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交換殺人には向かない夜(ネタバレ) - (2006/06/17 (土) 21:08:48) の編集履歴(バックアップ)
登場人物表
- 鵜飼杜夫…探偵
- 戸村流平…その助手
- 二宮朱美…探偵事務所のあるビルのオーナー
- 砂川警部…警察
- 志木刑事…その部下
- 十乗寺(十条寺)さくら…十乗寺家の令嬢、既刊『密室に向かって撃て』に登場。以前の記述は十条寺
- 水樹彩子…さくらが姉と慕う人物。女優。伝説の作品『映画監督サイコ』の監督でもある。
- 権藤源次郎…悪徳リフォーム業者の社長
- 権藤一雄…源次郎の長男。失踪中。
- 権藤英雄…源次郎の次男。
- 和泉刑事…砂川警部の部下。
- 善通寺春彦…善通寺喜彦画伯の息子。彼の遺産を全て相続した。画家としての評価は低い。
- 善通寺咲子…その妻。鵜飼の元に依頼にくる。
- 遠山真里子…春彦の遠縁にあたる女子大生。就職活動のため善通寺家でお世話になっている。
事件の詳細(記述順に)
プロローグ
【発端の部】
p7~鵜飼杜夫探偵事務所(鵜飼・朱美)
- 鵜飼の事務所に咲子が夫の浮気調査の依頼にやってくる。
p12~十乗寺さくら再び(流平・さくら)
- さくらから流平に電話。買い物に付き合うことを約束する。
- 鵜飼から流平の善通寺家への潜入調査同行がキャンセル。
【昼の部】
p20~善通寺家への潜入(鵜飼・朱美)
- 鵜飼と朱美、善通寺家のある猪鹿村へ向かう途中に迷う
- 金髪の20代後半の青年(権藤英雄)と黒いダウンジャケットに白いひさしつきの帽子を被った40代前後の男性(善通寺春彦)と顔をあわせる。
- 善通寺家到着。咲子が出迎え。ほどなく春彦が散歩から帰るとの連絡が入る。
- 春彦と対面。道で出会ったことを確認し金髪の男について聞くが旅行者ではないかとのこと。
- 真里子帰宅。鵜飼らは咲子と真里子の話を盗聴。真里子は咲子が不倫していると思っている。
- 咲子外出。アップに結い上げた髪、グレーの地味なスーツ。ケリーバッグ。「授業参観日に出かけていく」ような格好。
p52~ひまわり荘への道のり(流平・さくら)
- 合流した流平たちは『井上カメラ商会』で彩子がさくらに頼んだカメラ『ナカタニSV8』を買う。値引きの代わりにさくらが写真のモデルに。店内で純白のシャツを着た美女(和泉咲子)のポートレートを発見。
- 盆蔵山、猪鹿神宮駅を経由して奥床高原駅へ。16:15着。
- 水樹彩子、赤いドレスにゴージャスなコート。BMWで迎えに来る。
- 三人は彩子のセカンドハウスだと言うひまわり荘へ。
- ひまわり荘の目の前にある山小屋で権藤親子ケンカ。流平が仲裁。権藤英雄は街に行くと言って車に乗った。
【夜の部】
p79~鶴見通りの死体(刑事たち)
- 烏賊川市で積雪。志木刑事、和泉刑事のバイクで鶴見町鶴見通りの殺人現場に急行。
- 被害者は30前後の女性。身なりは高級そうなベージュのコートとシックなグレーのスーツに白いヒール。「父兄参観日を思わせる」ファッション。死因はナイフで脇腹を刺されたことによる腹部内出血。ナイフは脇腹に突き立てられたまま。刺されたところ以外の外傷はなし。
- 志木刑事と和泉刑事、「井上カメラ商会」で聞き込み。和泉刑事が写真のモデルになることを条件に証言を得る。19:15に被害者らしき人物が扇町通り方面からショーウインドウの前を通り、鶴見通りにいたる路地裏に入っていったとのこと。そのときの被害者の様子は脇腹を押さえてふらふらとしておりショーウインドウに肩をぶつけた。
p95~善通寺春彦への電話(鵜飼・朱美)
- 朱美、夕食の準備。春彦、鵜飼に車を出させ小一時間外出。鵜飼によると水沼という表札のある民家へ入っていって、しばらくして戻ってきたとのこと。
p107~露天風呂の悪党(流平・さくら)
【深夜の部】
p119~扇町通りのアクシデント(刑事たち)
p132~真夜中の穴掘り(鵜飼・朱美)
p150~『映画監督サイコ』(流平・さくら)
p159~掘り返された過去(鵜飼・朱美)
p175~泥のついた死体(流平・さくら)
【夜明けの部】
p190~『見知らぬ乗客』(鵜飼・朱美)
P204~真実にいたる小道(流平・さくら)
【解決―引き裂かれた夜の果てに】
【エピローグ】