personal note内検索 / 「デカメロン」で検索した結果

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  • デカメロン
    デカメロン 監督・脚本:ピエル・パオロ・パゾリーニ 原作:ジョヴァンニ・ボッカチオ 出演:フランコ・チッティ、ニネット・ダヴォリ、アンジェラ・ルーチェ 1970年/イタリア映画 ドストエフスキー以後、文学者がキリストに向かうにはドスト氏を避けて通れないという意味では、確かにパゾリーニの作品にはドスト氏の影響は大きく深いものがあると思います。が、わたしは、ドストエフスキー文学のもうひとつの特徴である「青年の問題」、すなわち、若い世代が混乱の同時代に深くコミットして悲劇的な物語を辿る、そのモチーフもパゾリーニ作品に色濃いような気もしています。(リンク元) デカメロンをみる。 中世の作家ボッカッチョの有名な小説を原作にした7つの物語に、パゾリーニ自身が出演するエピソードを含む2つのオリジナルの挿話を加えた、9つの話...
  • 映画
    ...ス ディパーテッド デカメロン デス・プルーフ in グラインドハウス トーク・トゥー・ハー ドイツ零年 ドッグ・ヴィル ドッペルゲンガー ドレミファ娘の血は騒ぐ ナイロビの蜂 ナイン・ソウルズ ニューワールド ニンゲン合格 ハウルの動く城 ハッシュ! ハプニング ハンニバル ハード キャンディ バタフライ・エフェクト バタフライ・キス バッファロー’66 バトル・ロワイアル バベル バーディ バーバー パニックルーム パンチドランク・ラブ パーフェクト・サークル ヒポクラテスたち ビッグ・リバー ピアニスト ピストルオペラ ピンポン ファイト・クラブ フィラメント フランス映画史の誘惑 ブギーナイツ ブロンド少女は過激に美しく ブロークン・フラワーズ プライベート・ライアン プレイタイム ヘヴン ベティ・ブルー ベニーズ ビデオ ベルリンを舞台にした映画 ベルリン・天使の詩 ホァン...
  • ロスト・イン・アメリカ
    ロスト・イン・アメリカ 著者:黒沢清、青山真治、塩田明彦、阿部和重 稲川方人編 樋口泰人編 出版:デジタルハリウッド出版局 「にわか映画好き」です フランス映画を見始めたとき、明らかにハリウッド映画とは違った「空気」に驚かされた。もちろんゴダールを初めとする「アート系」という括りはそれ以前から耳にはしていたけれど、特に映画自体あまり感心のなかった頃なので、なにがアートで、それと娯楽との違いについても、特に意識はしなかった。だからアメリカ映画の面白さや、年に数回映画館へ行くかどうか、それも超大作と呼ばれるものくらいしか見なかった頃にそれを相対的に語りうるなどとは想像もしていなかった。 「アート系」かどうかはさておき、「超大作」でない映画の存在と、その面白さをフランス映画から教わった。トリュフォーやリヴェットやカラック...
  • ウルトラヴァイオレット
    ウルトラヴァイオレット 監督:カート・ウィマー 出演:ミラ・ジョボヴィッチ キャメロン・ブライト ウィリアム・フィクトナー 「イーオン・フラックス」とか「シンシティ」とか、ちょっとまえの「セル」とか。スタイリッシュなSFは役者のプロモーションビデオみたいになってしまった。ミラ・ジョボヴィッチは「バイオハザード」でも十分にプロモっぽかったけど。あーもうこの手の映画で面白いものは出てこないのだろうか。それとも見る側の問題なんだろうか。 これはCGに問題があるのだろうか。少し前は技術力よりもマンパワーで作り上げる感覚だったものが、進化とともにより少人数でクオリティが上がって、結果作りこみが物足りなくなったとか。 CG以前に映像の粘り強さを感じない。寄りの多い画面はミラ・ジョボヴィッチの表情ばかりを捉えていて空間を感じられない。遠...
  • カメレオン
    カメレオン 監督: 阪本順治 出演: 藤原竜也、水川あさみ なんだか昭和っぽい演出やセリフだと思えば、30年前に松田優作主演を想定して丸山昇一が脚本を書いたものだった。藤原竜也、水川あさみ共にこのような映画としては力不足を感じたけれど、普段みられない演出で興味深い。 阪本順治は初期作品のインパクトが強すぎる。どついたるねん、トカレフ、新・仁義なき戦いなどがあまりにも素晴らしかったので、最近の作品にはどこか物足りなさを感じてしまう。 ただし、アクションシーンの作り込み、藤原竜也、水川あさみのロードムービー的な終盤、ラストのおどけるような政治家への仕打ちなど、随所に面白い場面もあった。とは言え、松田優作の映画として観てみたかったけれど。 松田龍平は『青い春』でも素晴らしい迫力だった。きっとこの映画も彼の方が適役だと思うけれど、絶対やらないのだろ...
  • 漫画カメラの習作
    漫画カメラの習作 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
  • ライフ・イズ・ミラクル
    ライフ・イズ・ミラクル 監督: エミール・クストリッツァ 出演: スラブコ・スティマチ, ナターシャ・ソラック, その他 ひさしぶりにエミール・クストリッツァの作品をみて、そのパワフルさに圧倒された。無音の状態がないくらいに音楽が流れていて、まるで人生もそのようなメロディのなかへ収斂されているかのようだった。 ブラスバンドはやかましいほどで、ボスニア紛争の現実感をも滑稽にしてしまうくらいだ。結局映画はフィクションであって、どれほどシビアに戦争を描いても訴えるものが戦争そのものである限りどこかでそれを正当化しているように思う。 けれどこの作品のように、デカダンスと共に生きる人々へ焦点を合わせると、戦争はまるで社会システムに組み込まれた行事のようでもある。そしてその慣習に命をうばわれ、家族をうばわれ、夢をうばわれる。死ぬことの...
