上琴VS通行止めVS浜滝
・夜景がキレイな展望台にて
美琴「キレイね……」
上条「ああ……ほんとだな……でも…」
美琴「?」
上条「美琴のほうが何倍も、何十倍も、何百倍もこの夜景よりキレイだよ。」
美琴「ッ!!当麻……」
上条「美琴……」
浜面「滝壺……」
滝壺「はまづら……」
打ち「一方通行……」
一方「…………………………ン?」
一同「「「「「「……………ああーーー!!!!!!!!!」」」」」」
一方「お前らなンでここにいンだよ……」
浜面「俺のセリフだよ!!せっかく滝壺といい雰囲気だったのに……」
上条「俺達もいい雰囲気だったんだよ!!」
滝壺「タイミング悪い……」
打ち「それは私のセリフだー!ってミサカはミサカは突然現れた4人に対して不満の意思を示してみたり!」
美琴「あぁ……当麻との時間が……」
一同「「「「「「………………………」」」」」」
浜面「(これあれだな、こいつらをここから追い出さないと滝壺といちゃいちゃできねえな。)」
一方「(コイツらに会うとは……めんどくせェことになりやがったな………)」
上条「(美琴との時間は誰にも邪魔させねぇ!!)」
上&一&浜「「「(………なんとしてでもコイツらを帰らさないと…)」」」
上条「で、なんでお前らここにいるんだ?」
浜面「なんでって……滝壺と夜景を見るために決まってんだろ?」
一方「俺はこのガキがここに来たいって言うから連れてきたンだよ。」
上条「よし、じゃあとりあえずお前ら帰れ。」
一方「ァあ!?なンで俺らが帰らねェといけねェんだよ。上条、浜面、お前らが帰れ。」
浜面「嫌だね!絶対ゆずらねーからな!!!この中で彼女を1番愛してるのは俺なんだからお前らが帰れ!」
上条「浜面……昼間も言ったけど俺の美琴愛が1番だっていってんだろ?」
一方「ッ!(これは……上条を追い出すチャンスじゃねェか……?)」
一方「じゃあよォ、愛してるって証拠見せてみろよ。」
上条「え」
打ち「証拠って前みたいにキスでもしてもらうの?ってミサカはミサカはもう一度2人のキスが見たくてドキドキしながら尋ねてみたり!」
美琴「ま、またあんなことを……まあ人少ないからここならできるけどさ……」
滝壺「というか打ち止めは2人がキスしたとこ見たことあるんだ…」
一方「いや待てまて、俺は三下が超電磁砲に誓ったっていうあの誓いの言葉でも言ってもらおうか、って思ったんだがなァ。」ニヤニヤ
上琴「「ッッッ!!??」」
浜面「(お、これは俺も乗るべきだな。)」
浜面「ああ、そりゃいいな。確か『御坂美琴とそのまw「ストップ!!」』…」
上条「ストップ浜面!!恥ずかしいから!ていうかなんでお前らがそのこと知ってんだ!?」アセアセ
一方「まあいろいろあって知ったンだよ。で?言うのか?言わねェのか?」
上条「いや言わねーよ!なんでお前ら前にして言わなきゃいけないんだよ!!」
浜面「ほう…じゃ美琴ちゃんのこと愛してないだな。」ニヤニヤ
上条「なんでそうなるんだ……」
一方「本当に愛してンなら場所がどこでも言えるだろうが。違うかァ?」
美琴「……当麻は私のこと愛してないの…?」ウルウル
上条「美琴!?お前まで何言ってんだ!愛してないわけないだろ!?」
浜面「じゃ言えよ。」
上条「だからなんでそうなる……」
打ち「やっぱお姉様のこと愛してないんだ、ひどーい!ってミサカはミサカは往生際の悪いお義兄様を非難してみたり!」
滝壺「うん、ひどいね。」
上条「打ち止めに滝壺まで…あーもうわかったよ!言えばいいんだろ!言えば!!」
浜面「(よし勝った!勝ったぞ一方通行!!)」ヒソヒソ
一方「(おう、後は上条が言った後に茶化しまくって強引に帰らすだけだな。)」ヒソヒソ
一&浜「「(その次はお前だけどな!!)」」
上条「じゃ、じゃあ言うぞ!」
美琴「うん……」ドキドキ
上条「えーと……俺、上条当麻は…!」
打ち「(確か『御坂美琴とその周りの世界を守る』だっけ?ってミサカはミサカはうろ覚えなので一応確認をとってみたり。)」ヒソヒソ
滝壺「(うん、それで合ってる。)」ヒソヒソ
上条「御坂美琴とその周りの世界を生涯守り―――」
浜面「(………え?まだ続きあったっけ?)」
一方「(つーか『生涯』?)」
上条「―――共に歩き、愛し続けます、だから……結婚してくれませんか?/////」マッカッカ
一&打&浜&滝「「「「ッッッッ!!??!?」」」」
美琴「はい……当麻大好き……」ギュ
上条「人前で言うのは恥ずかしいんだよこれ……///」
浜面「ちょ、おま、それ、何……?」
上条「何って……『愛の誓いの言葉』だけど?……まさかお前らの言ったのって前のほうの誓い?」
打ち「……そこまで関係が進んでいたとは予想外……ってミサカはミサカはお義兄様の衝撃発言に驚きを隠せない…」
一方「……お前それいつ言ったンだよ。」
上条「いつって……1ヶ月くらい前だ。」
上条「もう美琴のことが好きすぎて好きすぎてプロポーズせずにはいられなかったんだよ。」
滝壺「……羨ましい…」
打ち「うん……ってミサカはミサカはプロポーズされたお姉様に少し嫉妬しちゃったり……」
上条「!!(これは……大チャンス!)」
上条「……なあ浜面、お前は滝壺に言わなくていいのか?」
浜面「え、」
上条「俺が言ったんだからお前も何か滝壺に言うべきだろ。」
浜面「い、いやそれはナシだろ!?俺が言う必要はないんじゃ……」
上条「滝壺は言ってほしくないのか?」
滝壺「………はまづら、何か言ってくれるよね?」
浜面「う、お、おう……………」
浜面「(こ、断れねぇぇぇぇえええええ!!!!!何を言えば……!?思いつく言葉といえば……)」
浜面「た、滝壺……好きだぞ。」
滝壺「………それだけ?」ジロ
浜面「ッ!?………うぅ……」
上条「ふっふっふ……俺の『美琴愛』の勝ちだな!!」
上条「さて次は一方通行、お前の番………あれっ?どこいった?」
打ち「あれーっ!!?いつの間にかいなくなってる!?ってミサカはミサカは必死であの人の姿を探して見るけど全然見当たらない!?」
上条「一方通行め…逃げやがったな……」
浜面「せこい……」
美琴「ねぇとうま……早く結婚したいなー……なんて思ったり…」ギュー
上条「ん~?俺が18で美琴が16になったらなすぐ結婚するからそれまで待とうな。」ナデナデ
美琴「ぅん………///」
上条「そうだ、ちょっと顔上げてくれ。」
美琴「?―――」
上条「ん…2度目でもプロポーズしたらキスくらいしないとな。」ニコッ
美琴「あぅ……(幸せすぎて死んじゃう…)/////」マッカッカ
滝壺「………」
浜面「………愛し合ってるレベルの次元が違った…」
打ち「本当にお姉様が羨ましい……ってミサカはミサカはお姉様とお義兄様のような関係に憧れてみたり……」
WINNER:上琴