機甲盤古日本語翻訳wiki

第十七章

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だれでも歓迎! 編集
機甲盤古 第十七章
http://www.comibook.com/cb255

<1Pずつ翻訳して編集しております、翻訳の追記・修正・お手伝い大歓迎です>
<下の方に中国語の原文を書いております修正確認の際等にどうぞ>


<翻訳者コメント>
※ 5ページ 陸文さんの言葉を引用させてみました。
<ありがとうございます、後編が終わったらまとめて読ませて頂きますね。楽しみにしてます。>


  • 1ページ
(休息一下再上路=一休みしたら出発!)

  • 2ページ
守芬「ちょっと休憩しましょう!」
魯泉「あれ?」
魯泉「あそこに絵を描いている人が居るよ、ボク達、人の敷地内に入っちゃったのかな…」
魯泉「別な場所で休んだ方がいいのかも?」
(咔啦=カラン)
男性「いや結構!」
男性「私も丁度一段落して一息入れたかったんだ。」

  • 3ページ
盤古・魯泉「あ…」
盤古「異邦人だ!」
魯泉「蛮族!?」
守芬「あなた達、海外の人を普通の言い方で言えないの?」
男性「ちょっとお聞きしたいんだが、この喋る亀は一体何だい?」
守芬「あ、彼は盤古」
守芬「万能型メカ亀よ」
男性「ワオ!」
男性「こんな凄いロボットが居て、その上話をする事も出来るなんて!」
守芬「中国文化はなんて奥が深いんだ!」
守芬「これは中国文化のソレとはちょっと違うんだけどね…」

  • 4ページ
約瑟夫「私は約瑟夫・梅格爾と言います。」
約瑟夫「私は中国が大好きで、それで中国まで旅行に来たのです。」
約瑟夫「この前は北京で民族舞踊を見てきました。」
約瑟夫「他には肉を綿生地で包んだ料理なんかも…」
約瑟夫「どれも私を大いに感動させてくれた…!」
守芬 「そうなの…?」
守芬 「あなたの旅が楽しいものである事を祈ってるわ」
約瑟夫「ありがとう!」
魯泉 「この紙切れは何?」
守芬 「これは名刺と言って、その人の名前が書いてあるの」
魯泉 「へぇ、ちょっと貸して!字を勉強したいんだ!」

  • 5ページ
魯泉「盤古…これ何…?」
盤古「これは外国語のようですねぇ…それがしにはさっぱり読めません」
守芬「盤古来て頂戴!潤滑油を挿して上げる。」
守芬「一応関節のメンテナンスをしておかないとね。」
魯泉「守芬姉ちゃん、それボクにも出来ないかな?油の挿し方を教えて欲しいんだ。」
魯泉「ボクも盤古が健康で居られる為の方法を学びたいんだ!」
盤古「魯泉!」

  • 6ページ
盤古「ハハハハハハハ!!」
魯泉「動かないでよ、これじゃ油が挿せないよ」
盤古「む…無理です!! くすぐったくて…!!」
盤古「守芬姐さん!やっぱり来てください!!」
守芬「ダメよ、魯泉にやり方を学ばせないと」
守芬「『痛みには意味がある!』ならこれも然るべきよね! よーく考えなさい。」
盤古「ハハハハハ!!助けてぇ!!」
盤古「え?」

  • 7ページ
盤古「わ」
魯泉「わああああ!」
(咔咔咔=ガガガ)
(咻=ヒュー…)
盤古「ま…マズい…!」
魯泉「井戸の底には水が…!」
魯泉「盤古が落ちたらショートしちゃうよ!!」

  • 8ページ
魯泉「盤古…、手を離さないで!」
盤古「うう…」
盤古「うわあああっ!」
(磅鏘=バガンッ!)
魯泉「あれ?」

  • 9ページ
守芬「涸れ井戸だったのね…」
魯泉「良かった…」
守芬「どうやって外に出たらいいの?」
守芬「この井戸相当深いわよ」
魯泉「文字幻術で上に登れないかな?盤古。」
盤古「すみません…それがしは筆を上に置いてきてしまったのです…」
魯泉「えぇっ!?」
守芬「私達が先に上がって盤古の筆を取ってくる必要があるわね」
魯泉「壁はつるつるしていて、とても登っていけないよ!」

