意味の有無

 KISUI と 数奇内検索 / 「意味の有無」で検索した結果

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  • 意味の有無
       朝起きて、気配を探りながら外へと出る。  水音を探してうろうろしながら、小川で顔を洗い、水分をとる。   『あー、水きれいだねー。やっぱここまで樹が大きいと原初の森みたいなんかな……』    昨日は参った。  ここいらの樹はとても大きいから、落下していても考える時間あったからいいけど。  いきなり落とすなよな、神様。  どこのスカイ○ォードソード編○ルダさん?  私自身のノリとしては銀魂っぽいノリなんだよ……。  ギャグ大好きの時々シリアス系。  あー……でもな。  この時代の、この世界じゃそりゃ無理ってもんだろな~。  シリアス万々じゃね?  それがわかってたから、神様相手でも敬語時々にしか使ってないんだよな……。   『面倒の文字しか浮かばないんだけど、二次元の世界がこうしてあるってことは、他の二次元の世界も存在していておかしくはないから……。たぶん、”帰れないってことは自分たち...
  • 序章
    跳ばされて生かされて 混乱 意味の有無 スケール 覚悟 希望の里へ
  • 混乱
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  • 覚悟
       あの後、私とアルトゥは名目的には保護という事で千手一族のお世話になることになった。    本当にごめん。   『柱間さん?ごめんね、アルトゥが』 「それ以上言うでない。大体、いくらアルトゥが神だからと言って、二人だけで過ごすのは危険ぞ。存在的にも能力的にも希少だ」 『あー、そう言えばそうなのよね……。アルトゥは……なにしろ、安全確保のためにはいきなり引き籠るしなぁ。大体私自身に覚悟があっても、せめて護身術の一つも教えてはくれないっていうくらいに、面倒ごと避けるし』 「……苦労しとるのぉ。大人びた子供だとは思ってはいたが、そういう意味で大人にならざるを得なかったのだな」 『まぁ、そんなとこ。で、柱間さんもその年で一族のリーダーとか、かなり苦労したね』 「ああ。だが俺にも弟がいるからな。何とか生きてこれた」 『そっか……』 「……もう一人に関して何も言わないのだな」    柱間が此方を見...
  • 継承と探索
         報告の翌日。  私は再び、放課後双子と共に秘密の部屋に来ていた。   「「なぁ、姫?」」 『ん?なんでしょう?』    広間までの道のりを歩いていると、双子が声をかけてくる。   「「この部屋のどこで遺書を見つけたんだ?」」 『あの広間から通ずる部屋の一つですよ。貴方達が、通路の方を探しに行った時に見つけました』    広間に着き、その中の像の一体に手をかける。   『これです。この像この部分が動くようになっていましてね。他にも動かないかと調べたら、ほらこの通り』    パズルを解くように、私はその像をいじりまわして、一本の道を出現させた。   「うわお」 「どこに繋がってたんだ?」 『行ってみましょうか』    三人でその道を通り、扉に突き当たる。  扉は来た時と同じように、深緑色をしていた。   『開けますよ』    扉を開けると、そこはシンプルなワンルーム。  机と椅子、テ...
  • 容量と用法
        またこのパターンか。   見たことのある天井と、嗅ぎ慣れてしまった薬草の匂い。   て、マジで穴があったら入りたい……     「気が付いたか」   これまた聞きなれたべルベッドヴォイスが横から聞こえた。 いや、斜め上からだ。   『私、いったい……』 「昨日、この部屋に倒れていたのだ。高熱を出してな」 『……私どのくらい寝ていたのですか?』   三日とか言ったらシャレにならない。   「昨日の夕方、ちょうど十六時ごろだ。そこから先程まで寝ていた」 『情けないなぁ、私。……まさか、変な寝言とか言ってませんか?』   うっかり本音とか言っていたら、私はどうすればいいか分からない。   「確か言ってたな」   なんだとー!!   「確か“タキトリテルエンベルグ”だったか……」   なに言ってんの私――!!!! 告白じゃなくてよかったけど、そんな意味不明の言葉なんなんですか!!   「さ...
  • 前のサイトまでの日記
    2015/2/3 本日から執筆始めます! って、今日中に出来るか分かりませんが、 以後よろしくで。   2015/2/23 ちょっと主人公にブレを感じるかもしれないので、主人公設定を付け加えました。    また、他のエピソードにもちらほら何かかけておりましたので、そちらも書き加えました。    さて本編ですが、やっと明日辺りに初授業に行けると思います。  現在、寮にやっとこさ入ったとこです。      杖については、これも明日の初授業で触れます。   2015/2/25 やっと、初授業(初日のみ)済みました。 ミネルバって猫になるとマジ可愛いよね。 あとは、 飛行訓練のフーチ先生と、 浮遊呪文のフリットウィック先生、 天文学のシニストラ先生、 我らがセブルスの魔法薬学、 二つの顔を持つ男こと、クィレル先生の闇の魔術に対する防衛術 これらのターンのみ(授業だけならね)。 ある程度の誤字脱字...
  • 三頭犬の名前
       朝、5時ごろに校内を歩く。  早めに運動を切り上げて、私は思考の海におぼれていた。      どうしようかしら、単純な名前は嫌だと言われたし……      考えているのは、三頭犬の名前である。  もちろんフラッフィーという名前が既についているのだが、よくよく聞いてみれば、三者三様の名前が欲しいらしい。  そもそも意志が三つに別れているのだ。  確かに、三匹とも同じ名前というのは嫌だろう。      えーっと、一匹目は少しさわやか真面目の性格。  この子がフラッフィーで満足してるって言ってたわよね?  で、二匹目が年長者みたいな物知りな性格。  最後の三匹目が食いしん坊、っと。    え、真面目にどうしましょう。  あの三匹を示す言葉がフラッフィーでいいとしておけばいいのかしら。  それとも、本当に最初の一匹目にその名前を割り当てればいいのかしら。  ………………う~む、悩む。    ...
