ランスについて |分類|長柄(槍)| |地域|西ヨーロッパ| |全長|3.6~4.2cm| |重量|3.5~4.0kg| 槍、というとランス、ジャベリン、スピアと混同しますが ランスは「騎兵用の槍」というのが定義です。 基本的に槍は刺突重視の武器ではあるがランスには穂先のような刃物はなく 完全に刺突専用の武器となっている。 馬による突撃力を活かし、相手に突き刺す戦い方がランスの基本的な使い方ではあるが その突撃、貫通力は半端なく重装歩兵の鎧などを貫通する事も珍しくはない。 一方でこの長さ、重量にして片手で扱わなければいけないという武器なので 乱戦では不向き、揺れる馬上から相手を狙い突き刺した衝撃にも耐えなければならないため 使いこなすには相当熟練と体力を要する武器であった事も間違いない。