personal note内検索 / 「「空の穴」」で検索した結果

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  • 「空の穴」
    「空の穴」 2001年/35mm/カラー/127分 第10回PFFスカラシップ作品 第51回ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門正式招待 第30回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門正式招待 国際批評家連盟賞スペシャルメンション授与 監督/熊切和嘉 脚本/熊切和嘉、穐月彦 撮影/橋本清明 出演/寺島進、菊地百合子、澤田俊輔、権藤俊輔、外波山文明 心の交通? 寺島進演じる主人公は、恐らく一度も家を出たことが無く、閉じた狭い輪の中で生きてきたのだろう。それはいわゆる「ひきこもり」とは違って社会へ適応出来ていない訳ではなく、交通(他者との関わり合いをそう呼ぶとすると)を持とうとしていないだけだ。そしてそのような孤独感だけを見れば、世の中にはそれに共感出来る人がたくさんいるのかも知れない。ただそれでは物語としてありきたりなだけだ。この作品の面白い所は、誰しもが持つであ...
  • 映画
    ...き冒険旅行 「π」 「空の穴」 「鏡」アンドレイ・タルコフスキー映画祭 あの子を探して ある子供 ある朝スウプは いたいふたり うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー きょうのできごと(映画) こわれゆく女 たみおのしあわせ どんてん生活 の・ようなもの ひかりのまち ぼくを葬る まぼろし めぐりあう時間たち ゆれる アイズ・ワイド・シャット アカルイミライ アダプテーション アフタースクール アメリカ、家族のいる風景 アメリカの影 アモーレスペロス アレックス イノセンス インサイドマン インテリア イヴォンヌの香り イーオン・フラックス イージー★ライダー ウルトラヴァイオレット エリ・エリ・レマ・サバクタニ エヴァンゲリオン オーシャンズ11 オースティン・パワーズ カテゴライズ。 カミュなんて知らない カメレオン カリスマ カル カルメン・ミランダ・バナナが商売 ガーゴイル...
  • 欲々しい
    欲々しい 「OJO(オッホ)!」での最後の公演。 作・演出:黒川麻衣 仕事納めと連日の飲み会で疲弊しきった体を起こし、久々の観劇に行ってきた。新宿のTHEATER/TOPSへ。 「空間はイベントによって生じる」なんてことを演劇を見るたびに実感するけれど、今回もまさにその構造が様々なところにあって面白かった。一見殺風景な舞台にやがて手前、中、奥と3つのゾーニングを認識し、瞬時に時間と空間を移動していく、この感じ。 日常生活やTV画面などを見ている状況では余り使われない、役者の演技によってのみ時間と空間を生成させていく能動的な過程。そんな(一種の)思考作業があって、それは演劇を見ていると実感出来る楽しさの一つなのかもしれない。 結果的にTV画面というハコの中で見せている「ドラマ」と似たような展開を伝えてもいるのだけど、見ている側の能動的な作業...
  • パレード
    同居生活をチャットやBBSにたとえる 吉田修一著 \1,600 幻冬舎 2002.2 2003-04-29 「家族」や「空間」という視点で見ても面白い小説だ。大学進学時点で一人暮らし(援助受けて)している経験から、家族という概念自体が世間体やら規範などのぼんやりとしたルールとしてあるように思う。別に家族の崩壊だとか、幻想だとかまで広がらなくても、どこかそんな意識はあると思う。 「家族」する。という行為の問題として考えることが出来れば、血縁という繋がりだけに限ったことではないことはあきらかで、そのような「ゆるい共同体」が最近の小説のなかで様々に定義され、その断面がこの作品にも出ているのだろう。 「空間」という意味では、そんな「ゆるい共同体」という現実は、空間がどのようにつくられていようとも存在していくもの...