  • 選択と契約書
       抜け忍に接触した後、ささっと戻ってきた。  入れ替わっていたことにカカシは気づいていない。   「イナリの義理の父親はガトーに殺されたんじゃ」(タズナ)    ああ、ここか。  最終的にナルトが修行に出かけ、サスケは静観、サクラは同情している。  それぞれの経験、家族関係によるんだが私とレイスケならばどう対応するだろうか。   『ばかばかしい。いつもうつむいていたら、どこにも進めない』(上居) 「ルイ、辛辣」(レイスケ) 『レイスケも分かってるでしょ?諦めたらお終いだって』(上居) 「そうだね、僕らはある意味似た者同士だし」(レイスケ)    意味深なやり取りをして、屋根の方に移動していった。    うーむ、やっぱ私って他人視点から見るとサバサバしてんなぁ。  レイスケもなんだろうけど、彼はまだ優しい。        その後何事もなく5日経った。      宣言通り、再不斬のとこにも...
  • 継承済み
      「すまないな、フィルチ」 「なぁに。お安い御用だ」    私達の頭上で行われるこのやり取り。   「迷惑ついでにもう一つ引き受けてはくれないか?」 「なんだ?」 「マクゴナガルをここに呼んできてくれ」 「そういうことか。引き受けた」    フィルチさんが退出し、しばし沈黙が流れる。        二十分後、ミネルバが駆け込んできた。        うわー、なにこれ。  前門の狼、後門の虎?!   「禪!また私達に内緒で勝手に行動して!!」    ちなみにフィルチさんは巡回に戻ったという。   『すみません、ミネルバ』 「「でも収穫はあったぜ」」      秘密の部屋にて、新たな部屋を二つ見つけたという事を監寮二人に話した。     「なっ!」 「それは本当ですか!?」    信じられないモノを見るような目をする二人。   『本当です。慧にも確認してもらいまして、その……サラザール・スリ...
  • 手合わせ
      「使用武器はクナイと千本。基本は体術での手合わせだ。それではいいか?」 『いつでもいいですよ』 「ああ」    校庭に出た私たちは、戦闘態勢には程遠い姿勢で向き合っていた。   「では、はじめ!」    審判であるイルカ先生の合図で手合わせを始める。    全くめんどくさいが、仕方ないだろう。    意外と先制攻撃と連続攻撃をしてきたサスケ君。  ……好戦的だなぁ。    私は仕掛けずに全て避けて、動きを見ている。   「仕掛けて来いよ」 『えー、面倒』    手加減が難しい。  君は兄のようにそこまで強くない。  ズタボロにしない程度というのが何より面倒。  無駄の少ない動きが習得できているのは合格。  でも、ナルトとそう変わらない直情型。  感情を抑えられない攻撃は死を意味すんだけどなぁ。  ……あー、マジで回避が面倒になってきた。    クナイを取り出し、適当に投げ、サスケ君の体...
  • 鍛錬と回復
      『ゲンマさん、どうです?』(威守) 「無理だな、サスケを狙っているという情報だけだ」(ゲンマ)    やはりか。    案外、サクッと捕えた音忍の下忍たちは、こうしてゲンマの下で拷問という形で情報提供をしてもらっていたのだが……。  まったく情報を持っていない。  里の位置はおろか、大蛇丸の現在の居所もだ。    ……あの変態め。  どれだけ用心深いというのだ。    つい昨夜、ハヤテさんが命の危機に晒されているのをちょいと救ったというのに。  ちなみにお相手はカブト。  やはり砂との協定がないということで、ほんの少しずつ変わり始めている。  これで猿飛さんの運命も変われば……。   「どうする?今更返す気もないだろう?」(ハヤテ) 『一時期そのままだ。幻術でもかけて一切外へ出すな』(威守)    こいつらに対してはこれくらいが妥当だろう。  命を絶っても意味がないし、このまま突き放し...
  • トップページ
    「KISUI と 数奇」へようこそ あなたは3331(←前サイトの訪問者数)プラス - 目のお客様です。 こちらは夢小説サイトです。 元のサイト名は『数奇人生』です。 元々別のページで連載していましたが、こちらにて連載することにしました。 今後ほぼ毎日更新してゆくつもりですので、よろしくお願いいたします。 現在の進行状況は下記の日記にてお知らせします。 ハリポタ、リボーンに続き、二万人記念でNARUTOの夢始めました。 また、よく「名前変換機能はあるか?」と質問をされますが、こちらで扱う夢小説では「名前」自体に意味を含ませております。その為、変換機能はありませんので、ご了承くださいませ。 ↓↓下記↓↓からページへ飛べなかったら、左←のメニューからお飛びください。 魔法世界への数奇 主人公設定 序章・Harry Potter and the Philosoph...
  • 寮とピーブス
    *ここから禪視点となります。    アルバスじいちゃん。 後で恨みます。 組み分け困難者になった最終新入学生の私は、マジでそう思った。 ハリーとハーマイオニーより組み分けに時間がかかるとは、マジで疲れるな。 いやいや、ずっと帽子と問答を繰り返していたことがではない。 それよりもその間に感じている、多数の視線に見られているのに疲れたのだ。 こういう時だけ、グリフィンドールとスリザリンがシンクロするのは如何なものか。 うん、なんか釈然としないわ。  そう思いながら、私はグリフィンドールのテーブルへと歩いてゆく。 テーブルに着けば、席が空いていなかった。 おい、そりゃないぜ? どうしようかと悩んでいるように見えたのだろう。 実際に悩んではいたが、その姿を見て、少しオドオドした様子ではあるが、男子生徒の一人が席を詰めるよう言ってくれた。 あれ、君もしかして……「す、座りなよ」 そう言ってその子は、...
