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第七十一章

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機甲盤古 第七十一章




<翻訳者コメント>





  • 1ページ
守芬「盤古と魯泉がいない!?」
魏恩「徐梅らを探しに出たか?」
守芬「一言いってよね、もう…」
趙牙「うん? 機甲兵なら…」
守芬「知ってるの?」
趙牙「昨夜お札貼っつけたけったいなライオンと……」
「莫高窟の方へ行くの見ただ」

  • 2ページ
霍安「クク…」
「やれ! やっちまえ盤古!」
呉鎮「や…」
「やめろ!」
盤古「フゥ−−」
(殺…ス…?)
(我、ハ…殺人兵器…ナド、デハ…)
(……我…ハ……何ダ…?)

  • 3ページ
盤古(思イ…出セナイ…)
(命令二…従ウ…)
(我ハ…主人(マスター)コソ全テ…)
(何モ…考エナイ…)
「了…解」
「狼親子ヲ、殺…」

  • 4ページ タイトル:第七十一章 莫高窟地底通路【六】
盤古「魯…泉…?」
霍安「あん?」
盤古「ア…アア…」
呉鎮「……?」

  • 5ページ
霍安「おい。盤古?」
盤古「魯…泉…」
呉鎮「……!!」
盤古(思イ出しタ)
(我は…魯泉ヲ…)
「フ−−」
「フ−−」

  • 6ページ
霍安「盤古!」
「言うことを聞け!」
盤古(魯泉…魯泉…見ツけタ)
(ヨカった…よか…)

  • 7ページ
霍安「あ~~~~」
「戻っちまった…何がどうなってんだ?」

  • 8ページ
薛慶「しもた…」
「霍安!」
霍安「呉親子が……」
「逃げた?」

  • 9ページ
霍安「あちゃあ、気が回ってなかった…」
薛慶「こらあきまへんな」
「呉鍊にこっちのこと知られてもうた」
「厄介なことになりましたわ」
霍安「上にチクったりするかね?」
薛慶「は、ないやろ。確証はないですけど、こっちも呉鍊の弱み握っとりますし」
霍安「ん、ならそっちはいいとして」
「今日盤古と話ができたのは収穫だったな」
「順調順調」
「一歩一歩…着実に進んでるじゃないの」

  • 10ページ
霍安(盤古…キミの力、きっと使いこなしてみせるぜ)
(そしてキミは、ボクだけの機甲兵になる)

  • 11ページ
魏恩「霍安…何があった?」
霍安「だーかーらー、ボクは徐梅と魯泉を一緒に探してたんだって」
魏恩「それがどうしてこんな有様になる!?」
霍安「くわしいこた後後」
「まず治療が先っしょ!」
魏恩「シ…」
(………)
(頭…内部出血……か?)
「魯泉の治療を優先する。黄雷、すまぬがお前は後回しだ」
黄雷「はい」
守芬「!」
(3つ目のリミッターが壊れてる!)

  • 12ページ
守芬(昨日の夜、一体何があったの?)
(徐梅とヨーゼフはどこに?)
(盤古…)
(どうして私も連れて行ってくれなかったの?)

  • 13ページ
華酌「ちょ、何だね何だね?」
呉鎮「すんません…親父が大変なんです! すぐ診てください!」

  • 14ページ
呉鍊『ほら見ろ、息子!』
『パパの手作りおもちゃがこ〜んなに!』
『わ! 仙具をつくったのか! 』
『それでこそ我が息子!』
『おこづかいいるか?』
『神明は人間の街じゃ遊ばないんだぞ!』
呉鎮『家ん中つまんないもん』
呉鍊『ハッピーバースデー!』
『これはパパからのプレゼントだ!』
『来い。お前に見せたいものがある』

  • 15ページ
呉鍊『お前には早く大きくなって、後を継いでほしい』
『高きに立ち、誰もが敬う神になるのだ!』
呉鎮『パパ…これすっごくお金かかってるよね?』
呉鍊『いいんだいいんだ』
『かわいい息子のためならこのぐらい!』
呉鎮『……』

  • 16ページ
呉鍊『息子…』
『なぜ「金」部を選ばなかった?』
呉鎮『ごめん、親父…』
『俺、ハイソな神明にはなりたくないんだ』
呉鍊『たわけが!』
『お前のようなやつは今すぐ出て行け!』
呉鎮『わかったよ。成功するまでは戻らない』

  • 17ページ
呉鍊『旅費足りてるか? パパがやるぞ? 』
呉鎮『いや親の威厳どこいったよ!?』
(……親父…)
(親父の力は借りないって言ったのに…)
(いつも俺にかまってきやがって…)
(バカ野郎…親父のバカ野郎…!)

  • 18ページ
呉鎮(くたばるなよ親父! すぐ医者を連れてくるからな!)
呉鍊「何だと!?」
「じゃあ…」
「徐梅とかいう少女はお前らが?」

  • 19ページ
呉鍊「たわけが! なぜ俺に話を通さなかった!」
「俺と息子は危うく死にかけたぞ!」
馬賢「あー…」
「いい計画だと思いますけどね」
「機甲兵の工場は匿うにもってこいの場所」
「そこに奴らを連れ込んだのは…」
「他ならぬ呉鍊さまじゃないですか」

  • 20ページ
馬賢「あの農夫が機甲兵の仲間だと気づかれていれば」
「また違ったかもしれませんが」
呉鍊「ごちゃごちゃ言い訳か?」
「そもそも機甲兵に百仙戯を突破されちまったのは誰のせいだ!?」
「この役立たずめが!」
馬賢「……」
「そう…すね。返す言葉もねえです」
「次はもっと上手くやりますよ、これでよろしいですか?」
呉鍊「ヘラヘラしてんじゃねえぞ」
「遊びで雇ってんじゃねえんだ」
「俺がその気になれば…」
「お前らの処遇なんぞ思いのままなんだからな」

  • 21ページ
呉鍊「最後のチャンスをやる。食いっぱぐれたくなきゃ成果を出せ!」
「俺とてお前らを軽んじるつもりはない」
「報酬は今の3倍出す」
「機甲兵に与する者がどれほどいようと…必ず奴を落とせ」
「そして俺の息子を合格させろ!」
「わかったな?」
馬賢「…はい、呉鍊さま」

  • 22ページ
馬賢「また小農夫かよ」
「あいつが絡むと妙に上手くいかねえんだよなー」
(それに…)
(呉鍊を痛めつけた病神ってのはどんな奴なんだ?)
「心配すんな。計画はまだ終わっちゃいない」
羅剛「兄貴…」
馬賢「奴らは人質を救えなかったんだ」
「機甲兵も試験を続けるほど肝は据わっちゃいねえさ」

  • 23ページ
黄雷「魏恩さま、魯泉のやつ大丈夫でしょうか。ずっと目を覚ましませんが…」
魏恩「頭部への治療の効果が薄いのだ…」
「なに、何としても治してみせるとも」
黄雷「……」
霍安「クク…龍神サマにも不得手なものがおありのようで」

  • 24ページ
霍安「アナタは医官じゃあない。ここはボクにお任せあれ」
「ボクならば治せますとも」
「とその前に…」
「ちょいとご相談があるんですけど?」
魏恩「………」

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