  • 死の部屋
    死の部屋 グレゴール・シュナイダー 「死の部屋」 ワコウ・ワークス・オブ・アート 2010年10月12日~11月27日 ギャラリーの仕組みとかよく分からないけど、ここはリヒターやティルマンスなど大物アーティストを扱っているのできっと今回もスゴイ人なんだろうと、あわい期待。 会場には廃墟のような写真、無機質な空間の写真、良く分からないオブジェなどが雑然と並んでいて、写真家なんだろうか。値段はそこそこ高い。わずかな時間でさほどインスパイアもされず、帰ろうかと思ったが、ルーム2があった。 一旦外に出て別室へ入ると、部屋の空間全体に対して8割くらい占める大きなハコ。部屋の中へ部屋が入った感じ。リシンを吹付け建築のようでもある。壁には丸い穴が床へ近い位置に2か所空いて中が覗ける。 「これって、中で組み立てたんですよね?」「はい、さすがに搬入できませんので、これ...
  • トーク・トゥー・ハー
    トーク・トゥー・ハー 監督:ペドロ・アルモドバル 出演:レオノール・ワトリング/ハビエル・カマラ/ジェラルディン・チャップリン/パス・ベガ、ピナ・バウシュ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ 『オール・アバウト・マイ・マザー』もよかったが、こちらもシブくてクールな作品。 この映画に流れているエッセンスは、どこか仏教的なもののようでもある。それは、固定した実体ではないというあの「空」を思わせる。すべての事物や現象は、ほかの事物や現象が原因となって、そこに何らかの条件が働いた結果として成立しているのであって、決してそのものだけで独立しているのではない。相対的な存在として世界を認識していく方法だ。 それは宗教の世界だけでなく、普通に生活を送っていく上でベースになっているような考えでもある。前半部分ではむ...
  • 乾いた花
    乾いた花 1964年/松竹 監督: 篠田正浩 原作:石原慎太郎 脚本:馬場当/篠田正浩 出演: 池部良/加賀まりこ/三上真一郎 松竹ヌーベルバーグ という括りに属している篠田正浩監督の作品。大島渚、吉田喜重、彼らの作品はどれもがみな緊張感に満ち、それでいてテンポの良い「軽さ」を持っていて、カッコ良い。 刑期を終えて出所したやくざ・池部良は偶然入った賭場で、正体不明の若い娘・加賀まり子に出会う。加賀まり子のなんとも言えない茶目っ気のある演じっぷりへ惚れた。 それは「賭場」と「彼女」のアンバランスが、単にかわいい娘が入り込んだヤクザな場所、という「思わぬ出会い」以上に運命的な「巡り合わせ」があるのだと言う見え方へ繋がっていく。そして「美しさ=はかなさ」は既にこの時点で表れていて、水をすくい上...
  • ジョゼと虎と魚たち
    ジョゼと虎と魚たち [監]犬童一心 [原]田辺聖子(角川文庫) [製]久保田修ほか [脚]渡辺あや [音]くるり [出]妻夫木聡 池脇千鶴 上野樹里 新井浩文 江口徳子 新屋英子 SABU 大倉孝二 http //jozeetora.com/index_f.html 田辺聖子の小説を映画化。ごく平凡な大学生の青年と足の不自由な女の子のお話。音楽はくるり。イメージ・フォトは佐内正史、イメージ・イラストはD。スタイリストは伊賀大介。 素晴らしい作品!。今年のナンバーワンだ(まだ2つしか見ていないけど)。 犬道一心監督の作品は初めて見た。池脇千鶴は前作にも出演しているようだ。関西「のり」な作品。ちょうど予告上映で行定勳監督「きょうのできごと」が流れていたが、どうにも田中麗奈のわざとらしい関...