  • 線引き
    目が覚めると、そこにはセブルスの寝顔がありました。   ふぎゃん! 私は、なな、何をして!! って、昨日睡眠薬飲ませられたんだっけ。 じゃ、不可抗力じゃん不可抗力。 ……………… しかし、セブルスって、眉間にシワがないとこういう顔なんだね。 可愛いけど…… さて、今は何時だろ? 少し身じろぎして、懐中時計を取り出す。 懐中時計は七時をさしていた。 ……体内時計はホントに正直だな。 昨日は十二時過ぎに寝たから………… しかし、そうなると、校内はいつも起きる時間より人が多い。 つまりは、マラソンしてたら、あのクィレルにバレバレ。   …………今日は断念するか。     「貴様は何を百面相しておる?」 いつの間にかセブルスの目が開かれており、此方を見ていた。 うぁ…… 『えっと』 「どうせ、また一人で行動をしようと思っておったのだろうが、そうはいかぬぞ?」 言いかけた私をセブルスが制する。 『…...
  • 南の部屋
        「「よし描けたぜ!」」   双子の声とともに光が消える。   「ギリギリでしたわね」 「五時間持つのではなかったか?」 『あー、初めて使う力だから、コントロールが効かなかったみたい。もう少し慣れが必要、かな』    教師二人にそう言われて、まだまだ駄目だなぁ、と自覚する。   「間に合ってよかったな」 『ええ、そうね。って、あっちが南だったのね……』    狛が入っていた部屋の右側に南を示す赤い線がのびている。  どうやら双子はそれぞれの寮にちなんだ色を東西南北の色にしたらしい。  南は先程言ったように赤、これはグリフィンドールだろう。  北は緑、もちろんスリザリンだ。  東は水色、レイブンクローね。  西は黄色、ハッフルパフ。    北の緑の線は確かに私が調べた像に向いており、それが正しいのだろうと推測する。   『まさか、そこだと...
  • 主人公設定
      名前 蔡塔禪(さいとうゆず)   性別 女   年齢 トリップ前→二十七歳 トリップ後→十一歳 *ただし、どっかのきっかけでトリップ前の年齢に戻れる様になります。つまり変幻自在です。   容姿 トリップ前↓ 身長:百五十九㎝ 体重:五十五㎏ 髪:黒髪で肩までの長さ(短め) 目:黒、一重 周りの評価: 家族→落ちこぼれニート・バカ 会社・友達→頑張り屋の優しい子 トリップ後↓ 身長:百四十九㎝ 体重:四十五㎏ 髪:黒髪で腰までの長さ(かなりの長髪) 目:黒、一重 周りの評価: 生徒→綺麗な東洋人 教師や大人→ダンブルドアの孫 考え方   一年目   トリップ前 「地味に生きて地味に死ぬ」 「自分は道端の石同前」 「どこにでもいるニートその一」 「困っている人がいるなら助ける」 「自分はどうなってもよい」 「流れに沿って、流れの呑まれよう」 「お金の使い道は主に貯金」 トリップ後 「死なせ...
  • 中忍試験予選
      風影とその直属の暗部達を砂へと送り、その際にチヨ様とも話して我愛羅達の班を木の葉へと護送した。   「まさかこういう事になっているとはな。風影様の命だから貴方の事は信用するが……」(バキ) 「バキ、父上の話をあまり信用していないのか」(テマリ) 『揉めている暇も今の内だけだろう。今の内に腹を割って話せることは話しておきたい。我愛羅君が眠っている間に、お前たちに言っておくこともある。とりあえず……サソリ、そんな場所に隠れてるなよ』(威守)    私のセリフにばっと周りを見渡す我愛羅班。  サソリは私の横の空席の椅子だと思っていたものから出てきた。  どんなとこにでも隠れているなぁ。   「って、バレてるかぁ。流石だな、ルイ」(サソリ) 『バレバレだ。私に通用するとでも?バキさん、テマリさん、カンクロウ君。構えを解いて、彼が本気なら君らは死ぬ寸前でしょう』(威守) 「そう言い切る根拠は?」...
  • エリクサーの出来た経緯
       『えーっと、これを入れると……あ、変な色になってる。じゃ、もう少し入れたら……ふむ、微妙な色合いだね』      新学期早々、私は必要の部屋で魔法薬の調合を繰り返した後。  マートルのトイレで調合を始めていた。   <あ~ら、禪じゃない。今日は何を作っているの?>    ココの主であるマートルがふわりと近づいてきて、聞いてくる。   『ああ、マートル。今、回復薬作ってるところ』 <回復薬?> 『ええ、この世界の魔法薬って、状態異常しか治せないんですもの。そこで、体力だけの回復をする薬を作ろうと思いましてね』 <へぇ>    ぐるりと辺りを見渡すマートル。   <こんなことろでいきなり調合するって言った時は、驚いたわよ?しかもその後、空間を魔法で広げたり、衛生防御魔法なんてもの、いきなりかけたりするんだから、もっと吃驚よ>    ああ、うん。  ですよねー。   『まぁ、そこは――』 ...
  • 来年まで!!
       あれから一日たって、ネビルが目を覚ました。    一番とばっちりだね。  まぁ、そんなこと言い始めたらセブルスが一番とばっちりなのかもしれない。   『やっほー。ネビル、お見舞い来たよー』 「禪!君こそ大丈夫なの?!」    クッキーとオレンジを籠ごと掲げてみせたら、逆に心配された。   『ん?もしかして、ロンかハーマイオニーに聞いた?』 「そう!どうして禪も無茶ばかりするのさ!」 『まぁ、私の場合は先生方と同じ立場で、守ることが義務でしたからね。ちなみに怪我などしていません』    さて、そろそろ気づかないだろうか。   「ぼ、僕!」 『ネビル。そろそろ声のトーンを落としてください。でないと――』     「そこ!お静かに!」      響くポンフリーの声。   『あー、遅かった』    続いてツカツカと彼女は歩み寄ってきた。   「もう少し、声のトーンを落として――あら、禪。来て...
