そして2010年7月に再送信が打ち切られた。
番組編成
前述の通り、近年の経済危機の悪化により中継局の整備が滞らない理由による視聴者保護や、
地上波デジタル放送による既存局の配慮もあり、大部分のテレビ朝日系列の番組が移行されない形となっていた。テレビ朝日系列の同時ネット番組の一部は放映権が移行されていないため、再放送等で穴埋めしていた。しかし2010年1月にTXNに条件付き加盟をした事から、テレビ東京系の番組で穴埋めをする場合が多くなった。
また、テレビ東京の主要コンテンツであるアニメーションや演歌・歌謡曲を多く放送している。これは、富山県の民放3局に対する挑発だとされている。
番組編成はKNBが大人向け、BBTがやや大人向け、TUTが若年層向けなのに対して、当局は若年層向けの番組と中高年向けの番組をバランスよく放送している(前者は子供向け番組、アニメーション、後者は演歌・歌謡曲、レジャー情報など)。
現在放送中の番組
自社制作番組
テレビ朝日系列の遅れネット
テレビ東京系列
- おはスタ! 月曜~金曜16:00~16:45(本来は朝に放送されるべきであるが、視聴者に対する配慮で時差スポンサードネット。)
- another star(西九州テレビ制作)
- ワールドビジネスサテライト (日本経済新聞社の意向による時差ネット。火、木、土曜の1:15~2:15の間に放送、水、金曜は11PM放送のため非ネット。11PM放送枠拡大のため2010年3月を以て終了したが、報道ステーションの実質後番組として2010年10月より同時ネット。)
日本テレビ系列
本来の系列局は北日本放送であるが、編成から外れた番組を中心に放送している。。
- スッキリ! 月曜~金曜8:00~10:25(スーパーモーニングの放映権が移行していない関係上、穴埋めとして放送。ちなみにスーパーモーニングは北日本放送が放送している。)
- ぶらり途中下車の旅
- 11PM(再放送、日本テレビ、よみうりテレビ(現 ytv)制作、北日本放送では未放送であったよみうりテレビ制作分の火曜、木曜版を出来る限り放送していたが、2010年4月より日本テレビ制作分の月曜、水曜、金曜版を放送。火曜、木曜版のみの時代は月曜、水曜、金曜にワールドビジネスサテライトを放送していた。)
- 進ぬ!電波少年 (日曜17:00~17:30、再放送、KNB未放送分を含めて放送)
- 日テレNEWS24 (フィラー扱い、KNBがフィラー放送を実施していないことによる。)
TBSテレビ系列
再放送番組を中心に放送している。
フジテレビ系列
フジ・メディアホールディングス、ニッポン放送、東海ラジオ放送、ラジオ朝日が経営に関与しているためか、フジテレビ系の再放送番組を多く放送している。
同時ネット、時差ネット
- ぴーかんテレビ(東海テレビ放送制作、月曜~金曜 9:55~11:30、2010年10月から放送開始)
再放送番組
- オレたちひょうきん族 (16:00~16:54ぷっ!すまの放映権が移行されていないため、穴埋めとして放送されたが、事情により放送枠が移動された。当初は志村けんのだいじょうぶだぁを放送する予定であったが、諸般の事情により変更された。)
その他
過去の番組
テレビ朝日系列局
テレビ東京系
日本テレビ系列
- スッキリ!(開局当初は視聴者保護の観点より中継局の整備完了まではスーパーモーニングの放映権移行を断念した。2010年4月に番組交換したものの、スーパーモーニングのネットを頑なに拒んでいたが、やじうまプラスでクロスプログラムが実施されるようになったので、2010年7月にネットを開始した。尚、2010年4月から7月までは、スポンサーのみネット受けしていた。)
- 皇室日記(日本テレビの内閣府提供番組枠の廃止に伴う後番組として2010年4月に北日本放送に移行した。)
TBSテレビ系列
- 水戸黄門(再放送、チューリップテレビが再放送を開始したので打ち切り)
- Di Gi Charat
その他
朝まで生テレビ!の扱いについて
- 朝まで生テレビ!の略称は番組内では使わないこととしている。これは、KNBラジオで「とれたてワイド朝生!」と重複されるのを防ぐためである。
- 2009年9月までは1:30からの飛び乗り放送であったが、2009年10月からは1:25からのフルネットとなっている。
- 当番組放送のため、金曜深夜の番組編成は再放送番組が目立つ。
- 当番組内で発言された内容がBPOで審議され、この事態を受けてBPOと縁が深いフランボワーズテレビジョンから、放送無期限禁止要請(任意であり、強制ではない。ちなみに五波連加盟局のテレビバブルス、山梨バターカップテレビ放送も同様)が出され、且つ番組編成上の都合上(「朝まで生テレビ!」は毎月最終土曜の3時間放送で、
他系列からのネット番組を放送することを視野に入れると、遅れ日数が拡大する懸念があった。)により、2010年3月を以て放送を無期限休止することとなった。
ケーブルテレビ局との関係
当局は開局当初から富山県ケーブルテレビ協議会と連携を組んでいる。近年では
日本CATVが進出した事に対抗したサービスを提供している(当局と富山県ケーブルテレビ協議会は当初は「既存のサービスで十分」という結論に至り、反対していた。実際に当局の上層部も異論を呈した。)。また、加盟局向けにニュース素材を配信したりしている(→
TEYケーブルニュース)。
最終更新:2010年12月26日 22:42