**その他の人物 50音順にその他の登場人物を説明します。 ---- #contents(fromhere) *エドワルト・ベネシュ チェコスロバキア共和国第2代大統領。 トハチェフスキーの粛清事件において、でっちあげられた陰謀の情報源としての役目を負わされた。 *エルンスト・ルビッチ 1930年代に活躍したドイツの映画監督。 *ジョージ6世 グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国国王(在位1936年12月11日 - 1952年2月6日)。 インド皇帝(在位1936年 - 1947年)。 兄エドワード8世がウォリス・シンプソン夫人との結婚問題で、わずか11ヶ月で退位したために国王に即位することとなった。 第二次世界大戦ではチャーチルと共に国民の士気高揚に勤め、第一次大戦時の国王であった父ジョージ5世とならんで国民的人気が高かった。 現イギリス女王エリザベス2世の父。 *ネヴィル・チェンバレン イギリスの政治家。この時の首相。外相時代にロカルノ条約を締結し、ノーベル平和賞を受賞した。 チェコ危機の時、二度にわたってヒトラーの説得を試みた。 が結局チェンバレンが宥和政策をとってズデーテン併合を容認したため、同地域は10月に併合された。 宥和政策はナチス・ドイツに軍事力を増大させる時間的猶予を与えてしまったとして非難されることが多い。 *マックス・オフルス 1930年代に活躍したドイツの映画監督。 *マレーネ・ディートリッヒ ドイツ生まれの女優で、国際的な名声を得た人物(史実では、アメリカ市民権を得て、反ナチのために、弊誌の慰問などを行なったとされる。 戦後も様々な映画に出演したが、「リリー・マルレーン」などの名曲で歌手としても活躍する) *レニ・リーフェンシュタール ドイツの女優、写真家にして映画監督。 ベルリンオリンピックを記録した『オリンピア』と1934年のナチ党の党大会を撮影した『意思の勝利』が有名だが、ナチのプロパガンダ映画として利用された。 ヒトラー暗殺後リーフェンシュタールが失脚し、ナチス支持者として処罰の対象となっていようだ。 史実においては戦後リーフェンシュタールは一貫して自分はナチスを支持したことはないと主張し続けていたが、その生涯の終わりまで常に疑惑の対象となっていた。