**なぜ変換が必要か 前の段階で出力したガーバファイルはパターンの形をそのまま表している形式です。 CNCフライスで切削する場合、刃には太さが有るため、 そのまま切削すると、刃の半径分パターンが内側に細くなってしまいます。 そこで、刃の半径分外側を掘る必要があります。 そのオフセット考慮した軌跡を計算し、さらに、彫り込む深さや切削速度の指定を加えたものが Gコード(正確にはNCプログラム)なのです。 直接NCマシンを動かす場合は、このGコードを読み込む必要があります。 **pyGerber2Gcodeのダウンロード [[https://code.google.com/p/pygerber2gcode/]]を開き、 ダウンロードページから以下の2つのファイルをダウンロードして下さい。 -pygerber2gcode_cui.py -pyg2g_cui.conf **pyg2g_cui.confの編集 CUIソフトのため、pyg2g_cui.confの内容を編集することによって書く項目の設定を行います。 設定項目の意味は以下のとおりです。 -GERBER_DIR ガーバファイルの保存してあるフォルダをフルパスで指定する -FRONT_FILE 両面基板の場合、表面(部品面)のガーバーファイル名を指定する。 -BACK_FILE 裏面(ハンダ面)のガーバーファイル名を指定する。 -DRILL_FILE ドリルファイル名を指定する。 -EDGE_FILE 基板外形も切削する場合、外形のガーバファイル名を指定する。 -MIRROR_**** 表裏反転処理をするか指定する。有効にするには1、無効は0を指定する。 -ROT_ANG 基板を回転する角度を指定する。回転しない場合は0を指定。 -OUT_DIR 変換後のGコードをどこに出力するかフルパスで指定する。 -OUT_***_FILE 出力するGコードのファイル名を指定する。