personal note内検索 / 「ジョゼと虎と魚たち」で検索した結果

検索 :
  • ジョゼと虎と魚たち
    ジョゼと虎と魚たち [監]犬童一心 [原]田辺聖子(角川文庫) [製]久保田修ほか [脚]渡辺あや [音]くるり [出]妻夫木聡 池脇千鶴 上野樹里 新井浩文 江口徳子 新屋英子 SABU 大倉孝二 http //jozeetora.com/index_f.html 田辺聖子の小説を映画化。ごく平凡な大学生の青年と足の不自由な女の子のお話。音楽はくるり。イメージ・フォトは佐内正史、イメージ・イラストはD。スタイリストは伊賀大介。 素晴らしい作品!。今年のナンバーワンだ(まだ2つしか見ていないけど)。 犬道一心監督の作品は初めて見た。池脇千鶴は前作にも出演しているようだ。関西「のり」な作品。ちょうど予告上映で行定勳監督「きょうのできごと」が流れていたが、どうにも田中麗奈のわざとらしい関...
  • きょうのできごと
    ...こと。たまたま先日「ジョゼと虎と魚たち」を見ていたから、関西弁の会話に対してすごく「なごみ」を感じやすくなっていた。さらに学生時代の飲み会のこと、友人と車で遠出したこと。そんな思い出がかさなったのだ。けれど「関西→癒し」ではなく、それはあの映画を見たときの「なごみの記憶」にほかならなかった。 確かに関西弁でかわされるやり取りに「なごむ」なんて、今までそれほどなかった。思い切り笑うことはあっても、今回ほど柔らかい印象を抱くことはあまりなかった。こうして得られた感覚も「交換不可能なもの」として、個人的な記憶に還元されていくのだろう。 この作品が映画化されていて、ちょうど公開されている。とても見たいと思った。しかし「待てよ」とも思う。「ジョゼと虎と魚たち」+「きょうのできごと(原作)」で得られた「なごみ」はとても感触の良い、ある意味レベルの高いものだった。これが果たして+「...
  • ハッシュ!
    ...連リンク ジョゼと虎と魚たち
  • 映画
    ...ッツ シン・シティ ジョゼと虎と魚たち スクラップ・ヘブン スクール・オブ・ロック スチームボーイ ストレンジャー・ザン・パラダイス スパイキッズ スパイダー スパイダーマン スペイン-ポルトガルを探る場所-書物編 スリ スローガン ダンサー・イン・ザ・ダーク ダージリン急行 チキン・ハート チャーリーとチョコレート工場 チンピラ ツィゴイネルワイゼン テープ ディスタンス ディパーテッド デカメロン デス・プルーフ in グラインドハウス トーク・トゥー・ハー ドイツ零年 ドッグ・ヴィル ドッペルゲンガー ドレミファ娘の血は騒ぐ ナイロビの蜂 ナイン・ソウルズ ニューワールド ニンゲン合格 ハウルの動く城 ハッシュ! ハプニング ハンニバル ハード キャンディ バタフライ・エフェクト バタフライ・キス バッファロー’66 バトル・ロワイアル バベル バーディ バーバー パニックルー...
  • :近況-2005-2-2006-1
    ...作、共同脚本として『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あや。このラインナップだけでもう見る前から面白いと確信していた。実際満足。満足。ロバート・アルトマン監督の「バレエ・カンパニー」●を見た。アルトマンの群像劇はいつも素晴らしい。これはバレエをより楽しんでみせるための映画ではないか。満足。満足。ラストタンゴ・イン・パリ●この螺旋階段とエレベーターが組み合わさった「たての動線」!。パリを描いた映画によく見られる螺旋空間だけど、これはとても良いなぁ。そういえば先日残念だった設計コンペも螺旋とエレベーターを組み合わせていたけれど、これくらいエレガントに描けたら・・ひょっとして。ゴッドファーザー●ゴッドファーザーを見た。先日はラストタンゴ・イン・パリを見た。偶然借りてきたこの2作は共に1972年の作品だ。そしてどちらもマーロン・ブランドが出ている。同時期なのにあまりにも雰囲気が違う。すごい。表参道に...
  • :近況-2004-1-2004-3
    ...4-01-17 「ジョゼと虎と魚たち」を見た。これはいい。感動した。雪が降っている。寒い。こんなに寒いのに女子高校生達は超ミニで素足だ。あんなに露出しているのに、ますます太くなっていくようだ。普通、露出していると美しさを増していくのだろうが、彼女達の場合、見られているということへ余りにも慣れてしまって無自覚なのだろうか。しかし若さだけが、あの姿を支えているコトを思うと、自分は随分とトシをとったものだと悲しくもなる。 2004-01-16 昨日に引き続き綿矢フィーバー。ちょっとコワイ状況。いったい全ページアクセスの合計はどうなっているのだろう。なぜか「綿谷」ページを2度も勝手に作成されるのだった(確かにいつもの事ながら間違ってたさ)。何にも内容の無いページだから怒りをぶつけられたのだろうか。今更情報増やすってもなぁ。それにしても寒い。外を歩くのがつらい。 2004-01-1...