  • 業界感覚
    業界感覚 型としてのプロトタイプ/奥山さん 決定ルール/青木さん 身体感覚の共有/山本さん 最近の建築家の文章を読んで思うことを顕在化させてもらった。最後に出てきた、山本さんの「主体性をめぐるノート」新建築11月号において、それら建築家の語る方法論を、業界の内側の話しと言う言葉でまとめられている。 業界感覚。この言葉に内在するモノは、その業界に関わる者へ、常に微妙な距離感を与えてはいないだろうか。最近の僕自身が感じる、建築家への距離感もきっとその「業界感覚」に対してだと思う。 主体性へと置き換えられるその感覚は、モノをつくっていく者にとって死活問題である。しかし莫大な予算と、山本さんの言う「生活の秩序」を決定させてしまう建築には、同様かそれ以上の死活問題として業界の外が存在する。 「外」をうまくまとめる事は、単なる苦労話になってしまうのか、「内」...
  • ヴォルフガング・ティルマンス展
    ヴォルフガング・ティルマンス展 Wolfgang Tillmans | Freischwimmer 期間:2004.10.16[土]─ 12.26[日] 会場:東京オペラシティアートギャラリー 開館時間:12 00 ─ 20 00(金・土は21 00まで、最終入場は閉館30分前まで) 休館日:月曜日 入場料:一般 \1,000(\800) 先日恵比寿でウイリアム・クラインの展示を見たときとだいぶ雰囲気が違っていた。同じようなポートレイトもたくさんあったが、配置・構成がまったく違っていた。前者は同じ大きさの写真が均質に展示されていて、写し出された人物達の差異がはっきりとしていた。 今回見に行ったヴォルフガング・ティルマンスの展示は、写真の大きさがバラバラだった。しかし本人がじっくりと考えてつくりだした「空間」...
  • ロスト・イン・アメリカ
    ロスト・イン・アメリカ 著者:黒沢清、青山真治、塩田明彦、阿部和重 稲川方人編 樋口泰人編 出版:デジタルハリウッド出版局 「にわか映画好き」です フランス映画を見始めたとき、明らかにハリウッド映画とは違った「空気」に驚かされた。もちろんゴダールを初めとする「アート系」という括りはそれ以前から耳にはしていたけれど、特に映画自体あまり感心のなかった頃なので、なにがアートで、それと娯楽との違いについても、特に意識はしなかった。だからアメリカ映画の面白さや、年に数回映画館へ行くかどうか、それも超大作と呼ばれるものくらいしか見なかった頃にそれを相対的に語りうるなどとは想像もしていなかった。 「アート系」かどうかはさておき、「超大作」でない映画の存在と、その面白さをフランス映画から教わった。トリュフォーやリヴェットやカラック...
  • 金原ひとみ
    金原ひとみ(かねはらひとみ) 1983年8月8日東京都板橋区生まれ 作家 1999年文化学院高等課程中退。 父は児童文学者で翻訳家、法政大学教授の金原瑞人 著作『蛇にピアス』(集英社)I 第27回すばる文学賞受賞 第130回芥川賞受賞 『アッシュベイビー』(2004年4月、集英社) 神山修一の「鉄筆一人相撲」文藝/2004/夏号より 金原は変態ってカッコイイぐらいに思っているだけで、いささかも怯えてはいない。彼女は架空の脅威から全く自由だ。しかし、逆に言えばそれは自分の狭量な実感から外れた事物に対する無知が温存されているということで、「非常事態」に惑わされたりしない一方で、自分の市場価値の変化には大いに脅かされてしまう。 コメントをぜひ 名前 ...
  • チキン・ハート
    チキン・ハート 2002日本/オフィス北野 監督・脚本:清水浩 製作:森昌行/吉田多喜男 撮影:高瀬比呂志 音楽:鈴木慶一 出演:池内博之/忌野清志郎/松尾スズキ/荒木経惟/岸部一徳/馬渕英里何/春木みさよ 下北沢へ「チキン・ハート」を見に行く。 自転車の空気が少なかったのでまずは「空気入れ」から。外へ出るとあまりの暑さに目がくらんだ。それでもエアコンで冷えた身体には、制限時間内で不快感は抑えられている。急いで駐輪場へ行き、汚れきったマイチャリを引き出す。定期的に抜けていく空気、このタイヤは煩わしく世話のやける存在だ。特にその思いは実際の作業に取りかかる寸前まで付きまとう。もっとも入れてしまえば快適なツーリングで近所を走れるのだし、いつもこんな小さな煩わしさに付き合って生きているわけ...