  • 予習と紹介
    地下牢の私室に朝日は届きにくい。 いや届かない。『おはようございます』 (まだ眠いなぁ)と、心中と表情で言っている禪はセブルスの自室をノックした。 なんとか起きれたのは、彼女の睡眠時間の体内時計が六時間でセットされているからである。 それ以下(三時間とか四時間だけの睡眠時間)で眠ることは難しい。 それ以上ならば、お酒や薬を飲んでいれば行けるはずだが、彼女はあいにく、今の身体ではお酒を飲めない。 中身は三十路直前だというのに……。  昨日も同じことをしたが、今日はまた別である。「……Ms.蔡塔か。入りたまえ」 いぶかしげな声を上げながらも、彼は入室を許可した。 扉が開き、ロシアンブルーを引き連れた禪が入ってくる。「今日はどうしたのかね?」 「買い物は付きやってやったろう?」と不機嫌な声で彼は聞いてきた。『そうなんですけど、今日は教授に頼みごとがありまして……』「大方の見当はついておる。だが、...
  • 2016年
      2016/05/06    サイト更新がかなりゆっくりになってしまいまして、皆様ご迷惑をおかけします。  実は専門学校に通っているため、二年生になったら宿題が増えて、こちらに手が回りづらくなってしまいました。  さらに実習期間というモノがあり、同じようにゆっくり更新となってしまっています。  なんとか2巻は5月中に終わらせ、3巻に突入したいと思います。  現在、原作と異なったルートをたどっていますが、ご安心を。  3巻からは原作ルートでいきます。    これからも書いてゆきますので、よろしくお願いします。       2016/8/11    更新遅くなりましてすみません。  専門学校のようやくテストも終わり、その結果が返ってきて、追試なしと判明してやっと落ち着くことができました。  しかし、今度は膿胞(平たく言えば膿の玉)を手術にて取り出すしかないという壁にぶち当たっております。  ...
  • 面倒
       監視の目がうざい。  養父のせいだろ?俺のせいじゃねぇ。    ……この世界に来て、身体も若返ったからか言葉遣いが微妙に違うな。  いや、若返ったというより全くの別物なのだが。  まぁ、いいか。  ある程度は好きにして良いと空も言っていた。  悪であるはずの俺からすれば、世界征服とかすんなという事だが……  この世界に関しては俺はどうでもいい。  あの世界だけが特別だったのだ。  この世界で興味があるのは……強いもの。  空に聞くと、先陣の仲間とやらも強いらしい。  今は子供とはいえ、いずれはそういう輩とも手合わせしてみたいものだ。    で、そのためにも今目の前に立つ建物へ歩を進めた。    今は戦争時ではないが、いつそうなっても可笑しくないという。  だから小さい俺のような孤児は、普通の家庭がある子供たちよりも早く教育を受けるのだ。  まぁ、俺に普通は必要ないがな。  ……いや、...
  • 名前を付けて?
    (セブルス視点) 我輩はあの騒がしいダイアゴン横丁から、ホグワーツの正門前に姿現しで帰ってきた。 横には我輩と共にダイアゴン横丁で買い物してきたMs.蔡塔がいる。『……結構な荷物になってしまいましたね』 子供らしからぬ言い方で、彼女は教科書やペット達を見やった。 それもそのはずだ、一年生というのは何から何まで初めて。 物がかさばるのは致し方が無い。 まぁ、その費用もなのだが……。 どう運ぼうかと思案している彼女を一瞥し、我輩は杖をふった。 地面か彼女の手にあったものが全て宙に浮く。『!ありがとうございます、教授!』 Ms.蔡塔が目をキラキラさせて笑顔でお礼を言ってきた。「ふん、これくらいは出来なければな。さっさと運ぶぞ」『はい!』 宙に浮いたそれらを先導するように、ホグワーツの校舎及び自室へと歩き出す。 彼女も我輩についてきた。 全く我輩がなぜこのような事をしなければならないのか…… 全て...
  • 本編突入
    *ここから瑠威視点   『やっと、この日が来たか……』    待ちに待ち続けて、八十年。  長かった。  でも、その間の出来事がいろいろありすぎて、楽しすぎて。  長いはずの時間は、すぐに過ぎ去った。   『今の私の地位は、暗部の頂点。影の総長も兼ねた事実上、里のナンバーⅡ』    うちは事件のすぐ後、私はダンゾウを屠った。   『あいつ、アニメ上も漫画上もそこそこ強かったのに、まさか一撃とは……』    あれか。  二代目の英才教育のたまものか。  まぁ、神の力を使いこなせている状態だもんねぇ~。  ある意味当然の結果か。   『……柱間、扉間、ミナトさん。ごめんね』    彼らにしてやれたのは死をみとる事のみ。  敵と戦うことは里の為にしてきた。  それが、制約として縛られた条件だから。   『まさかの縛りプレイだったけど、やっと仲間が二人ともこちら側に来た』    ただ見ていた時とは...
  • キングクロス駅→ウィーズリー家
       揺られる車内で色々とお菓子を買う。   「百味ビーンズ、いいの当らないなぁ」 『それ何味でした?』 「カタツムリ味」 『あー、それエスカルゴでしょ。一応高級食材だからいいやつですよ』 「でも、普通がいいよ。そういう禪は?」 『ローズ味』 「うわぁ!そっちがよかった!!」      意外と私はお菓子に関しては運がいいらしい。    ちなみに、この列車内にいるバスなので、双子は先に宣戦布告しておいた。   『しかし、本当に乗車時間長いんですねぇ。まだ先が長そう』 「あと、2時間かな」 『長っ!まぁ、風景も結構いいですからいいけどねぇ』    というか、この列車どうやってマグルの目をかいくぐってるんだろ……  入口はあれだろーけどさぁ……  ?  もしかして、ここいらが異次元空間か、魔法族のみの地帯か……  いや、前者はないな。  一か月後に、ハリーとロンが車で追いついてるし……。  じゃ...
