機甲盤古 第六十四章
<翻訳者コメント>
- 1ページ
試験官「通過!」
焦猛「オッシャ!」
試験官「通過!」
謝亨「イエーイ!」
試験官「通過!」
畢輔「チ…チクショー!!」
アナウンス「受験生の皆さん、残り時間––」
焦猛「オッシャ!」
試験官「通過!」
謝亨「イエーイ!」
試験官「通過!」
畢輔「チ…チクショー!!」
アナウンス「受験生の皆さん、残り時間––」
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趙牙「もう…間に合わねえだ…」
班「盤古…」
允玄(盤古! まだ変身が可能とは…)
(見事なものよ)
班「盤古…」
允玄(盤古! まだ変身が可能とは…)
(見事なものよ)
- 3ページ タイトル:百仙戯【十九】
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試験官「11-8!」
「第2ゲーム勝者、盤古・黄雷!」
「第2ゲーム勝者、盤古・黄雷!」
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魯泉「盤古! 黄雷! ガンバレ!!」
試験官「2-0!」
羅剛「うッ…」
試験官「アウト! 4-1!」
「6-2!」
試験官「2-0!」
羅剛「うッ…」
試験官「アウト! 4-1!」
「6-2!」
- 6ページ
馬賢(クソ…)
(あんな…あんな尻尾ごときに…)
「羅剛!」
羅剛「へい、アニキ!」
馬賢(どうしてもてあそばれなきゃなんねえ…!)
馬賢・羅剛「文字幻術…」
「功 驟字訣!!」
馬賢「フッ…」
(あんな…あんな尻尾ごときに…)
「羅剛!」
羅剛「へい、アニキ!」
馬賢(どうしてもてあそばれなきゃなんねえ…!)
馬賢・羅剛「文字幻術…」
「功 驟字訣!!」
馬賢「フッ…」
- 7ページ
馬賢「駆字訣!!」
黄雷「メカ亀!」
盤古「了解!!」
黄雷「メカ亀!」
盤古「了解!!」
- 8ページ
試験官「10-3!」
魯泉「よし!!」
馬賢「……!」
(あっという間に、マッチポイントかよ!)
魯泉「よし!!」
馬賢「……!」
(あっという間に、マッチポイントかよ!)
- 9ページ
馬賢「ハァー……」
「羅剛、なんかいいアイディアねえか?」
「負けちまうぞ」
試験官「サーブ!」
「羅剛、なんかいいアイディアねえか?」
「負けちまうぞ」
試験官「サーブ!」
- 10ページ
試験官「フォールト! 10-4!」
黄雷「す…スマン」
盤古「カマワヌ」
羅剛「…ありやす!」
「1個だけ」
「あの尻尾の守備範囲は広い。あれがある内は」
「大量に点をもぎ取るのは不可能です」
「だから…まず白虎をつぶしやしょう」
黄雷「す…スマン」
盤古「カマワヌ」
羅剛「…ありやす!」
「1個だけ」
「あの尻尾の守備範囲は広い。あれがある内は」
「大量に点をもぎ取るのは不可能です」
「だから…まず白虎をつぶしやしょう」
- 11ページ
羅剛「白虎の体力はすでに限界ギリギリ」
「次のサーブで、「勞」字訣を白虎へブチこめば、きっと落とせやす」
馬賢「…だが、機甲兵の守りはどうかわすよ?」
羅剛「ええ」
「そこは…」
「アニキの出番です」
「アニキに、「騙」字訣を使っていただければ…」
「奴らの守りは機能しなくなるでしょう」
「次のサーブで、「勞」字訣を白虎へブチこめば、きっと落とせやす」
馬賢「…だが、機甲兵の守りはどうかわすよ?」
羅剛「ええ」
「そこは…」
「アニキの出番です」
「アニキに、「騙」字訣を使っていただければ…」
「奴らの守りは機能しなくなるでしょう」
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馬賢(……騙字訣……ね)
守芬(お願い…)
(あと1点なの!)
魯泉(盤古…!)
守芬(お願い…)
(あと1点なの!)
魯泉(盤古…!)
