倒産法

  • 破産法(平成16年6月2日法律第75号) 最終改正:平成29年6月2日法律第45号 → 令和元年5月17日法律第2号 → 令和元年6月12日法律第31号 → 令和元年12月11日法律第71号 ※最終改正までの未施行法令あり。
  • 破産規則(平成16年10月6日最高裁判所規則第14号) 最終改正:平成20年6月6日同第8号
  • 民事再生法(平成11年12月22日法律第225号) 最終改正:平成29年6月2日法律第45号 → 令和元年5月17日法律第2号 → 令和元年12月11日法律第71号 ※最終改正までの未施行法令あり。
  • 民事再生規則(平成12年1月31日最高裁判所規則第3号) 最終改正:平成27年4月8日同第4号

(注)上記の記載内容について、官報において掲載された内容と異なる場合は、官報が優先します。
(参考)最高裁判所トップ > 統計・資料 > 規則集 > 民事事件関係(50音順)


【基本書】

  • 山本和彦・中西正・笠井正俊・沖野眞已・水元宏典『倒産法概説』弘文堂(2015年4月・第2版補訂版)……倒産法全般の概説書。倒産実体法・倒産手続法(各種手続)という独特の構成を採用しており、倒産実体法を沖野眞已教授が担当されている点も特徴的である。多くの論点への言及があるが、自説を明示しない箇所が少なくなく、あくまで概説書に徹している。全5章。A5判、640頁。

  • 伊藤眞『破産法・民事再生法』有斐閣(2018年12月・第4版)……実務家必携の破産法・民事再生法の詳細な理論的体系書。実務家は、本書か『条解』をまず参照するといっても過言ではない。第3版(2014年9月)においては、『条解破産法(ただし初版)』や『破産管財実践マニュアル』などの実務書を多数引用しており、解釈の安定感がさらに増した。その反面、重厚となり受験生にとってはとっつきにくくなったものと思われる。したがって、本書は通読用というより、辞書として参照されるべきである。第4版において、第3版刊行以降の重要な裁判例や文献がアップデートされた。A5判、1342頁。(第4版については評価待ち。)
    また、同著者による『会社更生法』有斐閣(2012年11月、A5判、826頁)も参照されるべきである。

  • 山本克己編著『破産法・民事再生法概論』商事法務(2012年7月)……破産法・民事再生法を並行的に解説。初版1刷では時折誤植がみられるが、出版社のウェブサイトで正誤を公開している(出版社リンク)。上記2冊に比べると、流石に網羅する論点は劣るが、破産・民事再生法を学ぶならこれで充分かと思われる。法学部生・法科大学院生向けの教科書。執筆者(佐藤鉄男・長谷部由起子・畑瑞穂・山本弘)。全12章。A5判、456頁。

  • 小林秀之・齋藤善人『破産法(新・論点講義シリーズ3)』弘文堂(2007年6月)……全27講。2色刷。B5判、300頁。

  • 加藤哲夫『破産法(法律学講義シリーズ)』弘文堂(2012年9月・第6版)……破産法プロパーの体系書。序章(社会現象としての「倒産」と法制度の対応)+全20章。A5判、448頁。

  • 宗田親彦『破産法概説』慶應義塾大学出版会(2008年11月・新訂4版)……全11編。A5判、670頁。

  • 三谷忠之『民事倒産法講義』成文堂(2006年12月).……破産法・民事再生法の概説書。A5判、548頁。

  • 中島弘雅『体系倒産法I(破産・特別清算)』中央経済社(2007年7月)……類書には珍しく、学説の整理が比較的細かくなされている。A5判、624頁

  • 野村秀敏・若田順 編『教材倒産法 1 解説篇・問題篇 ─実務と理論の架橋』、『同 2 記録篇 同』信山社(2010年8月)……法科大学院用教材。Ⅰ解説篇・問題篇とⅡ記録篇のセット(2分冊)となっている。A5変型判、328頁・352頁。

  • 藤田広美『破産・再生』弘文堂(2012年4月)……ですます調。著者は、旧司法試験時倒産法を選択科目として受かった元裁判官。二色刷、条文索引付き、図表付き(法学セミナー山本和彦書評は本書の図を絶賛している)なので初学者にも使いやすい。全7PART、全22CHAPTER。A5判、442頁。

