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「DJGL-環境構築」(2016/10/06 (木) 23:16:11) の最新版変更点
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*環境構築
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このページではDJGLを使うための環境構築を解説します。
**事前準備
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まず前提としてJava8及びJava8を使用できるEclipseが必要です。
Luna4.4以降でないとJava8は使えません。4.4以降がダウンロードしてあれば基本的にこの操作はいらないです。
基本的に最新版のEclipseをダウンロードすれば使えます。
最新版のEclipseとJava8については下記のリンクを見てダウンロードしてください。
-Eclipse
--mac [[>>http://techfun.cc/java/mac-eclipse-install.html]]
--win [[>>http://techfun.cc/java/windows-eclipse-install.html]]
-java8
--mac [[>>http://weblabo.oscasierra.net/java-install-oracle-jdk8-macosx/]]
--win [[>>http://javaworld.helpfulness.jp/post-24/]]
次にライブラリ本体のダウンロードです。下記のページからライブラリ最新版をダウンロードしてください。
-[[>>DJGL-更新履歴]]
内容の構成は
-densan_game_library~~~~.jar
--ライブラリ本体。~~~~にはバージョンの数字が入る。
-docディレクトリ
--ライブラリのjavadoc。中身のindex.htmlを開けばJavaの標準APIを見るような感じでライブラリの説明が見れる
-srcディレクトリ
--ライブラリのソースコードが入ったディレクトリ
-update.txt
--更新内容を記したテキストファイル
というふうになってます。
**ライブラリの導入
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ここからはEclipseで作業します。解説は日本語化されたMACのEclipseを想定しています。
Windows版だと多少メニューの名前などが異なるかもしれません。
-まずは新しいJavaプロジェクトを作ります。
ファイル>新規>Javaプロジェクト
+プロジェクト名にゲームの名前を入力します。今回は「LibraryTest」とします。JREのチェックマークがついている欄が1.8または8以上なことを確認してください。
+完了を押すとプロジェクトが作成されます。
+プロジェクトエクスプローラーに表示されているプロジェクトに先ほどダウンロードしたライブラリをドラッグ&ドロップしてください。
+これでプロジェクトの中にdensan_game_library~~~~(数字)というディレクトリが入ります。
**ビルドパスへのライブラリの追加
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ライブラリをプロジェクトで使えるようにするためには、ライブラリをビルドパスに追加しないといけません。
ビルドパスとは、Eclipse独自の用語でクラスパスとほぼ同じ意味です。ファイルやディレクトリを
ビルドパスに追加することで、そのファイルやライブラリがプロジェクトで使用可能になります。
+プロジェクトエクスプローラーでプロジェクトを右クリック
+出てきたメニューから「ビルド・パス」という項目にカーソルをあわせる
+更に出てきたサブメニューの中から「ビルド・パスの構成...」をクリック
+出てきたウインドウの左のプルダウンの項目が「Javaのビルド・パス」になっていることを確認
++なっていなければプルダウン「Javaのビルド・パス」をクリック
+右側の上側にある項目の中から「ライブラリ」をクリック
+「jar追加」をクリック
+プロジェクト一覧のウインドウが出るのでその中から「LibraryTest(今作ったプロジェクト)→densan_game_library~~~(先ほどドラッグして入れたディレクトリ)」と開いていって「densan_game_library~~~~.jar」をクリックして「OK」
+ウインドウが閉じ、「ビルド・パス上のJARおよびクラス・フォルダー:」に先ほど選択したjarファイルがあることを確認して「OK」
これで、このプロジェクトでライブラリを使う準備が出来ました。
※ちなみに、今回プロジェクト内のjarをビルドパスに追加したので、このプロジェクトをエクスポート(別ページで後述)他のPCに持っていってもそのままライブラリが使える状態のままです。
※バージョンが違うライブラリを同時にビルドパスに入れるとエラーになります。
**メインファイルの作成
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次に、プログラムを書くソースファイルを作成します。
+プロジェクトエクスプローラーのプロジェクト内の「src」ディレクトリを右クリック
+出てきたメニューの「新規」にカーソルをあわせる
+サブメニュー内の「クラス」を選択
+「名前」の欄に「TestGame」と入力(実行するクラスだとわかればなんでもいい)
+「インターフェース」の欄の「追加」をクリック
+出てきたウインドウの上の検索欄に「Updatable」と入力
+「一致する項目」に「Updatable-densan.s.game.manager」があるのでそれをクリックして「OK」
++もしない場合はビルドパスへの追加をミスっている可能性があります。もう戻って確認してください。
++「Updatable」はインターフェースのクラス名、「densan.s.game.manager」は存在するパッケージ名です。今回は同名クラスは無い(はず)ですが、汎用的な名前の場合Javaの標準ライブラリのクラス名とかぶっていたりするので、パッケージ名に気をつけて選択してください。(DJGLのクラスは全てdensan.s.gameで始まるパッケージに含まれます)