  • 10ページ
楽石「がう?」
(壓=ギュッ)
守芬「さぁ、飛びなさい楽石!!」
魯泉「楽石、僕達を上まで乗せてってよ!」
(㕷噠㕷噠=パタパタ)
(□=ペタン)
守芬「あら?」
盤古「守芬姐さんが悪い訳ではないですからね、決して姐さんが太ってる訳では…」
守芬「黙りなさい!」
守芬「そんな慰めいらないからっ!!」

  • 11ページ
守芬「楽石、アナタ先に上に登って誰か人を呼んできてよ…」
(咕嚕嚕=グルル…)
魯泉「お腹が空いて動けないみたいだよ…」
守芬「誰かが見つけてくれるのを待つしかない訳ね」
魯泉「そうみたい」
魯泉「話は変わるんだけど、ボク小さい頃にも井戸に落ちた事があるんだ」
守芬「え?」
魯泉「あれはボクが6歳の時だったかな…」

  • 12ページ
爺 「前に井戸に落ちた奴が居てな、掬い上げた時には死体は全身紫色!」
爺 「これは鬼の仕業に違いないぞ!」
ジイちゃんはいつもボクに鬼の伝え話をしてくれたんだ…
爺 「だから井戸の近くで走り回っちゃいかんぞ」
魯泉「うん!」
でも、その時のボクはそんな事これっぽっちも信じちゃいなかった
そしてボクは井戸に落ちたんだ…

  • 13ページ
ボクは助けを求めたけど周囲には誰も居ない…
ずっと泣き続けて居たけど、それでも誰も来なかった…
ジイちゃんがボクにくれたお守りを握りしめ…
そして神様にお祈りした時…
ジイちゃんが井戸口にあらわれて、ボクを井戸から助けて出してくれたんだ

  • 14ページ
魯泉「その後、ボクは鬼の話の事を信じるようになったんだ。」
魯泉「神はやはり私達の声をお聞きになっているのです!!」
守芬「結論はそれかい!」
魯泉「ボクが救け出された時、井戸の周りにたくさんの人が集まっていたんだ」
魯泉「来てくれたのは爺ちゃんだけじゃなかった…」
魯泉「近隣の人達皆でボクを助けてくれたんだろうね…」
魯泉「今それを思い出すのも当然だね!」
魯泉「毎朝井戸の水を汲み、服を洗濯し、食べ物を売り買いする人も居る」
魯泉「井戸はボク達の生活の中心だから、落ちた人が居たら必ず見つかる筈さ。」

  • 15ページ
魯泉「だから焦る必要は無いさ、すぐに見つけてくれる人が来るはず」
守芬「本当にそうだったらいいんだけど」
守芬「普通大きめの都市だったら、皆蛇口を使うのよ…」
守芬「それにここは涸れ井戸だし、水を汲みに来る人なんて居ないわ。
 いつ誰かがここに来るかは分からないのよ…」

  • 16ページ
約瑟夫「おや?何故君達は井戸の中に居るんだい?」
守芬 「人が来たわ!私達を外に出してくれますか!」
約瑟夫「君達はここに落っこちてしまったのかい?」
守芬 「あれ?」
魯泉 「約瑟夫先生ですか?」
約瑟夫「5分待ってもらっていいかな、この様子を絵に描いたらすぐにロープを持ってきてあげるから。」
守芬 「え?何を描くの?」
約瑟夫「神龜落井の図だね」
   「ええー!!」

  • 17ページ
守芬 「ふぅ、助かった…」
約瑟夫「大丈夫かい?」
盤古 「それがしの筆の事、頼みましたよ!」
魯泉 「すぐ行くよ!」
約瑟夫「うん?」
魯泉 「う・・・お、重い…」
約瑟夫「これを運んでどうするつもりだい?」
(㕷沙=パサ)
(咔滋咔滋=カジカジ)

  • 18ページ
(撐=グイッ)
魯泉「楽石!」
魯泉「盤古!筆を受け取って!」
(咻=ヒュゥ)
盤古「助かります!」
(㕷=パシッ!)

  • 19ページ
魯泉「盤古、文字幻術を使って脱出しよう!」
盤古「ええ、何の文字を使いましょうか?」
(噠=ダッ)
魯泉「『出』の字を使ってみようか」
盤古「その字だと靈石市から出て行っちゃいますよ!」
魯泉「あ…」
盤古「その上…」
盤古「この井戸の中は狭すぎて…」
(叩=コン)
盤古「それがしの筆を振るうことが出来ません!」
守芬「え・・・」

  • 20ページ
魯泉「いや、まだ方法はある!」
魯泉「盤古、天に筆を向けることが出来るかい」
盤古「あ…確かにこれなら書けます!」
盤古「その後は…?」
魯泉「空に向かって仰いだら…」
魯泉「神様に手伝ってくれるように祈るんだ!」

  • 21ページ
盤古「あ、なるほど…!」
魯泉「楽石、君に僕達の希望を託すよ!」
(點頭=コクン)
文字幻術・力字訣!
(㕷=パッ!)