  • 修行と勇気
       一応退けたという形になった一行は、タズナさんを家に送り届けることとなった。   「せめてもの礼じゃ!飯を食っていけ」    そういう彼は、子供たちに囲まれ家へと案内していく。  威守瑠威とはたけカカシは、その少し後ろを歩いていた。  カカシのチャクラが極端に減り、身体に負荷がかかってしまい威守の肩を借りて寄りかかり歩いている。   『その眼も面倒なモノね。たとえコピー出来ようとも、まだ使いこなせていないからチャクラの消費が激しいでしょ』(威守) 「……やけに詳しいな。おい」(カカシ) 『まぁ、この任務が終わったら話してあげるわ』(威守) 「?あのじいさん送ったらおしまいでしょ。敵は倒したし」(カカシ) 『馬鹿ね。依頼内容に偽りがあったとしても、彼の言っていた護衛期間は”橋が完成するまで”。期間は伸びないわ。それに、そんな簡単に終わらないでしょうし』(威守) 「どういうことだ?」(カカ...
  • 寮・11月
    既に遅い時間でもあったので寮の前まで、セブルスが送ってくれた。 『ありがとうございます』 セブルスに頭を下げ、礼を言う。 「気を付けるのだな」 セブルスはそう言って去っていった。 素直じゃないなぁ。 そこがいいと思ってしまう。 もの好きな私だが、そこはありがたく頂戴しておいた。 夫人に合言葉を言って談話室に入る。 談話室に入れば、そこはささやかなハロウィン会場と化していた。 入ると同時に、私はハーマイオニーとネビルに抱き着かれた。   あれ、デジャヴ? 「よかった!」 「もどってきたのね!」 『えっと、二人とも離れてくれません?』 と、お願いしてみたが、二人は離れてくれない。     二人ともご馳走を食べさせてください。     なんとかご馳走を皿に盛り、適当な席に皆で座っても、ハーマイオニーもネビルも離れなかった。 『食べにくいのですが……』 「だ、だって、禪いつもどこかにいっちゃうんだ...
  • 信頼
       アスマ班へと着いた時、鋭い視線が飛んできた。    ……こんのぉ、リア充ども。  そんなに疑いたいか。  いや、信じたいからこそだろうが……面倒なことだ。   「今度から編成されましたゼロ班の、豊穣レイスケです」 『同じくゼロ班の上居ルイです。今後、任務に応じて応援部隊としてくることもあるので、よろしくお願いします』    着いたそうそう、挨拶を述べる。   「ルイって、言うんだっけ?」(イノ)    おっと、いきなり女子からだ。   『はい』 「あんた、生意気ね」(イノ) 『?どういう?』    いきなりですか、恋する乙女よ。   「おい、イノ。とりあえず挨拶しろよ」(シカマル)    シカマルがため息をつきながら頭をかく。   「上居っつったな。俺は奈良シカマル。よろしくな」(シカマル) 「ぼくは、秋道チョウジ。よろしく」(チョウジ) 『よろしく、シカマル君、チョウジ君』 「君は...
  • 挨拶
      『おお、さすがは上忍!それなら大丈夫だね!サスケ君いるけど大丈夫?』 「……そっちのレイスケって子がしたからでしょ」(カカシ)    結局、カカシは分身を出しそっちでナルト達に対応するようだ。  いや当分の間は、人前でこの状態であろう。  気にしないのは余程のМだ。   『しかたないわよ。彼はナルトの事よほど大切にしてるし』    レイスケは既にナルトのとこに向かっており、この場には私とカカシしかいない。   「……今日は逃げないんだ」(カカシ) 『逃げるねぇ……私は今日ここにゼロ班として挨拶に来ているだけだし』 「何その余裕は」(カカシ)   『私の動きについてこれない上忍が、言わないの』   「……それを言う為だけに来たのか?」(カカシ) 『だから、挨拶だって。んー、そんなに知りたい?』 「ああ」(カカシ)       『私が言うと?』 「言わせるまでだ」(カカシ)    元暗部だ...
  • 第三試合
       葉菜が穴から這い出てくるのをチラッと確認し、私は選手控室代わりの廊下へと戻った。   「上居、やりすぎだ」(サスケ) 『そうですか?相手のレベルがどれくらいかわからなかったし、希少な能力もちと分かってましたのでちょっと手加減なしだっただけなのですが』(上居) 「……次の俺がどうしろと……、会場の雰囲気がちょっとしたスポーツファイターファンだぞ?」(シカマル) 「上居!俺にもあの技ってできるのかってば?!」(ナルト) 「どの技よ……。ナルトもっと的確に言いなさい」(サクラ) 『火炎系の技の方でしょうか?似たようなものなら、サスケ君の方が適正あるでしょう。ナルト君は、先ほどの中でしたらクナイの予測攻撃とそのよけ方が一番かと……』(上居) 「むき―!なんでサスケなんだってば!」(ナルト) 『……そこまで属性攻撃したいんですか。ならば、この試験の後で担当上忍の方に教えてもらうといいでしょう。...
  • 木の葉崩し開始
       あっさりとシカマルが試合に負けて勝負に勝った。  テマリからすればその逆だが……。    どちらにしろ四試合目、レイスケの番が来る。   『レイスケ、準備はどう?』(上居) 「問題ないよ?」(レイスケ)    首をかしげて言う彼に、私はただ確かめるまなざしを向けていた。    依然とテンションが上がっていく会場にため息をつき、レイスケが降りていくのを視認して、私は分身たちに連絡を取った。    ザクはそりゃもう、人形のように動いていく。    ……あのオカマ、こいつに何かしたな。  結構非人道的だろう。  やっぱ、キンたちは不幸中の幸いだね。    レイスケと向かい合い、試合を開始する。  分身と情報共有し、戦況を見る。    長門達の配置は済んだ。  スイレンと私はここに居るが……まぁ、どうとでもなるだろう。  自来也も門の近くにいるようだ。  お酒が入っているようだがな。  まっ...