  • 潜水服は蝶の夢を見る
    潜水服は蝶の夢を見る 監督 : ジュリアン・シュナーベル 原作 : ジャン=ドミニク・ボービー 脚本 : ロナルド・ハーウッド 出演 : マチュー・アマルリック 、 マリー=ジョゼ・クローズ 、 マックス・フォン・シドー 脳溢血に襲われ運動機能を完全に失い、言語療法士の導きにより目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。その手段のみで言語的なコミュニケーションをはかれるところまで、冒頭から主人公目線によるカメラアングルが続く。 映画は1人称で描けないというか、完全には難しい。きっと閉塞感が強くて耐えられない。主人公の姿をを写したとたんその閉塞感は消える。1人称の外へ、主人公の外へ出られたという開放感。3人称へと転換する場面の差によってのみ得られるカメラアングルからの開放感は、主人公の不自由さをわずかでも共有した気分にさせる。 言語を再度手にした主人...
  • ジョン・レノン対火星人
    ジョン・レノン対火星人 高橋源一郎 新潮文庫 280円 1985年 「ジョン・レノン対火星人」復刊コメント(てきとうに抜粋:復刊ドットコム ) 高橋源一郎の最高傑作との声もある本著を読めないのはつらい。 さようなら、ギャングたちにハマった。 タイトルだけで買いたくなる。 未読ですが高橋作品の最高傑作と位置付ける方が多いようなので是非読んでみたいです。 この本が絶版だなんて、やれやれ、ほんとに幻滅するね。 ある雑誌でこの本が名作だと知り、それ以来読みたいなあと思っていました。私のような新しい読者のためにもぜひ復刊をお願いします。 高橋文学において最重要とも言える作品だから。 高橋源一郎全作品中、もっとも「ふつうな」小説と言えるでしょう。 とてもよいです。 こ...
  • グルーヴィジョンズ特集
    グルーヴィジョンズ特集 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (01.JPG) 広告批評 281号 グルーヴィジョンズ・インタビュー ベスト・オブ・GRVナンバー 108 グルーヴィジョンズのお仕事 52 いかにサバイブするかが僕らのテーマ 村上隆×伊藤弘 あふれる情報の渦に泣き出したくなった 小西康陽 メカフォリカル・ポップの誘惑 斎藤環 広告批評の特集。 グルビはもう長いこと「チャッピー」をプロデュースしているけど、あまり詳しいことは知らない。そんな自分にむかって発売されたような特集なので読んでおく。 メンバーの個人名を全く知らなかった。伊藤弘という名前はとりあえず頭にはいったが、なによりインパクトが大きかったのはミルクマン...
  • めぐりあう時間たち
    めぐりあう時間たち 監督:スティーヴン・ダルドリー 製作:ロバート・フォックス,スコット・ルーディン 脚本:デヴィッド・ヘア 音楽:フィリップ・グラス 出演:ニコール・キッドマン,ジュリアン・ムーア,メリル・ストリープ 3人の女性がそれぞれに「ダロウェイ夫人」をキーワードにしてつながっている。その他にもレズビアン、自殺願望なども共通している。ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」が読みたくなった。 音楽や映像が良い。特に深い色合いの絵はしっかりとした印象で、3つの時代それぞれに美しさを引き出せている。このあたりはさすがにハリウッドだなぁと勝手に納得。 こまかな人間描写と関係性を描いている所はとても見どころある映画だと思うが、重たい部分を引き立たせるもの、希望を感じさせるものがもっと欲しいと思った(...
  • 恐るべき子供たち
    恐るべき子供たち 光文社古典新訳文庫 ジャン・コクトー/著  中条省平/訳  中条志穂/訳 色んな動きがあって台詞がパンク的で、これは映画化したら面白そうだとおもったらジャン=ピエール・メルヴィル監督作品が既にあるんだ。 退廃的で破壊的、そして混沌としたもの、そんな小説を読むとどこか懐かしさや切なさを覚えるのだけど、それって少年の頃を思い出しているのだろうか。 14歳の主人公だから懐かしさに通じたのだろうか。確かに幼さが起こす無軌道な行動と、その無軌道さがパターン化して、繰り返しの中へ喜びを感じるということがあったように思う。 けれど自分の14歳がこんな風(無軌道さが危険を通り越して狂気にすら達している感じ)だったとは思えない。そういえば岩井俊二の 『リリイ・シュシュのすべて』に感じた「痛さ」...
  • ヒポクラテスたち
    ヒポクラテスたち 監督・脚本:大森一樹 製作: 佐々木史朗 企画:多賀祥介 プロデューサー:佐々木啓 出演:古尾谷雅人、伊藤蘭、光田昌弘、狩場勉、柄本明、西塚肇、真喜志きさ子、小倉一郎、阿藤海、内藤剛志、金子吉延、斉藤洋介、加納省吾、宮崎雄吾 医学部生達の青春偶像劇。この映画を見ていると、学生時代の思い出にひたってしまう。それが全く違うものであっても、そこに流れている進撃さ、残酷さ、愛おしさのようなものが青春そのものであって、その言葉にしっくりとはまるのがやはり学生時代に存在していたと思えるからだろう。 綴られた幾つもの挿話にはけっして繋がりはなく、学生達の日常をただ傍目に見ているだけのようにも感じる。世間の軋轢にすり減らされていない無垢な情熱と、未成熟な人間性によって、とても「熱い」ドラマが生み出されてい...
  • 「彼女たち」の連合赤軍
    「彼女たち」の連合赤軍 「彼女たち」の連合赤軍サブカルチャーと戦後民主主義 角川文庫 大塚英志〔著〕 \667 70年代からはじまった消費資本主義的な社会現象が、その時代に生きていた男女の行動へどのような影響を与え続けていたのか、そんなテーマに沿って、連合赤軍の悲劇をたどっている。 この著作によって、70年代、80年代の流れ、そしてバブル崩壊へと続くあたりまでの現代日本への変化していく構造を読みとれるような気がした。バブル崩壊後も早10年以上経つ。そろそろバブル後自体も、この著作のように「歴史的」に分析してくれるものが登場するのではないだろうか。 ここで与えられた男女に関する分析は、現代への様々な視点へと繋がっていく可能性があるように思う。特に「自己表現」という焦燥の果てに・・と題された、「フェミニズムのよ...