  • 22ページ
(咚=ブォンッ)

  • 23ページ
約瑟夫「おお・・・これは!?」
魯泉 「やったね!!楽石、ありがとう!」
魯泉 「約瑟夫先生!アナタは命の恩人です!!本当にありがとうございます!」
約瑟夫「いや、大したことはないさ」
約瑟夫「君達は私に素晴らしい東洋の神秘を見せてくれたからね、感謝するのは私の方だよ。」
約瑟夫「中国に来て本当に良かった!」


  • 24ページ
盤古「井戸の底で全身泥だらけよ、旅館を見つけてお風呂に入りたいわ」
守芬「ええ、まったく!」
男性「すみません、私達は井戸の封鎖をしたいのです、下がってくれませんか?」
魯泉「うん?」
魯泉「井戸の封鎖?」

  • 25ページ
男性「井戸の口を塞ぎます」
(叩咚=ゴトン)
男性「以後、中に人が入る事はないでしょう…」
魯泉「どうしてこんな事を?」
男性「この井戸は大分前から枯れていました…」
男性「それに街の皆は今は水道水を使っています」
男性「安全のために、落っこちてしまう人が出ないように街の長官は封鎖を決めたのです。」
守芬「確かにそれは良い判断ですね」
(我們才剛掉不去的=私達は落ちたりなんてしてないけどね)
魯泉「守芬姉ちゃん」
守芬「なに?」


  • 26ページ
魯泉「みんなが水道を使うようになったら、井戸は無くなっちゃうの?」
男性「ええ、いつか井戸は過去の物になるでしょうね」
守芬「それでいいのよ、そしたら人が落ちてこんな風に井戸を塞ぐ事もしなくていいしね。」
魯泉「そうなのかな?」
守芬「そろそろ荷物を持って出発しましょう」
魯泉「うん!」
魯泉「あれ?」


  • 27ページ
魯泉「この紙は…?」
守芬「何々?」
守芬「あ…」

  • 28ページ
店員「ご来店ありがとうございます!」
盤古「魯泉、あなたはわざわざスケッチブックを買ってそれを貼り付けたのですね。」
魯泉「こんな素敵な絵はちゃんと残しとかないと!」
魯泉「これは大事な記念の絵なんだ!」
守芬「折角スケッチブックを買ったんだから、何か旅の記録を描いてみたら?」
魯泉「ボクは絵は描けないよ、盤古、君はどうだい?」
盤古「それがしにも無理です…」
守芬「あなた、万能型メカなんじゃなかったの?」

  • 29ページ
(碰=パン)
守芬「あ!」
「過去の記録を収めたスケッチブック…」
「最初に記されたのは楽石の足跡だったのです!」

  • 30ページ
  • 31ページ


休息一下吧!
唔?
有人在寫生
我們會不會擋道人家了?
還是到別的地方休息吧?
不用了!
我正好告一個段落,想休息一下

啊…
是胡人!
蠻夷那!
你們不能用普通的稱呼叫外國嗎?
…請問,這隻會說的烏龜是?
喔,他叫盤古。
…是萬用型機器龜。
哇喔!
能做出這樣的機器人,而且還會說話!
中華文化賓在太高深了!
其賓也是你想像的那樣啦…

我叫做約瑟夫・梅格爾。
我最喜歡中國了,所以來中國旅行。
之前在北京看了濃□□抹的舞蹈。
還有用麵團包起來的肉塊料理。
每一樣都令我感動萬分呀!
喔?
祝你旅途愉快。
謝啦!
這張紙片是?
這叫名片,上面會寫人的名字。
哇,借我看,我要學字!



盤古,這是什麽?
這是洋文…敝人看不懂
盤古來吧!我幫你上潤滑油。
幫你的關節保護一下
守芬姐,那個可不可以讓我來?請妳教我上油。
我要學習如何維持盤古的健康!
魯泉!

哈哈哈哈哈哈!
不要動嘛,這樣我不能上油啦!
可是好療啊!
守芬小姐還是妳來吧!
不行,要讓魯泉學會!
既然痛有意義,癢當然也有才對!你就好好思考吧!
嘻嘻嘻,救命啊!
咦?


