第三十三章 - 機甲盤古日本語翻訳wiki

機甲盤古　第三十三章
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＜下の方に原文を載せておきました、翻訳上書き、加筆歓迎＞

• １ページ

守芬「写真の場所は老松橋よ。撮った時はまだ彼らはここに居た筈。」
　　「もう暗くなってきてしまったけれど…」
　　「でも、まずは老松橋に行ってみないと。」
魯泉（盤古…）

• ２ページ

戴逢「コイツが…」
　　「あの機甲兵だっていうのか？」
盤古「あ…」
　　（龍神に…雷神！！）
黄雷（遂にこの時が来た…）
　　（これで…良かったのか？）

• ３ページ

（神明的審判··· =　神の下す審判は！？）
第33章　老松橋【前篇】　林迺晴

• ４ページ

戴逢「黄雷？なんでお前がココに居るんだ？」
黄雷「戴逢様！」
　　「実は今回の機甲兵の事、私が報告したのです。」
魏恩（盤古一人だけか？）
　　（何故だ？）
　　（魯泉や他の者達はどこに居るのだ？）
戴逢「彼は魏恩、私と一緒に任務を受けて来たのだ。」
黄雷「こんにちは」
戴逢「コイツは黄雷。私に付いて修士している白虎だよ。」
　　「それじゃ...」
　　「先に仕事を済ませよう、お喋りはその後だ。」

• ５ページ

盤古「ちょっといいでしょうか。」
　　「それがしはあなた達の任務の事は知っています。」
　　「ですが…」
　　「私はどうしても故郷の敦煌に行きたいのです。」
　　「もう少しだけ...待って貰えないでしょうか？」
戴逢「うん？」
魏恩（…！）
　　（盤古…まさかお前…！）
戴逢「この機甲兵には意思があるのか？」
魏恩「うむ、コイツには感情の回路があり、思考する事も出来る。」

• ６ページ

魏恩「お前…」
　　「故郷に帰る事が最期の望みでいいんだな？」
盤古「いいえ…」
　　「それがしは…それがしには確かに兵器としての力があります。」
　　「ですが、それはそれがしの生きる権利を奪う理由にはなりません。」

• ７ページ

魏恩「戴逢、ちょっといいか…
　　　この機甲兵の頼みを聞いてやってもいいんじゃないか？」
戴逢「頼み？」
　　「何でそんな事しなきゃならないんだ？」
　　「上が命令したのはコイツの破壊だっただろ。」
魏恩「それはそうだが…。」
戴逢「どんな複雑な事情があろうが俺には関係ねぇ。」
　　「天界からの命令は機甲兵の破壊！」
　　「パパっと済ませちまおうぜ！」

• ８ページ

戴逢「機甲兵を処理しそこねたら記録に残るし。」
　　「最悪、天界の役目を首になっちまうぞ。」
魏恩「う…。」
戴逢「俺達はこの仕事で飯食ってるんだ。」
　　「いちいち仕事の事で考えすぎるのは良くないぜ。」
魏恩「…お前の言うとおりだな。」

• ９ページ

黄雷（魯泉が居なければ文字幻術は使えない、となれば今あのメカ亀には抵抗する手段が無い。）
　　（そして相手は盤古の弱点である「水」と「雷」を操る神明。）
　　（これ以上無い程に盤古に不利な状況…。）
　　（メカ亀に勝ち目は無い。）
『文字幻術…』

• １０ページ

『「雷」字訣！！』
盤古「うぁ…！」
魏恩（盤古…！）
黄雷（…）

• １１ページ

喲瑟夫「落雷！？」
守芬「いいえ…多分違うわ…」
喲瑟夫「どういう事デスカ？」
守芬「前にも同じ事があったの…」
　　「その時、雷神がその場に居たのよ…！」
戴逢「…？外したのか…？」

• １２ページ

盤古「兵器としての力はアナタ達仙界によって与えられたものです。」
　　「それがしにとってはどうでもよい物です」
　　（ですが、それがしには失いたく無い物があるのです…）
　　（陸文様がそれがしに与えたこの感情…）
　　（それがしはそれを守りたいのです！）

• １３ページ

黄雷「アイツ、あの筆を避雷針に…！？」
戴逢「フン、そんな小細工二度も通用しないぜ！」
魏恩「待つんだ！
　　　次はワシがやろう！」
『文字幻術泉字訣！！』

• １４ページ

魏恩「…」
『文字幻湍泉字訣！！』

• １５ページ

盤古「ぐっ！」
黄雷（水の流れが更に強くなった！）

• １６ページ

台詞無し

• １７ページ

盤古「あ…！」
　　「が…！」
魏恩「…！」
盤古「ぐ…！
　　　うぉ…」

• １８ページ

戴逢「ふん、まだ立てるみたいだな。」
戴逢「だが、無駄なあがきだ。」
盤古「ハー…
　　　ハー…」
盤古（もはや…）
　　（次の攻撃に対抗する手立ては無い…）
魏恩「…ふぅ…」

