KeTCindyによる図入り教材の作成
http://w.atwiki.jp/ketcindy/
KeTCindyによる図入り教材の作成
ja
2018-10-10T21:49:50+09:00
1539175790
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KeTCindyの紹介
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/110.html
&sizex(4){1. KeTCindy=KeTpic+Cinderella}
私たちは,2006 年から,TeXに図を入れるためのツールKeTpicを開発してきました.KeTpicは,数学ソフトウェアのパッケージで,TeX文書に正確な図を簡単に入れることができます.しかし,GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)が不十分だったため,初めての方には使いやすいとは言えませんでした.詳しくは,以下のwebページをご覧ください.
[[http://ketpic.com]]
一方,Cinderellaは動的幾何ソフトの1つです.画面を見ながら,また点を動かしながら,思った通りの図を作成できるという大きな利点をもっています.
2014年にCinderellaの開発者U.Kortenkamp氏が来日したことをきっかけに,KeTpicとCinderellaのコラボが始まり,KeTpicにGUIを付加することで,より使いやすくなったKeTCindyが生まれました.
&sizex(4){2. 作図の流れ}
(1) KeTCindyのサンプルファイルtemplate1basic.cdyをダブルクリックしてCinderellaを立ち上げます.
(2) Cinderellaのメイン画面(幾何図形)とCindyScript(コマンドの入力)を利用して図を作ります.CindyScript画面の右上にあるギアマークを実行すると,メイン画面に図形が表示されます.
(3) Figureボタンを押すと,Rソースファイル,Texの確認用メインファイル...main.texができます.同時に以下の一連の処理をするkc.sh(.bat)が作られ,一気にPDFが表示されます.
-Rがソースファイルを実行してTeX用の図ファイルを作成
-TeXの確認用メインファイルをコンパイルして,図入りのPDFファイルを作成
-PDFビューアがPDFファイルを表示
&ref(ketcycle.png,,title=完成図,width=400,)
&sizex(4){3. 必要なソフトウェア}
以下のソフトウェアは必須です.これらは,まとめてパッケージ化して配布しています。
Cinderella(動的幾何ソフト)
R(統計ソフト)
TeX(組版ソフト)
PDFビューア(Macはプレビューまたはskim,WindowsはSumatrapdf)
以下のソフトウェアはオプションです.
Scilab(数値計算ソフト)
Maxima(数式処理ソフト)
Risa/Asir(数式処理ソフト,グレブナー基底に強い)
Fricas(数式処理ソフト,不定積分に強い)
2018-10-10T21:49:50+09:00
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KeTCindyを始めよう
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/118.html
&sizex(4){1. Cinderellaの画面}
KeTCindyフォルダの中にあるtemplate.cdyをダブルクリックすると,Cinderellaの画面が開きます.
白い枠線は,TeXに書き出されるときの描画領域で,点SW,NEを動かして変更できます.
&ref(Cinderellainit.png,,title=,width=600,)
-画面の中にあるParent, Texview, Exekc は描いた図のデータを書き出すKeTCindyのボタンです.
-上下にあるツールボタンでよく使うのは次のものです。描画後は「要素を動かす」ボタンを押して動かすモードにしておきます.
&ref(buttonupper.png,,title=,width=600,)
&ref(buttonbottom.png,,title=,width=600,)
&sizex(4){2. Cinderellaで図を描く}
(0) まず,template.cdyに描かれた三角形を消去して,空のcdyファイルを作成し,example1.cdyとして保存しましょう.一番上にあるツールバーで「スクリプト→CindyScript」を選択してクリックすると,スクリプトエディターが現れます.
&ref(ScriptEditor.png,,title=,width=600,)
-10行目に/ / を加えてコメントアウトしましょう.
-メイン画面に戻って,画面上部のツールバーから3点マーク「すべての点を選択する」をクリックすると次のようになります.
&ref(example1.png,,title=,width=600,)
-メイン画面上部のツールバーから消しゴムマーク「選択した要素を消去する」をクリックすると次のようになります.
&ref(example2.png,,title=,width=600,)
-最後に,一番上にあるツールバーで「ファイル→別名で保存」を選択してクリックすると,保存先フォルダが現れ,example1.cdyと改名して保存できます.
では,example.cdyを使って,以下の作業を試みてみましょう.
(1)「線分を加える」ボタンを使って,三角形を描きます.
-Aの位置で左ボタンを押し,ドラッグしてBの位置でボタンを離します.同様にBC,CAを引きます.
-線分は青い線で描かれます.