  • クリスマス
               なんかまた厄介なことになってしまった。       『………』 私はただひたすら無言で羊皮紙にペンを走らせる。 書いているのは、三日後に迫ったクリスマスのタイムスケジュール。 起床:四時   この間にプレゼントの開封と着替え   朝食:六時(セブルスの部屋にて)   と、ここまではいいとしよう。   問題はここから。   二十時十五分前:マルフォイ邸に参上クリスマス・パーティーに参加   二十一時過ぎ(おそらく十五分頃):マルフォイ邸を去る   二十二時:ホグワーツにてクリスマス・パーティー 及び、 誕生日・パーティー     朝食から二十時までどうするかまだ考えていないが、その間に身支度を済まさねばなるまい。   しかもドレスを着る前に、化粧するとか髪をセットするとか……   ややっこやしい。   困るんだよ。   今の今まで化粧とかあんましてないんだよ。   ツケ...
  • 本題
      「瑠威さん?あのー、もうっちと分かりやすく説明してくんないかなぁ」(カカシ)      ガロが自由すぎるから、マジでややっこやしくなってしまったじゃないか。  いや、私にも原因あるか。   『あーうん。そうだね、今まで話したことは本当の事だけど……私の出自については話していなかったでしょ。ガロ、そこに紙とペンあるから取って』 「魔王である俺を使うとはいい度胸だな」(ガロ) 『……それはいいから、ほれ。ちゃんと説明しないと、この世界では生きづらいんだから。特に、闇属性持ちは、ね』 「チッ、仕方ねぇ」(ガロ)    いちいち舌打ちするのがマダラっぽいなぁっと思えてしまう。  どちらも悪の筆頭になっていたしな。   『さーて、じゃ説明しますか』    ガロからペンと紙を受け取り、さらさらと書いていく。   『えーっと、まず私から!って、三人ともなんだけど、こことは違う世界の出身でね。その時の...
  • 四代目
       あの後五回ほど任務をこなし、アカデミーでは普通くらいでつき通した。    本当に面倒だ。  実力を隠すのは時によって疲れる。  特にいじめっ子っぽい奴らに囲まれた時とか。  後は担任とかいう役職が怪訝な視線を飛ばしてきた時だ。      そんな退屈なアカデミーよりも、嫌な事があったな。        新しく就任した四代目火影とかいう奴だ。  見た目がもう拒否反応起こしておる。  ……だから嫌なんだ、金髪は。  見ただけでこうなるからな。  しかもフワフワしていて、少し落ち着きがない。  また勘になってしまうが、コヤツも長生きしなさそうだな。  あの兄と名乗った者のように殉死してしまうのではないか?  まぁ、今は大丈夫だろう。  銀髪の少年が守っているからな。  だがその同僚は死したという。  金髪にとってはその死した者も銀髪も弟子とか何とか。  ……メンタル面大丈夫だろうか。  俺は...
  • 茶葉はダストよりもオレンジ・ペコーで
       新学期の授業が始まるとそれはそれは壮絶なモノだった。  3年生になると選択科目が増え、皆とすれ違う日々が続く。  その代表格はハーマイオニーだ。  私は原作を知っているから彼女が行うからくりは知っているが、ハリーやロンは訳が分からないと思っているだろう。  そりゃぁ、チート道具使うのだからほぼすべての科目に出ることは可能だろうね。    と、いう私は選択科目を選ぶにあたり少し迷った。  選択できるのは以下の5つ。  ・占い学  ・マグル学  ・数占い学  ・魔法生物飼育学  ・古代ルーン文字学    この中から最低でも2つは選択しておかねばならない。  ハリーとロンは確か、占い学と魔法生物飼育学を選択するはずだ。  もらった時間割表をもう一度確認し、私はうーんとうなる。  本当はマグル学を選びたかったが、それは楽勝だと分かっているし、そもそも学ぶ必要性がない。  占い学も紅茶が飲め...
  • 遺書と残されたもの
         場所を風影の執務室から移動し、会議室みたいな場所に通される。  砂の威信にかかわるのか、私たち三人は、周りから手出しは受けず椅子に座ることができた。    風影、暗部五名、私達三名。  緊張した空気の中、私は口を開いた。   『今度、中忍試験があることは皆様ご存知だと思います。私達の情報網に、とある企みが引っかかってきました。木の葉の忍びを狙う企みではあったのですが、その過程においてこちらの砂隠れにも被害が及ぶと知り、こうしてこちらに伺った次第です』(威守) 「なるほど。木の葉も優秀な能力の持ち主が多いと聞く。狙われるのは当然であるが……なぜ、木の葉だけでそれを処理できぬのだ」(風影) 『当然、木の葉内部だけで処理することも考えたのですが、それでは間に合わないと確信いたしました。敵はあの大蛇丸。その標的となる者が、木の葉のうちは一族、風影という隠れ蓑、火影の命とくれば……。あとは...
  • 軟禁
       動き回る動物を、しかも暴れている状態で捕らえておくという事ほど面倒なものは無い。   『暴れんじゃないってば!私は味方ですよ!』    んなこと、半分狂気にとらわれたコヤツに言っても意味がない。   「で、どの部屋に入れるのだ?流石に、ハリー達に見られる訳にはいかぬであろう」 『そこなんだけど、一番見られないであろうところが私がいつもいる錬金の間なんですよ』    前に見つけたグリフィンドールの部屋と思われるところから、さらに進んだ部屋の先の事だ。  そこに、遺書の一部があり、錬金の跡と鍛冶の跡、そして調剤の跡もあった。  なんやかんやで私が継承者となったのだが、結局使っているのはその錬金の間である。  ハリー達の訓練は、すべての部屋へと通じている大広間で行っている。  蛇の像が邪魔な気もしたが、障害物を想定せざるを得ない場所での訓練と思えば、それもありかと納得した。   「しかし、...