• １９ページ

盤古『それがしも、あんな家庭を築けたら、どんなにいいか…』
　　『それがしはただ…』
　　『彼らの幸せな姿を見たかっただけなんです。』
黄雷（…！いまさら…）
　　（俺に何が出来ると言うんだ！？）

• ２０ページ

黄雷（俺には手出しする資格が無い…！）
　　（それどころか同情する事も出来ないんだ。）
　　（あのメカ亀は兵器だ…）
　　（俺が守護するべき対象ではない…！）
戴逢「それじゃ…」
　　「この一撃で終わりにするぜ…！」

• ２１ページ

陸文様···
守芬ねえさん···
魯泉···
みんなに会いたい…

• ２２ページ
• ２３ページ

魯泉「盤古！」
守芬「やっと見つけた！！
　　　盤古はあそこよ！」
　　「早く向こうに渡るわよ！」
盤古（魯···魯泉！）
　　（みんな！）

• ２４ページ

戴逢「あの小僧は何を喚いてるんだ？」
戴逢「オイ！今は神明による裁きの真っ只中だぞ！」
　　「野次馬は来るんじゃねぇ！」
『文字幻術雷字訣！』
守芬「きゃっ…！橋が…！」
魏恩「…」
魯泉「ば…盤古！！」

• ２５ページ

魯泉（盤古は向こう岸に居る…！）
　　（今にも神明達は盤古を破壊しようとしている！）
　　（すぐに向こう岸に行かなくちゃ…）
　　（すぐに！！）
守芬「えっ！？魯泉…！」
喲瑟夫「泳いで渡るつもりか！？」
徐梅「あ…！」

• ２６ページ
• ２７ページ

守芬「馬鹿！！」
　　「その腕の怪我で、どうやって泳ぐのよ！！」
『文字幻術沸字訣！』
魏恩「来るでない！」
　　「貴様らはそこで事が済むのを待つがいい…！」

• ２８ページ
• ２９ページ

台詞無し

• ３０ページ

徐梅「魯泉！」
守芬「魯泉！！」
黄雷「あの大馬鹿野郎！」
　　「命が惜しくないのかっ！？」

• ３１ページ

魯泉「盤古！」
黄雷「…え？」
　　「なに？」

• ３２ページ

守芬「え…？」
徐梅「魯泉は無事よ！！」
盤古「あ…あぁ…」
黄雷「魏恩様…」
魏恩「もしも今…」
　　「俺が本当に『沸』の字を使っていたら…」
　　「魯泉は…」
黄雷「あなたは魯泉の事を言ってますか？」
　　「もしや魯泉達と会った事が…？」

• ３３ページ

魯泉「盤古…」
盤古「私に…触ってはなりません…
　　　それがしは今、漏電しているのです…」
　　「とても危険です…」

• ３４ページ

魯泉「安心して、盤古。」
　　「ボクが絶対に…あいつらから君を守るから。」
戴逢「思い出したぞ…」
　　「お前は虎關鄉に居たあのチビじゃねぇか」

• ３５ページ

戴逢「つまり最初から…」
　　「機甲兵とこの農夫のガキは一緒だったのか…？」
徐梅「守芬姉さん！？」
守芬「私も泳いであっちに行くわ…！」
　　「あなた達はここに居て！」
戴逢「失せろ。」
　　「大人しく引けば貴様を見逃してやろう」
　　「さもなくばタダでは済まさんぞ」
魯泉「うっ…！」

• ３６ページ

陸文『私は盤古を守らなければならないんだ。』
子供『無茶だよ、先生はこんなに弱ってるのに。』
陸文『…そうだね。』
陸文『それでも、私は彼を守る事に全力を尽くすよ。』
魯泉（今度だけは絶対に怖がってちゃだめだ…）
　　（盤古は…彼はこんなにボロボロに傷ついている）
　　（今度は…）
　　（ボクが盤古の前に立って守るんだ！）