  • 中島弘雅・佐藤鉄男『現代倒産手続法(有斐閣アルマAdvanced)』有斐閣(2013年5月)……アルマシリーズだが区分はAdvancedで、コンパクトながらも破産・民事再生のみならず、特別清算、会社更生、私的整理、倒産ADR、国際倒産までカバーする本格的体系書(ただし主たる読者は学生・ロー生を想定)。佐藤教授が清算型手続、中島教授が再建型手続を担当しており、共著の弊害はあまりない。実務的な運用についても詳しい。なお、百選は第5版(2013年07月)に対応している。内容は非常にあっさりしているが、広い範囲をカバーしており、すぐに読める一冊。全5編。四六判、446頁。

  • 法曹会編『例題解説 新破産法』、『例題解説 民事再生法』、『例題解説 個人再生手続』法曹会(2009年9月、2013年10月、2019年6月)……「例題解説 新破産法」は、「法曹」第663号から第679号まで「ほうそう講座 破産法」として連載されたものに、若干の補筆が加えられたもの。また、「例題解説 民事再生法」は、「法曹」第720号(平成22年10月号)から第733号(平成23年11月号)まで「ほうそう講座 民事再生法」として連載されたものに、その後に公刊された最高裁判例や文献等の最新のものを追加し、全般にわたり加筆補正が行われたもの。「例題解説 個人再生手続」は、「法曹」第807号(平成30年1月号)から818号(平成30年12月号)までに「ほうそう講座 個人再生手続」と題して連載された論考について、若干の修正を行ったもの。なお、「例題解説」とあるが、演習書というより、いわゆる基本書に近い。裁判官が執筆している(と思われる)ので、実務の運用に詳しい。また、巻末に条文索引を付しているので便利。新書判、358頁・484頁・300頁。

  • 松村和徳『倒産法概論』法学書院(2014年5月)……法学部、法科大学院での授業での利用を念頭においた倒産法の概説書。全15章。A5判、400頁。

  • 田頭章一『講義 破産法・民事再生法-重要論点の解説と演習(法学教室ライブラリィ)』有斐閣(2016年2月)……法教連載「倒産法入門-比較で学ぶ破産・民事再生」をベースに、355号~ 366号に連載された「演習 倒産法」の設問を合わせて1 冊にまとめたものを単行本化。著者による法教連載「演習倒産法」の事例を利用した演習問題・Practice(ヒント付き、解答なし)及びColumnが付されている。特徴は、記述の順序が通常の体系書とは異なること、倒産法改正の重要論点に一章(第18章)を充てていること。破産法及び民事再生法を並行的に論じており、さながら、田頭倒産法講義の実況中継というべき内容でメインの基本書としても活用できると思われる。全18章。A5判、368頁。

  • 三上威彦『倒産法(法律学講座)』信山社(2017年7月)……全30講。A5変型判、1124頁。



【その他参考書】

  • 今中利昭・今泉純一・中井康之『実務倒産法講義(実務法律講義)』民事法研究会(2009年10月・第3版)……倒産法制を網羅した解説本。理論的な深みはないが、実務的な問題を含めて幅広く制度を解説している。A5判、1114頁。

  • 今中利昭編集、四宮章夫・今泉純一・中井康之・野村剛司・赫高規『倒産法実務大系』民事法研究会(2018年4月)……実務家のための体系書。旧著『実務倒産法講義(実務法律講義)』の内容を全面改訂されたもの。全6章。A5判、836頁。

  • 伊藤眞・松下淳一・山本和彦編『新破産法の基本構造と実務』有斐閣(2007年12月)……新破産法で問題となり得る論点を実務家、研究者がディスカッションした研究会の議事録。ジュリスト誌上にて全24回連載の「研究会・新破産法の基本構造と実務」をまとめて1冊になったもの。B5判、596頁。

  • 山本克己・山本和彦・瀬戸英雄編『新破産法の理論と実務』判例タイムズ社(2008年5月)……破産法の論点150テーマを実務家、研究者が解説。有斐閣の争点シリーズのようなスタイル。絶版。

  • 園尾隆司・西謙二・中島肇・中山孝雄・多比羅誠編『新版破産法(新・裁判実務大系28)』青林書院(2007年1月)……破産処理実務の詳細解説。企業の破産手続上の諸問題を中心に、最近の大型倒産の手続で生じている未解決の問題など39項目を選定し編集。実務家向けの論点本だが目を通す価値あり。A5判、612頁。