  • この先の建築
    この先の建築 監修:田尻 裕彦〔ほか〕 企画:ギャラリー・間 編集:小巻 哲 \3,000 TOTO出版 A5判 / 363p 2003.7 連続シンポジウム:2002年9月3日(火)〜10月5日(土) ギャラリー・間での100回展に行われた連続シンポジウムの記録。建築家を大きく5つの世代にわけ、それぞれ5人ずつ、総勢25人の建築家が登場するという巨大な講演。どれも参加しなかったが、これを読んでちょっと後悔。けれど行っていれば読まなかったかもしれない。このようにまとめてあるのは大変貴重ではないか。 出展者・パネラー(50音順) 青木淳、阿部仁史、石山修武、磯崎新、伊東豊雄、太田浩史、岸和郎、隈研吾、小嶋一浩、篠原一男、妹島和世、曽我部昌史、千葉学、塚本由晴、内藤廣、西沢立衛、長谷川逸...
  • 異都発掘
    異都発掘 荒俣宏 集英社文庫 629円 東京を知る企画第2段(特集にしますこれ)。荒俣さんです。初めてこの方の本を読みました。帝都物語もきっとこの視点なんだろうか、と思いながら読んでいました。博学、博物学な方の場合、その膨大な知識の泉からわき起こったイメージの世界がまず当地を訪れる前に出来上がるとは思うのですが、この本はそのような「妄想」を意識的に大きく膨らませてから取材するまさに荒俣ワールドです。 東京を「亡霊のように日に日に消滅していく市(マチ)」と語る著者は、実際に無くなっていく市としての都内をドサ回りのごとく過ごしていたようだ。「東京は、変わったねぇ」ではなく、失われゆく場所、いわば存在しないものの連続なんだろう。 僕も実際に、著者と同じように「下板橋」へ4年ほど住んでいた時期があった。荒俣さんの当時は、環...
  • ガール!ガール!ガール!
    「ガール!ガール!ガール!」 東京オペラシティギャラリー http //www.operacity.jp/ag/ オペラシティーへ行き、「サウンディング・スペース-9つの音響空間」と「ガール!ガール!ガール!」展を見た。どちらもなかなか楽しめた。 「ガール!ガール!ガール!」はどれもポップな感じで、そのラフな所が良かった。基本的に(数年前から)この会場の展示はいつも似たようなテンションの作品が多いように思うが、キュレーターのこととか良く分からないけど、結果的に頻繁に足を運んでいる。 イチハラヒロコのキャッチコピー的な作品は面白い。「ビキニは卒業」とかの言葉が、でっかくキッチリと「展示」されている。少しやられたという印象。こんなことでもアリだなぁという感じか。しかし後でショプにあった作品集でみた写真のほうが断然良い。それはこの...
  • イタリア旅行記/2000年12月28日
    イタリア旅行記/2000年12月28日 12月28日最終日のヴェネチア。昨日の浸水で、朝食をとるホテルのリストランテが閉鎖されていた。椅子はテーブル上にのせられ、床はまだ濡れていた。部屋まで運んでくれたので、食べることは出来た。ほんとに手のかかる街だ。頻繁に水が押し寄せてくるというのに、建物のエントランスには立ち上がりが無い。もちろんその方が僕らには使いやすいが、住んでいる人たちには大変なことだ。 今日はマルコポーロ空港からミラノへ戻り、夜の飛行機で成田へ向かう。最終日になって、天気がよくなった。ずっと曇り空の下でしかイタリアを見ていなかったので、街の見え方が違っていた。ヴェネチアの街もなんだか活気づいている。帰りは、サンタルチア駅を使わずに、ローマ広場でバスに乗った。ここだけはヴェネチアの中でも車の走れるところだ。ホテルからすぐのこの広場ですら、船上バスを利用しないと来られな...