-最後に作図したCAが光ったようになっています。(ハイライト)
-終わったら,必ず動かすモード(「要素を動かす」)に戻しておいてください.
&ref(sankakucindy.png,,title=,width=600,)
(2) トップメニューから スクリプト/CindyScript を選びます.スクリプトエディタが別ウィンドウで開かれるので,Draw/figures をクリックすると次のようになります.
&ref(CindyScript1.png,,title=,width=600,)
(3) Fhead(ファイル名)を次のように変更します.
Fhead="basic1";
(4) Ketinit();とWindispg();の間に次のコマンドを入れていきます.
Addax(0); TeXの図で座標軸を描かない.
Listplot([A,B,C,A]); A,B,C,Aの順に線分で結んで三角形を描く.
(5) 右上のギヤマーク(?の左)を押すと,下部に結果が表示されます.
Shift+Enterでも実行できます.(推奨)
注)コマンドの簡単な説明と使用例を見るには,
Help("List");
などと書くと,実行時に下のエリア(コンソールといいます)に説明が表示されます.
&ref(CindyScript2.png,,title=,width=600,)
(6) Cindy画面に戻ると三角形の辺の色が黒線に変わっています。KETCindyのコマンドで描かれた結果です.
&ref(CindyScreen2.png,,title=,width=600,)
(7) 図を描き出します。
まずTexviewボタンを押し,次にExekcボタンを押すとバッチ処理が始まり,PDFが表示されます.
&ref(resultpdf.png,,title=,width=600,)
注)Macで,うまく動かないかエラーが出る場合は kc.sh の実行権がうまくいっていません。次のようにしてください.
1) KeTCindyフォルダの中のketworkフォルダを開き,中にあるkc.shを削除する.
2) Cinderellaに戻り,Texviewボタンを押す.
3) 再びketworkフォルダを開くと,kc.shが新しくできている.
4) kc.shを選び,メニューで「ファイル/情報をみる」を選択
5) 「このアプリケーションで開く」=>その他 で,ターミナルを選ぶ.
6) 「すべてを変更」ボタンを押す.
Cinderellaに戻り,Exekcを押して再実行します.
これでもうまくいかない場合は,次のようにします.
ターミナル(アプリケーション/ユーティリティ)を立ち上げて,次の2行を実行
cd /Applications/KeTCindy/ketwork
chmod +x kc.sh
(8) TeXやPDFのファイルは,作品と同じディレクトリ(フォルダ)の fig フォルダに作られます.
fig フォルダがない場合は新規に作成されます。
basic1.tex TeXの図ファイル
basic1maic.tex basic1.TeXを読み込むTeXの文書
basic1main.pdf 確認用のPDFファイル
注)TeXの図ファイルは他のTeXファイルに ¥input コマンドで挿入できます.
¥input{basic1.tex}
basic1main.tex ではこれを実行しています.
&ref(ketworkfolder.png,,title=,width=600,)
2018-06-13T08:15:30+09:00
1528845330
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/2.html
**言語の変更
-[[英語>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy-eng]]
----
**メニュー
-[[はじめてのKeTCindy>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/1.html]]
//-[[プラグイン紹介>プラグイン]]
//-[[メニュー]]
//-[[メニュー2]]
|今日|&counter(today) 件|
|合計|&counter() 件|
----
**リンク
-KeTCindyインストール
--[[InstallforMac>>https://www.dropbox.com/sh/2ez33s0km2c16dd/AABwSAhtvKfVaGtHpvkhO3_Da?dl=0]]
--[[InstallforWindows>>https://www.dropbox.com/sh/rkczt0pdird0kub/AAB9HhWNcqUOEhWJ7tBwSKMVa?dl=0]]
--[[InstallforLinux>>https://www.dropbox.com/sh/79ofbls9nf0ywkj/AAA4KaH6MaFsaL0e-ACqw-0Ya?dl=0]]
-[[KeTpic.com>>http://ketpic.com]]
-[[CinderellaJapan>>https://sites.google.com/site/cinderellajapan/]]
-[[KeTpic+TeXによる図入り教材作成支援>>http://www55.atwiki.jp/ketpic]]
//-[[@wiki>>http://atwiki.jp]]
//-[[@wikiご利用ガイド>>http://atwiki.jp/guide/]]
// リンクを張るには "[" 2つで文字列を括ります。
// ">" の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります
//**更新履歴
//#recent(20)
&link_editmenu(text=ここを編集)
2018-02-25T08:57:18+09:00
1519516638
-
KeTCindyの準備(インストール方法)
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/114.html
&sizex(4){1. パッケージのダウンロード}
必要なソフトのインストーラが入ったパッケージは,Dropboxのリンク
Macの場合 [[https://www.dropbox.com/sh/2ez33s0km2c16dd/AABwSAhtvKfVaGtHpvkhO3_Da?dl=0]]
Windowsの場合 [[https://www.dropbox.com/sh/rkczt0pdird0kub/AAB9HhWNcqUOEhWJ7tBwSKMVa?dl=0]]
Linuxの場合 [[https://www.dropbox.com/sh/79ofbls9nf0ywkj/AAA4KaH6MaFsaL0e-ACqw-0Ya?dl=0]]
からダウンロードできます.なお,左欄「KeTCindyインストール」からInstallforMac, InstallforWindows, InstallforLinuxをそれぞれクリックしても上記リンクに移動できます.
