上琴VS土御門&青ピ 2回戦
・ホットドック屋のベンチにて
上条「おうお前ら、こんなとこで何してんだよ。」
青ピ「何ってナンパ…って上やん…またか…」
上条「またかって何がだ?」
土御門「何って…またデートかってことだにゃー!!」
青ピ「前会った時もデートしてたやないか!!」
上条「そりゃ俺らは付き合ってるんだから当たり前だろ?な、美琴?…ってあれ?」
美琴「スー…スー…」スヤスヤ
上条「寝てる…(やっぱ寝顔も超かわいい…)」
土御門「(これは…前回の屈辱を晴らすチャンスじゃないかにゃー?)」ヒソヒソ
上条「(これは…チャンスだな…)」
青ピ「(チャンス…っていうと美琴ちゃんが寝てる間に上やんをフルボッコするってわけやな!)」ヒソヒソ
上条「(パシャっとな)」パシャ!
土御門「(そんなことしたら後で超電磁砲に消炭にされるだけぜよ)」ヒソヒソ
上条「(よし!寝顔写真ゲット!!またコレクションが増えたな。)」
青ピ「(じゃあどうするっていうんや?)」ヒソヒソ
上条「(外で寝てる美琴も新鮮だなー…)」
土御門「(つまり精神的ダメージを与えるってわけだにゃー。そんな彼女羨ましくないみたいなこと言ってだな。)」ヒソヒソ
上条「(…別アングルでも撮るか)」
青ピ「(それいけるんとちゃうか!!)……って上やん、さっきから何してんの?」
上条「何って…美琴の寝顔撮ってるんだよ。ほしいって言ってもやらねーからな。」
土御門「…別にほしくないにゃー。(せめるぜよ青ピ!)」
青ピ「(合点や!)そやな~全くほしないわ。」
上条「…なんかいつもと反応が違わねーか?」
土御門「いやいや舞夏に比べたら超電磁砲なんてたいしたことないって気づいただけぜよ。」
上条「……何?」
青ピ「ボクも同じやで~小萌先生のが断然上ってことや!」
美琴「スー…スー…(なんか起きたらおかしなことになってるし…とりあえず寝てるふりしとこ。)」
土御門「まずあの性格はないぜよ。」
美琴「!?(それって…?)」
青ピ「そやそや!普段は偉そうにしてて上やんの前でだけデレるなんて最悪やないか。」
上条「おい…美琴はそんなやつじゃ…」
土御門「それに電撃なんて物騒なもんもってる女の子なんて嫌だにゃー。」
上条「………」
美琴「……(当麻も同じこと思ってるのかな…電撃なんて使える女の子は…嫌なの…かな…)」
土御門「(…ちょっと言い過ぎたか?それに上やんにダメージ与えるためとはいえ悪口言うのはいい気分じゃないにゃー。)」
青ピ「(そやな~。嘘でも女の子の悪口なんて今回きりにしたいわ…許すんや美琴ちゃん…。って上やん黙ってまったで。)」
土御門「(ん?なんか震えてるような…?)」
上条「……お前ら…言いたいことはそれだけか?」ゴゴゴゴ…
土&青「「え?」」
上条「舞夏や小萌先生が悪いとは言わねぇ…でもな…」ゴゴゴゴ…
美琴「(…当麻?)」
上条「美琴の悪口を少しでも言うやつはぶっ殺す!!!!!!」
美琴「(!!)」
土御門「ちょ、上やん!?なんかいつもとオーラがちが…ぐほぉあ!!」ドシャ!
上条「俺は美琴のすべてが好きなんだ!性格も、電撃もだ!それを馬鹿にするやつは許さん!!」
青ピ「ま、待つんや!あれは本心じゃな…ごっはぁ!!」ドシャ!
上条「ったく…あ、美琴起きたのか?」
美琴「うん!えへへ~当麻だ~い好き!!」ギュ!!
上条「うお!どうしたんだ?いきなり?」
美琴「なんでもないよ♪(私も当麻のすべてが好きだよ!)」
WINNER:上琴