  • 犬?
       翌日。  ツナがリボーンと話している頃、私は獄寺と共に外に立っていた。   『獄寺君。今日はよろしくね。後、昨日はありがと』 「櫻さん!俺は何も……」 『ツナと話していたでしょ?あれで、結構緊張がほぐれたみたい』 「そんなことで……」 『獄寺君。人というのはね、初期であったらその程度で何とかなっちゃうのよ?ツナがあれ以上ビビっていたら、色々支障が出てたわ』 「こ……」 『こ?』 「これは、俺が十代目のお役にたった!ということですよね?!」 『……うん、そうだね』 「櫻さん!今後とも、俺を十代目の右腕としてよろしくお願いします!」    ……少し感謝しただけで、別の方向に逸れたな。  まぁ、これが終われば何とかなるでしょう。  無茶させない為の、私による付き添いだし。    あ、ツナがこっち向いた。          バスの路線が廃止されているため、一時間ほど歩いて黒曜ヘルシーランドに...
  • 入学式
     そんなこんなで禪は入学式まで、セブルスに言われた通り、一人になるのは私室に籠る時間だけにした。 午前中は、学校の内部をミネルバかセブルスによって案内され、道順やら授業で使う部屋やらを覚える時間となった。 午後は、セブルスによってスパルタな講義を受ける。 食事の際は、セブルスと共に大広間に行っているし、もし行かずとも、彼の私室で食事を共にしていた。 だいたい呪文練習や教科書で分からないことを質問して長引いてしまいそうになった時には、そうなる。 セブルスもどうやら魔法薬を作ることをしつつ、それらを教えているので後者を選択する事が多くなっていった。 ついでに言ってしまえば、彼は禪に新学期の準備を手伝わせてもいた。 材料の選別や配分、大鍋の掃除などで。  (まぁ、いいですけどね。呪文の練習にも体力の維持にもなりますし) (別に文句はないわな)と禪は思う。 それは束縛ではなく、守られているのだから...
  • 綱の太さ
       さぁ、始まるか。    そう思ったのは、ドラコがまぶたをこすり始めた時である。  ……眠いんだね。  もう十二時だもんね。    さすがにそれを見かねたナルシッサさんが寝室へとドラコを促した。  ドラコ君は素直に従って、階段を上がっていく。    完全に寝たかなと思った瞬間、ルシウスさんから殺気に似た緊張感を向けられた。    ほらなぁ。  来たよ、釣られてくれたよ。  このナルシストな敵の副リーダー。  おいおい、いつこんなに弱っちくなったのこのキャラ。  妻の前で何やってんの?  美女の前でやらかしちゃったの?  失態じゃん。  プライドどこ行ったよ……。  いや、敵全体が弱いのか。  まぁ……リーダーというか御旗?本丸?  あ!殿か!   【主よ、元に戻れ】    おぅ、慧すまない。   『さて、私もそろそろお暇しませんと……。どうされましたルシウスさん?なんだか目線が怖いです...
  • 最期になどさせぬ
      (ハリー視点)      テストが終わり、僕とロン、ハーマイオニーはハグリッドのところにでも行こうかと、城の外へと向かっていた。   「案外簡単だったわね」(ハーマイオニー) 「ウソだろ?僕なんてギリギリだ・・・・・」(ロン) 「あら、そう?結構面白い引っかけとか、言い回しとかが面白かったわ」(ハーマイオニー) 「いいよなぁ。……ビリじゃなければいいか」(ロン)      二人が話している間、僕は考え事とをしていた。    可笑しい何か腑に落ちない。  こう……、しっくりとこない。    どうしてだ?  どうして……      脳裏に浮かぶキーワード。      ニコラス・フラメル  アルバス・ダンブルドア  禪・蔡塔  セブルス・スネイプ  ハグリッド  ノーバード  クィレル(あれ名前なんだったけ?)    賢者の石  三頭犬    脅されていたクィレル  脅していたスネイプ  な...
  • 特訓と二人の時間
      「だいじょうぶかだってば!」 『だいじょうぶだよ?ここコワい人いないみたいだし』    しっしんからおきたナルト君がしんぱいしてきた。   「ならいいけど……」 『今日から、ここでいっしょにすごすからよろしくね』 「え?」 『いや?』 「そ、そんなことないってば。でも……」    気にしすぎだよ、この子。  関わらなくなることでギリギリで保ってるくらい、だよね。  ……じゃあ、思いっきり強くなって、僕ちゃんと身をまもるようにしよう。  人のほんしょうコワいから。          あのあと、ナルト君といっしょにご飯たべてねた。  ねがおはトシソウオウだね。   『今日から、くんれんおねがいします』 「ああ」 「基本からやろーねぇ。とりあえず知識身につけれてからにしよか~」 「おい、瑠威は今から任務だろうが。俺がやっておく」 「えー、不安かも」 「さっさと行け」    ルイおねえちゃんが...
  • 予測
       平和を願うこととは別に、事が起こる事を待ちどおしにしている自分がいる。    ”知る者”として、ファンとして、それらに入りたいがためか?    いや、阻止するためである。  最後の最後に起こってしまう事を出来るだけ軽いものにするためだけの……      それに一番有効な手段は――教育――   『ガロ、暗部はそろってるか?』 「……幾人か寝てやがるな」 『今からぶん殴ってくる』    任務は分身で事足りる。    本体の方で、ふがいない部下の家へと訪問する。     『いつまで寝てやがんだぁ!』      社会人として情けない。  殴り込みしてやれば、起きるどころか気絶した。    …………ダメだ、暗部に向いてないこいつ。   『ちぃ』    舌打ちとともに、術を展開し、そいつをガロの分身がいる暗部専用特訓場所へと送り込む。   『次だ』    瞬身して次々と訪問(強襲)しては、特訓場...