  • さようなら、ギャングたち
    さようなら、ギャングたち 講談社文芸文庫 高橋源一郎〔著〕 \1,100 1997.4 作家の文体が独創的な場合、それを評価するにも独創的でなければうまくいかない。特にこの作品を高く評価する言葉は興味をそそる。戸惑いを生む読後感、長編というつながり、笑えたり、感心したり、退屈だったり、哲学だったり。様々に振る舞う姿は、まるでなにかから逃げ回るかのようだ。ただそれに開放感を覚えるほどの抑圧を共有しているはずもなく、それは作り手にも言えることだろうか。 阿修羅ガールが3部構成になっていて、この作品とちょっと重なって見えるのは、それが同じように戸惑うからばかりではない。そして同じように高く評価する言葉が興味深く飛び交う、それもネット上で激しく見かけるのも、文学が次のステージを求めているからだろうか。時代性にあった何かが文学に求められるだけではきっとこんなに評価は高くない...
  • 小説
    今までに取り上げた小説リスト imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (01.jpg) 1Q84 3.11以降 Self-Reference ENGINE あらゆる場所に花束が… いつか王子駅で うたかたの日々 かもめの日 きょうのできごと この人の閾 さようなら、ギャングたち その街の今は なしくずしの死 ひなた まどろむ夜のUFO わたしたちに許された特別な時間の終わり われら猫の子 アフターダーク アメリカの夜 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? エロ事師たち オデュッセイヤ カテゴライズ。 カンバセイション・ピース キッドナップ・ツアー グランドフィナーレ ゲルマニウムの夜 コンセント ショートカット シンセミア ジョン・レノン対火星人 スティル・ライフ デジャ・ビュ ニシノユキヒコの恋と冒険 ニ...
  • エロ事師たち
    一番スゴイのがスブやんの死にざま 新潮文庫 野坂昭如著 \438 これが70年代の「ベストセラー作家」だったというのをインターネットで調べて驚く(ちなみにこちらもカッコイイ!)。まったく痛々しいほどの描写が続き戸惑うかと思えば、何時しか「ぐいぐい」と引き込まれていた。もともとこのような過激な文学に「憧れと興味」は持っていたつもりだったが、これほど「衝撃」的な作家だとは思っても見なかった。かといって暗く重い雰囲気はなくって、むしろポップで「突き抜けた」面白さだ。中原昌也はセリーヌなのかと思ったら、むしろこちらの影響のほうが大きいのだろうか。とにかく考えられる卑劣、苛烈、妖艶、猥雑このうえない、いやとても考えの及ばない所にまで話しは進む。 「エロ事師」というまず聞き慣れない名前。ようするに「あらゆる享楽の手管を提供する」不法なエロ商売...
  • アーティスト・ファイル2011―現代の作家たち
    アーティスト・ファイル2011―現代の作家たち 国立新美術館 2011年3月16日(水)~6月6日(月) 国立新美術館のアーティスト・ファイル2011がとても良かった。2週間ほど前、震災の影響でガラガラのため、いつもより落ち着いてみることが出来たからか、、。以下は気になった4人の作品について。 バードヘッドの写真が中国の現状を素直に現しているのだとすれば、驚くほど自由で活き活きとしたもので、そこには若者たちの今を写した正しさがあって、一方で捉えきれない部分もあるのだろうと思わせながらも、写真を楽しんでいるエネルギーが溢れていて、それだけで充分に見ごたえがあった。 プラスチック製のストローを用いたタラ・ドノヴァンの作品は雲のように掴みどころがなく、同時に物質感が強い。マイラー・テープを壁一面に繁殖させたような作品は普遍的なオーラさえまとい、インスタレ...
  • わたしたちに許された特別な時間の終わり
    わたしたちに許された特別な時間の終わり 著:岡田 利規 ●三月の5日間 週刊ブックレビューで紹介されていた。この番組は毎週自動録画しているのだけど、月に1回くらいしか見ていなくて、かといって4回分まとめて見ているわけでもなく自動で上書きされるモード設定なので、たまたま見た週がこれだった。 この番組の面白さの一つに世代間ギャップがあって、それはまるで絵に書いたように典型的であり繰り返しだ。40代以下の紹介者が純文学系を取り上げるのに対して、団塊世代が必ず反発する。「自分の趣味だったら一生買っていなかった」から始まり、若者のナイーブで怠惰な面へ眉をひそめる。 この小説は911テロを受けたアメリカがイラクに戦争を仕掛ける前夜、ライブハウスで知り合った男女がそこから5日もの間ラブホテルにこもり、「あ、始まったんだねやっぱり戦争」・...
  • こわれゆく女
    こわれゆく女 監督・脚本:ジョン・カサヴェテス 出演:ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク 1974年、アメリカ、145分、カラー 10年ぶりくらいに見た。監督のジョン・カサヴェテスは、アメリカ・インディペンデント・フィルムの代表的存在。自宅を抵当に入れて撮影し、出来るだけ一般的な共感を「得られない」ようなつくり込みを行い『アメリカの影』を完成させたという。 暗い部分や強い影を作らない全体に明るく構成された「ハイキー」の画面によって爽やかな印象を与えるが、描かれているのは精神のバランスを崩していく主婦とその家族たちのドラマだ。 精神的な病に共通して言えることは「正常」と「異常」の境界があいまいで専門家にも判断が難しく、患者本人や社会の要請により境界自体がはしばしばゆらめくことではないか。 ジーナ・ローランズの演技が素晴らしいのは、躁鬱の変化...