  • クロエ
    クロエ 2001日本/サンセントシネマワークス 監督・脚本:利重剛 製作:塩原徹/長瀬文男/仙頭武則/松下晴彦 脚本:萩生田宏治 撮影:篠田昇 音楽:今野登茂子 出演:永瀬正敏/ともさかりえ/塚本晋也/松田美由紀/鈴木卓爾/福崎和広/西島秀俊 シアターイメージフォーラムへ来たのは初めて。高崎さんの設計した建築は、思ったほどこじんまりして、彼の作品であるのかも疑わしい。やはり都心の過密した与条件の中で個性を出すには、現代建築に許されたボキャブラリーはもはや狭いものなのかと思った。 小説「うたかたの日々」を利重監督は現代日本の架空都市に舞台を移して表現した。冒頭に「この映画は原作の忠実な再現ではない」といった「うたい」があったが、むしろ意匠を変え、舞台を変えたこの作品には、充分に...
  • 路上
    路上 ジャック・ケルアック (著) 福田 稔 (翻訳) 河出文庫 「いいかね、諸君、われわれにはあらゆることがすばらしく、世の中のことは何もくよくよすることはない。本当にくよくよすることは何もないとおれたちが理解することはどういう意味をもつかを悟らねばならないよ。おれは間違っているかい?」(本文引用) アメリカ大陸を何往復もするサル・パラダイス(主人公)と大半を共にするディーン・モリアーティ(親友)の軌跡を描きとめた小説。20代前半の二人がトリツカレたように移動を繰り返してその場ごとにパーティやドラッグに明け暮れ、現地で働き金を貯めまた移動、時に伯母から送金させまた移動する。手段もヒッチハイクからバス、ピックアップトラック、旅行案内所が斡旋する車、代行運転する車などなど。 ディーンが出かけてきたのは、まったく意味のない事情によるものだったが、同時に、僕が彼と...
  • NYC旅行+写真
    NYC旅行+写真 2009年、5月初旬。日本中が新型インフルエンザ感染の恐怖から、海外旅行を自粛するムードの中、キャンセルするほどとも思えず、NYC行きは予定通りとしたのですが、さすがに帰りの飛行機で読んだ日本の新聞に報道熱が冷めていない点、検疫で2時間機内にとどまったこと(外国の方かなりブーイング)、帰宅後に日時の近いNW便から感染者が出ているニュースなどをネットで見て、厚労省の進める自宅待機を考えました(結局、出社)。 今回の旅行ではトラブルが多く、イエール大から帰る電車を間違い逆方向のワンウェイに乗りヒヤヒヤしたこと(車掌さんに助けられた)、帰りの飛行機(直行でない)がNYCを4時間遅れで飛び、予定とは違うミネアポリスに行かされたあげく、デトロイトへ別の便で移動させられ時間切れ、空港近くのホテルへ1泊。終いに成田ではロストバッゲイジ(その後、発見されましたが)...
  • 蹴りたい背中
    蹴りたい背中 文藝 2003年 秋季号 掲載 綿矢りさ 著 文藝新人賞第一作。 高校生の、ちょっとクラスの雰囲気になじめなくって仲間を作れていない、そのままずっと孤立しそうな生徒。かといってグループに入って仲良さを装うことにも不毛を感じてしまう性格。そんな女子高校生が同じ様な境遇の男子生徒と次第に仲良くなっていく話。 著者自身昨年、女子高校生の受賞で華々しくデビューした。高校生で小説を書けるくらいだから、きっと内省的にいろんな事を深く見つめてしまう性格だろし、そう思えばこの小説は自伝的要素をもっていそうなくらい「リアルさ」を出しているように見える。 そのように著者の実生活的な存在感を抜きにしては受け入れがたい、あるいは当然そう思って読んでいる読者の方が多いのではないかと想像してしまう内容だ。本当はそれが現代のリアルなのかと言えば、後付けコンセプトのよ...