  • 倒産実務交流会編『争点 倒産実務の諸問題』、『続・争点 倒産実務の諸問題』青林書院(2012年6月、☆2019年2月)……「本書に収録されている論文は、前書と同様、当会(倒産実務交流会)が開催する研究会における実務家の研究報告とこれに対する研究者のコメントで構成されています。」(『続・争点 倒産実務の諸問題』のはしがきより)。『続・争点 倒産実務の諸問題』は、研究成果37編を収録。全6章・全6章。A5判、488頁・448頁。

  • 岡正晶・林道晴・松下淳一監修『倒産法の最新論点ソリューション』弘文堂(2013年9月)……A5判、368頁。

  • 滝澤孝臣編著『実務に学ぶ倒産訴訟の論点(論点裁判実務シリーズ第2巻)』青林書院(2014年11月)……「実務に学ぶ」シリーズの「民事訴訟の論点」に続く、その第2陣。全10章。A5判、416頁。

  • 竹下守夫・藤田耕三編集代表『破産法大系 〈全3巻〉』青林書院(第Ⅰ巻:2014年11月、第Ⅱ巻:2015年2月、第Ⅲ巻:2015年3月)……破産法における手続規定と実体規定及び各種破産の諸相をめぐる重要テーマを分析し、運用と解釈の指針を示す本格的な実務的・理論的解説書。A5判、第Ⅰ巻〔破産手続法〕:540頁、第Ⅱ巻〔破産実体法〕:654頁、第Ⅲ巻〔破産の諸相〕:598頁。

  • 東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会編『倒産法の実務 破産手続から管財業務の破産手続を中心に(弁護士専門研修講座)』ぎょうせい(2009年8月)……弁護士大増員時代を迎えるにあたり、弁護士のスキルアップ、業務の専門化を図ることを目的に東京弁護士会弁護士研修センターが実施している弁護士専門研修講座の第8弾。A5判、261頁。

  • 日本弁護士連合会倒産法制検討委員会編『要点解説 新破産法』商事法務(2004年10月)……破産規則(最高裁判所規則)を織り込み、新しい破産手続の要点を重点的に解説。倒産法専門弁護士等21名が執筆。A5判、402頁。

  • 東京地裁破産再生実務研究会編著『破産・民事再生の実務 破産編』きんざい(2014年2月・第3版)……「破産編」では、旧版刊行後の実務運用をふまえた破産手続に係る留意点を全146のQ&Aで詳解。「民事再生・個人再生編」もあり。A5判、640頁。

  • 藤原総一郎監修『倒産法全書 上・下』商事法務(2014年6月・第2版)……各種法的倒産手続、私的整理手続、倒産実体法の主要論点、利害関係人の手続等を詳解し、M&A法務から倒産手続との関連性などを、会計・税務などを踏まえて上巻・下巻に分けて解説。上巻では、最新実務を踏まえた法的整理手続や倒産実体法の主要論点を概説し、各利害関係人の各手続のあり方を整理したうえで、法的倒産手続におけるM&A実務の活用事例を交えて解説。A5判、1152頁・928頁。

  • 新保義隆・土田一裕『破産手続の手引 -申立代理人と管財人の実務-』三協法規出版(2013年4月・改訂2版)……破産手続における申立代理人・破産管財人の各立場から時系列で解説したもの。A5判、284頁。

  • 野村剛司・石川貴康・新宅正人『破産管財実践マニュアル』青林書院(2013年7月・第2版)……破産管財実務の羅針盤。A5判、752頁。

  • 伊藤眞・園尾隆司・多比羅誠編集代表『倒産法の実践』有斐閣(2016年9月)……才口千晴元最高裁判所判事・弁護士喜寿記念出版。A5判、466頁。

  • 永谷典雄・上拂大作編者『破産実務の基礎(裁判実務シリーズ11)』商事法務(2019年7月)……東京地裁破産再生部の裁判官等が、破産事件の基礎的な手続を解説したもの。A5判、424頁。


〔民事再生法〕

  • 佐村浩之・内田博久編『民事再生(リーガル・プログレッシブ12)』青林書院(2014年7月)……東京地裁破産再生部に所属した裁判官による実務書。法科大学院生も読者対象。全17章。A5判、540頁。