  • チャーリーとチョコレート工場
    チャーリーとチョコレート工場 監督: ティム・バートン 出演: ジョニー・デップ, フレディー・ハイモア, その他 思っていたより面白い。さすがティム・バートン。子供向けのゆるい映画じゃないんだ。結構ブラックだし、グロテスクな演出も多い。 招待された子供達の素晴らしいキャラ。工場で働く小さな「ウンパ・ルンパ」の濃さ。クルミを割るリスたちの生真面目さ。 どれも完成度の高い出来。充実した映画。2006-02-19/k.m コメントをぜひ gecko 先日、たまたま視た『オースティンパワーズ』になんと「ウンパ・ルンパ」が出ていてビックリ!2006-03-06 (月) 16 06 52 k.m えっ!ホント2006-03-10 (金) 00 59 01 ...
  • サッドヴァケイション
    サッドヴァケイション [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 監督:青山真治 出演:浅野忠信、石田えり、中村嘉葎雄、板谷由夏、宮崎あおい、オダギリジョー、光石研、嶋田久作、豊原功補 最近自分でも(遊びで)動画をよく撮るせいか、どうやったらカッコイイ表現になるかを気にして映画を見るようになっている。青山真...
  • WALKABOUT美しき冒険旅行
    WALKABOUT 美しき冒険旅行 製作年度 1971年 製作国・地域 イギリス 監督 ニコラス・ローグ 製作総指揮 マックス・L・ラーブ 原作 ジェームズ・ヴァンス・マーシャル 脚本 エドワード・ボンド 音楽 ジョン・バリー 出演 ジェニー・アガター 、リュシアン・ジョン 、デヴィッド・ガルピリル 、ジョン・メイロン 、ロバート・マクダーラ http //www.cablehogue.co.jp/walkabout/ 冒頭から可笑しな空気。断片的な映像。奇妙な女子高校生たち。神経質な父親。セクシャリティーを誘うカット割。ルイス・ブニュエル作品のようなシュールさ。まもなく父親が焼身自殺(?)をはかり、それすら単なる不条理喜劇的演出の一部でしかないように放浪の旅が始まる。 イギリ...
  • Help
    はじめまして #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 こちらのサイト管理はk.mが行っています。色々な話題を出来る場を目指しています。ほとんどのページにコメントが出来ます。是非ご参加下さい。 サイトの略歴1999〜 1999年、インターネットで個人サイトを始める。世の中へ向けて何かをプレゼンテーションしている気分だ。匿名の個人だが展覧会を開くような興奮を気軽に味わえてしまう。しかしその素っ気無さはやがて興奮をなだめ、無防備な展開を踏んでいく。日記といってもそこにはプレゼ意識が働くのだから当然混沌とした部分は隠されてしまう。むしろいじられる事を承知の上で振舞っている無自覚な「あざとさ」へと成りかねない。 では意識的に開いていこうと思っても、リアクションを得ることは難しい。その部分...
  • スクール・オブ・ロック
    スクール・オブ・ロック 監督:リチャード・リンクレイター 製作:スティーヴ・ニコライデス/スコット・アヴァーサノ 製作:スコット・ルーディン 出演:ジャック・ブラック/ジョーン・キューザック/サラ・シルヴァーマン/ジョーイ・ゲイドス・ジュニア/ケヴィン・クラーク/ロバート・ツァイ 2003米/UIP SPA!の映画評で中原昌也がいつになく自虐ネタも入れずに褒めちぎっていた作品だったので、ずっと気になっていた。なんとか新宿武蔵野館にて見ることが出来た。予想以上に素晴らしい作品だった。はじめから終わりまで笑いっぱなしで、最後には泣けてしまう。まさにこれぞエンターテイメントだ。素晴らしい。 リチャード・リンクレイターの作品はまだ3つしか見ていないがどれも面白かった。その緻密な演出力は初のメジャー作品においても確実...
  • 未来を担う美術家たち-DOMANI・明日展2010
    未来を担う美術家たち-DOMANI・明日展2010 国立新美術館 アーティスト 古郷秀一、三好耕三、流麻二果、神戸智行、近藤聡乃、遠山香苗、近藤高弘、深井総一郎、鈴木涼子、山口紀子、町田久美、赤崎みま 国立新美術館のDOMANI・明日展が良かった(以下、興味のあった作品について)。まず三好耕三の写真が素晴らしい。「CACTI 1995」はサボテンが空間を構成する装置として見え、やがて北アメリカ大陸の先住民達が彫刻したトーテムポールにも見えてきた。 また、「ROOTS 1990」は植物の根がまるでアルコールづけの奇形児を見てしまったかのように緊張が走る。それは妖怪が実在の奇形からヒントを得てその形をかりたような概念的なものではなく、この世に実在するデカダンスとして迫ってきた。 流麻ニ果の油絵は、雑誌や日常で出会った見知らぬ他人をモチーフにしていると言うが、溶け...