  • ロンドン・パリ旅行記
    ロンドン・パリ旅行記-2000 ロンドン・パリ旅行記ロンドン・パリ旅行記/2000年1月28日-ロンドンロンドン・パリ旅行記/2000年1月29日-ロンドンロンドン・パリ旅行記/2000年1月30日-ロンドン→パリ移動日ロンドン・パリ旅行記/2000年1月31日-パリ2日目ロンドン・パリ旅行記/2000年2月1日-パリ3日目ロンドン・パリ旅行記/2000年2月2日-パリ最終日 イントロ。そして総括。/2000.02.10 1週間とはいえ、ヨーロッパを代表する2つの都市をまわる事が出来、色んな意味で東京との比較、そしてイギリスとフランスの首都比較という意味でも、興味深い旅行だった。特に広場と道路の関係において、同じ西洋の都市でも街のつくられ方にずいぶんと差があるものだと改めて気付かされた。 ロンドンは、元々大土地所有者達によってつくられた街だ。ある大きな一区画を、...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年1月28日-ロンドン
    2000年1月28日 ロンドン ヨーロッパへの上陸は、ロンドン・ヒースロー空港。テムズ河が縫うように蛇行し、一部の高層ビル以外は低層の建物が多く、過密ながらも落ち着いている。タワーブリッジやビッグベンが見えた。ロンドン西端のヒースローからバスで中心街へと向かった。かつての貴族達が残した大邸宅の一部がときおり見える。 レンガ造りの建物が目立つ。19世紀ヴィクトリア朝時代にほぼ完成された都市となったロンドン。明治時代の日本はイギリス建築に学んだため、都内にもある様な洋館が多い。中心街近く、ハマースミス高架道あたりには、ラルフ・アースキン設計のアークが見える。道路へ迫りながらすり鉢上に広がるボリュームは、ちょっとコミカルながらインパクトは大きい。オフィス内部が夜景に浮かび上がって近未来的な光景だ。 ホテルへ荷物を置き、日は沈んでいたがさっそくミレニアムドームを目指す...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年1月29日-ロンドン
    2000年1月29日-ロンドン 朝からカムデン・タウンへ。若い人に人気のストリート・マーケット。観光客も多く混雑する名所にもなっているようす。デビット・チッパーフィールドをはじめ、建築家やデザイナーのスタジオも多い。早い時間のせいか余り人はいなかったが、屋台ではおいしそうなソーセージを焼き、露天の店が多く昔の原宿駅前の雰囲気に近い。 ロンドンと言えば、ハイテック建築をイメージする。ロジャースやフォスター、ピアノだけでなく、最近ではウォータールー駅をデザインしたニコラス・グリムショーの印象が強い。ここでも88年の作品、セインズベリー・スーパーマーケットと住宅の複合施設が見られる。ハイテックスタイルというと、古い建物の多いヨーロッパではいささか唐突な存在感が気になる。雑誌では既存の町並みとの折り合いの付け方まで分からないので、この建物もそのあたりが気になっていた...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年1月30日-ロンドン→パリ移動日
    2000年1月30日-ロンドン→パリ移動日 今日は移動日、そしてそれはロンドンで最後の目玉である、ウォータールー国際駅の見学でもある。空港に匹敵する程の規模を持ちながら、都心に位置する駅。ヨーロッパ随一の利用客をカバーする、ヴィクトリア時代の旧駅への増築であるこの建物。見所はまさに、ダイナミックな新旧の接点ではないだろうか。ユーロスター改札口に面したその空間は、保存すべき偉大な建築と、それに負けないアイデンティティを持って、過去から現代へと繋ぐ空間のコラボレーションを見るかのようで、とても感動的だった。 すばらしいガラスの上屋を持つ旧駅。雑誌でみた上空からのウォータールー国際駅は、その旧駅に追いやられているかのような、狭い敷地に見えた。しかし、アーチ状でながく敷地なりにうねったガラス屋根は、昨夜バスから見た夜景の迫力と共に今だに頭へ鮮明に残っている。30メートル以上...
  • ブロンド少女は過激に美しく
    ブロンド少女は過激に美しく 監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ 原作:エサ・デ・ケイロス『ブロンド少女の異様さ』 出演:リカルド・トレパ、カタリナ・ヴァレンシュタイン ポルトガル・フランス・スペイン映画 64分 なんでしょう、この見終わって心がざわざわする感じ、映画館を出て、空調で冷えたからだへなまぬるい風が心地よく当たり、節電で暗いビルの谷間へスターバックスが見えて、誰かとこの映画について語り合いたいような人恋しい気分になりつつ。 1時間ちょっとの短い作品。冒頭の電車の中で切符を切るシーンでいきなり5分くらい?の長回し。見ているこちらがハラハラしちゃうような時間の使い方、100歳超えの監督にはコワイものありません的なオーラで。 リスボンから郊外へ向かう列車。男は隣席に座った見ず知らずの女性へ身の上話を始める。伯父の店の2階で働いていた男は、道を挟んだ...