• ３７ページ

霍安「おやおや…」
　　「コイツは驚いたね…」
　　「アイツらがボクより先に機甲兵を見つけてるなんて…」

『瘟神···再臨！』

照片上的地點是老松橋。
中牛的時侯盤古他還在那裡。
難燃不曉得現在會不會還在那邊···。
但是也只能先去老松橋找了。
盤古···。

這傢伙···
就是那隻機甲兵嗎？
啊···
龍神和···
雷公！？
該來的總是會來。
終訪要···
結束了嗎？

神明的審判···

黃蕾？你怎麼會在這裡？
戴逢大人！
其實這隻機甲兵的事，是我通報的···
只有盤古單獨一人？
為什麼？
魯泉他們到哪去了？
這位是魏恩，是來跟我一起執行任務的。
這位是黃雷。在我下面實習的白虎。
那麼···
先處理完手上的公務，之後

請第一下。
敝人知道你們的任務。
不過···
敝人還是想要先回故鄉敦煌去。
可以···給敝人一些時間嗎？
嗯？
盤古，難道你···！
這台機甲兵怎麼好像有意識樣？
嗯，它有感情迴路，也能夠思考。

你···
回到故鄉是你最後的願望嗎？
不是的···
敝人···承認自已擁有兵器的力量。
但是並不大代表敝人打算放棄生存的權利。

戴逢，等會··
我想我們或許通融一下這台機甲兵···
有什麼好通融的？
上級的命令就說要銷毀啊。
是沒錯···
我可不想把事情搞複雜。
邰奉天界命令把機甲兵銷毀！
我們的工作就是這麼勘探簡單。

機甲兵的是沒處理好可是會被記過的。
嚴重的話搞不好還會被撤職喔！
嗚···
咱們是吃公家飯的。
就別想太多，照命令工作就行了。
···你說得沒錯。

即使鐵烏龜想反抗，魯泉不在也無法使用文字幻術。
而對手有是操「水」和「雷」的神明。
沒有比這更惡劣的條件了。
鐵烏龜根本沒有勝算。
文字幻術···

雷字訣！！
嗚···！
盤古···！
···

打雷？
···不，這個狀況···
怎麼了？
跟我們當時遇到···
；雷公的時候一樣···！
感覺沒擊中···？

兵器的力量是你們仙界給的。
敝人沒有···也無所謂。
但是···敝人並不想失去···
陸文主人給敝人的這份情感···
敝人想要守護它！

它把那隻筆當作避雷針？
啍，這種小把戲第二次就沒有用了啦！
等等！
這次由我來吧！
文字幻術泉字訣！

···
文字幻術湍字訣！！

嘖···！
水流變強了！

台詞無し

啊···
啊···
···！
呃···！
嗚···

啍，居然還能動啊。
不過···也差不多了吧。
呼···
呼···
已經···
沒有任何方法可以抵抗下去了···
···哎···

敝人也好像有那樣的家庭
敝人只是···
希望看見他們幸福模樣。
···！
是到如今···
我又能怎樣？

我根本沒有資格出手。
也不能去同情它。
鐵烏龜他是兵器···
一開始就不是我需要守護的對象。
那麼···
隻大概是最後一擊了···！

陸文主人···
守芬小姐···
魯泉···
好想見你們···

盤古！
找到了！
盤古在那裡！
我們快點過去！
魯···魯泉！
大家！

那小鬼在叫啥啊···
喂，神明正在執行公務！
閒雜人等別靠過來！
文字幻術雷字訣！
啊···！橋···！
···
盤···盤古！

盤古就在河的對岸！
要銷毀盤古的神明已經到了！
我必須快點過去···
快點！！
喂！魯泉！···！！
他想要直接游過去！？
啊···！

笨蛋！
你的手有傷你要怎麼游呀···！
文字幻術沸字訣！
不准過來！
你們到給我在對岸等到事情結束

魯泉！
魯泉！！
那個白痴！
他不要命了嗎？

盤古！
···咦？
呃？

啊···？
魯泉沒事！
啊···啊···
魏恩大人···
如果剛才···
我真的用了沸那個字的話···
魯泉他···
···您說剛剛魯泉···？
您認識魯泉他們？

盤古···
不···不要碰敝人···
敝人···現在會漏電···
很危險的···

放心吧，盤古。
我絕對···
不會讓他們在傷害你。
我想起來了···
你是曾經來過虎關鄉的那小鬼。

原來你就是···
那個帶著機甲兵少年農夫啊···？
我也只能游過去了···！
你們在這等著！
給我滾。
乖乖消失就放你一馬，
不則我可是不會對你客氣的。
嗚···！

我必須保護盤古。
怎麼可能，老師看起來這麼弱。
···我知道。
但我會盡力保護他。
這次我絕對不可以退縮···
盤古他···已經受過太多太多的傷了。
這次···
我必須站在盤古的前面保護他！

哎呀哎呀···
這可真是令人意外呀···
他們居然會比在下還要先找到機甲兵···

瘟神···再臨！