「猿夢」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
猿夢 - (2013/04/12 (金) 21:17:55) の最新版との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
----
第二話にて登場。
高鴨穏乃に憑りつき、彼女を夢の中で殺害しようとした現象型の都市伝説。
&italic(){&bold(){"とある男性が夢を見た。電車の中で人の列の中に並んでいる、奇妙な夢だ"}}
&italic(){&bold(){"列に並んでいる人間は皆一様に顔色が悪い。陰気くさい夢だと思っていると、不意に車内アナウンスが流れた"}}
&italic(){&bold(){"「次は活けづくり~、活けづくりです」"}}
&italic(){&bold(){"そのアナウンスが流れて間もなく、車内に悲鳴が木霊した"}}
&italic(){&bold(){"見れば、ボロ布のようなものをまとった小人が列の一人に群がり刃物で切り刻んでいる"}}
&italic(){&bold(){"再びアナウンスが流れ、今度は別の人間が殺される。アナウンスが流れる度に一人、また一人と順番に惨殺されていく"}}
&italic(){&bold(){"だんだんと男性の番が近づき、あと数人……と言うところで、その悪夢は一度覚める"}}
&italic(){&bold(){"しかし悪夢はそこで終わらない。数年後、彼はまた同じ夢を見ることになる"}}
&italic(){&bold(){"例えまた死を免れたとしても、三度、四度、五度六度と同じ夢を見続ける"}}
&italic(){&bold(){"いずれ彼が殺されるまで、その悪夢は永遠に終わらない"}}
&italic(){&bold(){"決して逃げられない、決して終わらない、悪夢の都市伝説"}}
#contents
----
***【小猿】
****ステータス
HP:50
ATK:30
DEF:0
****保有技能
・『見ざる言わざる聞かざる』
目玉を潰せば目は見えず、喉を裂けば声は出ず、耳を削げば音は聞こえず。
自身の判定値に+10する。
***【猿夢】
****ステータス
HP:120
ATK:60
DEF:60
****保有技能
・『悪意の救世軍/Salvation Army』
悪夢から、死を以て救済する。
それが例えマッチポンプであったとしても、この悪夢が終わるなら。
自身の判定値に+10する。
自身がダメージを与えた相手のDEFを-5する。
自身がダメージを与えた相手のMAXHPを-5する。
***行動パターン
小猿:必殺→…
猿夢:攻撃→必殺→防御→…
----
&italic(){&bold(){S級指定危険都市伝説。} }
&italic(){&bold(){現在確認されているのは、現象型のみ。}}
&italic(){&bold(){全世界からランダムに人間を選別し、夢の中で誘い込む。} }
&italic(){&bold(){誘い込まれた人間は残酷な方法で殺され、現実世界で死に至る。} }
&italic(){&bold(){現実世界では急性心不全で死ぬため、死因から発生を知ることは不可能。} }
&italic(){&bold(){性質上、最初は全世界規模で数人というペースで死んでいくため、発生に気づきにくい。}}
&italic(){&bold(){そして殺した人間の周囲から「猿夢に関する話を聞いていた」数人を選別し、誘い込み、殺す。}}
&italic(){&bold(){それを繰り返し、ネズミ算式に被害を増大させる。}}
&italic(){&bold(){この都市伝説の最大の危険要素は、『対策ができない』という点である。}}
&italic(){&bold(){猿夢の存在を公にできないのも、そこに要因がある。}}
&italic(){&bold(){例えば、猿夢に関する注意を呼びかけたとしよう。}}
&italic(){&bold(){猿夢は迅速に、かつ的確に被害者に対応しなくてはならない。}}
&italic(){&bold(){何しろ数日で死に至るのだ。とにかく時間がない。}}
&italic(){&bold(){だがここで、『ただの悪夢』を猿夢と勘違いした人達が大勢現れるだろう。}}
&italic(){&bold(){猿夢とただの悪夢の違いは、『死ぬか死なないか』だけだ。}}
&italic(){&bold(){判別する方法がない以上、全員に同じ処置をするしか無く……}}
&italic(){&bold(){結果的に莫大なコストと、人員不足で助けられなかった本当の被害者が必ず出てくる。}}
&italic(){&bold(){夢系統の都市伝説に対応できる人材も少なく、現状では発見しても後手後手だ。}}
&italic(){&bold(){現象型としては極めて学習能力も高いため、単純な作戦では対策にもならないと思われる。}}
&italic(){&bold(){こちらの作戦を学習するため、対応マニュアルも非常に立てづらい。}}
&italic(){&bold(){そして最悪な事に、原理は不明だが、}}
&italic(){&bold(){この都市伝説は、打倒したとしてもしばらくの後、復活する。}}
第二話にて登場。高鴨穏乃に憑りつき、彼女を夢の中で惨殺しようとした現象型の都市伝説。
明らかに序盤に出てくるのが場違いなレベルの危険度。不特定多数の人間を夢の中に誘い込み、そこで殺された人間は現実では心臓麻痺で死亡する。
また、原典から幾らか凶悪さも増している。『発見が困難』『対処ができない』『一度退けても再び蘇る』の三重苦であり、今のところ猿夢を完全に滅ぼすことは不可能であると怪人アンサーによって明言されている。京太郎達が見出した対抗策は『現れては打倒し、その役目を次の世代に任せる』と言う方法である。
戦闘では端末の小猿と本体の猿夢に分かれている。
小猿は完全な雑魚キャラ。判定値を上げる能力を持つため、こちらの判定値も上げて蹴散らそう。
本体の猿夢は小猿の能力に加え、ダメージを与えた時にDEFとHPを下げるいやらしい能力を持つ。行動パターンを読み切ればそこまで苦しい相手ではない。