  • パンク侍、斬られて候
    パンク侍、斬られて候 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 原作:町田 康 脚本・演出:山内圭哉 出演:山内圭哉/小島聖/中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース) 廣川三憲(ナイロン100℃) 加藤啓(拙者ムニエル) 原作は読んでいなかったけれど、世界観はとても近いようだ。冒頭、詩を作るのが趣味という侍が読み上げる奇妙な言葉がスクリーンへ映し出される。 紐を連続させたカーテンで、たて格子のように手前から映像を当てればスクリーンとなり、奥を光らせれば空間が浮かび上がる。光の強弱で場面を切り替えることが可能なため、とても素早い転換で映像を見ているようだ。 目の見えない娘が付き添う病弱な老人をいきなり切りつける浪人。人物の背後から小さな噴水が湧き、赤い照明でリアル...
  • ボウリング・フォー・コロンバイン
    ボウリング・フォー・コロンバイン 2002カナダ 監督・脚本・出演:マイケル・ムーア 製作:ウォルフラム・ティッチー 製作:チャールズ・ビショップ/ジム・チャルネッキ/マイケル・ドノバン/キャサリン・グリン 出演:マリリン・マンソン/チャールトン・ヘストン/マット・ストーン/ジョージ・W・ブッシュ 全米を震撼させたというコロンバイン高校銃乱射事件。その1時間前にアメリカはコソボへの大爆撃を行った。9・11後、国内の社会問題はほとんどがうやむやのまま軍事費増大の右傾化へ向かう。アメリカのこの状況に疑問や危機感を抱く世界中の声があふれている。 この映画の登場はタイミング的にもすばらしかった。マイケル・ムーアはアメリカ銃社会を皮肉に、そして批判的に、時に大爆笑させるギャグとして描く。大笑いしたあと、心のスキマにグ...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年2月2日-パリ最終日
    2000年2月2日-パリ最終日 本日17時でパリは最後。朝から、パリの外れ、ラ・デファンス地区を目指す。ここは、地下へ自動車交通を流し、地上の人工地盤には散策の場をもたらすなどの、かつてコルビュジェが提案した「300万人の現代都市」への強い模倣が見られる。もっとも、コルビュジェの生前から始められたにも関わらず、この開発へ声が掛からないほど、当時のフランス官僚へ嫌われていたようだ。 コルビュジェ自身も、パリ博覧会で「現代都市」を発表した頃とは、考えも、目指す建築にも変化が出ていたので、あまり興味は無かったのかも知れないが。ヨハン・オットーらによって設計されたグラン・アルシュ。ここから始まり、エトワール凱旋門を抜け、シャンゼリゼを通ってルーブル美術館へ至る軸線は、パリの都市軸として、強烈な印象を与えられる。 バスへ乗り、アラブ世界研究所へ。アラブ的な模様のダ...
  • MenuBar
    English カテゴリー 近況 Twitter Today s access history↓ パラノイドパーク カオスな東京 われら猫の子 欲々しい ブロンド少女は過激に美しく カルメン・ミランダ・バナナが商売 MOVIE大学 ボルベール パーフェクト・サークル アブストラクトなゆーわく Help 大竹昭子 Counter↓ 今日 - 昨日 - トータル - #thatsping My Photos↓ 写真は撮るよりも見るのが好きでしたが、FlickrへUPするようになって、カメラ熱上がってきました。 『写真術のためにおどんなお題目が並べられようと、それの主な効果は世界をデパートか壁のない美術館に変えてしまうことで、そこではあらゆる主...
  • 「JAM:東京─ロンドン」展
    「JAM:東京─ロンドン」展 期間:2002.2.8[金]─ 5.6[月・祝] 開館時間:12 00 ─ 20 00(金・土は21 00まで、最終入場は閉館30分前まで) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月10日[日](全館休館日) 入場料:一般\1000(\800)、大学・高校生 \800(\600)、中学・小学生\600(\500) 主催:(財)[[東京オペラシティ文化財団/バービカン・アートギャラリー/ブリティッシュ・カウンシル 協賛:日本生命/NTT都市開発/第一生命協力:キヤノン株式会社 思ったよりも盛りだくさんで、2,3時間いたのではないか。既に映画を1本見てきたので、かなり衰弱してしまうくらい体力をつかう展示会だった。それほどに肉体表現の多い展示ばかりで、時代はどんどんこの分裂した身体の表現...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年2月1日-パリ3日目
    2000年2月1日-パリ3日目 さすがに疲れの出てくる頃だが、今日はホテル近くの国立図書館から見学。付近は建設ラッシュで、クレーンが立ち並ぶ。集合住宅の建設が、ここでも目立つ。 4冊の本を開いて互いに向き合ったようなタワーは、内部の広大なヴォイドを予感させている。ドミニク・ペローがヴォイドを説明的に言うには、「パリの広場」としての役割を担う存在である、と言うことだ。今後開発の進む、パリ13区のスタート・ポイントとして、必要なのもは、スペースとエンプティネス。確かに明快な考えと、歴史への参照という姿勢の伺える提案に思える。それはまた、タワーと広場という、都市のランドマークとして、パリのみならず、ヨーロッパの街々ほとんどに共通した理念を持ち込んでいる。 読書する者への、家としての落ち着つける空間と、国立という威厳を、慎重に表現された内部空間だ。回廊から見え...
