1. パッケージのダウンロード
- Dropboxをインストールしていない場合,「インストールしますか」「ログイン」の窓が表示されますが,すべて無視して大丈夫です.
- ダウンロード先はDropboxではなく,PCを選んでください.
- 中に,5つの圧縮ファイルが入っています.
1)InstallforMac.dmg :Mac用アプリケーション
2)InstallforWind.exe :Windows用アプリケーション
3)ketcindycontents.zip :KETCindyシステム
4)インストール方法Mac.dmg :Mac用説明書
5)インストール方法Win.exe :Windows用説明書
および,インストールの手順.txt
Macの場合は1)3)5),Windowsの場合は2)3)4)をダウンロードしてください.
ただし,ダウンロードする際には,「dropboxへ保存」ボタンではなく,「ダウンロード」ボタンを押してください.
- それぞれをダブルクリックすると解凍が始まります.
- InstallforMac/Winに含まれているもの
Scilab,Cinderella2,TeX,SumatraPDF(Windows),mi(Mac),Terapad(Windows)
R,Maxima,Risa/Asir,Fricas(Mac)
KeTcindyフォルダ
- 全体で1.5GB程度で,ダウンロードに15分くらいかかります.
- TeXは1GBと軽く,他のTeXと干渉しません.
注)ディスクの余裕があれば,入れておいてください.
2. ソフトのインストール
(1) Scilab,Cinderella,Sumatra(Windows)をインストールします.(必須)
javaの更新が必要となる場合があります.(javaは未搭載)
javaをダウンロードして更新してください.
javaの更新
(2) 以下のソフトをインストールします.(オプション)
Maxima(数式処理), R (統計計算),Risa/Asir(数式処理),Fricas(数式処理:Macのみ)
terapad (Windowsのテキストエディタ ), mi ( Macのテキストエディタ )
3. KeTCindyの設定
(1) 一括パックのTeXを使うときは,次のようにします.
Windowsの場合
-KeTCindyWフォルダを開く.
-w32texb.exeをダブルクリックすると解凍されてw32texbフォルダができる.
-w32texbフォルダをKeTCindyフォルダに入れる.
-KeTCindyフォルダをCの直下に入れる. C:¥KeTCindy
Macの場合
-KeTCindyMフォルダを開く.
-KeTCindyフォルダをApplicationsに入れる. /Applications/KeTCindy
-texlive.dmgをダブルクリックすると仮想ドライブができる.
-texliveフォルダをKeTCindyフォルダに入れる.
(2) 他のTeXを使う場合は,すでに入っているTeX処理系のパスを把握しておいてください.
例)MacOS ElcapitanでTeXLiveを使う場合,/Library/TeX/texbin
WindowsでTeXLiveを使う場合,C:¥texlive¥2015¥bin¥win32 など
注)上記は,すでにTeXを利用されている方やフルセットのTeXLiveを使おうとしている方の場合です.
しかし,それらの方の場合も,KETCindyを利用するにあたっては,本パックのTeX(TeXLiveの軽量版)を利用することをすすめます.既存のTeX処理系と共存できます.
(3) KeTCindyフォルダのショートカット(エイリアス)をデスクトップに作ってください.
(4) Cinderellaプラグインのインストール.
- ketcindycontents.zipを解凍してできたketcindycontentsフォルダを開く.
- その中にあるbasic1.cdyをダブルクリックするとCinderellaが立ち上がる.
- トップメニューから,スクリプト/Reveal Plugin Folder を選ぶ.
- Pluginsフォルダが開くので,ketjavaフォルダの中にあるKetCindyPluginをコピーして入れる.
- Pluginsフォルダを閉じて,Cinderellaも終了する.
(5) 他のTeX処理系を用いる場合や別バージョンのScilabを使う場合,KeTCindyの中にあるketoutset.txtを修正してください.
- ketoutsetにはそれぞれのパスが次のように設定されています.PathTがTeX処理系へのパス,PathSがScilabです.
Windowsの場合
PathT="C:\ketcindy\w32texb\bin\platex";
PathS="C:\Program Files\scilab-5.5.2\bin\scilex";
Macの場合
PathT=Dirhead+"/texlive/bin/x86_64-darwin/platex";
PathS="/Applications/scilab-5.5.2.app/Contents/MacOS/bin/scilab";
これを次のように変更します。
例)WindowsのTeXLive2015を使っている場合
PathT="C:\texlive\2015\bin\win32\platex";
MacOSのYosemite以前でTeXLiveを使っている場合,
PathT="/usr/texbin/platex";
MacOSのElcapitanでTeXLiveを使っている場合,
/Library/TeX/texbin/platex
例)Windowsで64ビットPCにScilab32ビット版をインストールした場合,
PathS="C:¥Program Files (x86)¥scilab-5.5.2¥bin¥scilex";