名物教師列伝(こち子編)

タ イ ト ル : 名物教師列伝(こち子編)
登  場  回 :第 4 7 回 放 送
分     類  : 人 物 名  鑑

こち子が通っていた高等学校では、生き残る為に女心を掴む事が非常に重要であり
それが出来ない先生はイビられる可能性すらある。
この項は、そんな複雑な女心を見事に掴んだステキな先生方の一部を紹介します。
尚、放送で語られ無かった部分は想像の翼を広げております。
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野球部の顧問:
こち子が仲良くしていた先生。こち子を含め、何故か波乱万丈な人生を送る生徒と仲が良い。

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音楽の先生:
凄くステキな先生で指揮棒を構えた姿がカマキリに似ている為「カマキリ先生」と呼ばれている。
地元のFMラジオ局でクラシックの番組を持っている「俺のドイツ語、ウィーンなまり」との名言を残す。

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ボンボンの先生(教科は不明):
広大な農場を持つ大地主のボンボンで、趣味で教師をしている。
数々の伝説を持ち、教員同士の飲み会の開始時にポンと札束(20万円)を机の上に置いて
「皆さん、楽しく呑みしょう」と言える位の金持ちっぷりを発揮する。

ココで、ずっと聴いていたこちが絶叫「そりゃ楽しくなるわ!キャー」

しかし禁止されている農薬の散布で警察に注意されたり、浮世離れしたお茶目な一面も持つ。


こち子が熱く語る、彼の素敵エピソードがある。

それは、ある冬の日…彼が車で登校して来た時。
こち子の高校はすごい坂の上にある為、冬は坂の下で車を降りて歩いて教室に行かなければならない。
雪が降りしきる中、手袋をして上等なコートに身を包み首元に赤いスカーフを巻いた粋な格好で歩き出す。
只でさえ急な坂の上に、足元が悪い雪の日なので「生徒が待っている、急がなくては」と考えるのだが
思う様には進まない。

場面が変って、こちらは教室内の生徒達の様子。
生徒達:「ん~?先生、今日は遅いね」ザワザワ…「先生教室来ないな、どうしたんかな?」と思っている所へ
ガラガラっと戸を開け先生が遅れて到着。コート着をたまま歩いて来ているので、雪にまみれている。

開口一番。先生:「雪で遅れてしまいました」と言い。喉元にひるがへりし、赤い格好の良いスカーフを手で
シュッ!と引き抜いた。スカーフは横に伸びた赤い一条の光の様になったかと思えば、すぐさまフワリと
元のスカーフに戻った※
「…授業を始めましょう」と決め台詞を言い給ふ。その優美で男らしい仕草は女生徒をとりこにした。
その耳にはスカーフの絹ずれの音が聞こえ、その目にはスロー再生の如く映像がはっきり見えた事だろう。

そして女生徒の反応は…キュン「すてき!授業を始めたい!スカーフ格好いい」と黄色い声を上げ
しばらく「シュッ!授業を始めましょう!」というモノマネがこち子達の間で流行ったそうだ。

ボンボンで全てにおいてスマートな、こち子が恋した先生。
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※これに比肩し得るのは、エヴァ弐号機の初登場シーンの「イージス艦の上でマントをまとってる弐号機」
くらいのものだろう。

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最終更新:2009年09月24日 04:43
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