+「どのメソッド・スタブを作成しますか?」の項目の「public static void main(String[] args)」、「スーパークラスからのコンストラクター」、「継承された抽象メソッド」にチェックを入れて「完了」。
これで、srcディレクトリ内にソースファイルが生成されました。
※デフォルトパッケージ(というかパッケージに入れずにsrcに直接)にソースファイルを作るのは推奨されませんが、今回説明の簡易化のために省きました。あとで簡単にパッケージに写すことが出来ます。
**ウインドウの表示
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先ほど作成したソースファイルにコードを書き込んで行きましょう。今回はきちんと動作するかかくにんするだけなので、真っ白なウインドウを表示するだけです。以下がソースコード全文になります。
コピペするのではなく、Eclipseが自動で生成したコードをこのコードと同じになるように補完したほうが
力が付きます。(どうしてもエラーが取れないとかなら一度コピペして確認してください。)
※import文はEclipseの機能で折りたためれていることがあります。左側の行番号の右にある+ーボタンで表示・非表示できます。
#highlight(linenumber,java){{{
import densan.s.game.drawing.Drawer;
import densan.s.game.manager.GameManager;
import densan.s.game.manager.Updatable;
public class TestGame implements Updatable {
public TestGame() {
// まだ使わない
}
@Override
public void draw(Drawer d) {
// まだ使わない
}
@Override
public void update() {
// まだ使わない
}
public static void main(String[] args) {
//ゲームを管理するクラスを取得
GameManager gm = GameManager.getInstance();
//このメソッドでウインドウを表示する
//引数はそれぞれ(幅, 高さ, タイトルバーに表示する文字)
gm.createFrame(800, 600, "テストゲーム");
//更新と描画を担うオブジェクトを設定
//今はあまり関係ない
gm.setUpdatable(new TestGame());
}
}
}}}
※コピペしてもDJGLのクラスに赤線が出る場合はビルドパスの設定をもう一度確認してください。
コードの打ち込みが完了したら、実行しましょう。プロジェクトエクスプローラーでTestGame.javaを右クリックし「実行」→「Javaアプリケーション」をクリックしてください。タイトルバーに「テストゲーム」と表示されたまっさらなウインドウが出てくれば成功です。
※コードが正しくても、ごくたまに「IllegalなんたらException〜〜〜〜」とエラーが出る場合があります。その場合は特に気にせずもう一度実行してください。それでもエラーが出たらなにかおかしいですが、基本的に普通に動きます。(原因解明中)
**まとめ
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新しいゲームを作るときは基本的にこの流れにそってください。既存のプロジェクトのライブラリの更新のしかたは別ページで解説する予定です。次はプログラム上のゲームの基本的な流れについて解説します。
*環境構築
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このページではDJGLを使うための環境構築を解説します。
**事前準備
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まず前提としてJava8及びJava8を使用できるEclipseが必要です。
Luna4.4以降でないとJava8は使えません。4.4以降がダウンロードしてあれば基本的にこの操作はいらないです。
基本的に最新版のEclipseをダウンロードすれば使えます。
最新版のEclipseとJava8については下記のリンクを見てダウンロードしてください。
-Eclipse
--mac [[>>http://techfun.cc/java/mac-eclipse-install.html]]
--win [[>>http://techfun.cc/java/windows-eclipse-install.html]]
-java8
--mac [[>>http://weblabo.oscasierra.net/java-install-oracle-jdk8-macosx/]]
--win [[>>http://javaworld.helpfulness.jp/post-24/]]
次にライブラリ本体のダウンロードです。下記のページからライブラリ最新版をダウンロードしてください。
-[[>>DJGL-更新履歴]]
内容の構成は
-densan_game_library~~~~.jar
--ライブラリ本体。~~~~にはバージョンの数字が入る。
-docディレクトリ
--ライブラリのjavadoc。中身のindex.htmlを開けばJavaの標準APIを見るような感じでライブラリの説明が見れる
-srcディレクトリ
--ライブラリのソースコードが入ったディレクトリ
-update.txt
--更新内容を記したテキストファイル
というふうになってます。
**ライブラリの導入
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ここからはEclipseで作業します。解説は日本語化されたMACのEclipseを想定しています。
Windows版だと多少メニューの名前などが異なるかもしれません。
-まずは新しいJavaプロジェクトを作ります。
ファイル>新規>Javaプロジェクト
+プロジェクト名にゲームの名前を入力します。今回は「LibraryTest」とします。JREのチェックマークがついている欄が1.8または8以上なことを確認してください。
+完了を押すとプロジェクトが作成されます。
+プロジェクトエクスプローラーに表示されているプロジェクトに先ほどダウンロードしたライブラリをドラッグ&ドロップしてください。
+これでプロジェクトの中にdensan_game_library~~~~(数字)というディレクトリが入ります。
**ビルドパスへのライブラリの追加
----