  • ミスター・アンド・ミセス・スミス
    Mr. Mrs.スミス 監督:ダグ・リーマン 出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー 二人が実際の夫婦になってしまったのも関係ないわけじゃないけど。結局手の込んだ夫婦喧嘩じゃん。そんな感想でもいいかと思った。 仮にラストの壮絶さの中で血まみれになって二人が抱き合うように死んでいったとすれば、蜂の巣になったウォーレン・ベイテイとフェイ・ダナウェイの『俺たちに明日はない』に匹敵する映画になっていたかもしれない。 けれど今の時代、ハリウッドにそんなリスキー・エンディングは不可能だ。まるで何事もなかったかのように微笑みあう「勝ち組夫婦」の小さな倦怠を埋めるべく付き合わされている高級カウンセリングでちゃんちゃんだ。 もちろん、そんな映画が嫌いなわけではない。まるで失神寸前な興奮の先にちょっと安心すらもらって、日常に...
  • アカルイミライ
    アカルイミライ 2002日本/アップリンク 監督・脚本:黒沢清 出演:オダギリジョー/浅野忠信/藤竜也/笹野高史/白石マル美/りょう/小山田サユリ 「ニンゲン合格」を見て以来、黒沢映画にすっかり魅了され、どんな作品であろうと「とりあえず」見ておきたい衝動に駆られている(とは言え過去の作品すべては見きれていないけれど・・)。そんな準備が出来ているために公平な判断などできるはずも無いが、やはり今回も素晴らしかった。 どこが良いのか例によってあまり表現できない。それは中原昌也の言い難さにも通じる。ただ依然として監督の作品には断然が描かれている。不可解なまでにその存在自体をあっけらかんと描く。オダギリジョーの演技は十分にはまっていた。浅野忠信も分からない人間だった。もちろん殺されたオヤジにも不可解さはある。世代の断絶があるとすれば...
  • インテリア
    インテリア INTERIORS 93 分/製作国 アメリカ /1979 監督: ウディ・アレン 製作: ロバート・グリーンハット、チャールズ・H・ジョフィ 脚本: ウディ・アレン 出演: ダイアン・キートン、ジェラルディン・ペイジ、E・G・マーシャル E.G.、 クリスティン・グリフィス、モーリン・ステイプルトン、サム・ウォーターストン、メアリー・ベス・ハート、リチャード・ジョーダン  「自分の部屋をインテリア雑誌のように飾っているヤツは神経症だよ」みたいなことが金井美恵子の小説にでてきたことを思い出した。自分がそれを職業としていることでやや敏感に反応してしまうのだろう。以前はそんな風に了解した。そのとき調べた神経症の状態には以下のようなものがあった。 心が一個所に止まって動かなくなる ...
  • ポーラX
    ポーラX 監督:レオス・カラックス 出演:ギョーム・ドパルデュー/カテリーナ・ゴルベワ/カトリーヌ・ドヌーヴ 脚本:ハーマン・メルヴィル/レオス・カラックス/ジャン=ポル・ファルゴー/ロ ーラン・セドフスキー 1999年/フランス・ドイツ・スイス・日本/2時間14分 カラックスの新作。 ピエール・ヴァロンブルーズというノルマンディの城館にすむ御曹司が主役。 ストーリーは先日観た、ルイマルの恋人たちとも、どことなくかさなる。ブルジョアの苦悩。 アラジンという名前で書いた小説の大ヒット。婚約者リュシーと愛し合う日々。すべてが順調のピエール。だが夢の中へ出てくる、長い黒髪の女が忘れられない。ある日その女が彼の前に現れ、私はあなたの姉だと告白する。本当かどうかもわからないその言葉を信じたピエールは全てを捨て、彼女と生きる決心をする...
  • つくることの楽しさ、またその思考
    つくることの楽しさ、またその思考 カテゴリー 建築 関連リンク 新建築住宅特集9911号をみて、気になる作品が2つあった。 一つ目は「立てかける壁がつくる収納スペース」/久野紀光。 作品は物置です。初めはずいぶんと小さい家だなと思い、よく見ると物でいっぱいの、小さな建築でした。久野さんは、物置という既製品ですませる事が一般的な外構商品へ、正面から取り組んでいた。むろん相談する施主あってのジョブだが。久野さんの言うように、確かに住宅の廻りには、まだまだデザインされるべきオブジェクトがたくさんある。(本文参照) ヨドコウなどで4,5万程度の物置へ、ゼロからの設計行為を、ジョブとして成立させることは費用からいっても不可能に近いと思うが、久野さんは、セルフビルドという手段で対応した。 その経験...
  • ヤンヤン/夏の想い出
    ヤンヤン/夏の想い出 監督:エドワード・ヤン 出演: ジョナサン・チャン、ケリー・リー、イッセー尾形、ウー・ニエンジェン、エイレン・チン 7年間も病と闘い続け59歳の若さで他界したエドワード・ヤンの遺作となってしまったこの作品。「ヤンヤン/夏の想い出」という邦題の「ゆるさ」のせいばかりではないけれど、今まで見ていなかった。 3時間近い映像を見ながら、もうこの独特な感覚は味わえないのかと思えばなんだか急に寂しい気分になった。その美しい映像と慎重に流れる時間の表現は、見ている間次第にとらわれて行き、どうにも抜け出したくない思いに駆られる。 心を鋭く突くセリフが多く、日常のなかでやり過ごしている時間の中へこそ、こんなふうに忘れがたい風景がしまい込まれているのだと思えた。「映画は人生を映す鏡だ」、そんな若い男のセリフもあった。 ...