  • ロンドン・パリ旅行記/2000年1月31日-パリ2日目
    2000年1月31日-パリ2日目 どうやら明日はゼネストがあり、地下鉄やバス、タクシーですらほとんどつかまらないそうだ。とりあえず動きやすい今日の内に比較的外側へ行こうと、まずはコルビュジェ財団ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸へ。途中キュビズム的ファサードの建物を見つつ迷いながら到着。コルビュジェのピュリスム的純粋幾何学の構成を、ピロティや連続水平窓などの新しい建築言語によって造られた最初の例として位置づけられている。 銀行家ラ・ロッシュ邸の玄関を入ると3層吹抜けホールがある。今でこそモダニズムの構成として珍しくない造り。3階まで上がって行きながら様々な角度で展開する。新しく空間を構想する時のような、素直な興奮に見舞われる。ギャラリーへと降りるスロープ、さほど大きくない住宅だが視線が様々に抜けていく。広がりと連続感。 ここからはしばらく歩いた。マレ・ステヴァン...
  • ブロークン・フラワーズ
    ブロークン・フラワーズ 監督・脚本 : ジム・ジャームッシュ 出演 : ビル・マーレイ/ジェフリー・ライト/シャロン・ストーン/ ジェシカ・ラング/ティルダ・ウィンストン 映画は時間を通じた作者の世界観を伝えることの出来るメディアだと思うけれど、この作品はまさにジム・ジャームッシュの時間だと思った。映画のために作られた物語で、描写やプロットに無駄な部分を感じさせない。 それはビル・マーレイの映画だと言っても同じ事で、役者のキャラクターのために作られた作品で、セリフや「間」の取り方に無駄な部分を感じさせない。いきなり憂鬱な表情とフレッドペリーのジャージ姿でTVを観ている彼が、ずっと前からそうしているのだと感じさせるオープニング。 突然送られてきた手紙に暗示させたピンクや、旅先で遭遇する思わせぶりなピンクも、視覚的な効...
  • ひかりのまち
    ひかりのまち (WONDERLAND) 99年 イギリス 監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:ジナ・マッキー シャーリー・ヘンダースン モリー・パーカー イアン・ハート ジョン・シム スチュアート・タウンゼンド 他 http //www.asmik-ace.com/Wonderland/index.html k.m えー久しぶりの映画館でした。渋谷のプライム。開演30分前であわてて入り込みましたが、2番目のお客でした。拍子抜けしましたが、上映も来週までだし、ミニシアター系ではよくあることです。 ひかりのまち。原題はwonderland。不思議の国。主人公の兄弟に生まれた子供の名が、アリス。そこから取っているのでしょうか。けれど放題のタイトルのほうがしっくりきている作品です。 まあ日常を淡々と描く映画と言...
  • マグノリア
    マグノリア 99年アメリカ作品3時間7分/ 監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン 製作:ジョアン・セラー 出演:ジェレミー・ブ ラックマン、トム・クルーズ、メリンダ・ディロン、フィリップ・ベイカー・ホール、フィリップ・シーモア・ホフマン、リッキー・ジェイウィリアム・ H・メイシー、アルフレッド・モリーナ え?いつ落ちるの?で、これが? やっぱり映画の魅力は一筋縄でないかないなーなんて思う。出だしの引用からしてなにかを誘うつかみがある。そして音楽にのせてドラマのはじまりを演出するのですけど、これがまた長い。普通の長さを越えて、このまま続くのかと思わせておいてそうでもない。いくつものストーリーが交錯し、どこかで繋がって行くようで、そうでもない。けれどもそれぞれの調子が妙に共時的で面白い。小さな山場を迎えていくと次...
  • バタフライ・エフェクト
    バタフライ・エフェクト 監督:エリック・ブレス 、J・マッキー・グルーバー 出演:アシュトン・カッチャー 、エイミー・スマート 、 ウィリアム・リー・スコット 、エルデン・ヘンソン 、メローラ・ウォルターズ 『ラン・ローラ・ラン』と『メメント』を足したような映画。前半はなかなか魅惑的な描き方でよかった。けれどテンポ良く進みだしたあたりから微妙な空気を感じた。 主人公は何度も記憶を書き換える行為をおこなっていった。理想郷を求める使命を果たすかのように。確かにあの状況であれば可能な限りチャレンジするだろう。けれど観ている側の印象としては、身体的リスクや未来を変えることの重大さからは遠のいていくばかりだ。 つまり簡単な行為に感じてしまう。これは非現実的な行為という意外性を失うことと、神学的な慣習を裏切る意味で2重に危なっかしい演...
  • 未来を担う美術家たち-DOMANI・明日展2010
    未来を担う美術家たち-DOMANI・明日展2010 国立新美術館 アーティスト 古郷秀一、三好耕三、流麻二果、神戸智行、近藤聡乃、遠山香苗、近藤高弘、深井総一郎、鈴木涼子、山口紀子、町田久美、赤崎みま 国立新美術館のDOMANI・明日展が良かった(以下、興味のあった作品について)。まず三好耕三の写真が素晴らしい。「CACTI 1995」はサボテンが空間を構成する装置として見え、やがて北アメリカ大陸の先住民達が彫刻したトーテムポールにも見えてきた。 また、「ROOTS 1990」は植物の根がまるでアルコールづけの奇形児を見てしまったかのように緊張が走る。それは妖怪が実在の奇形からヒントを得てその形をかりたような概念的なものではなく、この世に実在するデカダンスとして迫ってきた。 流麻ニ果の油絵は、雑誌や日常で出会った見知らぬ他人をモチーフにしていると言うが、溶け...