  • 鹿子木康編者『民事再生の手引(裁判実務シリーズ4)』商事法務(2017年12月・第2版)……現役裁判官が実務上の重要な論点を解説する「裁判実務シリーズ」の第4弾。本巻は、再生手続に携わる関係者との協議に基づいて培われてきた東京地方裁判所民事第20部(破産再生部)における再生手続の最新の運用について、同部の裁判官及び書記官が可能な限り具体例を掲げて、手続の段階ごとに実践的な解説を加えたもの。第2版は、初版(2012年11月)刊行以降の民再法の改正、破産再生部の運用見直し等を踏まえた、全面的な改訂版。受験生が読む本ではない。全8章。A5判、548頁。

  • 東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会/編『倒産法の実務2 民事再生申立代理人の実務(弁護士専門研修講座)』ぎょうせい(2011年3月)……本書は、平成21年度秋季に実施された「倒産法専門」講座の講義内容をまとめたもの。A5判、278頁。

  • 山本和彦・長谷川宅司・岡正晶・小林信明編『Q&A民事再生法』有斐閣(2006年12月・第2版)……民事再生法の演習本。全117問。A5判、504頁。

  • 門口正人・西岡清一郎・大竹たかし 編『会社更生法・民事再生法(新・裁判実務大系21)』青林書院(2004年11月)……平成17年の破産法施行に伴う整備法を織り込み、「再建型倒産処理」の実務と運用及びその理論を裁判官、弁護士、学者等が詳細に解説したもの。A5判、540頁。

  • 深山卓也・花村良一・筒井健夫 菅家忠行・坂本三郎『一問一答 民事再生法』商事法務(2000年3月)……和議法に代わる再建型倒産処理手続の基本法である民事再生法。その民事再生法の制定の背景、各規定の趣旨、内容、適用上の留意点等について一問一答形式で解説したもの。A5判、419頁。

  • 始関正光編著『一問一答 個人再生手続 平成12年民事再生法改正の解説』商事法務(2001年2月)……バブル経済崩壊後、住宅ローン等を抱えた個人債務者の破錠件数が急増していることに鑑み、2000年11月に緊急立法された個人債務者の民事再生手続に関する特則の解説書。一問一答形式により立案担当官が法律の趣旨を解説。全176問。A5判、410頁。

  • 福永有利監修、四宮章夫・高田裕成・森宏司・山本克己編集委員『詳解 民事再生法 ―理論と実務の交錯―』民事法研究会(2009年10月・第2版)……全6章。A5判、775頁。

  • 東京地裁破産再生実務研究会編著『破産・民事再生の実務 民事再生・個人再生編』きんざい(2014年1月・第3版)……「民事再生・個人再生編」では、旧版刊行後の実務運用をふまえた再生手続に係る留意点を全101のQ&Aで詳解。「破産編」もあり。A5判、520頁。

  • 新保義隆・土田一裕『民事再生の手引 -申立代理人と監督委員の実務-』三協法規出版(2013年4月・改訂2版)……民事再生手続における申立代理人・監督委員の立場から時系列で解説したもの。A5判、272頁。

  • 森純子・川畑正文編者『民事再生の実務』商事法務(2017年12月)……大阪地裁第6民事部(倒産部)における民事通常再生事件の運用方針等を裁判官及び書記官が手続の段階ごとに説明した実務書。受験生が読む本ではない。A5判、456頁。



【入門書・概説書】

  • 山本和彦『倒産処理法入門』有斐閣(2018年3月・第5版)……破産、民事再生、会社更生、特別清算、そして、私的整理や倒産ADRに至るまで、倒産手続の全体を概観した入門書。ですます調。倒産法選択者で本書を読まない人は珍しいくらい。まずはこの一冊から。全9章。A5判、356頁。

  • 田頭章一『倒産法入門(日経文庫)』日本経済新聞出版社(2016年2月・第2版)……破産、民事再生、会社更生を横断的に解説。第2版は、民法改正を視野に入れ、多数債務者関係、詐害行為取消権ほか多くの解説を刷新。新書判、248頁。

  • 安藤一郎『新しい倒産法入門』三省堂(2005年4月)……破産法・民事再生法・会社更生法の大改正を踏まえ、新しい倒産法体系の全般を分かりやすく解説した入門書。旧著『現代倒産法入門』(2001年5月)が全面的に書き換えられたもの。全5章。A5判、392頁。

