宇宙飛行士

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宇宙飛行士 - (2013/10/18 (金) 13:43:34) の編集履歴(バックアップ)


職業の内容

宇宙船に乗り、宇宙に行き、宇宙を研究し、解明する仕事


なるために

JAXAの場合
資格
  • 日本国籍を有すること
  • 大学(自然科学系※)卒業以上であること
  ※理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等
  • 自然科学系の研究・設計・開発・などに3年以上の実務経験があること
 (修士号取得者は1年、博士号取得者は3年とみなす)
  • 堪能な英語力があること
  • 心身ともに健康であること
 (身長:149~193cm 視力:両目とも裸眼0.1以上、矯正1.0以上 など)
  • 協調性等、長期間宇宙飛行士業務に従事できる心理学的特性を有すること

選考(最近の例)
①書類選考と英語検定 (864名→195名)
②一次医学検査・一般教養試験(筆記)・基礎的専門試験(筆記)・心理適性検査  (195名→54名)
③2次医学検査と面接試験(心理・英語・専門・一般)  (54名→8名)
④長期滞在適性検査と面接試験  (8名→3名:古川さん・星出さん・山崎さん)

有名人

毛利衛 (もうり まもる)
秋山 豊寛(あきやま とよひろ)

雑学

  • 毛利衛の名言
アメリカの社会を駆動してきたモチベーションは、
新大陸とフロンティア精神にあった。
島国の日本はその文化や国民性を考えると、
新しい挑戦の源は海にあるんですね。
海を乗り越えてやってきた知恵や技術が、
日本の活性化を促してきた。
いま、その海から、科学技術や地球環境を考えていきたい。
地球の4分の3は海。陸地ではないんです。

公務員試験の2次試験会場を抜け出して、
月面着陸するアポロ11号の中継テレビを見たくらいです。
衝撃でした。
結局、あれが大きなチャンスだったと思います。
自分にとって、瞬間的にどっちが大事なんだ、と。
公務員試験はいつでもある。
個人のことより人類史上初めての月着陸のほうが、
ずっと価値があるんじゃないか、と判断したんです。

科学というのは、
自然や人間を理解するために生まれました。
しかし、21世紀のいま、ヒトゲノムが研究し解明され、
人間の遺伝情報が詰まった4つの塩基の組み合わせで、
いくらでも人間という生物が変わることが分かった。
神様がつくり、人間は特別だと思って進歩させてきた科学が、
人間は他の生命と変わらない、
ということを証明することになったんです。

飛行士はだいたい、「地球が見たい」って答えるそうです。
でもわたしは太陽。
核融合の研究などをしていたからですが、
実際に見たら、漆黒の闇に浮かぶ、
エネルギーの塊ということだけを実感しました。

挑戦することに、年齢は関係ないですよ。
90歳でカンバスに向かう老芸術家だっている。
精神的な年齢に、老いも若いもないんです。
92年、44歳で宇宙に飛び出し、
その後、およそ8年間のブランクをへて、
再び宇宙へ再挑戦しました。
52歳で飛んだ2回目は、11日間宇宙に滞在しました。
多くの人から、何かにチャレンジするときに、
気持ちが続かないと聞きますが、
それは、心の底から、おもしろがらないからじゃないでしょうか。

月は太陽に照らされて光る。
他者があって自分があるという、
その深みに惹かれたのです。
宇宙船から見る下弦の月。
あれは一生忘れません。
ひととつながってこそ、自分がある。
人生もそうありたいですね。

宇宙からは、
国境線は見えなかった。