  • 護送
       一人、砂上にて事の成り行きを見守る。    分身の方はレイスケと共に予選に参加しているだろう。  ま、余裕だろうがね。   「ふふふ。ここで死んでもらうわ」(大蛇丸) 「させない」(サソリ)    サソリが変化した状態で大蛇丸の攻撃を受け止め、反撃する。  大蛇丸も、目の前のポニーテールの美女がサソリだとは思わないだろう。  他のメンバー、キサメと飛段も変化しているので早々ばれないだろう。  ……飛段は例の獲物を使わないように言っておいたので、ますます何だろうが。   「生意気ねぇ。貴女のような美人ならこの職業じゃなくてもいいでしょうに」(大蛇丸) 「口説くのは、やめておけ」(飛段)    飛段は肉体こそ変わらず筋肉質だが、顔は武骨な中年の男性。  キサメは、オレンジ色の髪をした少年。  まぁ、どれも私がイメージを送ったもので、いわゆる別の異世界の主人公キャラやその取り巻きのキャラた...
  • 予選はあくまで予選
       予選会場に戻れば、十三試合目の我愛羅対リー。  しかもほぼ我愛羅の勝ちで、リーが粘っているだけ。  ……我愛羅君が落ち着いているから、リーはあの大ダメージを受けていない。  人は失敗を重ねないと強くなれないのだが…………。    だが、我愛羅君のコントロールがまだ甘くて、砂の塊でリーの足を握りつぶしてしまった。  おい!こういう時の為の医療系忍術だけどさぁ!!  リーが運ばれていくのを確認し、レイスケに後は任せたと目配せをして追いかける。  既に彼は医務室に運ばれ、今から応急処置をしようという事になっていた。  やっぱり、綱手さんがいないのがかなり痛い。  って、火影共々そこで項垂れてんのよしなさいよ!   『火影様!』(上居) 「おお、ルイ殿」(猿飛) 『いいからその位置変わりなさいな!』(上居)    駆けつけてきた猿飛さんを退け、上忍連中に怪訝な目を向けられながらもまずリーの意...
  • ラーメン
       木の葉の里の比較的に閑静な場所にそのお店はあった。  NARUTOを読んだことがある人ならば、一度は食べてみたい麺料理であろう。  前世でもこのコシのある麺・それに合う具材やスープは瑠威がいた国内のみならず、近隣の国々、果てははるか海の向こう、更に更にその世界での裏側の国まで魅了されていた。  まぁ、他の国にわたってしまうとその風土料理と混ざり合い、いろいろ誤植されてしまう事もあったり、全く別物となってしまってその料理と言えないものもあったのだが……。  ともあれ、なぜかこの世界のそれは瑠威の国のものと寸分たがわぬ味と触感であった。    すごく醤油の匂いがいい。  懐かしき鳥エキスの香りだ。   『やっぱりここの醤油ラーメンは美味しいわねぇ』(威守) 「二度目だねぇ、お姉ちゃん!」(テウチ) 「ルイねぇちゃん、あんま来てねぇの?」(ナルト)    原作通り味噌ラーメンを食べながら、...
  • 悪戯と漬け込み
       マートルを含めての会議の翌日、スグに私達は行動を開始した。  双子は通常運転に加えて、ほんの少しずつロックハートに悪戯してゆく。  ハリーとロンは情報収集に専念。  ネビルはスプラウト先生に同意を得て、色々薬草などで思案し始めていた。  スプラウト先生はロックハート反対派である。  んで、マートルはというと、幽体であることを活かして彼の部屋へと侵入し、部屋を水浸しにするなどの悪戯をしている。  私もチョイとばかしそれに同行して見学していたが、かなり凄い事になっていた。    ……ファンレターとか濡れて読めない!とかになっていないといいね。    私はこれらの悪戯の総集編というか、最後の一押しというか、とりあえず、最後のおおとりを思案しながら作成中である。  ただ、これを作りながら他の魔法薬作りつつなので結構忙しい。  それに何のかんので、私が作るものはこちらには存在しないもの。  つ...
  • ガトー討伐
         ナルトとサスケもやっと木登りができるようになり、修行六日目から護衛となった。  原作より一日ほど早いが、まぁ、大丈夫だろう。  修行途中の夕飯の席で、無理やり食べていた二人には説教しておいた。  全く、もう少しコントロールをしてほしいものだ。  自分がその日に食べれる量くらい、把握しておいてくれ。    修行が終わったことにより、護衛の人数を増やせたと思ったのだが、ナルトが起きなかった。  木登りに体力を使ってしまったらしい。    こうして、ナルトはツナミさんとイナリ君に預けたまま、護衛に着くこととなった。  と、いうわけがなかろう!  私は威守上忍としてカカシ君のサポートに分身を置き、上居バージョンの分身はナルトにつけてある。  で、本体の私はというと、再不斬たちのところにいたりする。   『で、今言っていた方法でいくから。ちゃんと隠れているように』 「……」(再不斬) 「…...
  • 櫻は桜にあらず
             私は、自分の名前の意味をこれ程に忌み嫌う事態になったことは無い。        朝早く、草壁さんから緊急連絡が入り、私は学校へ直行した。  朝ごはんは適当に作っておいて。    着くと、事態は深刻のようだった。   『草壁さん!』 「補佐!ご無事で何よりです!」 『それで、いったいどういう事態?!』 「それが……皆かなりの重傷です。補佐の部下は少ないですが、どの者も歯が抜かれ、かなり手傷を負っているようで……」 『なんてこと……本数は?!』 「かなり抜かれている者もいるようで、もしかしたら総入れ歯になるかも、と」    バキ   「補佐……」 『赦せない』    近くにあった木に拳(こぶし)をぶつけ、少しだけ幹を陥没させた私に、草壁さんが引く。   「補佐、お許しください。私どもの情報網でも、あと少ししないと犯人所在が」 『ああ、草壁さんに怒ってるんじゃないの。情報の方も...
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