  • 潜水服は蝶の夢を見る
    潜水服は蝶の夢を見る 監督 : ジュリアン・シュナーベル 原作 : ジャン=ドミニク・ボービー 脚本 : ロナルド・ハーウッド 出演 : マチュー・アマルリック 、 マリー=ジョゼ・クローズ 、 マックス・フォン・シドー 脳溢血に襲われ運動機能を完全に失い、言語療法士の導きにより目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。その手段のみで言語的なコミュニケーションをはかれるところまで、冒頭から主人公目線によるカメラアングルが続く。 映画は1人称で描けないというか、完全には難しい。きっと閉塞感が強くて耐えられない。主人公の姿をを写したとたんその閉塞感は消える。1人称の外へ、主人公の外へ出られたという開放感。3人称へと転換する場面の差によってのみ得られるカメラアングルからの開放感は、主人公の不自由さをわずかでも共有した気分にさせる。 言語を再度手にした主人...
  • 介護入門
    介護入門 モブ・ノリオ (著) 価格: ¥1,050 (税込) 出版社 文藝春秋 介護をする生活を通して見えてくる世界。親戚への、介護者達への憎悪を通して見えてくる世界。それは恍惚としたドラッグの経験を通して語られる。祖母への想い。家族への愛情。それらは一連なりのメロディーとして語られる。 ラップのようなリズムで暴力的な言葉が連なり、YO、ニガーと続く。介護とは無償の決断なのだろうか。血の絆を信じるとはいったい自己を捨てるということか。祖母を在宅介護するとは・・。 仮にこの小説が介護など興味も現実味もない人達へ向かって放たれた過酷な体験記だとすれば、芥川賞を取ったことによりその使命は果たされたかもしれない。けれどこれはフィクションだ。ドキュメントではない。なので僕らはこれを読んで笑い飛ばし、く...
  • 東京国立近代美術館の写真作品
    東京国立近代美術館の写真作品 所蔵作品展「近代日本の美術」 +緊急企画「特集 東北を思う」 東京国立近代美術館 本館所蔵品ギャラリー(4F-2F) 前期:5月17日(火)~6月26日(日) 後期:6月28日(火)~7月31日(日) 先日行った東京国立近代美術館の展示には、見たかった写真作品がたくさん点在していた。畠山直哉・川の連作、石元泰博・桂、 奈良原一高・王国など、どれも本のキャプションなどで小さく見ていたものばかりだったので、実物に触れることが出来とても良かった。 畠山直哉・川の連作は、渋谷川へ降りて撮影した作品。地面の高さにカメラを据えているので、地上部分と地下部分が同じ長さになった縦長の写真が横にズラリと並ぶ。アオリが建物を抽象化させ、アイレベルから下部へ反転させたもう一つの渋谷が広がっている。 それ自体アンシンメトリな均衡...
  • セキュリティ社会
    セキュリティ社会-2004 Yodobasi1.jpg ここ数年著しく監視社会へと変化を遂げていく日本。アメリカの影響だけでなく、世界的な流れでもある。関連情報をクリップして考えるページ。2004-01-10/k.m JCBなど5社、マンションに「血流認証」を導入● 血流認証は、光学技術を用いて指内血管パターンを検出する方式の認証システム。血管パターンは、指紋と同様に個々人で特有のパターンを持ち、一卵性双生児でも全く異なる。 反対派サイト(いっぱいある imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 監視社会を拒否する会● 賛成派サイト(あります?) でも実際は肯定している例は多々 ...
  • マスク刑事
    ↑記念すべき、シリーズ第1弾 今後の展開を考える場所 #01マスク刑事の捜索 街中を捜索する刑事。 その姿はとても焦っている様子だ。 (タイトルカット) 近寄ったり遠景だったりとカットが繰り返される。 突然走り出す刑事。 その先にはあやしい影。 追う刑事。 後姿がチラリ。 二人の走る影。 肩に手を伸ばす刑事。 振り向くと同じ顔・・。 (エンディング) 二人の走る影。 #02マスク刑事の失恋 河川敷。 男女二人の遠景。 近寄るとマスク刑事と女性の後姿。 突然ビンタされる刑事。 「バカっ!」と言って走り出す女性。 途方に暮れる刑事。 (タイトル) 手をつないで楽しそうに走る二人。 (タイトル2) 前を歩く刑事、時より笑って振り向く。 女性の後姿(楽しそう)。 (フェードイン) 全力疾走する刑事。 立ち止まり、河に向って叫ぶ。 ...
  • TOKYOEYES
    TOKYO EYES 監督・脚本:ジャン=ピエール・リモザン 出演:武田真治、吉川ひなの、杉本哲太、北野武(特別出演) 共同脚本:サンティアゴ・アミゴレナ、フィリップ・マドラル、坂元裕二 制作:堀越謙三、ヘヌガメ・パナヒ 武田真治と吉川ひなのが交わす会話はまるで素のままにみえる。ドキュメントらしさが入り込む演出というのか、カメラワークにもそんな印象を感じる。 下北沢を舞台にしたこの物語りは視線をテーマとしているようだ。 意図せずして視界に入ってしまう、それが視線となって向けられてしまう世界。そこへ苛立ちを覚える主人公。彼は実弾入りの拳銃をそんな対象へ向けて発砲する。けっして当てはしないが、当然連続的に多発するそれは事件として指名手配を受ける。吉川ひなのが電車で盗撮している武田真治を偶然発見し、やがて彼に惹...
