#contents ---- ***【小猿】 ****ステータス HP:50 ATK:30 DEF:0 ****保有技能 ・『見ざる言わざる聞かざる』 目玉を潰せば目は見えず、喉を裂けば声は出ず、耳を削げば音は聞こえず。 自身の判定値に+10する。 ***【猿夢】 ****ステータス HP:120 ATK:60 DEF:60 ****保有技能 ・『悪意の救世軍/Salvation Army』 悪夢から、死を以て救済する。 それが例えマッチポンプであったとしても、この悪夢が終わるなら。 自身の判定値に+10する。 自身がダメージを与えた相手のDEFを-5する。 自身がダメージを与えた相手のMAXHPを-5する。 ***行動パターン 小猿:必殺→… 猿夢:攻撃→必殺→防御→… ---- 第二話にて登場。 高鴨穏乃に憑りつき、彼女を夢の中で殺害しようとした現象型の都市伝説。 &italic(){&bold(){"とある男性が夢を見た。電車の中で人の列の中に並んでいる、奇妙な夢だ"}} &italic(){&bold(){"列に並んでいる人間は皆一様に顔色が悪い。陰気くさい夢だと思っていると、不意に車内アナウンスが流れた"}} &italic(){&bold(){"「次は活けづくり~、活けづくりです」"}} &italic(){&bold(){"そのアナウンスが流れて間もなく、車内に悲鳴が木霊した"}} &italic(){&bold(){"見れば、ボロ布のようなものをまとった小人が列の一人に群がり刃物で切り刻んでいる"}} &italic(){&bold(){"再びアナウンスが流れ、今度は別の人間が殺される。アナウンスが流れる度に一人、また一人と順番に惨殺されていく"}} &italic(){&bold(){"だんだんと男性の番が近づき、あと数人……と言うところで、その悪夢は一度覚める"}} &italic(){&bold(){"しかし悪夢はそこで終わらない。数年後、彼はまた同じ夢を見ることになる"}} &italic(){&bold(){"例えまた死を免れたとしても、三度、四度、五度六度と同じ夢を見続ける"}} &italic(){&bold(){"いずれ彼が殺されるまで、その悪夢は永遠に終わらない"}} &italic(){&bold(){"決して逃げられない、決して終わらない、悪夢の都市伝説"}} 明らかに序盤に出てくるのが場違いなレベルの危険な都市伝説。 また、原典から幾らか凶悪さも増している。「発見が困難」「対処ができない」「一度退けても再び蘇る」の三重苦であり、現在の状況で完全に猿夢を滅ぼすことは不可能と怪人アンサーによって明言されている。 戦闘では端末の小猿と本体の猿夢に分かれている。 小猿は完全な雑魚キャラ。判定値を上げる能力を持つため、こちらの判定値も上げて蹴散らそう。 本体の猿夢は小猿の能力に加え、ダメージを与えた時にDEFとHPを下げるいやらしい能力を持つ。行動パターンを読み切ればそこまで苦しい相手ではない。