  • 小梁吉章『倒産法講義〔倒産法と経済社会〕 』信山社(2005年4月)……A5変型判、256頁。

  • 谷口安平監修、山本克己・ 中西正編 『レクチャー倒産法(αブックス)』法律文化社(2013年3月)……主に関西系の執筆者16人の分担執筆による倒産法の教科書(本文287頁)。破産法の解説がメインではあるが、民事再生法(通常の再生手続は約50頁が充てられ、中西正教授が担当)、会社更生法についても記述あり。全16章。A5判、310頁。

  • 今泉純一『実践 倒産法入門─現場経験を通した実務の視点から学ぶ─』民事法研究会(2013年6月)……全17章。A5判、346頁。

  • 宗田親彦編『やさしい倒産法』法学書院(2014年4月・第9版)……全10章。A5判、288頁。

  • 野村剛司『倒産法を知ろう』青林書院(2015年8月)……弁護士から見た倒産・事業再生の世界。倒産処理弁護士としての豊富な経験に基づいて、倒産法の実体を体系的に解説。A5判、320頁。

  • 三上威彦『〈概説〉倒産法』信山社(2018年4月)……A5変型判、344頁。

  • ☆倉部真由美・高田賢治・上江洲純子『倒産法(有斐閣ストゥディア )』有斐閣(2018年12月)……全3編、全19章。A5判、282頁。


〔破産法〕

  • 徳田和幸『プレップ破産法(プレップ・シリーズ)』弘文堂(2019年2月・第7版)……破産法がコンパクトかつ明瞭にまとめられており、一度勉強した後に読むと非常に分かりやすい。頭を整理するための復習用として最適の一冊。第7版において、民法(債権法)改正に対応。全6編+付編。四六判、168頁。

  • 小林秀之・沖野眞已『わかりやすい新破産法 倒産実体法はこう変わった』弘文堂(2005年7月)……序章+全7章。A5判、272頁。

  • 小林秀之『破産から新民法がみえる―民法の盲点と破産法入門』日本評論社(2018年6月)……民法改正を踏まえ、旧著『新破産から民法がみえる』(2006年9月)をリニューアルしたもの。全16講。A5判、264頁。


〔民事再生法〕

  • 松下淳一『民事再生法入門』有斐閣(2014年12月・第2版)……法学教室連載の単行本化。民再法概説書。B6サイズなのにハードカバー。破産法既習者を念頭に、民事再生法を概説。非常にコンパクトで破産法と再生法とで規律の内容が共通する事項(否認権や相殺禁止の要件等)については触れられていないが、新司法試験で問われる民事再生法としては必要十分。全11章。四六判、236頁。

  • 松嶋英機編著『民事再生法入門』商事法務(2009年7月・改訂第3版)……弁護士による民事再生法の概説書。これといった特徴なし。A5判、326頁。

  • 小河原寧『民事再生法 通常再生編』商事法務(2009年1月)……元東京地裁破産再生部所属の裁判官による民事再生法の概説書。実務上問題となる論点以外はあっさり。A5判、202頁。



【コンメンタール】

  • 岡伸浩・神原千郷・佐々木英人編著『逐条 破産法・民事再生法の読み方』商事法務(2018年1月)……一弁の倒産法研究部会に所属する弁護士有志が、破産法・民事再生法について、条文ごとに趣旨、重要事項、論点、裁判例などを解説したもの。本書の特徴は各条文の注釈のみならず、さらに深く研究するために必要な主要文献をリストアップしていること。したがって、まず第一に手に取るべき注釈書を目指しているといえる。事項索引・判例索引がないのが難点。全15章。A5判、944頁。


〔破産法〕

  • 山本克己・小久保孝雄・中井康之編『新基本法コンメンタール 破産法(別冊法学セミナー)』日本評論社(2014年10月)……破産法について、平成25年までの法改正と最新判例・論点をフォローするコンパクトな注釈書。B5判、672頁。

  • 伊藤眞ほか著『条解破産法』弘文堂(2014年11月・第2版)……少数者執筆による本邦最高峰の注釈書。著者はいずれも倒産法の大家であり、実務家必携の注釈書である。難点は分厚くて高いこと。図書館での参照用に。執筆者(岡正晶・田原睦夫・林道晴・松下淳一・森宏司)。A5判、1994頁。