-Dropboxをインストールしていない場合,「インストールしますか」「ログイン」の窓が表示されますが,すべて無視して大丈夫です.
-ダウンロード先はDropboxではなく,PCを選んでください.
-中には,以下のものが入っています.
1)InstallforMac :Mac用アプリケーションフォルダ
1−1)ketcindyfolder.dmg :ketcindyのインストール用フォルダ
1−2)kettexnormal.dmg :ketcindy用TeX(kettex)のインストール用フォルダ
1−3)Macstart.dmg :Cinderella, Maxima, RのインストーラーとTexworksのインストーラー
1−4)ScilabInstall.dmg :Scilabのインストーラー
1−5)Relatedsoftwares.zip :その他のアプリケーションのインストーラー
1−6)ReadmeMacJ.txt :インストールの方法(日本語版)
1−7)ReadmeMacE.txt :インストールの方法(英語版)
2)InstallforWin :Windows用アプリケーションフォルダ
2−1)ketcindyfolder.exe :ketcindyのインストール用フォルダ
2−2)kettexnormal.exe :ketcindy用TeX(kettex)のインストール用フォルダ
2−3)Winstart.exe :Cinderella, Maxima, RのインストーラーとTexworksのインストーラー
2−4)ScilabInstall.exe :Scilabのインストーラー
2−5)Relatedsoftwares.exe :その他のアプリケーションのインストーラー
2−6)ReadmeWinJ.txt :インストールの方法(日本語版)
2−7)ReadmeWinE.txt :インストールの方法(英語版)
3)InstallforLinux :Linux用アプリケーションフォルダ
3−1)ketcindyfolderLinux.zip :ketcindyのインストール用フォルダ
3−2)KeTTex-linux-20171022.tar.xz :ketcindy用TeX(kettex)のインストール用フォルダ
3−3)KeTTex-linux-20171022.tar.xz.sha1sum:Cinderella, Maxima, RのインストーラーとTexworksのインストーラー
3−4)ReadmeLinuxJ.txt :インストールの方法(日本語版)
3−5)ReadmeLinuxE.txt :インストールの方法(英語版)
ただし,ダウンロードする際には,「dropboxへ保存」ボタンではなく,「ダウンロード」ボタンを押してください.
ketcindyforlder 以外は大きなパッケージなのでダウンロードに時間がかかります.
-ReadmeMacJ.txt, ReadmeWinJ.txt, ReadmeLinuxJ.txtをそれぞれ開いて,書かれた手順通りにインストールしてください.
&sizex(4){2. ソフトのインストール}
Relatedoftwares.dmgやRelatedsoftwares.exeには,以下のソフトのインストーラーが入っている.
Asir, fricas, MeshLab :数学ソフトウェア
mi(Macのみ),terapad(Windowsのみ):エディタ
skim(Macのみ) :PDFビューア
なお,以下をクリックしてそれぞれのページへ移動すると,ReadmeMacJ.txt, ReadmeWinJ.txt, ReadmeLinuxJ.txtと同じものが見れます.
**&sizex(5){[[Macのインストール方法>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/196.html]]}
**&sizex(5){[[Windowsのインストール方法>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/197.html]]}
**&sizex(5){[[Linuxのインストール方法>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/230.html]]}
2018-02-25T08:54:46+09:00
1519516486
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Linuxのインストール方法
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/230.html
KETCindyの通常インストール(Linux) 修正日:2017.11.25
0)準備
・ketcindyfolder.zipをダウンロードして解凍する.
1)TeXのインストール
(1)kettexを用いる場合
・TeXLiveをKeTCindy用にアレンジしたもので,標準のTeXLiveより軽い.
