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用語一覧 - (2011/03/26 (土) 06:22:53) の編集履歴(バックアップ)


神の鉄槌
 三国調和以前の空の国が大地に対して行っていた、管理と言う名目の虐殺行為。浮遊石を採掘したために浮遊力の無くなった島を、人々の住む地域に落とす行為である。過去数百年のうちに数度行われており、これにより非常にたくさんの大地の民が亡くなったことで、空の国を嫌う大地の民もいる。



ギルド
 様々な特技を持った者たちが集まる団体。街や人々が出来ないことを依頼として請け、その特技を持って代行する。
 数あるギルドの中でもメンバー数が多く、実力の高い三つのギルドを、三大ギルドと呼ぶ。


トリアングルム
 大地の国に元々あった多数の『ギルド』を統括し、海の国や空の国からの依頼も請けられる様に仲介している組織。海の国の技術である水鏡通信を用いて、遠く離れた地からでも依頼を受け取ることが出来る。
 依頼を受け取ったトリアングルムは、その内容や難易度を判断し、どのギルドに任せるかを決める。その後、決められたギルドに依頼内容を水鏡通信で送り、受け取ったギルドはその依頼に参加するメンバーを募る。集まったメンバーが依頼を終了すると、ギルドはトリアングルムに結果を報告し、トリアングルムが受け取った依頼主からの報告とに相違がなかった場合、ギルドに報酬を支払う。(任せられるギルドは一つとは限らない。依頼内容によっては複数のギルドに任せる場合や、そのギルドが別ギルドに協力を求める場合もあり、その際の報酬は分割して与えられる)
 依頼主からは基本的に報酬は貰わず、ギルドに支払われる報酬はトリアングルムが決め、三国が負担する。これは、弱みに付け込んで法外な報酬を要求するギルドを出さないようにするための措置である。
 なお、全てのギルドはトリアングルムに所属しなければならず、トリアングルムを介さない依頼は『裏依頼』と呼ばれ、正規の依頼として扱われない。裏依頼を請けたことが判明したギルドは、トリアングルムから除名され、依頼を請けられなくなる。


浮遊島
 空気に触れると浮かび上がる性質のある『浮遊石』を多く含んだ島で、大小さまざまなものが空に浮かんでおり、空の国はそのうちの一番大きい島に作られている。
 ただし、浮遊石の性質上、島の浮遊を維持するためには他の地底から浮遊石を採掘し、補充する必要がある。空の国のある島は年間数センチずつ浮遊力が落ちており、数十年に一度、浮遊石を補充している。
 なお、空の国がある島以外の浮遊島は殆ど無人島であり、中には独自の生態系を確立した動物たちが存在している島もある。

 浮遊石の性質は無限ではなく、小さなものは浮かんでいられる時間に限りがある為、浮遊石を含む量によっては落ちてしまう島がある。(だいたい、小さな島から落ちていく)空の国では、島の浮遊を維持する為に他の島から浮遊石の採掘を行っており、昔はそれによって潰されてしまう町などがあった。空の国の宗教的にはそれを「神の鉄槌」などと言って、大地の者を統治する立場であるとしていたが、三国調和の道を歩み始めてからは、被害の出ない地域に移動させて落とすなどをしている。


浮遊石
 一見普通の石だが、空気に触れると浮かび上がる性質を持つ。基本的に世界中に分布しているが、大抵地底深くに存在しているため、通常は空気に触れることなく単なる石のまま埋まっている。
 浮遊石の性質は無限ではなく、石の大きさによって浮かんでいられる時間が限られる。ただし、拳大の大きさで小さな島一つ浮かび上がらせられるほど強力なため、マジックアイテムとして使用する場合は加工が必要である。
 何らかの原因で地底に空気が送り込まれ、浮遊石が島ごと浮かび上がったものを、『浮遊島』と呼ぶ。

水鏡通信:波の立たない水(壷の中の水や、皿の中の水など)に、文字を書いた特殊な紙を溶かすことによって、その書いた文字を受信する側の水に映し出すことが出来る。どの受信水に送られるかは特殊紙に刻まれた文様で決まっており、トリアングルムに送られる特殊紙は商人に渡され、無料で配布されるようにしている。