  • 写真展ハシゴ
    写真展ハシゴ-2008 ヴォルフガング・ティルマンス 展 ワコウ・ワークス・オブ・アート 久々に見たティルマンス。オペラシティでの展示はとても印象深かった。ここはとってもこじんまりしていて、すぐ見終わってしまった。印象に残ったのは中庭から空を見上げた写真。ポルトガルへ行ったときもこんな光景があった。 むしろギャラリーまでのアプローチが興味深かった。バス倉庫の大きなアスファルト空地からシーザー・ペリがデザインしたNTTビルを眺める風景に、カメラを忘れたことを悔やんだ。 第33回木村伊兵衛写真賞受賞作品展 コニカミノルタプラザ 岡田敦氏の「I am」 リストカットした腕の全裸写真があったせいで、全てそのような自傷行為を行っている女性たちに見える。深刻な症状であるにもかかわらず、公式の疾患名としては認められていない自傷。もはや現代の闇とか言われてしまうよう...
  • 都市のディオラマ
    都市のディオラマ 「都市のディオラマ」 日豪6組のアーティストたちによる展覧会。 会期 :2008年9月13日(土)~10月13日(月・祝) 場所: トーキョーワンダーサイト渋谷 パラモデル(林泰彦と中野裕介によるユニット) の「パラモデリック・グラフィティ」は圧巻。プラスチックレールを部屋中に張り巡らしていて、それは一つ一つが美しい模様になっていたり、血管というかまさに都市のインフラをイメージさせたり、寄生虫のように体内をはう侵食する動きだったり!。後で気がついたのだけど他の展示室だとか、廊下にもはみ出していて、建物全体へ侵食していく不気味な迫力に満ちていた。 レリーフや幾何学としてその妙に圧倒されていたけれど、よく見ればレール脇には、山があり、駅があり、山羊もいて、ギャラリー空間のそこかしこに、線路にそった小さなジオラマ世界が出現していた。 ...
  • ひかりのまち
    ひかりのまち (WONDERLAND) 99年 イギリス 監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:ジナ・マッキー シャーリー・ヘンダースン モリー・パーカー イアン・ハート ジョン・シム スチュアート・タウンゼンド 他 http //www.asmik-ace.com/Wonderland/index.html k.m えー久しぶりの映画館でした。渋谷のプライム。開演30分前であわてて入り込みましたが、2番目のお客でした。拍子抜けしましたが、上映も来週までだし、ミニシアター系ではよくあることです。 ひかりのまち。原題はwonderland。不思議の国。主人公の兄弟に生まれた子供の名が、アリス。そこから取っているのでしょうか。けれど放題のタイトルのほうがしっくりきている作品です。 まあ日常を淡々と描く映画と言...
  • パンチドランク・ラブ
    パンチドランク・ラブ 監・製・脚:ポール・トーマス・アンダーソン 製:ジョアン・セラーほか 出:アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ルイス・ガスマン 2002米/東宝東和・95分 ・恵比寿ガーデンシネマ ポール・トーマス・アンダーソンの新作!。前作「マグノリア」の力の入った演出と打って変わって、気の抜けたつくりだ。かといって面白さはむしろ成熟していて、巨匠の貫禄すらうかがえる傑作ではないか。 映画はある緊張感を必要とし、特に冒頭の20分くらいに対してそれは、作品の流れを掴むために最大に作用する。起承転結の少ないものは延々と続くその緊張感へ疲労し、眠くなってしまうことも多い。反面プロットの少ない小津映画のような作品は、冒頭からそのような空気が感じられて、流れを掴むことよりもただ感じ...
  • シティ・オブ・ゴッド
    シティ・オブ・ゴッド 2002ブラジル/アスミック・エース 監督 フェルナンド・メイレレス 製作 ヴァルテル・サレス/ドナルド・K・ランヴァウド 製作 アルドレア・バラタ・ヒベイロ/マウリツィオ・アンドラーデ・ラモス 原作 パウロ・リンス 脚本 ブラウリオ・マントヴァーニ 撮影 セザール・シャローン 音楽 アントニオ・ピント/エヂ・コルチス 出演 アレシャンドレ・ロドリゲス/レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ/ドグラス・シルヴァ/マテウス・ナッチェルガリ/フィリピ・ハーゲンセン/セウ・ジョルジ/ジョナタン・ハーゲンセン 度肝を抜かれるという感情は、決して大げさではなくこの映画にあてはまった!。 衝撃は連続して続くあまり、何とも言えない疲労感を覚えるのだった。ハリウッドのアクション映画で...
  • スペイン-ポルトガルを探る場所-映画編
    imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 まだ行ったことのない国を旅行する際、いきなりガイドブックのたぐいを見てしまうと、細かく配置されたイメージの洪水へお腹いっぱいになってしまう。自分はむしろ活字から入ることで、記憶に残っているイメージを頼りに膨らませていくほうが自然なようだ。 映画はイメージの洪水にはならない。スペイン、ポルトガルには素晴らしい映画がたくさんある。けれどまとめて見るにはそれなりのテンションを必要とするものばかりだ。映画や文学はラテンアメリカのそれと切り離せないのも特徴だ。そこには両者の関係の複雑さが象徴されている。 もっとも、まず現地へ行き興味を持つことで、その後調べたりする。何度も気軽に行ける生活を手に入れていればそれでもよいのだけど・・。そんな貧乏根性...
  • ヴァージン・スーサイズ
    コミュニケーションの断絶と監禁された女の子 監督・脚本:ソフィア・コッポラ 製作:フランシス・フォード・コッポラ、ジュリー・コスタンゾ、ダン・ハルステッド、クリス・ハンレイ 出演:キルステン・ダンスト、ハンナ・ハル、チェルシュ・スウェイン、A・J・クック、レスリー・ヘイマン、ジョシュ・ハートネット、ジェームズ・ウッズ、キャサリン・ターナー、ダニー・デビート、スコット・グレン、マイケル・パレ 99年アメリカ作品1時間38分 昨日見た「ロスト・イン・トランスレーション」が気になった。なのでソフィア・コッポラのデビュー作を見ることにした。5人姉妹が皆自殺してしまうという凄まじい話。結構話題になっていたような。「ロスト・・」と同様に女の子が(半ば監禁された)部屋の中から外を眺めているシーンが多い。 ソフィア・コッポラは2作において...