  • 悪人
    悪人 吉田修一 (著) 出版社 朝日新聞社出版局 週刊ブックレビューで本人が出ていた。いつも心がけているのは「見たままを書く」ことだという。タイトルが絶妙という意見もあった。確かに吉田修一の小説はカメラが映したものを簡潔に書きとめているような、そのカメラも出来るだけ透明な視点でとらえられているような気がする。 新聞小説の区切りがテンポのよい場面展開をつくっている。4ページくらいに各人物の行動だったり、情景の描写だったり、事後のインタビューのようだったり、まるで事件を扱ったドキュメンタリーのようだ。一方で、自由自在に当事者の内面を渡り歩くことはフィクションならではだけど、簡潔に書かれているせいか、入り込むことを抑えられているようでもある。 克明に記録された時代の空気のように、人物たちは同時代性を感じさせる。出会い系だとか、希望格差だとか、新聞のネ...
  • ペンギン村に陽は落ちて
    ペンギン村に陽は落ちて 高橋源一郎 集英社 目次 ペンギン村に陽は落ちて―前編 愛と哀しみのサザエさん いつか同時代カンガルーになる日まで キン肉マン対ケンシロウ 連続テレビ小説ドラえもん ペンギン村に陽は落ちて―後編 マンガと小説の中間。はてしてそのように著作を言っていいものだろうか。既に一番古い「連続テレビ小説ドラエモン」が書かれてから17年もたっている。ドクタースランプやら、キン肉マン、北斗の拳など、ちょうど自分が必死になって読み続けていた小学生の頃、その数年後にこの著作は世に出されている。 当時少年としてリアルタイムでマンガに夢中だった世代である自分が今、この作品を書いた頃の作者に近い年齢となって手にしているのだ。 固有名詞が多いだけに、時間の経過を思...
  • ヘヴン
    ヘヴン Heaven 2001年/ドイツ・イギリス/1時間36分 配給:アスミック・エースエンタテインメント 監督:トム・ティクヴァ 脚本:クシシュトフ・ビエシェビッチ、クシシュト・ピエシェヴィッチ 音楽;アルヴォ・ベルト 出演;ケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビージ、レモ・ジローネ、ステファニア・ロッカ、アレッサンドロ・スペルドゥーティ、マッティア・スプラジア、ステファノ・サントスパーゴ、アルベルト・ディ・スタシオ 1996年、他界したクシシュトフ・キェシロフスキが、クシシュトフ・ピエシェヴィッチと共同執筆した遺稿。“HEAVEN、 HELL、 PURGATORY(天国、地獄、煉獄)”の三部作のうち、唯一キェシロフスキが書き上げた幻のシナリオ。とのこと。 この監督のは「トリコロール」や「デ...
  • 写真
    今までに取り上げた写真関連リスト 近況-2004-4-2004-6 MenuBar Self-Reference ENGINE photographers #039;gallery なぜ、植物図鑑か アンリ・カルティエ=ブレッソン サイト・グラフィックス展 シルバーウィークにアレコレ・感想4つ フォトグラファーの仕事 マーティン・パー写真展 ランドスケープ 柴田敏雄展 ヴォルフガング・ティルマンス展 写真展と写真集メモ 写真新世紀-2006 土田ヒロミのニッポン 映画と写真は都市をどう描いたか 最近の冬 東京国立近代美術館の写真作品 野口里佳の展示を見て 銀座で写真展2つ 写真-覚書 2013-07-16 片山博文「Facts in Flatness 」■アンドレアス・グルスキーが写真をデジタル加工し、コンセプチュアル性を高めているのに対し、彼は写真...
  • <私>という演算
    <私>という演算 中公文庫 保坂和志(著) 価格: ¥680 (税込) 小津安二郎の映画には独特なカメラワークがある。よく言われる低いカメラアングル以外にも、目線のあっていない向き合う視点とか、誰もいない部屋をとらえる視点だとか。そして彼の作品を批評した膨大なテキストがある。それは一ジャンルを築き映画批評の柱として存在している。 一方でそれらのテキストは一人歩きしていて、何か入り込めない城壁を築いているようにも見える。小津安二郎の映画を楽しむことは出来ても、膨大なテキストを通して見えてくる小津像なるものはとても崇高なものであり、簡単に楽しむことを拒んでいるようだ。それほどに豊かなテキストを生み出す作品という存在で、それはそれで興味深い。何れ楽しむテキストもきっと多い。 「秋刀魚の味」という作品。それを見たときの素朴...
  • カテゴリー
    カテゴリー一覧 ネット 作家 写真 小説 展示 建築 旅行 映画 監督 リンク元一覧 申し訳ありませんが、recent_ref プラグインは提供を終了し、ご利用いただけません。 人気一覧 最近のノート 近況 写真 テレビ朝日を見学 近況-2005-2-2006-1 ロンドン・パリ旅行記/2000年1月28日-ロンドン MenuBar 決壊 欲望 k.m 六本木ヒルズ 近況-2003-7 ツィゴイネルワイゼン 近況-2006-8-2008-1 近況-2003-6 「せんだい」 回路 ロンドン・パリ旅行記/2000年1月29日-ロンドン アンダー・コンストラクション−アジア美術の新世代 近況-2004-7-2004-12 近況-2003-8 eanak クリエイターズ 近況-2003-9 WALKABOUT美しき冒険旅行 Invit...
