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&font(b,144%){Tips - Delphi メニューバーとツールバーで共通の処理をしたい}
「ファイル(F) …… ヘルプ(H)」などと設定したメニューバーと、アイコンボタンを用意したツールバーで共通の処理をさせたい場合、Standardタブ(Delphi 6)の ''ActionList'' コンポーネントを使う。
-メニューバーの「ファイル→ファイルを開く」と、ツールバーの「ファイルを開く」ボタンを同じ処理にしたい場合
+Formに、StandardタブからMainMenuコンポーネントとActionListコンポーネント、Win32タブからImageListコンポーネントとToolBarコンポーネントを配置する。
+ImageListをダブルクリックし、アイコン画像を読み込む。
+ActionListを編集する。
++ActionListのImagesプロパティに、アイコンを読み込んだImageList名を指定する。
++ActionListをダブルクリックして編集する。
+++ツールバーの「新規アクション」ボタン右のプルダウンメニューから「標準アクションの新規追加 Ctrl+Ins」を選ぶ。
+++ツリー型リストが表示されるので、「ファイル」ツリーの''「TFileOpen」を選ぶ''。
+++ImageIndexプロパティに、ImageListの何番の画像を使うかを指定する。右のプルダウンメニューから選ぶと、番号と画像が同時に表示される。
+++一覧にない独自の動作をさせたい場合は「アクションの新規追加 Ins」を選ぶか、ツリー型リストから「(カテゴリなし)」ツリーの「TAction」を選ぶ。その後、通常のコンポーネントと同様にイベントを記述すれば良い。
+MainMenuをダブルクリックして編集する。
++「ファイル(&F)」を作る。
++「ファイル(&F)」下のプルダウンメニューの''Actionプロパティに、ActionListのTFileOpenオブジェクト名を選ぶ''。するとCaptionなどが自動で書き換わる。
++アイコンを表示させたいときは、MainMenuのImagesプロパティに、アイコンを読み込んだImageList名を指定する。
+ToolBarを編集する。
++ToolBarのImagesプロパティに、アイコンを読み込んだImageList名を指定する。
++ToolBarを右クリックして「ボタン新規作成」する。
++作成したボタンの''Actionプロパティに、ActionListのTFileOpenオブジェクト名を選ぶ''。するとCaptionなどが自動で書き換わる。
+アイコンやイベント内容の変更は、ActionListのTFileOpenオブジェクトを変更すればよい。