・環境変数を使わないので,既にインストールされているTeXと干渉しない.
・KeTCindyに必要なファイルが既に入っている.
i) texmf-dist/scripts/ketcindy ketlib, setketcindy, ketoutsetなど
ii) texmf-dist/tex/latex/ketcindy ketcindy関連のstyleファイル
iii) texmf-dist/doc/support/ketcindy 各種マニュアルとソースファイル
(2)既にインストールしている他のTeXを用いる場合
・ketcindyfolderにあるフォルダを以下のフォルダにコピーする.
i) scripts/ketcindy => texmf-dist/scripts/ketcindy
ii) misc/ketpicstyle/ketcindy => texmf-dist/tex/latex/ketcindy
iii) misc/ketcindy => texmf-dist/doc/support/ketcindy
・mktexlsrを実行する.
2)Cinderella, R, Maximaのインストール
・それぞれの環境に合わせて,インストーラをダウンロードしてインストールする.
・tex-dist/scripts/ketcindyにあるketoutset.txtを開いてパスを修正する.
PathT 使用するTeXのパス
Pathpdf PDFビューアのパス
PathR Rのパス
PathM Maximaのパス
・tex-dist/scripts/ketcindyにあるdirhead.txtを開いて修正する.
PathThead="texbinのパス";
Dirhead="TeX/scripts/ketcindyのパス";
Dirfile="作業ディレクトリのパス";
3)KeTCindyのインストール
(1)適当な場所に作業ディレクトリを作り,ketcindyfolder/workの中身をコピーする.
(2)Cinderella2を立ち上げ「スクリプト > プラグインを開く」を選ぶ.
・tex-dist/scripts/ketcindyの次の2つのファイルをPluginsにコピーする.
dirhead.txt, ketjava/KetCindyPlugin.java
・Pluginsを閉じ,Cinderellaをいったん終了する.
4)KeTCindyのテストラン
(1)作業ディレクトリの中のtemplate.cdyを選ぶ.
・実行アプリケーションがCinderella2になっていることを確かめる.
・template.cdyダブルクリックする.
・画面に白い枠が出れば,ライブラリは読み込まれている.
・そうでないとき
・トップメニューから,次を選択
スクリプト >「 プラグインを開く」
・次を確認する
i) KetCindyPlugin.jarが入っているか.
ii) dirhead.txtに書かれているパスが合っているか.
(2)スクリーンの上部にあるFigureボタンを押してPDFが表示されれば成功である.
・表示されないとき
ユーザホームのketcindyhead.txtを確認する.
2018-02-24T12:49:54+09:00
1519444194
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Windowsのインストール方法
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/197.html
KETCindyのインストール(Windows) 修正日:2018.01.06
注)既にインストールが済んでいて,KeTCindyだけを更新するとき
・通常は,以下3) だけを実行すればよい.
・従来の作業ディレクトリ(ketcindy)は名前を変えておく.
更新後必要なファイルを移動(コピー)する.
・これまでのcdyファイルを使うときは,立ち上げた後
CindyScript/ketlib
の中身を作業ディレクトリ(work)にあるScriptketlibで置き換えてギヤを押す.
0)準備
(1)以下の1),2),3)(1)(2)では管理者としてログインしておく必要がある.
(2)以下の圧縮ファイルをデスクトップにコピーして解凍しておく.
Winstart.exe
ketcindyfolder.exe
kettexnormal.ext(kettexを用いる場合)
注1)デスクトップに3つのフォルダがあることを確認する.
注2)解凍時「WindowsによってPCが保護」が現れたら「詳細情報」を選択
1)TeXのインストール
(1)kettexを用いる場合
・TeXLiveをKeTCindy用にアレンジしたもので,標準のTeXLiveより軽い.
・環境変数を使わないので,既にインストールされているTeXと干渉しない.
・KeTCindyに必要なファイルが既に入っている.
i) texmf-dist/scripts/ketcindy ketlib, setketcindy, ketoutsetなど
ii) texmf-dist/tex/latex/ketcindy ketcindy関連のstyleファイル
iii) texmf-dist/doc/support/ketcindy 各種マニュアルとソースファイル
・kettexnormal.exeをデスクトップで解凍し,copykettex.batを右クリック
「管理者として実行」を選ぶ.
注)多少の時間がかかる.
(2)既にインストールしている他のTeXを用いる場合
・3)(1)を実行すれば,必要なファイルがコピーされる.