  • :近況-2004-1-2004-3
    近況-2004-1-2004-3 2004-03-30 10+1。隈研吾さんと森川嘉一郎さんの対談はなんだかかみあっていない、というか森川さんの指摘に隈さんが、ただそうですねと言っているだけのようにも。そもそもなぜ隈さんなのか。渋谷駅の改装したから?。藤森さんの赤派とか白派ってなつかしいな。五十嵐太郎さんのデータベース的事例はすごいけれど、その先にいく言葉もほしい気がする。とくにセキュリティー社会に対する危惧のような、東さんとかぶっているところは違った切り口も見せてほしい。建築側からそれらへの態度をとるとすればどんなことがあるだろう。セキュリティーフェアとか言って徹底的にキャンペーンしてみるのも面白い。ある意味滑稽なくらい切実に振る舞いたい気もする。今気づいたけれどカルスタの上野さんと毛利さんも執筆しているのか。毛利さんはセキュリティーについてなど。 2004-03-28 10+...
  • :近況-2008-3-12
    2008-12-05 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 木曜日に槇さんの講演会にいった。海外プロジェクトの多さに驚いた。そしてあの年齢でハキハキと話すその姿へ恐れ入った。3年ぶりくらいにこの防水メーカー主催の講演会へ来た。途中、有楽町の駅前が随分と変わっていたことへ驚いた。講演後またそこを歩いた。ついでに銀座をブラブラした。疲れたのでファーストフードでお茶した。すごく会話へ夢中になっている人たちばかりがいた。日本じゃないみたいだった。本を読みながらまわりが気になってしょうがなかった。 2008-11-21 照った身体をキャタツに預けて●THE JORKERS・3 11月21日(金) 新宿区早稲田鶴巻町 銀のヘルメット 20 00〜22 00  ...
  • :近況-2003-6
    近況-2003-6 2003-06-30 うわぁーもう7月だ●早いなー。海の日。海行きたい。山もいい。のんびりと・・。ぼーっっとしたい。いまもしてた・・。今年こそ沖縄行くか。あっというまにお盆休みだよ。「時間」について考える・・。●昨晩はついにネットで本を購入すべく手続きにチャレンジ。今時みなさんやられていることだろうに・・。新宿の紀伊国屋で30分くらい探したあげく、コンピューター検索したら、店内にありませんて・・。その時決めた。もうネットだと。けれどその30分で読みたい本をわんさか発見。この感覚はやはり本屋ならではのモノ。けどそれはそれ、これはこれだ。●近所の紀伊国屋は最近、啓文堂書店が出来たからかリニューアルをした。期待して先日行ったら、配置がちょっと変わってるだけだ。なんだそれ。期待させて・・。まぁ見やすくはなったが。それにしてもプレゼンが弱いぞ。古いぞ。もっとわくわくさせる並べ...
  • 写真
    今までに取り上げた写真関連リスト 近況-2004-4-2004-6 MenuBar Self-Reference ENGINE photographers #039;gallery なぜ、植物図鑑か アンリ・カルティエ=ブレッソン サイト・グラフィックス展 シルバーウィークにアレコレ・感想4つ フォトグラファーの仕事 マーティン・パー写真展 ランドスケープ 柴田敏雄展 ヴォルフガング・ティルマンス展 写真展と写真集メモ 写真新世紀-2006 土田ヒロミのニッポン 映画と写真は都市をどう描いたか 最近の冬 東京国立近代美術館の写真作品 野口里佳の展示を見て 銀座で写真展2つ 写真-覚書 2013-07-16 片山博文「Facts in Flatness 」■アンドレアス・グルスキーが写真をデジタル加工し、コンセプチュアル性を高めているのに対し、彼は写真...
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