  • 竹下守夫編集代表『大コンメンタール破産法』青林書院(2007年10月)……破産法の注釈書。条文のない法律概念などの解説が弱い。A5判、1264頁。

  • 田原睦夫・山本和彦監修、全国倒産処理弁護士ネットワーク編『注釈破産法 上・下』きんざい(2015年12月)……A5判、960頁・904頁。


〔民事再生法〕

  • 山本克己・小久保孝雄・中井康之編『新基本法コンメンタール 民事再生法(別冊法学セミナー)』日本評論社(2015年9月)……民事再生法について、平成26年までの法改正と最新判例・論点をフォローするコンパクトな注釈書。B5判、656頁。

  • 園尾隆司・小林秀之編『条解民事再生法』弘文堂(2013年4月・第3版)……民事再生法の注釈書。定番。A5判、1368頁。

  • 才口千晴・伊藤眞監修、全国倒産処理弁護士ネットワーク編『新注釈民事再生法 上・下』きんざい(2010年12月・第2版)……民事再生法の注釈書。弁護士の執筆割合が多い。論点の網羅性に欠ける。A5判、920頁・700頁。



【判例集・ケースブック】

  • 伊藤眞・松下淳一編『倒産判例百選』有斐閣(2013年7月・第5版)……定番判例集。解説付100件+Appendix18件。旧版(第4版:2006年10月)と比べ、民事再生の判例を大幅に増やしており、代わりに「倒産と労働関係」、「倒産と租税」、「私的整理」の章を削っている。B5判、228頁。

  • 青山善充・伊藤眞・松下淳一編『倒産判例百選』有斐閣(2006年10月・第4版)……平成16(2004)年の倒産法制改革と翌年の会社法成立に伴う新法制発足・関係各法改正を受け、第3版(2002年9月)所収判例を大幅に見直し、新法に基づく解説に書き改められた。102件+Appendixを収載。B5判、232頁。

  • 瀬戸英雄・山本和彦編『倒産判例インデックス』商事法務(2014年3月・第3版)……見開き2頁でビジュアルに判例を紹介。182件を収録。A5判、374頁。

  • 小林信明・山本和彦編『実務に効く 事業再生判例精選』有斐閣(2014年11月)……実務家による実務家のための判例解説集。B5判、280頁。

  • 伊藤眞・多比羅誠・須藤英章編集代表『コンパクト倒産・再生再編六法─判例付き─』民事法研究会(2020年1月〔2019年12月16日発売〕・2020)……再生型・清算型の倒産手続から事業再生、M&Aまで、倒産・再生・再編手続にかかわる法令・判例等を精選して収録した実務のための六法(2019年11月1日現在の法令に対応)。判例要旨398件、「2020」は、民事執行法改正等の最新法令や中小企業再生支援スキーム等各種ガイドラインの改定に対応。編集委員(土岐敦司・武井一浩・中村慈美・須賀一也・三上徹)。A5判、708頁。

  • 三木浩一・山本和彦編『ロースクール倒産法』有斐閣(2014年3月・第3版)……解説なし。ローの授業で使うことも多い。内容は非常に細かいものや非常に実務的なものなどバラエティに富んでおり、実力のある指導者のもとでの利用が望ましいか。全15UNIT。B5変型判、368頁。



【演習書】

  • 山本和彦編著『倒産法演習ノート―倒産法を楽しむ22問』弘文堂(2016年3月・第3版)……倒産法演習書の決定版。第2版(2012年4月)では、初版(2009年9月)の21問から1問追加され22問となった。「解答例」や進んだ学習のための「関連問題」付き。概説書である『倒産法概説〔第2版補訂版〕』と相性がよいとされる。執筆者(岡正晶・小林信明・中西正・笠井正俊・沖野眞已・水元宏典)。索引(事項・判例)あり。A5判、520頁。

  • 藤本利一・野村剛司編『基礎トレーニング倒産法』日本評論社(2013年9月)……倒産法の基本的な考え方を徹底的に身につけるための演習解説書。正誤情報あり。序章+全15章+終章。A5判、272頁。

  • 加藤哲夫・中島弘雅編『ロースクール演習 倒産法』法学書院(2012年4月)……解説付き。自習用に適する。『倒産法演習ノート』の対抗馬となるか?事例問題32題。A5判、324頁。

  • 櫻井孝一編『演習ノート 破産法』法学書院(2010年9月・第5版)……92講を収録。A5判、272頁。

  • 小原将照・工藤敏隆・濱田芳貴『事例で学ぶ倒産法』法律文化社(2013年3月)……入門的な演習書。15講を収録。A5判、122頁。


→ このページのトップ:倒産法に戻る。
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。