  • レイクサイドマーダーケース
    レイクサイドマーダーケース 監督 青山真治 原作 東野圭吾 脚本 深沢正樹 青山真治 出演 役所広司 薬師丸ひろ子 柄本明 鶴見辰吾 杉田かおる 黒田福美  眞野裕子 豊川悦司 「お受験」を通じて理想の親子を演じるという自我。本物の親とはそんな演技の中にだけ存在しているという確信犯的・家族。 子供はそんな親を見て演技に参加し、誰よりもフィクションに溺れていく。そんな中で事件は起きたというストーリー。 原作がどうあれ、これは青山真治の描く恐怖だ。カメラワークや会話の間、どれをとっても恐怖への意識があって、とても面白く出来ていると思った。 相変わらず興行的にはコケていたけど・・。2006-02-12/k.m コメントをぜひ ...
  • ビッグ・リバー
    ビッグ・リバー 出演 オダギリジョー, カヴィ・ラズ, クロエ・スナイダー 監督 船橋淳 車と人があればロードムービーになる。そんな単純なことからはじまる映画ほど素晴らしかったりする。映像が与えてくれる時間感覚の中で、最もリラクゼーションに近いからだろうか。 かといって環境ビデオでは得られないドラマがある。出会いと別れが生み出す感情の起伏がそこにはあって、遠く見えなくなるまで追い続けるカメラの視線が緩やかに増幅させてくれる。 女性一人に男性二人というトリオ構成も、黄金比に近い。この映画には、用意周到なロードムービー魂を感じる。人が人に惹かれあう時、目の前に広大な荒野しかないなんて。2007-01-26k.m コメントなど ...
  • フォトグラファーの仕事
    フォトグラファーの仕事 太陽レクチャー・ブック 佐内 正史 (著), 長島 有里枝, 蜷川 実花, 野口 里佳, 藤代 冥砂 価格: 1,575円 出版社 平凡社 写真家の本音トーク。 佐内正史さん軽い!。 薄着がいいんじゃない。ってぇ。 これからの写真家へのアドバイスで。 たぶん女の人みんな30になったほうが、気が楽だと思う。 っと長島有理枝さん。 デジカメはすぐみれちゃうから良くない。 っと蜷川実花さん。 幻想系、耽美系、禁断系の作家がすきだった。 っと藤代冥砂さん。 でもそんな中でひときわ発言のすわっているのが 野口里佳さんだ。 会話が生まれたことで、そこの現実が変わってしまったように...
  • 野口里佳の展示を見て
    野口里佳の展示を見て imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 光 松本陽子/野口里佳 - 企画展 国立新美術館 大きな展覧会は原美術館以来か。アーティスト・トークを目指したが、電車トラブルなどで1時間以上遅刻。小柄で、おっとりした口調で穏やかにプレゼンしている本人を見て意外だと思った。作品から想像するにもっと強かな人物像を描いていた。けれど話を聞いていく内、力強い信念のようなものがにじみ出てくる。口調こそ穏やかだけれど、オーラを感じた。 原美術館以降の作品と、展示会用の新作を合わせたラインナップ。すっかり巨匠となって、最近では世界中の展示会オファーに向けて新作を用意するのだと言う。そのせいか近作には実験的と思えるような作品が多い。ピンホールカメラを大陽へ向けて撮った作品、宇宙...
  • 旅行
    今までに取り上げた、あるいはまとめた旅行リスト imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 NYC旅行+写真 「せんだい」 イタリア旅行記 イタリア旅行記/2000年12月23日 イタリア旅行記/2000年12月24日 イタリア旅行記/2000年12月25日 イタリア旅行記/2000年12月26日 イタリア旅行記/2000年12月27日 イタリア旅行記/2000年12月28日 カオスな東京 スペイン-ポルトガルを探る場所-映画編 スペイン-ポルトガルを探る場所-書物編 ポルトについて ヨーロッパの不思議な町 ロンドン・パリ旅行記 ロンドン・パリ旅行記/2000年1月29日-ロンドン ヴェネツィアの宿 夜の散歩 旅 越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2003問題 ...
  • キカ
    キカ 1993年,スペイン,115分 監督:ペドロ・アルモドバル 脚本:ペドロ・アルモドバル 出演:ベロニカ・フォルケ、ピーター・コヨーテ、ビクトリア・アブリル、アレックス・カサノバス、ロッシ・デ・パルマ このあいだブニュエルの「黄金時代」をみたばかりのせいか、どうもこの分からないけどスゴイ感じってのも悪くない。 ペドロ・アルモドバルの作品はオトナなイメージと、カトリック的な雰囲気が強かったのでとても意外だった。ガッチャマンみたいなTVカメラを付けたお姉さんは、その貪欲さに溺れ果ててしまうのだけれど、とても凛々しいので面白い。 すべての登場人物がキャラが濃く、それでいて暑苦しい気分にもさせず、結局いつものスマートな世界へ導いてくれるのだった。すごいな。2005-08-01/k.m カテゴリー-...
  • プラグイン試験
    最近のノート 近況 写真 テレビ朝日を見学 近況-2005-2-2006-1 ロンドン・パリ旅行記/2000年1月28日-ロンドン MenuBar 決壊 欲望 k.m referer ?plugin=referer ?plugin=referer[ page=小津安二郎][ sort= 0d]
  • Mother'sArt!VOL.3
    Mother sArt!VOL.3 VOL.2から実に2年半ほど経ちました。wiki化にともない新たにコメントを頂けましたので、今回復活することが出来ました。あれ以来母は陶芸の道に入りました。今では作品も大分増えてきまして、しっかりデジカメ画像を使ってファイリングしています。その中から最近の2つを送ってもらいました。例によってコメントは本人に書いてもらいました。2003-05-18/k.m #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 サラダボール サラダボールは初めに円形を作って粘土をひも状にして二段積んで一ヶ一ヶ仕上げに削った物です。六ヶ同じく仕上げるのが難しいです。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 足つき小鉢 足...