・TeXLive以外では,TeXのパスとtexbinのパスを入力する.
・「ketpic stylesをコピーする」を選ぶ.
2) Cinderella, R, Sumatra, Maximaのインストール(コピー)
(1)Winstartを開く.
(2)cindyinstall.exeを実行してインストールする.
(3)R, Maxima, SumatraPDFもインストールする.
注)Scilabを使うときは,ScilabInstallのScilabをインストール
(4)TeXworksもインストールする.
3)KeTCindyのインストール
(1)ketcindyfolder を開く.
(2)copyfilessetcindy.batを右クリック,「管理者として実行」を選ぶ.
(管理者としてログインしてもこれを選択する)
・TeXのパス kettexの場合は1を選択する.
・scripts,style,docの内容がTeXの中にコピーされる
・ユーザホームのヘッド ユーザー名の前のパス
注)通常は単に d でよい.
・Rのバージョン 3.4.2の場合は単に d でよい.
・Maximaのバージョン 5.37.3の場合は単に d でよい.
・CinderellaのPluginsにKetcindyPlugin.jarとdirhead.txtがコピーされる.
(3)copywork.batをクリックする.
・作業ディレクトリ名 ketcindyの場合は単に d でもよい.
・作業ディレクトリのパス ユーザホーム,C:\,デスクトップから選択
注)ユーザ名に全角または半角スペースがある場合は C:\ を選ぶ.
・workの内容が指定した作業ディレクトリにコピーされる.
・また、ユーザホームにketcindyhead.txtが作られる.
4)KeTCindyのテストラン
(1)作業ディレクトリの中のtemplate1basic.cdyをダブルクリックする.
画面に白い枠が出れば,ライブラリは読み込まれている.
そうでないとき
・トップメニューから,次を選択
スクリプト > プラグインを開く
・KetCindyPlugin.jarが入っているか.
ない場合
ketcindy>ketjavaにある同名ファイルをPluginsにコピーする.
・dirhead.txtに書かれているketcindyのパスが合っているか.
(2)スクリーンの上部にあるFigureボタンを押してPDFが表示されれば成功
表示されないとき
ユーザホームのketcindyhead.txtを開いて,パスを確認する.
PathT="TeXのパス";
Pathpdf="pdfビューアのパス";
5)TeXエディタの設定(kettexの場合)
(1)texworksをuplatexまたはplatexのエディタとして使うときは,次のようにする.
・texworksを立ち上げる
・次を選択
編集 > 設定 > タイプセット
・上の欄(パス)に以下を追加
C:\kettex\texlive\bin\win32
C:\kettex/texlive\tlpkg\texworks
C:\kettex/texlive\tlpkg\tlperl/bin
C:\kettex/texlive\tlpkg\tlgs/bin
注)上の1行目を上の欄の先頭になるように移動する.
・下の欄の横にある + をクリック
名前:uplatex(ptex2pdf)またはplatex(ptex2pdf)
プログラム : ptex2pdf
引数:
-u (uplatexの場合)
-l
-ot
$synctexoption
$fullname
OKボタンを押し,デフォルトを変更してOKボタンを押す.
(2)EasyTeXをuplatexまたはplatexのエディタとして使うときもできる.
・EasyTeX(最新版)をダウンロードする.
・オプションのTeX環境設定を設定する.
・PDFはAdobeを選択する(インストールしていなければインストールする).
6)その他のインストール
・他のソフトのインストーラはRelatedsoftwares.exeにある.
・曲面描画を高速化するには,gccが必要である.
minGWのホームページhttp://www.mingw.orgから
download -> Install -> mingw-get-setup.exe
をダウンロードして実行
注)パッケージは,mingw32-base, mingw32-gcc-g++だけでよい.
7)カスタマイズ
(1)ketcindyフォルダを移動したとき
ユーザホームのketcindyhead.txtを開き、Dirfileを修正する.
(2)管理者以外の場合
・各ソフトウェアのインストールは管理者が行う.
・copyworkfolder.exeを解凍して,3)(3)と同様に行う.
8)トラブルシューティング
・一般的な手順
(1)ketworkにあるkc.batをエディタで開く
(2)コマンドプロンプトも開いて,1行ずつコピーして実行,結果を見る.
2018-02-24T12:47:03+09:00
1519444023
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Macのインストール方法
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/196.html
KETCindyの通常インストール(Mac) 修正日:2018.01.06
注)既にインストールが済んでいて,KeTCindyだけを更新するとき
・通常は,以下3) だけを実行すればよい.
