KETCindyを使うまでの手順 修正日:2016.09.01 詳しくは「セットアップガイド.pdf」を読んでください. すべて,新しくインストールする場合を説明する. 1)InstallforWin.zip, ketcindy.zipを丸ごとデスクトップにコピーする. 2)ketcindy.zipは解凍して,ketcindyフォルダを作る. InstallforWin.zipも同様に解凍して,InstallforWinフォルダを作る. 3)TeX(軽量版w32texb)のインストール ・InstallforWinの中のkettex.zipを解凍してできるkettexフォルダ (中にw32texbとketbinが入っている)を丸ごとC:\(Cの直下)に入れる. 注1)実はどの場所でもいいが,後述のketoutset.txtのTeXのパスを 書き換える必要がある, 注2)Texwork/TerapadをTeXのエディタとして用いる場合は,9)を参照. 注3)既存のTeXを用いる場合は,7)の(6)(7)を参照 4)Scilab5.5.2のインストール ・scilab-5.5.2_x64.exeをダブルクリックするとインストールが始まる. 注)64bitマシンでないときは,scilab-5.5.2.exeをインストールする 5)Cinderella2のインストール ・cindyinstallをダブルクリックする. 6)SumatraPDFのインストール ・SumatraPDF-3.1.1-64.exeをダブルクリックするとインストールが始まる. 注)64bitマシンでないときは,SumatraPDF-3.1.1をインストールする. 7)KETCindyの準備 (1)デスクトップにあるketcindyフォルダを C:\Users\ログイン名 の中に入れる. 注1)ketcindyのショートカットをDesktopにおいておくと作業が楽になる. 注2)ログイン名に,全角文字や半角スペースがあるとき, ketcindyをCの直下に移して,(4)で次の作業を追加 Pluginsフォルダにketcindyにあるdirhead.txtも入れる. または,別のアカウント名(半角英数字のみ)を作成する. (2)ketcindyの直下にあるtemplate.cdy(またはsetupJ.cdy)をダブルクリックする. (3)Cinderella2のトップメニューから スクリプト=>Reveal Plugin Folder を選ぶと,ファインダーにPluginsというフォルダが開く. (4)その中にketjavaに入っているファイルをコピーしてフォルダを閉じる. (5)Cinderella2もいったん終了する. 注1)ketjavaそのものではなく,中身のファイルをコピーする. 注2)(1)の注2の場合は,dirhead.txtもPluginsに入れる. 注3)Pluginsに元から入っているフォルダやファイルは消さないこと. (6)既存のTeXを使うときは,ketpicstyleフォルダの中身をすべてketworkにコピーする. (7)(必要な場合のみ) KeTCindyフォルダの直下にあるketoutset.txtを開いて,パスを修正する. 8)KETCindyのテストラン (1)ketcindyの直下にあるtemplate.cdyをダブルクリックする. 注)画面に白い枠が出て,辺の色が黒になればよい. (2)スクリーンの上部にあるTexviewボタン,Exekcボタンを順に押す. (3)PDFが表示されれば成功です. 注)以前のファイルを使うときは,CindyScript/ketlibの内容をCindyScriptsetting.txtの 内容で置き換える. 9)TeXエディタの設定 ・TeXworksを用いるとき, (1) C:\kettex\w32texb\share\texworks\TeXworksを立ち上げ, 「編集>設定>タイプセット」 を選ぶ. (2)次のように設定 タイプセットの方法(追加+) 名前 texworksplatex プログラム 参照で次を見つける. C:\Users\kettex\ketbin\texworksplatex.bat 引数(追加+) $fullname [OK]を押す デフォルトを上の名前(texworksplatex)に選ぶ [OK]を押す ・Terapadを用いるとき, (1)tpadでインストール後 ツール > ツールの設定 > 追加 (2)次のように設定する(自分の環境に合わせる) i) 名前 texpdfb ii) 実行ファイル C:\kettex\ketbin\teratexpdfb.bat 注)8以降で,SumatraがProgramfiles (x86)にある場合 teratexpdfb86.batとする. iii) コマンドライン %d %b iv) 作業フォルダ %D v)「確認メッセージを表示」 vi) キー CtrL+Sift+K 10)Fricasのインストール 1)cygwinのインストール ・https://cygwin.com/install.htmlから setup-x86.exe または setup-x86_64.exe(64ビット) をダウンロードして実行 ・fricasに必要なパッケージは xorg-server, xinit, xterm, clisp だけである. 注)cygwinのパッケージすべてをインストールすると膨大な量になる. 2)fricasのインストール ・FriCAS-1.2.5-i686-cygwin.tar.xzを解凍するとoptフォルダができる. ・これを(通常は)C:\cygwinの中に入れる. 注)既にoptフォルダがあれば中身のfricsフォルダをoptに入れる. 11)トラブルシューティング ・一般的な手順 (1)ketoutset.txtで,各アプリケーションのバージョンを確認する. 以下ではketworkを開いておく. (2)ketworkのすべてのファイルを消去する. (3)Cinderellaの該当ファイルをもう一度開いて実行する. => kc.batが作り直される. (4)Cinderellaを終了,kc.batを直接ダブルクリックする. => 関連ファイルができれば,Cinderellaからのkc実行に問題がある. (5)kc.batをエディタで開く (6)コマンドプロンプトも開いて,1行ずつコピーして実行,結果を見る. ・ログイン名に全角文字や半角スペースがある場合 ログイン名を追加するか,または次の手順を実行 1)ketcindyをC:の直下に移動して,template.cdyを開く. 2)スクリプトメニューからplugin フォルダを開き, ketcindyの直下にあるdirhead.txtをplugins フォルダに入れる.