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CNCフライス盤による基板作成/Gコードへの変換 - (2013/02/27 (水) 16:57:46) のソース

**なぜ変換が必要か
前の段階で出力したガーバファイルはパターンの形をそのまま表している形式です。
CNCフライスで切削する場合、刃には太さが有るため、
そのまま切削すると、刃の半径分パターンが内側に細くなってしまいます。
そこで、刃の半径分外側を掘る必要があります。
そのオフセット考慮した軌跡を計算し、さらに、彫り込む深さや切削速度の指定を加えたものが
Gコード(正確にはNCプログラム)なのです。
直接NCマシンを動かす場合は、このGコードを読み込む必要があります。

**pyGerber2Gcodeのダウンロード
[[https://code.google.com/p/pygerber2gcode/]]を開き、
ダウンロードページから以下の2つのファイルをダウンロードして下さい。
-pygerber2gcode_cui.py
-pyg2g_cui.conf

**pyg2g_cui.confの編集
CUIソフトのため、pyg2g_cui.confの内容を編集することによって書く項目の設定を行います。
設定項目の意味は以下のとおりです。
-GERBER_DIR ガーバファイルの保存してあるフォルダをフルパスで指定する
-FRONT_FILE 両面基板の場合、表面(部品面)のガーバーファイル名を指定する。
-BACK_FILE 裏面(ハンダ面)のガーバーファイル名を指定する。
-DRILL_FILE ドリルファイル名を指定する。
-EDGE_FILE 基板外形も切削する場合、外形のガーバファイル名を指定する。
-MIRROR_**** 表裏反転処理をするか指定する。有効にするには1、無効は0を指定する。
-ROT_ANG 基板を回転する角度を指定する。回転しない場合は0を指定。
-OUT_DIR 変換後のGコードをどこに出力するかフルパスで指定する。
-OUT_***_FILE 出力するGコードのファイル名を指定する。