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大神実 弥生 - (2008/12/10 (水) 00:25:37) のソース

*大神実 弥生

|&bold(){名前}|大神実 弥生(Ookamuzumi yayoi)|
|&bold(){種族}|神|
|&bold(){能力}|朽ち果てない程度の能力|
|二つ名|不朽の桃源郷|

吉祥と不老を司る神。彼女が居る所には永遠の繁栄と行幸が約束される。
しかしそれは、彼女が生み出したものではなく、彼女が呼び寄せているものである。
つまり、彼女が一つ所に留まれば留まるほど、他の地は枯れ、衰えていく。

繁栄する事は、必ずしも良い結果をもたらすとは限らない。
たとえ、奢らぬ人であったとしても、精々百年程度しか生きられない人間の身では、
神の恩寵による幸せを享受する事などできないからだ。
そして、奢る人であれば尚更無理である。
十年ほど前、多くの人が奢るのを見て、彼女は幻想郷へ移り住んだ。
その事によって、国は衰え、人は苦しむかもしれないが、
熟れて腐るよりは良い、と判断したからだ。

幻想郷へ移るために力を使い果たし、彼女は深い眠りに付いた。
しばらくして目覚めた時、彼女はまず、少し驚いた。
周囲には、どこまでも続く桃の林があったからだ。
次に彼女は、大いに驚いた。
桃の林の合間には、溢れるほどの向日葵が咲いていたからだ。

はて、自分にはこんな力があっただろうか。
そう思った彼女は、とりあえず辺りをうろついてみる事にした。

その後出会った妖怪は、彼女にある提案を持ちかけた。
ちょっと咲き誇ってみない? と。
別に断る理由もない上、彼女はちょっと寝ぼけていたので、試しに彼女は咲き誇ってみた。
それが、どのような事態を招くかも考えずに。