  • ノーカントリー
    ノーカントリー 監督・脚本: ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 出演: トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウッディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド 陰影が強くて色彩の弱い冒頭の荒涼としたテキサス絵だけでかなり良かった。肝心なところを省略したようなカット(編集)で、どうなったんだろう思う箇所が多い。組織の構造も、殺し屋の背景もあまり描いていない、というか状況だけが続いて、それを俯瞰した視点がない。投影する対象を、追われている主人公だとすると、拍子抜けしてしまう。殺し屋のほうへ向き直ってみれば、なにやら内面が浮かんできそうだったが、すでにエンディング近くって戸惑った。といっても、面白いのは確かで、統一的な話の筋がないようなのは映画として逆に素直だと思った。2008-08-17/k.m
  • オーシャンズ11
    オーシャンズ11 監督:スティーブン・ソダーバーグ 脚本:テッド・グリフィン 製作総指揮:ジョン・ハーディー、スーザン・イーキンズ、ブルース・バーマン 出演:ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、ドン・チードル、他 2001年/アメリカ映画/1時間57分 配給:ワーナー・ブラザーズ映画 先行ロードショーへ行って来ました。新宿。行列整理(といっても大したことない)のお兄さんがしきりにトランシーバーで「ハリポタほど並んでません」と伝えていたのが印象的だった。 「エリン・ブロコビッチ」と「トラフィック」がオスカーに同時ノミネートされ、名実共にハリウッド・ナンバーワンの監督となったスティーブン・ソダー...
  • 建築
    今までに取り上げた建築リスト 3.11以降 BIMについて・その1 BIMについて・その2 NYC旅行+写真 U-35のポテンシャル 「せんだい」 「プログレス」 「伊東 豊雄」メモ書き 「小さな家」の気づき この先の建築 つくることの楽しさ、またその思考 にほんの建築家伊東豊雄・観察記 イタリア旅行記 イタリア旅行記/2000年12月23日 イタリア旅行記/2000年12月24日 イタリア旅行記/2000年12月25日 イタリア旅行記/2000年12月26日 イタリア旅行記/2000年12月27日 イタリア旅行記/2000年12月28日 オランダ建築 カオスな東京 クリエイターズ グルーヴィジョンズ特集 ケ・ブランリー美術館 コミュニケーション コンペ コールハースは語る ジャン・ヌーベル展 スティーヴン・ホール展 スペイン-ポルトガルを探る場所-書物編 セキュリティ社会...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年2月1日-パリ3日目
    2000年2月1日-パリ3日目 さすがに疲れの出てくる頃だが、今日はホテル近くの国立図書館から見学。付近は建設ラッシュで、クレーンが立ち並ぶ。集合住宅の建設が、ここでも目立つ。 4冊の本を開いて互いに向き合ったようなタワーは、内部の広大なヴォイドを予感させている。ドミニク・ペローがヴォイドを説明的に言うには、「パリの広場」としての役割を担う存在である、と言うことだ。今後開発の進む、パリ13区のスタート・ポイントとして、必要なのもは、スペースとエンプティネス。確かに明快な考えと、歴史への参照という姿勢の伺える提案に思える。それはまた、タワーと広場という、都市のランドマークとして、パリのみならず、ヨーロッパの街々ほとんどに共通した理念を持ち込んでいる。 読書する者への、家としての落ち着つける空間と、国立という威厳を、慎重に表現された内部空間だ。回廊から見え...
  • 最近のノート
    random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 今までに取り上げた建築リスト 3.11以降 BIMについて・その1 BIMについて・その2 NYC旅行+写真 U-35のポテンシャル 「せんだい」 「プログレス」 「伊東 豊雄」メモ書き 「小さな家」の気づき この先の建築 つくることの楽しさ、またその思考 にほんの建築家伊東豊雄・観察記 イタリア旅行記 イタリア旅行記/2000年12月23日 イタリア旅行記/2000年12月24日 イタリア旅行記/2000年12月25日 イタリア旅行記/2000年12月26日 イタリア旅行記/2000年12月27日 イタリア旅行記/2000年12月28日 オランダ建築 カオスな東京 クリエイターズ グルーヴィジョンズ特集 ケ・ブランリー美術館 コミュニケーション...
  • ウルトラヴァイオレット
    ウルトラヴァイオレット 監督:カート・ウィマー 出演:ミラ・ジョボヴィッチ キャメロン・ブライト ウィリアム・フィクトナー 「イーオン・フラックス」とか「シンシティ」とか、ちょっとまえの「セル」とか。スタイリッシュなSFは役者のプロモーションビデオみたいになってしまった。ミラ・ジョボヴィッチは「バイオハザード」でも十分にプロモっぽかったけど。あーもうこの手の映画で面白いものは出てこないのだろうか。それとも見る側の問題なんだろうか。 これはCGに問題があるのだろうか。少し前は技術力よりもマンパワーで作り上げる感覚だったものが、進化とともにより少人数でクオリティが上がって、結果作りこみが物足りなくなったとか。 CG以前に映像の粘り強さを感じない。寄りの多い画面はミラ・ジョボヴィッチの表情ばかりを捉えていて空間を感じられない。遠...