- 13ページ
盤古(オカシイ…)
(目ノ前ガ暗ク…)
(我ヲココマデ導イテクレタ者ラノタメ……)
(アト一歩…アト一歩ガ……)
(我ハ……)
(兵器ヘト飲マレルワケニハ……)
呉鎮『俺は旅行の神さまになりたい』
『盤古、お前は何の神さまになりたいんだ?』
簡威『機甲兵!』
諸揚『オメェが機甲兵か?』
(目ノ前ガ暗ク…)
(我ヲココマデ導イテクレタ者ラノタメ……)
(アト一歩…アト一歩ガ……)
(我ハ……)
(兵器ヘト飲マレルワケニハ……)
呉鎮『俺は旅行の神さまになりたい』
『盤古、お前は何の神さまになりたいんだ?』
簡威『機甲兵!』
諸揚『オメェが機甲兵か?』
- 14ページ
黄雷「メカ亀!」
盤古「了解!」
羅剛「ここです、アニキ!」
馬賢「…オウ」
「文字幻術…」
「……」
盤古「了解!」
羅剛「ここです、アニキ!」
馬賢「…オウ」
「文字幻術…」
「……」
- 15ページ
馬賢「驚字訣!!」
黄雷「!!」
羅剛「…え!?」
黄雷「な…」
(ボ、ボールが…)
(見えない!)
黄雷「!!」
羅剛「…え!?」
黄雷「な…」
(ボ、ボールが…)
(見えない!)
- 16ページ
黄雷「ク…」
「クソッ…」
盤古「…………!!」
黄雷『機甲兵だ!?』
『お前は』
『『盤古』だろうが!』
盤古「ヤ」
「メ、ロオオオ!!」
「クソッ…」
盤古「…………!!」
黄雷『機甲兵だ!?』
『お前は』
『『盤古』だろうが!』
盤古「ヤ」
「メ、ロオオオ!!」
- 17ページ
盤古「ヌ…」
馬賢「!!」
(機甲兵…! 文字幻術を…)
黄雷「メ…」
「メカ亀! 今だ!」
馬賢「!!」
(機甲兵…! 文字幻術を…)
黄雷「メ…」
「メカ亀! 今だ!」
- 18ページ セリフなし
- 19ページ
馬賢「チッ…」
試験官「ゴホン…11-4」
「––ゲームセット」
試験官「ゴホン…11-4」
「––ゲームセット」
- 20ページ
試験官「2-1–––勝者、黄雷・盤古チーム!」
盤古「ウオオオオオオオオオオ!!」
盤古「ウオオオオオオオオオオ!!」
- 21ページ
魯泉「盤古!」
守芬「よくやったわ!」
羅剛「……機甲兵が文字幻術をかっ消すたあ、予想外でした」
馬賢「あーあー…また先に進ませちまったか」
羅剛「…アニキ、どうして「驚」字訣を使ったんで?」
「俺のアイディア、何かマズかったですかい?」
馬賢「いや…今のは騙字訣で正解だった…」
守芬「よくやったわ!」
羅剛「……機甲兵が文字幻術をかっ消すたあ、予想外でした」
馬賢「あーあー…また先に進ませちまったか」
羅剛「…アニキ、どうして「驚」字訣を使ったんで?」
「俺のアイディア、何かマズかったですかい?」
馬賢「いや…今のは騙字訣で正解だった…」
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馬賢「ただ…」
「使いたくねえんだ。「騙」だけは」
羅剛「……え?」
魏恩「文字幻術・治字訣!!」
「まったく、無茶をしおって!」
黄雷「…すみません」
「使いたくねえんだ。「騙」だけは」
羅剛「……え?」
魏恩「文字幻術・治字訣!!」
「まったく、無茶をしおって!」
黄雷「…すみません」
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盤古「ウ…」
魯泉「ば…盤古!」
守芬「大丈夫?」
魯泉「ば…盤古!」
守芬「大丈夫?」
- 24ページ
盤古「そ…それがしよりも。黄雷さんの方は?」
魏恩「絶対安静だな」
「何、すぐ良くなるとも」
「儂がついておるのだ。めったなことは起きぬよ」
試験官「さあ、受験生」
「勝利の仙貨である」
盤古「わ…!」
魏恩「絶対安静だな」
「何、すぐ良くなるとも」
「儂がついておるのだ。めったなことは起きぬよ」
試験官「さあ、受験生」
「勝利の仙貨である」
盤古「わ…!」
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黄雷「………メカ亀」
「勝ったぞ」
「百仙戯…」
「突破だ」
「勝ったぞ」
「百仙戯…」
「突破だ」
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魯泉「黄雷…」
盤古「…ええ……」
魏恩「よし、一先ずここを出るとしよう」
盤古「はい」
守芬「黄雷、今日は本当に頑張ったわねー。エライエライ」
黄雷「ヤメロ、なでるな」
盤古「…ええ……」
魏恩「よし、一先ずここを出るとしよう」
盤古「はい」
守芬「黄雷、今日は本当に頑張ったわねー。エライエライ」
黄雷「ヤメロ、なでるな」
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黄雷「……え?」
盤古「あ…」
盤古「あ…」
- 28ページ
黄亙「黄雷…」
黄雷「ち…」
「父上…」
黄雷「ち…」
「父上…」