・従来の作業ディレクトリ(ketcindy)は名前を変えておく.
更新後必要なファイルを移動(コピー)する.
・これまでのcdyファイルを使うときは,立ち上げた後
CindyScript/ketlib
の中身を作業ディレクトリ(work)にあるScriptInitializationで置き換えてギヤを押す.
0)準備
(1)以後の操作では,「Macintosh HD」を表示しておいた方がやりやすい.
Finderで次のようにする.
Finder => 環境設定 => 一般 => ハードディスクにチェック
(2)以下の1),2),3)(1)では管理者としてログインしておく必要がある.
(3)以下の圧縮ファイルをデスクトップにコピーして,ダブルクリック
Macstart.dmg
ketcindyfolder.dmg
kettexnormal.dmg(kettexを用いる場合)
それぞれの仮想ディスクができる.
(4)ketcindyfolderのcopyfilessetcindy.shを選択,「情報を見る」を開いて,
「このアプリケーションで開く」を「ターミナル」に変更
その他>すべてのアプリケーション>ユーティリティ>ターミナル>追加
「すべてを変更する」をクリック(管理者権限がある場合)
注1)ターミナルは以下の場所にある.
Macintosh HD>アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル
注2)Sierra以降の場合
ターミナルで
sudo spctl --master-disable
を実行(一度実行すればすべての場合に有効である)
実行後すべてを閉じる
1)TeXのインストール
(1)kettexを用いる場合
・TeXLiveをKeTCindy用にアレンジしたもので,標準のTeXLiveより軽い.
・環境変数を使わないので,既にインストールされているTeXと干渉しない.
・KeTCindyに必要なファイルが既に入っている.
i) texmf-dist/scripts/ketcindy ketlib, setketcindy, ketoutsetなど
ii) texmf-dist/tex/latex/ketcindy ketcindy関連のstyleファイル
iii) texmf-dist/doc/support/ketcindy 各種マニュアルとソースファイル
・仮想ディスクkettexnormalを開き,kettexをApplicationsに入れる.
注1)多少の時間がかかる.
注2)終わったら仮想ディスクkettexnormalをゴミ箱に入れる.
(2)既にインストールしている他のTeXを用いる場合
・3)(1)を実行すれば,必要なファイルがコピーされる.
・TeXLive以外では,TeXのパスとtexbinのパスを入力する.
・「ketpic stylesをコピーする」を選ぶ.
2) Cinderella, R, Maximaのインストール
(1)仮想ディスクMacstartを開く.
(2)Cinderella2をフォルダ内のApplicationsに入れる.
(3)TeXWorks(インストールされていない場合)も同様にする.
(4)R-3.3.3.pkgをダブルクリックしてインストール.
注)Scilabを使う場合,SciliabInstall.dmgを開いて同様にする.
(5)Maxima.dmgをダブルクリックして仮想ディスクを作る.
maximaをアプリケーションに入れる.
注1)既にインストールしてあれば,インストールは不要
注2)終わったら仮想ディスクMacstart,Maximaをゴミ箱に入れる.
3)KeTCindyのインストール
( 1)copyfilessetcindy.shをダブルクリック(管理者権限必要)
・TeXのパス kettexの場合は1を選択する.
・scriptsの内容が選択したTeXの中にコピーされる
・ketcindyのstyleファイルがTeXにコピーされmktexlsrが実行される.
・ユーザホームのヘッド ユーザー名の前のパス
注)通常の/Users の場合は単に d でもよい.
・CinderellaのPluginsにKetcindyPlugin.jarとdirhead.txtがコピーされる.
・dirhead.txtの内容
PathThead TeXのrootパス
Homehead ユーザホームのヘッド
Dirhead ketcindyのlibのパス
setdirectory(Dirhead);
import("setketcindy.txt");
import("ketoutset.txt");
Pathpdf="skim" または "preview";
(2)copywork.shをダブルクリック(管理者権限不要)
・作業ディレクトリ名
通常のketcindyの場合は単に d でもよい.
・作業ディレクトリのパス
ユーザホーム(u),デスクトップ(d) ,他(o) から選択
・タイプセットの方法(TeXの種類)
通常は,platex (p)またはuplatex(u)を選ぶ.
・ターミナルの実行方法
sh (過程を表示しない),open(過程を表示する)
注)テストランで,openが正常に動かないときはshを選択する.
・指定した作業ディレクトリにworkフォルダの中身がコピーされる.
・また、ユーザホームに以下の内容のketcindyhead.txtが作られる.