  • M-I-2
    M I-2 監督:ジョン・ウー 製作:トム・クルーズ 主演:トム・クルーズヴィング・レイムスアンソニー・ホプキンス 7月8日より日本劇場ほか全国東宝洋画系 カテゴリー-映画 関連リンク #related k.m見てきました!ミッション:インポッシブル2。 先々行オールナイトです。開演30分前の新宿スカラ座は、階段3まわり半の行列でしたが、収容力のある映画館なので、余裕で座れました。 ヨーロッパ映画へは、歴史的に培われたヒューマニズムを期待し、日本映画では、文脈不在の表徴体を期待しているとすれば、アメリカ・ハリウッド映画へは、徹底したエンターテイメント性を期待します。中途半端なヒューマンや、ドラマは期待しません。そんな訳で今回が、マトリックス以来のハリウッド映画でした。 ...
  • 霧の中の風景
    霧の中の風景 1988年 ギリシャ 監督:テオ・アンゲロプロス 早稲田松竹、金曜日の最終会。これから飲みに行く時間へ映画、まぁそれもいいか。結構混んでいて場所がら学生も多い。子供が主役の映画で思い出すのは「大人は判ってくれない」とか、「動くな、死ね、甦れ!」、「自由はパラダイス」など、、、。 まずこの映画では省略的な描写がおおい。通常ならば充分に描いてくる部分も、説明しないままどんどん進む。例えば冒頭、主人公たちの母親は子供たちの寝室を覗きに来る足音だけだ。もっと手前、電車へ乗れなくて佇むシーンも、なんの説明もない。弟が迷い込んだパン屋のくだりで、結局報酬を得るまでの省略。そして際立っていたのは、姉がトラックの運転手へ荷台に連れ込まれた後のシーン。 これはロベール・ブレッソンの映画でもよく使われていて、見る側の想像を掻き立てる絶妙なバランスのカット割だと...
  • ガーゴイル
    ガーゴイル 2001仏=日本/キネティック 監督・脚本:クレール・ドゥニ 製作:ジョルジュ・ベナユーン/ジャン=ミッシェル・レ/フィリップ・リエジョワ 脚本:ジャン=ポール・ファルジョー 撮影:アニエス・ゴダール 音楽:ティンダースティックス 出演:ヴィンセント・ギャロ/トリシア・ヴェッセイ/ベアトリス・ダル/アレックス・デスカス/フローランス・ロワル=カイユ/ニコラ・デュヴォシェル ヴィンセント・ギャロ(性的な欲望が高まると殺人を犯してしまう奇病に苦しんでいる人。)と「ベティー・ブルー」のベアトリス・ダル(同様な奇病でさらに深刻な状態。)が共演。しかも「パリ18区、夜」のクレール・ドゥニ監督。これだけでもう、ミニ・シアターファン必見の映画と言える作品。 このデータベース的な...
  • 転々
    転々 監督・脚本 : 三木聡 原作 : 藤田宜永 出演 : オダギリジョー 、 三浦友和 、 小泉今日子 ロードムービーって、このように見慣れた都内の散歩風景においても十分成立するのだと、新鮮だった。そして擬似家族のドラマでもあったが、何故かロードムービーの調子と合う。どちらも「仮の姿」であって、終わりを感じさせる気分へモラトリアムを見出せるからだろうか。 思うに三木作品は、いつもこのモラトリアムが重要なテーマとなっているようだ。日曜の夕方、サザエさんが終わってからのダウナーな時間についてオダギリジョーが触れているように、映画で表現されている喪失感は、どれも日常の中で繰り返される「小さな終わり」を愛おしむ気分だ。 ロードムービーのリアルとは、日常への愛しみの中にあって、だからこそ都内の散歩風景にさえカタルシスを感じられるドラマを見出せるのではないか。大...
  • レインメーカー
    レインメーカー 監督・脚本・製作総指揮:フランシス・F・コッポラ 原作:ジョン・グリシャム 出演:マット・デイモン/クレア・デーンズ/ジョン・ボイト/ダニー・グローバー/ダニー・デビート/マリー・ケイ・プレイス/ミッキー・ローク/ロイ・シャイダー マットデイモン主演、若き弁護士の映画。 アメリカ映画にはめずらしく、淡々としたストーリー。 もっぱら、デイモンの独白的せりふはこびが多く、人間の内面を描きたいというねらいが、伝わってくる。 負け知らずのやり手弁護士に勝ったのは、その純粋な正義感だった。ただ大きな勝利の感触が、勝つことを目的へと換えて行き、やがて自分も堕落してしまうことを悟ったデイモンは、弁護士という職業の限界を感じる。そして弁護士を育てる「教師」への道を選ぶのであった。 契約社会として、この日本よりも断然...
  • ブギーナイツ
    ブギーナイツ 監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン 製作:ロイド・レビン、ジョン・ライアンズ、ポール・トーマス・アンダーソン、ジョアン・セラー 製作総指揮:ローレンス・ゴードン 撮影:ロバート・エルスウィット 美術:ボブ・ジンビッキ 衣装:マーク・ブリッジズ 音楽:マイケル・ペン 音楽監修:カリン・ラットマン 出演:マーク・ウォールバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・C・ライリー、フィリップ・シーモア・ホフマン PTA監督作品の面白さは、格好良い笑い。これはスタイリッシュであることが、そのまま笑いにつながっていくという、緊張感を伴う完成度を示す。冒頭の曲の入り方や、長回しのカメラが追うシークエンスはどれもキマっていて、ちょうどそれは...
  • @wiki全体から「ジョゼと虎と魚たち」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索