---- #contents ---- *あ行 &br()&aname(アイリス登録,option=nolink){} -''アイリス''&ruby(とうろく){''登録''} --虹彩登録。瞳の中の虹彩を検査し、所有者個人に固有な身体的特徴を抽出・認識する。 --[[キルミン>#キルミン]]初回使用時に初期設定として行われる所有者登録手続き。 --アイリス認証(&ruby(こうさいにんしょう){&bold(){[[虹彩認証>http://e-words.jp/w/E899B9E5BDA9E8AA8DE8A8BC.html]]}}/Iris recognition)は実在する生体認証の一種で、コンピュータを使ったセキュリティシステムとして現実に使われているものである。指紋認証よりも厳密に個人の固有情報を識別できる。 --アイリス登録はメガネやコンタクトをしていても問題がないシステムであるため、[[御子神リム]]や[[木島タマオ]]がメガネでどうこうなることはないはずである。 &br()&aname(アニマル課,option=nolink){} -''アニマル''&ruby(か){''課''} --[[神浜警察署>#神浜警察署]]の[[七瀬ミユキ>神浜市の人々#七瀬ミユキ]]の鶴の一声で発足した新部署。[[神浜市>#神浜市]]で頻発する野生動物絡みの怪事件の調査を担当する。 --構成員は[[大関マサタカ>神浜市の人々#大関マサタカ]]と[[小結タツロウ>神浜市の人々#小結タツロウ]]の2名。 &br()&aname(アニマリアン,option=nolink){} -''アニマリアン'' --[[羽鳥ミサ]]とその仲間たちは、自身を人間ではなく、アニマリアンだと自称している。 --アニマリアンたちは神浜市では基本的に人間の姿をとっているが、任意に動物の姿に変身できる。変身という意味では[[キルミン・フォーゼ>用語集#キルミン・フォーゼ]]と似ているが、着ぐるみ形態はとらない。 --アニマリアンは、人間形態であっても動物的な習性に支配されている部分があり、[[アニマリアン牙組>用語集#アニマリアン牙組]]などは動物的本能を抑制できずしばしば奇行に走る。 &br()&aname(アニマリアン因子,option=nolink){} -''アニマリアン''&ruby(いんし){''因子''} --[[御子神ユウキ]]博士曰く「一般人類の[[遺伝子>#遺伝子]]内に眠るもの」らしい。 --[[キルミン>#キルミン]]はこの因子を人為的に発現させることで、人間を動物に変身させることができる装置である。 &br()&aname(アニマリアン牙組,option=nolink){} -''アニマリアン''&ruby(きばぐみ){''牙組''} --[[羽鳥ミサ]]の部下として働くイケメン軍団。いつもホスト風の制服を着ている。全員が哺乳類の[[アニマリアン>#アニマリアン]]。 --表向きはミサの環境調査の仕事の手伝いをするスタッフだが、「街の女性をナンパで陥落させること」という謎の秘密指令がミサより与えられている。 --オトした女性に噛み付くことで、その相手の[[アニマリアン因子>#アニマリアン因子]]を活性化させ、動物への変身能力を目覚めさせることができる。 --外見はいいのだが、動物の本能的なものが表出しやすく、人間社会になかなかなじめてない風もある。牙組のメンバーは以下の通り。 ---[[獅子山シシノシン]](ライオン) ---[[半田シェイシェイ]](パンダ) ---[[地井ハヤト]](チーター) ---[[大造サンダース]](ゾウ) ---[[樺谷ポポタ]](カバ) ---[[桐野リンジ]](キリン) ---[[新井ラクタロー]](アライグマ) &br()&aname(遺伝子,option=nolink){} -&ruby(いでんし){''遺伝子''} --DNA(デオキシリボ核酸)を媒体として、生物の遺伝情報を担う主要因子である。DNAでの遺伝子として未使用の領域内には、地球上での生命誕生から自分が誕生するまでを辿った約40億年分の進化系統に関する情報が保存されていると言われている。 --[[御子神ユウキ]]博士によると、[[キルミン・フォーゼ>#キルミン・フォーゼ]]を開始するために事欠かせない[[アニマリアン因子>#アニマリアン因子]]が、一般人類の遺伝子内に眠っているらしい。 &br()&aname(ヴラドニア,option=nolink){} -''ヴラドニア'' --羽鳥一家が住んでいた国。モデルは[[ルーマニア>http://www.romaniatabi.jp/]]。 --ドラキュラ伝説のモデルとなった中世ルーマニアの領主、ワラキア公ヴラド三世とかけた命名かと思われる。 &br()&aname(ヴラドデルタ,option=nolink){} -''ヴラドデルタ'' --[[ヴラドニア>#ヴラドニア]]にある森で、[[羽鳥ミサ]]はここを世界遺産に登録させた実績を持つ。 --モデルはルーマニアの世界遺産であるドナウデルタ。 *か行 &br()&aname(カトレア学園,option=nolink){} -''カトレア''&ruby(がくえん){''学園''} --御子神三姉妹が通っている学校。[[猪俣ケン]]、[[木島タマオ]]、[[羽鳥カノン]]もここの生徒(児童)である。 --御子神三姉妹の父親・[[御子神タモツ]]は、当学園の理科(生物)教諭である。 --小学校から大学までが一緒の敷地にあるらしく、かなり大きな学校のようだ。 &br()&aname(カトレア学園七不思議,option=nolink){} -''カトレア''&ruby(がくえんななふしぎ){''学園七不思議''} --[[カトレア学園>#カトレア学園]]に伝わる学校の怪談。 ---その一、音楽室の肖像画の目が光る ---その二、初代学園長の銅像が悲鳴をあげる ---その三、理科室の動く骨格標本 ---その四、老婆の霊が映る鏡 ---その五、午前二時になると13段になる階段 ---その六、体育館で真夜中にボールの音がする --七つ目の不思議についてはなぜかはっきりと伝わっていない。[[第8話>動物探偵団の事件簿#第8話]]ではリムたちが遭遇した「[[時計塔の怪人>カトレア学園の人々#時計塔の怪人]]」が七つ目の不思議の正体として校内新聞で発表されたが・・・ &br()&aname(神浜警察署,option=nolink){} -&ruby(かみはまけいさつしょ){''神浜警察署''} --[[神浜市>#神浜市]]にある警察署。[[第7話>動物探偵団の事件簿#第7話]]から「[[アニマル課>#アニマル課]]」が発足された。 --帝冠様式(洋風建築に屋根だけ和風の瓦つくりにする)の建物で、外観のモデルは神奈川県庁だと思われる。 &br()&aname(神浜市,option=nolink){} -&ruby(かみはまし){''神浜市''} --本作の舞台。[[日本>#日本]]のどこかにある自然が豊かな街。現・市長は[[木島ヒロオ>神浜市の人々#木島ヒロオ]]氏([[タマオ>木島タマオ]]の父)。 --[[神浜樹海>#神浜樹海]]と呼ばれる森林がある。 --[[神竜川>#神竜川]]と呼ばれる河川が市内を流れている。 --[[神浜警察署>#神浜警察署]]が市内の治安維持を担う。 &br()&aname(神浜樹海,option=nolink){} -&ruby(かみはまじゅかい){''神浜樹海''} --[[神浜市>#神浜市]]にある自然豊かな森。様々な動物が住む。[[羽鳥ミサ]]はここを世界遺産にする計画を[[神浜市>#神浜市]]議会にもちかけている。 &br()&aname(キルミン,option=nolink){} -''キルミン'' --正式名称は「&ruby(ぎゃくしんかすいしんそうち){[[逆進化>#逆進化]]推進装置}」。[[御子神ユウキ]]博士が開発した、動物に変身できる装置のこと。 --一般人類の遺伝子内に眠る[[アニマリアン因子>#アニマリアン因子]]を人為的に活性化させて細胞レベルで変態を起こすことで動物に変身する。 --キルミンの見た目はコンパクトや携帯電話のような掌に収まる大きさで、動物の顔を象った形状をしている。御子神家の天井裏にあった博士の研究室には5つのキルミンが保管されていた。 --キルミンは虹彩登録([[アイリス登録>#アイリス登録]])と音声登録により所有者を認定する。登録された所有者は以下の通り。 ---ネコ→[[御子神リコ]] ---ウサギ→[[御子神リム]] ---イヌ→[[御子神ナギサ]] ---ネズミ→[[猪俣ケン]] ---ヒヨコ?→[[木島タマオ]] &br()&aname(キルミン・フォーゼ,option=nolink){} -''キルミン・フォーゼ'' --[[キルミン>#キルミン]]を使って動物の着ぐるみを着たような姿に変身する過程のこと。 --キルミンに向かって「キルミン!」と発声すると、キルミンに中からゲル状の物質が出て来て変身対象者を着ぐるみのようなもので包み込んだ状態(''着ぐるみ形態'')にする。御子神三姉妹には変身バンクあり。 --着ぐるみ形態になった人間は、その動物の姿(''動物形態'')に任意に変身できる。動物形態から着ぐるみ形態や人間形態(変身解除)に戻ることもできる。 --着ぐるみ形態のときはなぜか身長が小柄になり幼児のような姿になる。なお、着ぐるみは体の一部としてくっついてしまっているため、変身解除をしないと脱ぐことができない。 --着ぐるみ形態でもその動物の能力を多少は使うことができるが、動物形態になったときほどではない。しかし、着ぐるみ形態のときはまだ人間形態をも兼ねているので、人語での会話、二足歩行、手の使用などが可能。 ---原案の河森氏は自作のマクロスシリーズに例えて、着ぐるみ形態を「ガウォーク形態」と呼んでいた。 --動物状態、および着ぐるみ状態でも人間としての自我は保ってはいるのだが、変身した動物の本能や習性も色濃く反映されてしまい、動物的な行動を自ら望んでとってしまうことがしばしばある。(特に見た目は人間である着ぐるみ状態では、それはしばしば奇行に写る) --変身解除するには「[[ヌグミン>#ヌグミン]]!」と発声する。例外もあり。 &br()&aname(逆進化,option=nolink){} -&ruby(ぎゃくしんか){''逆進化''} --[[キルミン>#キルミン]]を使って動物に変身できる理論。進化の系統樹を逆に辿ることらしいが…。 --『[[生物逆進化論序説>#生物逆進化論序説]]』という著書の中で論じられている。 &br()&aname(グルミン,option=nolink){} -''グルミン'' --[[キルミン>#キルミン]]による変身ではいきなり動物形態にならずに、まずは動物の着ぐるみを着たような状態(着ぐるみ形態)になるのだが、この着ぐるみの頭部についている顔のようなものをグルミンと呼ぶ。 --グルミンの頭部にはぬいぐるみの顔のようなものがついており、この顔は変身対象者の意思と無関係にしゃべり出すことがある。 --[[キルミン・フォーゼ>#キルミン・フォーゼ]]のシステムを管理している一種の人工知能のようでもあるが詳細は不明。 *さ行 &br()&aname(神竜川,option=nolink){} -&ruby(じんりゅうがわ){''神竜川''} --[[神浜市>#神浜市]]内を流れている河川。[[第4話>動物探偵団の事件簿#第4話]]で[[羽鳥ミサ]]たちが水質調査を行った。護岸が施されており、家庭の排水の流入やゴミの放置が見られ、あまり綺麗ではない。改善策として[[木島タマオ]]は川底への[[多孔性素材>#多孔性素材]]の配置、及び流域の全ての家や工場へのバイオ浄化システムの設置を提案。[[猪俣ケン]]と[[羽鳥カノン]]は護岸をはがし、土手への植樹と水中への芦や岩の設置を提案。 &br()&aname(生物逆進化論序説,option=nolink){} -&ruby(せいぶつぎゃくしんかろんじょせつ){''生物逆進化論序説''} --御子神三姉妹の祖母で、[[御子神ユウキ]]博士の妻であるマリアンヌ・シェーンベルク(Marianne Shönberg)の著書。英題は「Biological Evolution with New Possibilities」(新しい可能性による生物進化)。 &br()&aname(ゾイシーオーチョ,option=nolink){} -''ゾイシーオーチョ'' --[[第2話>動物探偵団の事件簿#第2話]]で[[御子神ハルカ]](三姉妹の母親)が作った「人類最古の料理」なるもの。野菜に魚に豆腐にと適当に食材を搔き集めただけのサラダで、あまりに手軽。三姉妹は呆れていた。 --逆から読むと・・・・ *た行 &br()&aname(多孔性素材,option=nolink){} -&ruby(たこうせいそざい){''多孔性素材''} --[[第5話>動物探偵団の事件簿#第5話]]で[[木島タマオ]]が[[神竜川>#神竜川]]を浄化する方法として「川の中にも汚れを吸着する多孔性素材を配置して・・・」と述べているが、「多孔性素材」とはその名の通り、微細な穴が開いている素材のことである。 --多孔性素材は、悪臭や汚れをその穴の中に取り込む「吸着」という性質を持つ。身近なところでは台所のスポンジが「汚れを取り除く多孔性の性質」を持つ。 --水の浄化に使われる多孔性素材としては炭やセラミックが代表的。家庭の浄水器の中のフィルターにも炭やセラミックがよく使われている *な行 &br()&aname(日本,option=nolink){} -&ruby(にっぽん){''日本''} --日本国。極東の島国。総理大臣は居るが大統領は居ない、議院内閣制、立憲君主制国家。 --本作の舞台である[[神浜市>#神浜市]]がこの国のどこかにある。 --[[羽鳥カノン]]の父親、及び[[羽鳥ミサ]]の夫の母国である。 --[[龍童 パルス]]曰く「綺麗に整い過ぎている」。 --[[羽鳥カノン]]はこの国を自分好みに変えると宣言している。 &br()&aname(ヌグミン,option=nolink){} -''ヌグミン'' --[[キルミン>#キルミン]]による変身を解除して、元の人間の姿に戻るための合言葉。 --変身解除するにはこの言葉を発声するのが原則であるが、中には例外もある。 --変身解除すると''全裸になる''という欠点がある。 *ま行 &br()&aname(マトリョーシカ弁当箱,option=nolink){} -''マトリョーシカ''&ruby(べんとうばこ){''弁当箱''} --[[第3話>動物探偵団の事件簿#第3話]]で[[御子神ハルカ]]が三姉妹に買ってきた[[ロシア>#ロシア]]土産。マトリョーシカ人形のデザインを模した大中小の三つの弁当箱のセット。[[リコ>御子神リコ]]はダサいと馬鹿にしていた様子だが、[[第5話>動物探偵団の事件簿#第5話]]冒頭ではちゃっかりその弁当箱を愛用している様子が見える。 --マトリョーシカ人形はロシアの民芸品で、ダルマ型をした人形。胴体の部分で上下に分割でき、中には一回り小さいマトリョーシカ人形が入っている。その中にはさらに一回り小さいマトリョーシカ人形が入っていて… と入れ子構造になっているのが特徴。 --なお、マトリョーシカ弁当箱は実在する。大中小のランチボックスにそれぞれおかずやご飯やデザートをわけて入れることができ、食事を済ませたあとはマトリョーシカ人形のような形で収納できるので持ち帰りに便利という代物。 &br()&aname(ミティミティ,option=nolink){} -''ミティミティ'' --[[第2話>動物探偵団の事件簿#第2話]]で[[羽鳥カノン]]が作った[[ヴラドニア>#ヴラドニア]]の郷土料理。ミートボールのような外見。とても辛いらしく、つまみ食いしていた[[猪俣ケン]]が悶絶していた。 --元ネタはルーマニアの郷土料理であるミティティ(Mititei)。 *ら行 &br()&aname(ロシア,option=nolink){} -''ロシア'' --ロシア連邦。漢字表記は「露西亜」もしくは「露(国)」。 --[[御子神ハルカ]]が[[第3話>動物探偵団の事件簿#第3話]]で[[日本>#日本]]に帰国するまで居た、出張先の国。お土産に「[[マトリョーシカ弁当箱>#マトリョーシカ弁当箱]]」を[[リコ>御子神リコ]]たちに贈る。 --[[御子神ナギサ]]の得意料理「ビーフストロガノフ」は、ロシア料理である。
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