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「邂逅」 - (2007/01/16 (火) 23:59:31) のソース

**第6部 スターリングラード編 第1話 「邂逅」
2007年1月11日

概要
ついにスターリングラードに到着したマキ達は、装甲猟兵をさがし戦時のスターリングラードを歩きまわった。
最前線に向かうマキ達に狙撃の銃声が響き渡る。
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#contents(fromhere)
*1942年9月
史実ではドイツ軍はスターリングラードを制圧中である。
10月まで戦車同士の激戦が続き、11月にはソ連のスターリングラード包囲戦が始まる。
そういった時期である。

*4号の最新型
四号戦車H型
四号戦車の派生型としては最多の生産数を誇る。
48口径75mm砲を搭載し、装甲の強化や新型変速機の採用など改良が加えられている。
また車台や砲塔の側面には薄い増加装甲板(シュルツェン)を備えている。 

*パウルス
フリードリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト・フォン・パウルス
ドイツ陸軍元帥。
バルバロッサ当初は第6軍の参謀長で、1942年当時には第6軍司令官。

*ジューコフ
ゲオルギー・ジューコフ
ソビエト連邦の軍人、政治家。
第二次世界大戦期を通じてソ連で最も活躍した軍人の一人

*ヴァシレフスキー
アレクサンドル・ヴァシレフスキー
ソ連軍司令官。ソ連邦元帥。
作中の時は参謀総長

*ティモシエンコ攻勢
第二次ハリコフ攻防戦
ドイツ南方軍集団のブラウ作戦発動、進撃開始の前にソ連軍のハリコフ周辺への攻撃があった。 
ドイツ軍を包囲しようとしたが、装備・熟練度とも前年の痛手から立ち直っていないソ連軍は攻撃に失敗、逆にドイツ軍に包囲され、貴重な戦車戦力を多数失った。

*ブラウ
ブラウ作戦
独ソ戦を短期に終わらせることに失敗し、国内の石油事情が格段に悪くなったドイツ軍はソ連南部への攻勢を決定した。
南方軍集団により、長期戦に備えるためにとコーカサス油田地帯を確保を目的とした。
作戦内の補給線後方の防御拠点確保の為のスターリングラード制圧が、スターリングラード攻防戦へと繋がっていく。
ドン川を越えてバクーを目指すA軍集団(約100万人)と、ドン川沿いを制圧してスターリングラードを目指すB軍集団(約30万人)に分かれて、1942年6月28日一斉に進軍を開始した。

*モスクワ攻略
1941年10月2日より行われたドイツ軍によるモスクワへの攻略戦。
例年よりも早く冬が到来しドイツ軍の進撃は完全に停止、ソ連軍が反撃に転ずる。
ドイツ軍の戦闘車両や火器は寒冷のため使用不能に陥った。
12月5日、モスクワ攻略の失敗が明白となり、作戦は失敗に終わった。

*カフカス攻略

*アストラハン吸収作戦
ブラウ作戦の目標。
計画では、スターリングラードを8月に早期占領後、快速部隊でカスピ海沿岸の都市アストラハンに進出し、バクーへの陸上交通を断ち後方の安全を確保した上で、バクーを攻略する予定だった。