ライブラリをプロジェクトで使えるようにするためには、ライブラリをビルドパスに追加しないといけません。
ビルドパスとは、Eclipse独自の用語でクラスパスとほぼ同じ意味です。ファイルやディレクトリを
ビルドパスに追加することで、そのファイルやライブラリがプロジェクトで使用可能になります。
+プロジェクトエクスプローラーでプロジェクトを右クリック
+出てきたメニューから「ビルド・パス」という項目にカーソルをあわせる
+更に出てきたサブメニューの中から「ビルド・パスの構成...」をクリック
+出てきたウインドウの左のプルダウンの項目が「Javaのビルド・パス」になっていることを確認
++なっていなければプルダウン「Javaのビルド・パス」をクリック
+右側の上側にある項目の中から「ライブラリ」をクリック
+「jar追加」をクリック
+プロジェクト一覧のウインドウが出るのでその中から「LibraryTest(今作ったプロジェクト)→densan_game_library~~~(先ほどドラッグして入れたディレクトリ)」と開いていって「densan_game_library~~~~.jar」をクリックして「OK」
+ウインドウが閉じ、「ビルド・パス上のJARおよびクラス・フォルダー:」に先ほど選択したjarファイルがあることを確認して「OK」
これで、このプロジェクトでライブラリを使う準備が出来ました。
※ちなみに、今回プロジェクト内のjarをビルドパスに追加したので、このプロジェクトをエクスポート(別ページで後述)他のPCに持っていってもそのままライブラリが使える状態のままです。
※バージョンが違うライブラリを同時にビルドパスに入れるとエラーになります。
**メインファイルの作成
----
次に、プログラムを書くソースファイルを作成します。
+プロジェクトエクスプローラーのプロジェクト内の「src」ディレクトリを右クリック
+出てきたメニューの「新規」にカーソルをあわせる
+サブメニュー内の「クラス」を選択
+「名前」の欄に「TestGame」と入力(実行するクラスだとわかればなんでもいい)
+「インターフェース」の欄の「追加」をクリック
+出てきたウインドウの上の検索欄に「Updatable」と入力
+「一致する項目」に「Updatable-densan.s.game.manager」があるのでそれをクリックして「OK」
++もしない場合はビルドパスへの追加をミスっている可能性があります。もう戻って確認してください。
++「Updatable」はインターフェースのクラス名、「densan.s.game.manager」は存在するパッケージ名です。今回は同名クラスは無い(はず)ですが、汎用的な名前の場合Javaの標準ライブラリのクラス名とかぶっていたりするので、パッケージ名に気をつけて選択してください。(DJGLのクラスは全てdensan.s.gameで始まるパッケージに含まれます)
+「どのメソッド・スタブを作成しますか?」の項目の「public static void main(String[] args)」、「スーパークラスからのコンストラクター」、「継承された抽象メソッド」にチェックを入れて「完了」。
これで、srcディレクトリ内にソースファイルが生成されました。
※デフォルトパッケージ(というかパッケージに入れずにsrcに直接)にソースファイルを作るのは推奨されませんが、今回説明の簡易化のために省きました。あとで簡単にパッケージに写すことが出来ます。
**ウインドウの表示
----
先ほど作成したソースファイルにコードを書き込んで行きましょう。今回はきちんと動作するかかくにんするだけなので、真っ白なウインドウを表示するだけです。以下がソースコード全文になります。
コピペするのではなく、Eclipseが自動で生成したコードをこのコードと同じになるように補完したほうが
力が付きます。(どうしてもエラーが取れないとかなら一度コピペして確認してください。)
※import文はEclipseの機能で折りたためれていることがあります。左側の行番号の右にある+ーボタンで表示・非表示できます。
#highlight(linenumber,java){{{
import densan.s.game.drawing.Drawer;
import densan.s.game.manager.GameManager;
import densan.s.game.manager.Updatable;
public class TestGame implements Updatable {
public TestGame() {
// まだ使わない
}
@Override
public void draw(Drawer d) {
// まだ使わない
}
@Override
public void update() {
// まだ使わない
}
public static void main(String[] args) {
//ゲームを管理するクラスを取得
GameManager gm = GameManager.getInstance();
//このメソッドでウインドウを表示する
//引数はそれぞれ(幅, 高さ, タイトルバーに表示する文字)
gm.createFrame(800, 600, "テストゲーム");
//更新と描画を担うオブジェクトを設定
//今はあまり関係ない
gm.setUpdatable(new TestGame());
}
}
}}}
※コピペしてもDJGLのクラスに赤線が出る場合はビルドパスの設定をもう一度確認してください。
コードの打ち込みが完了したら、実行しましょう。プロジェクトエクスプローラーでTestGame.javaを右クリックし「実行」→「Javaアプリケーション」をクリックしてください。タイトルバーに「テストゲーム」と表示されたまっさらなウインドウが出てくれば成功です。
※コードが正しくても、ごくたまに「IllegalなんたらException〜〜〜〜」とエラーが出る場合があります。その場合は特に気にせずもう一度実行してください。それでもエラーが出たらなにかおかしいですが、基本的に普通に動きます。(原因解明中)
**まとめ
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新しいゲームを作るときは基本的にこの流れにそってください。既存のプロジェクトのライブラリの更新のしかたは別ページで解説する予定です。次はプログラム上のゲームの基本的な流れについて解説します。
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