  • めがね
    めがね 監督・脚本 : 荻上直子 出演 : 小林聡美 、 市川実日子 、 加瀬亮 、 光石研 、 もたいまさこ その島に訪れた客が2人だったことは、オープニングに示唆されていたけれど、まるで時差を経た同一人物を描いているかのように、似ていた。 カキ氷を断る出会いから、自転車に二人乗りする中盤、そして赤いマフラーをしてくるエンディングまで、似ている二人の絡みが映画の中心にあって、それはこの島を訪れる人の心の経過を伝える合わせ鏡のようでとても興味深かった。 一つのエピソードに対してカット数は出来るだけ絞られていて、固定されたカメラアングルの中でゆっくり動く人物像は、まるで写真(水平の広がり)と映画(時間的な広がり)の曖昧な領域を見続けているような気分にもなった。 効果的だったのは、声だけが連続していてカットが細かくつながれる海辺で語る加瀬亮のシーン...
  • Mother's Art!VOL.2
    Mother sArt!VOL.3 VOL.2から実に2年半ほど経ちました。wiki化にともない新たにコメントを頂けましたので、今回復活することが出来ました。あれ以来母は陶芸の道に入りました。今では作品も大分増えてきまして、しっかりデジカメ画像を使ってファイリングしています。その中から最近の2つを送ってもらいました。例によってコメントは本人に書いてもらいました。2003-05-18/k.m #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 サラダボール サラダボールは初めに円形を作って粘土をひも状にして二段積んで一ヶ一ヶ仕上げに削った物です。六ヶ同じく仕上げるのが難しいです。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 足つき小鉢 足...
  • Mother's Art!
    Mother sArt!VOL.3 VOL.2から実に2年半ほど経ちました。wiki化にともない新たにコメントを頂けましたので、今回復活することが出来ました。あれ以来母は陶芸の道に入りました。今では作品も大分増えてきまして、しっかりデジカメ画像を使ってファイリングしています。その中から最近の2つを送ってもらいました。例によってコメントは本人に書いてもらいました。2003-05-18/k.m #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 サラダボール サラダボールは初めに円形を作って粘土をひも状にして二段積んで一ヶ一ヶ仕上げに削った物です。六ヶ同じく仕上げるのが難しいです。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 足つき小鉢 足...
  • 見えない家族
    見えない家族 日経デザイン98年2月号 この一見センチメンタルなタイトルは、日経デザイン http //nd.nikkeibp.co.jp/nd/index.shtml98年2月号の特集です。 戦後の家族解体の流れ。アジア的封建制度を否定する様に、家族という共同体の息苦しさを否定し、個人主義の奨励をいそしんできた日本の現状を批判的に見る視点。それを商品コードにそって分析した、非常に興味深い特集でした。 時代の流れは速い。久々にこの雑誌をめくるとそれを実感させられるが、面白いのでここに並べてみます。 ヘヴィーデューティー使用のラジカセやポータブルCDプレイヤーの登場。→ストリート系の若者が増えてきた。興味の対象は家にだはなく外へ向いている。本物志向にこだわり、常に周りの友達の目を気にしている。反面、無関係な人への関心は皆無なため、地べた、階段、コンビニの前、自...
  • ナイロビの蜂
    ナイロビの蜂 監督:フェルナンド・メイレレス 主演:レイフ・ファインズ/レイチェル・ワイズ グローバリゼーションなどと言って、実際は富める国が第三世界の貧しい国を食い物にするという構造が、世界の隅々にまで行き渡っている現在。社会の構造そのものが暴力的なのだということ。 少数の富める者が政治的にも経済的にも実権を握って国中の富を独占しているのに対して、大多数の人々が教育からも医療からも見放されているという状況がある。そんな第三世界に生きているメイレレス監督が「シティ・オブ・ゴッド」の次に描いたのは、アフリカでの薬物実験、製薬会社と官僚との癒着。 けれどこの映画の凄いところは、ハンディカメラでの生き生きした映像や音楽の組み合わせが軽やかに繋がっていること。まるで社会派なんて呼ばれてしまうことから逃避していくようにテンポよいリズムにはまってい...
  • 東京物語
    「東京物語」 監督:小津安二郎 脚本:野田高梧 小津安二郎 撮影:厚田雄春 出演:笠智衆、東山千栄子、杉村春子、山村聡、香川京子、大坂志郎、原節子、三宅邦子、東野英治郎、中村伸郎、十朱久雄 どことなく懐かしさをともないながら、切なさが何度も襲ってくる。 どうして老夫婦はあんなにもゆっくりとしゃべるのだろう。そのペースへはじめ違和感を感じた。特におじいさん(笠智衆)の方などセリフを棒読みしているかのようでもある。しかしそれがまったく不快に感じられず、むしろいつまでも続いてほしいという「はかない」思いが込みあげてくる。 こんなにも、映画を観ていて「失いたくない」という思いを登場人物達へ感じることは滅多にない。これが「日本の家族というカタチ」への感情移入であるのか、「映画の空間」に感じているのかは定かではな...
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