Dirfile 作業ディレクトリのフルパス
PathT 使用するTeXのフルパス
Mackc "sh"か"open"
注)TeXを切り替えるときなどはこのファイルを修正する.
4)KeTCindyのテストラン
(1)作業ディレクトリの中のtemplate1basic.cdyを選び,「情報を見る」を開く.
・アプリケーションが所定のCinderella2になっていることを確かめる.
・「情報」を閉じて,template1basic.cdyをダブルクリックする.
・画面に白い枠が出れば,ライブラリは読み込まれている.
・そうでないとき
・トップメニューから,次を選択
スクリプト >「 プラグインを開く」
・次を確認する
i) KetCindyPlugin.jarが入っているか.
ii) dirhead.txtに書かれているパスが合っているか.
(2)スクリーンの上部にあるFigureボタンを押してPDFが表示されれば成功である.
・表示されないとき
ユーザホームのketcindyhead.txtを確認する.
注)PDFの表示後,ターミナル画面を閉じるようにするには:
・アプリケーション/ユーティリティ/ターミナルを開く
・トップメニューから
ターミナル>環境設定>(プロファイル)>シェル
「シェルが正常に終了した場合閉じる」を選択
5)TeXエディタの設定(kettexnormalの場合)
(1)TeXworksをuplatexまたはplatexのエディタとして使うときは,次のようにする.
・TeXworksを立ち上げる
・次を選択
TeXworks > 環境設定 > タイプセット
・上の欄(パス)に以下を追加
/Applications/kettex/texlive/bin/x86_64-darwin
注)上の1行目を上の欄の先頭になるように移動する.
・下の欄の横にある + をクリック
名前:uplatex(ptex2pdf)またはplatex(ptex2pdf)
プログラム : ptex2pdf
引数:
-u (uplatexの場合のみ)
-l
-ot
$synctexoption
$fullname
OKボタンを押し,デフォルトを変更してOKボタンを押す.
(2)TeXshopをエディタとして使うときは,次のようにする.
・TeXshopの最新版をダウンロードする.
・TeXshopの環境設定を開く.
・内部設定/TeXのパスを設定する.
kettexの場合 /Applications/kettex/texlive/bin/x86_64-darwin
・書類/設定プロファイル
platexの場合 ptex(ptex2pdf)
uplatexの場合 uptex(ptex2pdf)
・OKを押してTeXshopを一旦終了する.
6)その他のインストール
・Meshlab など,他のソフトのインストーラはRelatedsoftwares.zipにある.
・曲面描画を高速化するには,gccが必要である.
Xcodeがインストールされていなければ,インストールする.
注)ターミナルで次を実行すれば,gccだけがインストールされる.
sudo xcode-select --install
7)カスタマイズ
(1)管理者以外の場合
・各ソフトウェアのインストールは管理者が行う.
・ketcindywork.dmgをダウンロードして,3)(3),4)と同様に行う.
8)トラブルシューティング
・一般的な手順
(1)ketworkにできているkc.shをエディタで開く.
(2)ターミナルも開いて,kc.shの1行ずつをコピーして実行,結果を見る.
注)1行目の「#!/bin/sh」は実行不要
・El Capitan以降でAsirを使うとき
(1)Cinderellaからは,そのまま使える.
(2)cfepを使うときは,XQuartzを更新して以下からダウンロードする.
http://www.math.kobe-u.ac.jp/Asir/asir-ja.html
さらに,asirをコピーする.
・High SierraでScilab5.5.2を動かすとき
(1)scilab-5.5.2.app/Contents/MacOS/lib/thirdparty/libz.1.dylib を
libz.1.dylib.bak にリネーム
(2)scilab-5.52.app/Contents/MacOS/lib/thirdparty/libBLAS.dylib を
libBLAS.dylib.bak にリネーム
注)6.0.0でも同様
2018-02-24T12:43:32+09:00
1519443812
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はじめてのKeTCindy
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/1.html
**&sizex(5){KeTCindyはTeX描画のソフト}
-KeTCindy はTeX の図を簡単に作成できるツールです.
-動的幾何ソフトCinderellaで図を作ってTeX用の図データを作ります.
-図データはTpicspecialで作られているので,ファイルが小さく高速です.