哇啊啊!
咿…糟了
井底下是水
盤古掉下去會短路漏電呀!

盤古,撐住啊!
嗯嗯
哇啊啊!!
咦?


原來是枯井啊…
還好…
我們要怎麽出去?
這口井相當深呢!
用文字幻術就能上去了吧?盤古。
慘了…敝人把筆擺在井旁。
啥!?
我們的先上去,想辦法把盤古的,必拿下來。
可是井壁很滑,爬不上去呀!


嘎?
對喔,樂石會飛嘛!
樂石,麻煩你載我們上去!
咦?
守芬小姐您一點也不胖,不是您的錯…
閉嘴!
我不覺得需要你安慰!!

樂石你自己先上去,找人來救援吧
肚子餓所不動的樣子那
只好等待上頭發現我們了。
嗯。
話說回來,我小時候也曾掉到井裡過呢

那是我6歲時的事情

以前有人掉到井裡,撈起來時屍體全身發紫!
那一定是鬼魅在作祟!
爺爺常和我說鬼神的傳說
所以魯泉不要一個人跑去井邊喔!
喔!
但是一前我一點也不相信。
我掉到了井裡

我一直叫救命,沒有人過來
我不知哭了多久,也沒有人過來
當我握著爺爺給我的護身符
向神明祈禱的時候
爺爺出現在井口,把我從井裡救出去

那之後,我相信了一件事
神明果然是會聽取入們祈禱的!
結論是這個!?
我被救出去之後,看到井的外頭有很多人
並不是只有我爺爺面已…
附近的鄰居都跑來幫忙把我救出來
現在回想也是當然的!
早上每一家都會去井邊打水洗衣、還有人買菜
井是我們生活的中心,有人掉下去,不可能沒被發現

所以我們也別著急…很快就會有人發現我們的!
真是這樣就好
一般在大一點的城裡,都是用水龍頭的
而且這裡是枯井,沒人會來打水
不知道何時才會有人注意到我們

咦,你們怎麽在井裡面?
有人了!麻煩請救我們出去!
你們掉下去了啊?
咦?
約瑟夫先生?
給我5分鐘,我書好這張圖立刻找繩子救你們!
啊?什麽圖?
神龜落井
喂!

呼,得救了
沒事吧?
敝人的筆就麻煩你們了!
馬上來!
嗯?
鳴 好 好重
搬這個要做什麽?

樂石!
盤古!筆接好!
謝謝!


盤古,用文字幻術透出吧!
嗯,要用什麽字呢?
用 出 字就行了呀!
那個字在靈石市就用掉了喔!

而且
這個井裡太狹窄了
敝人的筆無法揮展呀!

不,有辦法!
盤古,把筆朝著天空的話
啊,這樣的確可以寫!
然後呢?
朝向天空之後
就是祈求神明幫忙了!

啊,原來如此
樂石,這裡希望你能幫助我們!
(點頭=コクン)
文字幻術・力字訣!


(咚=ブォンッ)

哇 這是!?
成功了!樂石,謝謝你!
約瑟夫先生! 你是我們的救命恩人,非常謝謝你!
不,這是舉手之勞
你們讓我見識到好棒的東洋神秘,是我該謝謝你們!
有來中國真是太好了!

全身都是井底的泥巴,我們找個客棧洗澡吧!
嗯,好啊!
對不起,我們要進行封井,請讓開好嗎?
唔?
封井?

把井口蓋起來…
以後就不會有人靠近了。
為什麽要這麽做呢?
這座井老早就枯了…
而直大家現在都用自來水了!
為了安全,避免用人不慎掉不去,縣令決定儘速井…
的確這樣比較好!
(我們才剛掉不去的=私達は落ちたりなんてしてないけどね)
守芬姐…
嗯?


大家都用自來水之後,井就會消失嗎?
嗯,有一天會成為過去的事。
是樣也好呀!以後你也不會再碰到掉到井裡 這種到楣事了。
這樣嗎?
東西拿著我們走吧!
嗯!
咦?

這張紙是?
什麽?

謝謝光臨!
魯泉你還買本子把它貼起來呀!
這樣才不會弄壞嘛
這個是很珍貴的紀念呀!
既然素描簿都買了,你也做個旅行寫生的紀錄何?
我不會畫圖,盤古你來畫好不好?
敝人也不會畫
你不是萬用型機器龜嗎?


過去的事留下了記錄
而第一個留下足跡的則是樂石!



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