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猿夢 - (2013/04/12 (金) 21:17:55) の編集履歴(バックアップ)
第二話にて登場。
高鴨穏乃に憑りつき、彼女を夢の中で殺害しようとした現象型の都市伝説。
"とある男性が夢を見た。電車の中で人の列の中に並んでいる、奇妙な夢だ"
"列に並んでいる人間は皆一様に顔色が悪い。陰気くさい夢だと思っていると、不意に車内アナウンスが流れた"
"「次は活けづくり~、活けづくりです」"
"そのアナウンスが流れて間もなく、車内に悲鳴が木霊した"
"見れば、ボロ布のようなものをまとった小人が列の一人に群がり刃物で切り刻んでいる"
"再びアナウンスが流れ、今度は別の人間が殺される。アナウンスが流れる度に一人、また一人と順番に惨殺されていく"
"だんだんと男性の番が近づき、あと数人……と言うところで、その悪夢は一度覚める"
"しかし悪夢はそこで終わらない。数年後、彼はまた同じ夢を見ることになる"
"例えまた死を免れたとしても、三度、四度、五度六度と同じ夢を見続ける"
"いずれ彼が殺されるまで、その悪夢は永遠に終わらない"
"決して逃げられない、決して終わらない、悪夢の都市伝説"