-フリーソフトだけを利用します.
|(1) &ref(tumiki.png,,title=,,height=255) |(2) &ref(12mentaiwari.png,,title=,,height=255) |(3) &ref(maruenpitu.png,,title=,,height=255)|
**&sizex(5){[[KeTCindyの紹介>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/110.html]]}
**&sizex(5){[[KeTCindyの準備(インストール方法)>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/114.html]]}
**&sizex(5){[[KeTCindyを始めよう>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/118.html]]}
**&sizex(5){[[幾何図形の書き方>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/125.html]]}
**&sizex(5){[[関数のグラフの書き方>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/121.html]]}
**&sizex(5){[[表の作り方>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/122.html]]}
**&sizex(5){[[自由曲線の利用>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/124.html]]}
**&sizex(5){[[空間図形(多面体)>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/123.html]]}
**&sizex(5){[[KeTCindy関係のマニュアル>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/186.html]]}
**&sizex(5){[[コマンド一覧>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/137.html]]}
**&sizex(5){KeTCindy動画}
&sizex(4){KeTCindyの設定方法} &link2(https://www.youtube.com/watch?v=nWmbwF19ykQ)
&sizex(4){KeTCindyの最初の説明} &link2(https://www.youtube.com/watch?v=44at5nEbf2s&list=PLFurKEuMU6CI6gpPFO-CF1re5KQzmMmqN)
&sizex(4){KeTCindyで関数のグラフ作成(最初の例)} &link2(https://www.youtube.com/watch?v=7sNq-1vEBfU)
&sizex(4){KeTCindyによる作表(基本編)} &link2(https://www.youtube.com/watch?v=hstqUF_cMnk)
&sizex(4){KeTCindyのベジェ曲線の利用(基本編)} &link2(https://www.youtube.com/watch?v=4oKeI35WKoY)
&sizex(4){KeTCindyによる平行六面体} &link2(https://www.youtube.com/watch?v=uHcEQF1Q1Zs)
**&sizex(5){教材作成例}
[[大日本図書新数学シリーズ>>http://www.dainippon-tosho.co.jp/college/sugaku/product/textbook/]]を参考にしています.
図の参照および利用については,大日本図書から教育目的に限って可能との許諾を受けています.
**&sizex(5){[[基礎数学>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/12.html]]}
**&sizex(5){[[微分積分>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/50.html]]}
**&sizex(5){[[線形代数>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/51.html]]}
**&sizex(5){[[確率統計>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/133.html]]}
**&sizex(5){PDF提示教材例}
**&sizex(5){[[線形代数>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/231.html]]}
**&sizex(5){[[複素関数論>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/51.html]]}
**&sizex(5){[[確率統計>>http://www65.atwiki.jp/ketcindy/pages/133.html]]}
2017-12-04T12:00:57+09:00
1512356457
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線形代数の提示教材
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/231.html
**&sizex(5){ベクトルの定義}:m1slide.cdy,m1slide.txt
2017-08-06T13:53:21+09:00
1501995201
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確率の加法定理
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/193.html
確率の加法定理 $p(A \cup B)=p(A)+p(B)-p(C)=p(D)+P(E)$ を説明する.
&ref(additiverulefig.png,,title=,width=800,)
&ref(additiverule.zip)
・画面上に幾何点A,Bをとり,円を書く.
・幾何点C,D,E,Fをとり,長方形を書き,幾何点G,Hをとる.
・幾何点K,Lをとり,円を書き,2つの円の交点として幾何点M,Nをとる.
Addax(0);
Setcolor([0.2,0,0,0]);
Shade(["join1"]);
//join1の内部を塗る
Setcolor("black");
Circledata("1",[A,B]);
//中心A,点Bを通る円cr1を書く
Circledata("2",[K,L]);
Listplot("1",[C,D,E,F,C]);
Partcrv("1",N,M,"cr1");
//円cr1のNからMまでの部分曲線データpart1を作成
Partcrv("2",M,N,"cr2");
Joincrvs("1",["part1","part2"]);
//部分曲線part1, part2を加えて1つの曲線データjoin1を作成
PutonCurve("Q","cr1");
//円cr1上に幾何点Qを作成
PutonCurve("S","cr2");
PutonCurve("R","cr1");
PutonCurve("T","cr2");
Setcolor([0,0,0,0]);
Listplot("2",[G,H]);
Partcrv("3",R,Q,"cr1");
Partcrv("4",T,S,"cr2");
Setcolor([0,0,0,1]);
Letter([A,"ne2","$E$",
(G+H)/2,"c","$\Omega$",(M+N)/2,"c","$C$",O,"c","$D$"]);
Letter([(Q+R)/2,"c","$B$",(S+T)/2,"n","$A$"]);
2016-10-30T15:53:58+09:00
1477810438